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Yamareco

記録ID: 7457560
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
阿蘇・九重

阿蘇再訪「高岳・中岳」

2024年11月08日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:16
距離
10.8km
登り
864m
下り
864m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:19
休憩
0:47
合計
7:06
距離 10.8km 登り 864m 下り 864m
6:19
167
9:16
9:17
12
9:28
9:30
8
9:38
9:38
13
9:51
9:51
3
9:55
9:59
1
10:00
10:01
5
10:06
10:12
5
10:17
10:17
10
10:27
10:27
33
11:00
11:07
34
11:40
11:41
18
11:58
12:00
20
12:20
12:28
4
12:32
12:35
45
13:20
13:32
1
13:33
13:34
0
13:35
ゴール地点
天候 晴れ
北の風1〜3m
視界はクリア
日射しは暖かい
過去天気図(気象庁) 2024年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
仙酔峡登山口の駐車場を利用した
水洗トイレ有り 照明は見当たらず

道の駅は8.5km離れている
24時間営業のコンビニは国道沿いで 7km離れている

廃止されたロープウェイのベースで 駐車場はたくさん有り 登山者だけで満車になることは無さそう

au
つながる
コース状況/
危険箇所等
仙酔峡登山口から 高岳→高岳東峰→月見小屋→中岳→火口東展望所→RW山頂駅跡→楢尾岳→RW山頂駅跡→仙酔峡登山口と時計回りした

登山道のほとんどが 火山特有のガレ・ザレ又は滑る土
分岐の道標はそろっている
ほとんど道は明瞭

高岳にダイレクトに登る仙酔尾根はがらがらの急登で道は不明瞭だったり どこでも歩けたりするのでペンキを追って登った
固着した石と 浮き石は 目で見わけできないので 下りは薦められない

高木が無くて すこぶる展望が良い
火山の崖や火口など荒涼とした風景が続く

初めハンノキ・ミヤマキリシマ等の灌木とススキ 1000mを越えると草ばかりになる
高岳東峰付近はミヤマキリシマ等の灌木が有る
その他周辺情報 亀の井ホテル阿蘇 仙酔峡温泉を利用した
上から見えた大きな建物だった
ぬるめで薄黄土色の濁り湯掛け流しなど 複数の浴槽が有る 個人的には浴槽は一つ有ればいいけど
700円で貸し切り状態だった
南から
右が高岳
中岳は目立たない?
中央は手前のピーク
左は草千里付近
烏帽子岳は隠れてる?
2024年11月07日 13:02撮影 by  Canon EOS R8, Canon
11/7 13:02
南から
右が高岳
中岳は目立たない?
中央は手前のピーク
左は草千里付近
烏帽子岳は隠れてる?
早暁の仙酔峡駐車場
灯りは自販機1台のみ
観光地のイメージと
裏腹に 侘寂の世界

先着車が1台
前日は風向きか風速で
通行止めだったとか
しばしばあるのか?
2024年11月08日 06:16撮影 by  Canon EOS R8, Canon
11/8 6:16
早暁の仙酔峡駐車場
灯りは自販機1台のみ
観光地のイメージと
裏腹に 侘寂の世界

先着車が1台
前日は風向きか風速で
通行止めだったとか
しばしばあるのか?
周りが見えて
ロープウェイの残骸で
寂しい訳がわかった

仙酔尾根を登るのに
正面の階段につられた
これはプチミス
2024年11月08日 06:30撮影 by  Canon EOS R8, Canon
11/8 6:30
周りが見えて
ロープウェイの残骸で
寂しい訳がわかった

仙酔尾根を登るのに
正面の階段につられた
これはプチミス
一枚岩の沢を渡った
道は途絶えた
先の方に
道が見えたので
藪に突入した
2024年11月08日 06:36撮影 by  Canon EOS R8, Canon
11/8 6:36
一枚岩の沢を渡った
道は途絶えた
先の方に
道が見えたので
藪に突入した
ミヤマキリシマと
ススキのコラボは嬉しい
草露でビショ濡れに
なったのは誤算だった
2024年11月08日 06:47撮影 by  Canon EOS R8, Canon
11/8 6:47
ミヤマキリシマと
ススキのコラボは嬉しい
草露でビショ濡れに
なったのは誤算だった
正規の道に合流した
西風の一日で
吹かれたら体温を
持ってかれそうだったけど
ラッキーなことに
仙酔峡側は風陰だった
2024年11月08日 06:58撮影 by  Canon EOS R8, Canon
11/8 6:58
正規の道に合流した
西風の一日で
吹かれたら体温を
持ってかれそうだったけど
ラッキーなことに
仙酔峡側は風陰だった
火山でよく見る赤い岩
通常グリップが良いけど
高熱にさらされて
溶けたのか
陶器みたいにツルテカ
スリップ注意だ
2024年11月08日 07:42撮影 by  Canon EOS R8, Canon
11/8 7:42
火山でよく見る赤い岩
通常グリップが良いけど
高熱にさらされて
溶けたのか
陶器みたいにツルテカ
スリップ注意だ
新しいペンキマーク
黄色は注意して行け
赤は止まれ?
これには助けられた
2024年11月08日 07:52撮影 by  Canon EOS R8, Canon
11/8 7:52
新しいペンキマーク
黄色は注意して行け
赤は止まれ?
これには助けられた
中間点
固着した石と浮き石は
見た目で区別できない
仙酔尾根は下りたくない
2024年11月08日 08:00撮影 by  Canon EOS R8, Canon
11/8 8:00
中間点
固着した石と浮き石は
見た目で区別できない
仙酔尾根は下りたくない
ここで下りてきた人を
見送る
「早いですね」と声をかけた
「6:30過ぎに歩き始めた」
私より後のスタートだ!
この後 祖母山に登るとか!
加藤文太郎かい
2024年11月08日 08:12撮影 by  Canon EOS R8, Canon
11/8 8:12
ここで下りてきた人を
見送る
「早いですね」と声をかけた
「6:30過ぎに歩き始めた」
私より後のスタートだ!
この後 祖母山に登るとか!
加藤文太郎かい
北に目をやると
雲海をまとう九重山
左に涌蓋山も
2024年11月08日 09:16撮影 by  Canon EOS R8, Canon
11/8 9:16
北に目をやると
雲海をまとう九重山
左に涌蓋山も
稜線に乗る 仙酔別れだ
西風が快適
ここまでにパンツが
乾いたので助かった
2024年11月08日 09:16撮影 by  Canon EOS R8, Canon
11/8 9:16
稜線に乗る 仙酔別れだ
西風が快適
ここまでにパンツが
乾いたので助かった
右折して高岳を目指す
2024年11月08日 09:21撮影 by  Canon EOS R8, Canon
11/8 9:21
右折して高岳を目指す
高岳山頂
三角点有り
2024年11月08日 09:26撮影 by  Canon EOS R8, Canon
11/8 9:26
高岳山頂
三角点有り
東峰方向を振り返る
2024年11月08日 09:27撮影 by  Canon EOS R8, Canon
11/8 9:27
東峰方向を振り返る
東に祖母山・傾山方面
左下は阿蘇根子岳
2024年11月08日 09:28撮影 by  Canon EOS R8, Canon
11/8 9:28
東に祖母山・傾山方面
左下は阿蘇根子岳
西方向南寄り
右端は中岳?
その左 烏帽子岳
左送 外縁の俵山とか
大矢野岳とか
2024年11月08日 09:29撮影 by  Canon EOS R8, Canon
11/8 9:29
西方向南寄り
右端は中岳?
その左 烏帽子岳
左送 外縁の俵山とか
大矢野岳とか
西方向北寄り
左は杵島岳 右は往生岳
その奥 鞍岳とツームシ山
右手前は楢尾岳と
RW山頂駅跡地
2024年11月08日 09:29撮影 by  Canon EOS R8, Canon
11/8 9:29
西方向北寄り
左は杵島岳 右は往生岳
その奥 鞍岳とツームシ山
右手前は楢尾岳と
RW山頂駅跡地
天狗の舞台(東峰)に向かう
斜面はミヤマキリシマと
ハンノキなど灌木が
混在する
2024年11月08日 09:39撮影 by  Canon EOS R8, Canon
11/8 9:39
天狗の舞台(東峰)に向かう
斜面はミヤマキリシマと
ハンノキなど灌木が
混在する
近付くほど
高くなる天狗の舞台
2024年11月08日 09:47撮影 by  Canon EOS R8, Canon
11/8 9:47
近付くほど
高くなる天狗の舞台
天狗の舞台から
高岳を振り返る
左裾に月見小屋
2024年11月08日 09:58撮影 by  Canon EOS R8, Canon
11/8 9:58
天狗の舞台から
高岳を振り返る
左裾に月見小屋
天狗の舞台から北へ
ゴジラの背のような尾根
東峰北鎌尾根?
2024年11月08日 10:00撮影 by  Canon EOS R8, Canon
11/8 10:00
天狗の舞台から北へ
ゴジラの背のような尾根
東峰北鎌尾根?
阿蘇根子岳
遠方に祖母山・傾山
竹田の街は雲の下
2024年11月08日 10:06撮影 by  Canon EOS R8, Canon
11/8 10:06
阿蘇根子岳
遠方に祖母山・傾山
竹田の街は雲の下
少し先に行ってみた
日ノ尾峠は通行止め
2024年11月08日 10:06撮影 by  Canon EOS R8, Canon
11/8 10:06
少し先に行ってみた
日ノ尾峠は通行止め
祖母山の右は
日向の高千穂峡付近?
2024年11月08日 10:07撮影 by  Canon EOS R8, Canon
11/8 10:07
祖母山の右は
日向の高千穂峡付近?
高岳と天狗の舞台を
見上げながら戻る
2024年11月08日 10:11撮影 by  Canon EOS R8, Canon
11/8 10:11
高岳と天狗の舞台を
見上げながら戻る
月見小屋の道標が
小屋を指している
2024年11月08日 10:13撮影 by  Canon EOS R8, Canon
11/8 10:13
月見小屋の道標が
小屋を指している
オヤマノリンドウ
立派なブーケ
2024年11月08日 10:16撮影 by  Canon EOS R8, Canon
11/8 10:16
オヤマノリンドウ
立派なブーケ
荒野が広がって
西部劇のロケができそう
2024年11月08日 10:22撮影 by  Canon EOS R8, Canon
11/8 10:22
荒野が広がって
西部劇のロケができそう
振り返る天狗の舞台
前回はこの斜面の
ミヤマキリシマが
見頃だった
2024年11月08日 10:28撮影 by  Canon EOS R8, Canon
11/8 10:28
振り返る天狗の舞台
前回はこの斜面の
ミヤマキリシマが
見頃だった
月見とは風情が有る
扉は無いけど
2024年11月08日 10:28撮影 by  Canon EOS R8, Canon
11/8 10:28
月見とは風情が有る
扉は無いけど
どこでも歩けるけど
火口目指して
踏み跡をたどる
2024年11月08日 10:29撮影 by  Canon EOS R8, Canon
11/8 10:29
どこでも歩けるけど
火口目指して
踏み跡をたどる
八ヶ岳で言えば
硫黄岳の爆裂火口が
いくつも続く
2024年11月08日 10:51撮影 by  Canon EOS R8, Canon
11/8 10:51
八ヶ岳で言えば
硫黄岳の爆裂火口が
いくつも続く
すごい迫力
グワシッと撓む岩
楳図かずおさんの
冥福を祈る
2024年11月08日 10:55撮影 by  Canon EOS R8, Canon
11/8 10:55
すごい迫力
グワシッと撓む岩
楳図かずおさんの
冥福を祈る
中岳と月見小屋
高岳と砂千里の交差点
正面 中岳方向へ
2024年11月08日 11:01撮影 by  Canon EOS R8, Canon
11/8 11:01
中岳と月見小屋
高岳と砂千里の交差点
正面 中岳方向へ
中岳山頂 風の中
華奢な三脚で撮影中の
グループが居た
カメラが飛ばされ・・
危険予知はないのか?
2024年11月08日 11:02撮影 by  Canon EOS R8, Canon
11/8 11:02
中岳山頂 風の中
華奢な三脚で撮影中の
グループが居た
カメラが飛ばされ・・
危険予知はないのか?
中岳を振り返る
岩は赤と黒の
互層になっている
2024年11月08日 11:06撮影 by  Canon EOS R8, Canon
11/8 11:06
中岳を振り返る
岩は赤と黒の
互層になっている
左から
中岳第4・第3・第2火口
右奥に烏帽子岳
対岸にも見物客が居る
2024年11月08日 11:13撮影 by  Canon EOS R8, Canon
11/8 11:13
左から
中岳第4・第3・第2火口
右奥に烏帽子岳
対岸にも見物客が居る
連なる火口
積み上がるのは
火山灰なのか?
異様な風景だ
2024年11月08日 11:36撮影 by  Canon EOS R8, Canon
11/8 11:36
連なる火口
積み上がるのは
火山灰なのか?
異様な風景だ
沸き上がる噴煙
左奥は烏帽子岳
右奥は杵島岳
2024年11月08日 11:37撮影 by  Canon EOS R8, Canon
11/8 11:37
沸き上がる噴煙
左奥は烏帽子岳
右奥は杵島岳
火口外周の展望路
九重山も目にとまる
2024年11月08日 11:38撮影 by  Canon EOS R8, Canon
11/8 11:38
火口外周の展望路
九重山も目にとまる
巨大な爆裂火口?
2024年11月08日 11:40撮影 by  Canon EOS R8, Canon
11/8 11:40
巨大な爆裂火口?
噴煙の火口を見納めて
2024年11月08日 11:46撮影 by  Canon EOS R8, Canon
11/8 11:46
噴煙の火口を見納めて
シェルターの残骸から
RW山頂駅跡へ下りる
2024年11月08日 11:48撮影 by  Canon EOS R8, Canon
11/8 11:48
シェルターの残骸から
RW山頂駅跡へ下りる
右は中岳 左は高岳
遊歩道にトーチカのような
シェルターが見える
2024年11月08日 11:48撮影 by  Canon EOS R8, Canon
11/8 11:48
右は中岳 左は高岳
遊歩道にトーチカのような
シェルターが見える
コンクリートが
部分的に残る遊歩道の
名残りが駅跡まで続く
正面は
赤い積木のような楢尾岳
2024年11月08日 11:56撮影 by  Canon EOS R8, Canon
11/8 11:56
コンクリートが
部分的に残る遊歩道の
名残りが駅跡まで続く
正面は
赤い積木のような楢尾岳
楢尾岳も遊歩道の
痕跡が残る
渦巻きマークに
バカボンを思い起こす
2024年11月08日 12:05撮影 by  Canon EOS R8, Canon
11/8 12:05
楢尾岳も遊歩道の
痕跡が残る
渦巻きマークに
バカボンを思い起こす
楢尾岳の西端から
左に杵島岳
右は往生岳
手前の崖も荒々しい
2024年11月08日 12:12撮影 by  Canon EOS R8, Canon
11/8 12:12
楢尾岳の西端から
左に杵島岳
右は往生岳
手前の崖も荒々しい
赤い積み木のてっぺん
楢尾岳山頂
2024年11月08日 12:20撮影 by  Canon EOS R8, Canon
11/8 12:20
赤い積み木のてっぺん
楢尾岳山頂
楢尾岳から 左が高岳
右側 尾根の途中に中岳
五岳に数えるに少し貧相
噴火で山体が
吹っ飛んだとかだろか?
2024年11月08日 12:22撮影 by  Canon EOS R8, Canon
11/8 12:22
楢尾岳から 左が高岳
右側 尾根の途中に中岳
五岳に数えるに少し貧相
噴火で山体が
吹っ飛んだとかだろか?
左が烏帽子岳
右寄りに杵島岳
右端は往生岳
明日歩く予定の3ピーク
2024年11月08日 12:22撮影 by  Canon EOS R8, Canon
11/8 12:22
左が烏帽子岳
右寄りに杵島岳
右端は往生岳
明日歩く予定の3ピーク
下山は旧遊歩道で
舗装や石段と石畳?の道
2024年11月08日 12:33撮影 by  Canon EOS R8, Canon
11/8 12:33
下山は旧遊歩道で
舗装や石段と石畳?の道
楢尾岳を振り返ると
こちらは積み木でなく
爆裂火口の様相だ
手元の地図で運休表記の
RWの残骸が寂寥感を醸す
2024年11月08日 12:41撮影 by  Canon EOS R8, Canon
11/8 12:41
楢尾岳を振り返ると
こちらは積み木でなく
爆裂火口の様相だ
手元の地図で運休表記の
RWの残骸が寂寥感を醸す
朝登った仙酔尾根
ギザギザな尾根の
手前だけど ガラ気味で
なかなかの急登
登りにして正解だった
2024年11月08日 12:55撮影 by  Canon EOS R8, Canon
11/8 12:55
朝登った仙酔尾根
ギザギザな尾根の
手前だけど ガラ気味で
なかなかの急登
登りにして正解だった
仙酔峡駐車場まで戻った
2024年11月08日 13:19撮影 by  Canon EOS R8, Canon
11/8 13:19
仙酔峡駐車場まで戻った
仙酔尾根の正規の取り付きは
駐車場に有った
右はシェルター
2024年11月08日 13:30撮影 by  Canon EOS R8, Canon
11/8 13:30
仙酔尾根の正規の取り付きは
駐車場に有った
右はシェルター
駐車場とは真逆な
仙酔峡温泉 亀の井ホテル
大浴場貸切だった
2024年11月08日 13:47撮影 by  Canon EOS R8, Canon
11/8 13:47
駐車場とは真逆な
仙酔峡温泉 亀の井ホテル
大浴場貸切だった
撮影機器:

感想

六年ぶり 二度目の阿蘇。
前回は ミヤマキリシマの春だった。
たしか、レベル2で1km以内立入禁止だった。
記憶に有るのは、まだ新しい木道が 火山灰か小さな噴石で あちこち焦げていたこと。
中岳から先は行けず、噴気の音がゴウゴウと聞こえたこと。
高岳の先で、ミヤマキリシマのピンクと ハンノキの緑が モザイクになって、見ごたえがあったことなど。

二回目でも、季節を変え コースを変えれば 山の印象は新鮮だった。
百名山でも、メインのルートを外せば 静かに歩くことができる。
それどころか、仙酔峡は その名前から、観光地のイメージだったが、寂しいこと この上無い。
風光明媚であっただろう場は、近年の火山活動で失われ、観光の目玉だったロープウェイも残骸をさらすばかり。
手持ちの地図では まだ運行休止中になっていた。
裏寂れた光景に、鬼気迫ると言うのは言い過ぎか?
登山者目線では、迫力有る火山の光景は 他でなかなか見られないものだ。
八ヶ岳で言えば、硫黄岳の爆裂火口が 背中合わせになって、五つか六つ並んでいるような尾根を進み、極めつけは 現役の噴火口が四つ連結して噴煙を吐き出している。
さすが 火の国熊本だ。
大迫力だった。

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