荒海山（山麓の紅葉と初冠雪！八総鉱山跡よりピストン）

2024年11月09日(土) [日帰り]

• GPS: 06:49
• 距離: 10.4km
• 登り: 968m
• 下り: 965m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:18
• 休憩: 1:31
• 合計: 6:49

距離 10.4km 登り 968m 下り 965m

7:48 駐車場
7:49 八総鉱山跡
7:57 7:58 荒海川登山口
8:22 尾根取付
8:55 尾根鞍部
10:37 10:44 荒海山
10:51 10:55 二等三角点「太郎岳」
11:00 12:18 荒海山
13:40 13:41 尾根鞍部
14:04 尾根取付
14:30 荒海川登山口
14:37 八総鉱山跡
14:37 駐車場

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

東北道 西那須野塩原ICまで。
その後、国道400号（塩原街道）→国道121号→国道352号と進みます。
会津高原尾瀬口駅を過ぎて、数分走ると荒海山の案内がデカデカと出てくるのですが、そこの道は崩落で通過できません。
更に200mほど進んだあたりに小さく「荒海山登山口」の案内が道路標識の下についているのでそこを左へ。
1段下がるとすぐにT字路にぶつかるので、右へ。そこからダートを突き当たりまで進み、ゲート手前まで。

■駐車場
登山口前駐車場 5〜7台 無料

コース状況／危険箇所等

■道の状況（危険箇所など）
※雪の区間は短いですが状況を鑑みて「積雪期PH」としています。
※11/9現在の状況となります。最新情報を入手の上、お出掛けください。
※全線、熊注意。

[駐車場〜尾根取付]
沢沿いの林道歩き…ということになっているのですが、途中から林道は崩壊状態で沢歩きみたいになっています。
渡渉を何度も繰り返すことになるので「沈」しないようお気をつけください。（自分も同行者も同じ場所でやらかしました…苦笑）
朝（往路）は凍結注意。日中（復路）は泥んこ祭りでした…。

[尾根取付〜尾根鞍部]
急登でひたすら登りです。
一部ロープ設置箇所がありますが、目立った危険箇所はありません。

[尾根鞍部〜荒海山]
しばらく水平移動ですが、それが終わると細かいアップダウンの繰り返し…からの、200m急登です。
北側の尾根のため積雪・凍結多数あり。
朝の凍結および日中の泥濘に注意。
標高1,300m以上は積雪3〜5cm程度あり。チェーンスパイク推奨。
基本的にロープの設置がされていますが、一部ロープのない箇所あり。滑落等に注意。

[荒海山〜三角点ピーク]
山と高原地図で言う破線コースです。
薮漕ぎですが、道は出来ているので割と明瞭だと思います。
ピンクテープも付いているため、普段から薮漕ぎの必要な道を歩いている方であれば全く問題ありませんが、慣れていないとちょっと面食らうかもしれないです。

その他周辺情報

■温泉
御宿 夢の湯　10:00〜20:00（第2・4木曜休）　500円
http://www.yumenoyu.com/
源泉かけ流しの内湯が1つだけのシンプル構成。
単純泉でありながら、温泉の香りは割としっかり強めです。

写真

11/9 7:48

8時前にして、1番乗り。
もしかしてこれは、ノーゲスの可能性！？と思いながら出発します。

11/9 7:53

平日は恐らくここが工事中で通れない予感です。
（土日は休工日と思われるので通過できました）

11/9 7:55

思いのほか紅葉がまだ残っていて、予想外な感じです。

11/9 7:57

いきなり足元が水っぽい（苦笑）

11/9 7:59

ここの渡渉で同行者さんと揃って失敗。
思いっきりすっ転んで靴を濡らしました…。

11/9 8:06

道標がいっぱいついているので迷う心配はなさそうです。

11/9 8:11

だんだん激しい感じなってまいりました…。

11/9 8:13

ネットでよく見るヤツ！！

ここはロープに頼らないと確実に滑るのでお気を付けくださいませ。

11/9 8:18

頭上がキレイだなぁ…と思っていたのですが。

11/9 8:18

足元もキレイでした♪

11/9 8:23

今年は紅葉山行を諦めていただけに、思わぬサプライズ状態。

11/9 8:23

ただ、目指す山頂の方はというと。
どう見てもモノトーンで、違う意味で思わぬサプライズ状態なのですが（汗

11/9 8:27

山肌がキラキラすぎて眩しい…（笑）

11/9 8:33

気温は低いのですが、道は快適で気持ちがいいです。

11/9 8:34

薄っすら凍ってますね。。。

11/9 8:36

尾根取付点。
ここから一気に標高を上げていきます！
今回はYAMAPユーザーさんと6月の小秀山以来のコラボ。正面写真NGのため最小限の登場で失礼します。

11/9 8:38

この辺りが一番紅葉していたかもしれません。

11/9 8:42

青空に映えますねー。

そんな中をひたすら登る図。

11/9 8:54

鞍部まで登りました。
紅葉を見ながらだったので、気づいたら登り切っていたような感じです。

11/9 9:00

しばらくなだらかな尾根道歩きです。

11/9 9:02

おっと…木曜の雪が残ってますねぇ。
ということは、やっぱりさっき見えていた山頂のあの白いのは（以下ry

11/9 9:08

細かいアップダウンが続きます。
しかも、割と急斜面（苦笑）

11/9 9:12

森のこの雰囲気、嫌いじゃないです。

11/9 9:15

チラリと見えた展望。左端に七ヶ岳。
奥に見えるのは磐梯山・吾妻連峰・安達太良山…と思われます。（ちょっと自信なし）

11/9 9:22

雪と泥濘がダブルでイヤらしい急登を行きます。

11/9 9:25

立派なつららが…。

11/9 9:27

苔も雪化粧のようで。

11/9 9:28

雪と根っこのミックスもまた、滑りやすい…。

11/9 9:48

この形状でロープが凍り付いてました（苦笑）

11/9 10:05

岩を右手からグルッと巻きます。

この辺りのトラバースが本日一番の核心部かも。

11/9 10:10

すっかり白銀の世界に。
今日、ここまで白いのは想定していなかったんですけど…もはや苦笑しか起こらなかったです。

11/9 10:17

さっきまでの秋真っ盛りな雰囲気は何処へやら。
完全に冬の様相です。

思いがけず、今シーズンの冬山始めになってますね、これ（笑）

11/9 10:20

稜線が近付いてきたら日当たりがいいのか、少し地面が見えだしました。

11/9 10:23

そして、樹林帯から抜け出ました！
いやー、山深いですねぇ。。。

11/9 10:26

北側斜面が真っ白過ぎて。。。

11/9 10:28

一段上がったところから奥会津オールスターズ。
今日、この天気で本当良かったです。。。

11/9 10:28

雪だけでなく、霧氷状態だったんですねー。

11/9 10:30

ふわっふわな状態で積もっていて、ちょっとかわらしい見た目だった♪

11/9 10:33

これを登り切ったら山頂です！

11/9 10:34

燧ヶ岳・帝釈山・会津駒・越後駒…かなぁ、と。
こちら側、いつも山座同定に悩む感じです。

11/9 10:35

麓の集落が黄葉の紅葉に包まれていした。
写真だとキレイに色が出ないのが残念。

11/9 10:38

日光の山々。
女峰山、男体山、太郎山、日光白根山…といった山ですね。

11/9 10:38

高原山の存在感がとにかく圧巻過ぎる。
そして右後ろは何処からでも見える（！）筑波山。

11/9 10:42

山頂証拠写真。
同行者さんは正面掲載NGなため、自撮り写真で1枚。

11/9 10:44

三角点ピークはちょっとした薮漕ぎ。
右後ろに那須岳が見えますね。

11/9 10:49

薮越しに高原山。

11/9 10:52

薮越しに、日光の山々。

11/9 10:53

三角点ピーク、登頂の証拠写真。

11/9 10:54

では、戻ります！

11/9 10:56

ちなみに藪はこのくらい。
深南部と比べたら全然緩いですね（比較対象w）

11/9 10:56

これを登ったら、藪漕ぎ終了。

11/9 11:19

本日のランチ。
アラビアータの素を使ってスープパスタ。
野菜が大根サラダしか売ってなかったので、今回はこれを突っ込みました。

11/9 11:45

食後に甘味。
月曜の一切経山帰りに買った岩手のお菓子（情報量。笑）

11/9 12:14

正午を回り、日の当たり方が良くなって、眼下の紅葉がとても良い雰囲気になっていました。

11/9 12:17

気づけば1時間以上、山頂でのんびりとしていました。
では、そろそろ下山します！

11/9 12:19

奥、薄っすら見えるのは浅草岳か粟ヶ岳か、はたまた御神楽山なのか…？
うーん、難しい…。

11/9 12:23

改めて上から見下ろしてみると、ここの高低差かなりエグイですね（苦笑）

再び凍てつく世界の中を下っていきます。
この付近で、ソロの方2名と立て続けにすれ違いでした。ノーゲストではなかったです。

11/9 12:45

午前中と比べると、だいぶ雪が溶けたような気がします。

11/9 13:20

うん、溶けてますね（笑）
個人的には往路より歩きやすかったです。
（同行者さんは下りの方が歩き難いという感想でした。真実はどっちだ！？笑）

11/9 13:40

平和なゾーンへ戻ってきて、再び季節が秋になりました。

11/9 13:44

午前中よりも発色が良くなっていますね。

11/9 13:46

紅葉と冠雪の山頂…今日の山行を象徴するかのような眺めです。

11/9 13:49

そして紅葉のカーテンで幕が閉じられます。

11/9 13:53

景色ばかり見ていて、完全に歩みが遅くなってます…。

11/9 13:54

沢まで戻りました。
あとは渡渉さえクリアすればOKです。

11/9 13:55

振り向いて見上げた図。
やはりこの辺りがちょうど紅葉ピークでしたね。

11/9 13:58

この岩山も大変美しかったです。

11/9 14:01

ここは、もうちょい日が差していればもっとキレイだったと思うけど、まぁしょうがないです。

11/9 14:04

いやー、平和ですねぇ。
（この周辺、熊注意ですが…）

11/9 14:05

帰りの渡渉が始まりました。

11/9 14:12

ここで滑らないように、慎重に戻ります。

11/9 14:19

この風流な感じ…一体何なんでしょう？

11/9 14:20

沢の中へ差し込む光が、凄く良いんですよねー。

11/9 14:27

帰りは「沈」することもなく、無事に渡渉終了。

11/9 14:32

工事車両が見えてきたらゴール間近です。

11/9 14:37

ゲート…ということで、ゴールです。
お疲れさまでした。

11/9 15:55

温泉は最寄りのこちら。
コンパクトだけど成分の濃い良いお湯です。
そういえば過去の訪問時、自販機から出てくる飲み物がメチャクチャだったことを思い出しました（笑）

11/9 18:40

反省会は宇都宮で。
今回も「みんみん」で餃子です。

撮影機器：

iPhone 13 Apple

感想

ジョー🐪

先々週、あまりの曇天っぷりに行く気を失くしてやめてしまった荒海山。
その時は来年に延期だなー、と思いながらキャンプ場で呑んだくれをキメていたのですが…まさかの2週間後にリベンジしに来る展開に（！）

今回は、6月の小秀山振りとなるYAMAPユーザーさんとの山行。
リクエストで挙がった山がまさかの荒海山だったりしまして（笑）
（第4候補ですが。。。気象条件等を考慮した結果、こうなりました）

山の雰囲気については、先々週のキャンプ場の酒席にてrickleさんから伺っていたので現地で面食らうこともなく「あー、確かに」って感じでしたが、どう見ても途中から斜面が真っ白。
麓から見た感じでは完全に紅葉の山だったので予定外な感じでした。。。
でも秋と冬を一緒に楽しめたので、これはこれでOKかなー、と思います。

いやー。
青空の下を歩くことができて、本当よかった。。。
（rickleさんごめんなさいw←なぜ笑う）

コメント

rickle

これは、僕の知ってる荒海山じゃない！w

荒海山はもっと地味で、見える風景の中に青なんて色はなくて、足元に白なんて色もなかったし、こんなにカラフルじゃなかった💦

たった2週間差で、こんなに景色変わるんだね〜

お疲れさまでした！
でも、笑わないでください😭

ジョー🐪

To：rickleさん

ドモデス。
1行目から100点なコメントありがとうございますw

地味名山と言われる荒海山ですけど、今回は紅葉に雪に青空と、地味要素は何一つない感じでした🙂
次回、晴れが約束された日に三角点ピークを目指してみてくださいませ😎
（片道5分なので深南部と比べたら全然楽勝ですよー👍）