冠山・南壁
- GPS
- --:--
- 距離
- 4.1km
- 登り
- 828m
- 下り
- 297m
天候 | 曇のち晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
また冬山準備として前穂高北尾根でもと思ってたけど
雪が全くなさそうだったので
やめて冠山南壁に行ってきました。
前日に豊田でクライミングをしたので、
ちょっと寝不足&筋肉痛のままの突撃。
まぁ、無事に帰ってこれたし、紅葉も綺麗でなによりでした。
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Co.948を過ぎたあたりから笹藪が酷くなる。
いろんなとこに引っかかって、なかなか進めない。
下向きに生えた笹が体を押し戻す。
油断すると藪が目にあたる。
6月に来たときより凄くなってるかもしれない。
時折、低いうなり声を耳にする。
下の道から聞こえてくるトラックの音??
でも何かしら大型の動物が動いた気配もする。
酷い笹藪の急斜面だし、赤い実も殆どないから
熊はいないと思うけどな。
まぁ、いても無視しよう。
11時。南尾根に乗った。
出発より2時間弱。
笹藪に苦戦したけど前回より早く着いた。
これから少しは楽になるかと思ったけど
藪は酷いままだった。
尾根は切れ落ちている箇所もあり、油断はできない。
11時30分。南尾根取付に到着。
向かって左側に行くとルンゼがあり、そこから登攀する。
今回も濡れていて滑る気がしたので
クライミングシューズで登攀することにする。
クライミングシューズに変えると
細かいホールドに乗りやすく快適だった。
ただ、ルンゼを詰めていくと今度は木の根やら土が増えてきた。
この辺りは登山靴の方が良さそうだった。
岩壁に突き当たったので右手にまわってテラスへでる。
眺めが良くて風も吹いていて気持ちいい。
冠山は人気の山だけど、ここには誰もいない。
歩いてきた南尾根と奥美濃の連なりを静かに楽しんだ。
お茶と昆布のおにぎりが美味しい。
テラスを回り込み、最後のルンゼを登攀する。
中央に藪があったけど、こちらは乾いていて快適だ。
ザイルを出した方がいいかなとも思ったけど
クライミングシューズなら快適そうだったのでフリーで抜ける。
ルンゼを抜けるとちょっとしたテラスになっていた。
頂上へ続く斜面を見上げると
紅葉した木々が青空に浮かび上がっていて綺麗だった。
登ってきた南尾根は日に透かされていて明るくなっていた。
時間は12時10分、まだまだ余裕だ。
勿体ないので、ここでも一休憩した。
珈琲が作れたら最高だったな。
12時50分。藪をかき分けて頂上に着く。
頂上には
冠峠からきた方々が見えていて景色を思い思い楽しんでいた。
藪からごそごそ来たので
熊かと間違われてスプレーをかけられるかとドキドキしたけど
大丈夫だった。
ギアを片付けながら展望を楽しんだ。
西にはもう一つお気に入りの金草岳が見えた。
あちらへの縦走も楽しそうだな。
いつもながら来るまで迷ったけど、
紅葉は最高だったしやっぱり来て良かった。
帰りはいつもの温泉でゆっくりしよう。
PS1:冠峠からは自転車で車の所まで戻った。
道は濡れていてスリップが怖かったけど
紅葉を見ながらのサイクリングは楽しかった。
時折、追い越していく車の方がいたけど
ママチャリで何してんだろなと思っただろな。
PS2:夕ご飯は最近お気に入りのSAの味噌ラーメン。
北海道味噌でチャーシューが大きくてなかなか美味しい。
ラストオーダーが20時30分で余裕かと思ってたけど
途中で工事渋滞に捕まって焦った。
必殺、ギリアウトかと覚悟したけど、今回は食べられて良かったな。
上手に締められて満足満足と思いつつ、
上手くいくと何か別であるのかのかもという恐怖も、、、。
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【日程】
自宅 5:50 ➡ 8:30 冠峠(※1)8:40 ➡ 9:10 冠トンネル前駐車場(※2)
9:30 冠トンネル前駐車場 ➡ 10:20 Co.948 ➡ 11:00 南尾根
➡11:30 冠山南壁取付 ➡ 12:50 冠山頂上 13:00 ➡ 13:50 冠峠
➡ 14:50冠トンネル前駐車場(※3)
※1:自転車をデポ。
※2:冠峠から冠トンネル前駐車場へは車で戻る。
※3:登攀後の冠峠から冠トンネル前駐車場へは自転車で戻る。
【装備(服装)】
フーディニエアジャケット(パタゴニア/サイズXS)
ドライフィット長袖シャツ(ナイキ)
保温下着(上)、オーバーグローブ、ドライフィット手袋
ドライフィットタイツ(ナイキ)
パンピロックパンツ(パタゴニア/サイズ28)、薄手靴下
モンキーマンベスト(パタゴニア/サイズS)
ストームクルーザージャケット(モンベル)
※行動中はドライフィット長袖シャツのみ。
※頂上ではフーディニエアジャケットを着用。
※グローブは使用しなかったが、藪が多い為、使用を推奨
※モンキーマンベストとストームクルーザージャッケットは使用せず。
【装備(一般)】
登山靴;リベレライト(スカルパ/サイズ40)
ザック;スクランブラー25L(マウンテンハードウェア)
ストック(ディスタンスカーボン/ブラックダイヤモンド)
ハーネス+管付ナス型カラビナ、チェストハーネス
ルベルソ×2+管付ナス型カラビナ、ロールンロック
アルパインヌンチャク(60センチ×2、120センチ×2)
捨アルパインヌンチャク(60センチ×2)、カム(#3、#4)、
ヘルメット(ペツル/シロッコ)、ザイル(ダブルロープ/25メートル)
クライミングシューズ(Tcプロ/スポルティバ/サイズ39.5)
コンパス、地図、ナイフ、細引、ヘッドランプ、電池/充電池
携帯電話、携帯電話用充電池、トレペ、ウェットテッシュ
テーピング、予備コンタクト、予備メガネ
虫除けスプレー、自転車、目印用ビニルテープ、シューズ用ビニル袋
【食料】
オニギリ×3、ピーナッツ小魚、ベビースターラーメン(少量)
蒸しパン(出発時に摂取)、ソーセージ(摂取せず)、チーズ(摂取せず)
お茶1,100ml(この内、500mlを摂取)
【装備(その他)】
GPS(藪が酷く、撤退する場合は必要)
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