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Yamareco

記録ID: 7479616
全員に公開
ハイキング
赤目・倶留尊高原

古光山 / 急坂!急坂!また急坂!!

2024年11月12日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:55
距離
8.7km
登り
680m
下り
674m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:01
休憩
0:54
合計
5:55
距離 8.7km 登り 680m 下り 674m
8:40
8:41
42
9:23
9:25
2
9:27
9:28
43
10:11
10:15
38
10:53
11:01
46
11:47
11:53
17
12:10
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20
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5
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3
12:42
11
12:53
26
13:19
13:21
15
13:36
13:37
13
13:50
14:15
13
お亀池
天候 快晴→薄曇り
過去天気図(気象庁) 2024年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
曽爾高原駐車場 800円/日
コース状況/
危険箇所等
大峠登山口〜古光山〜後古光山はロープのかかる急な斜面の上り下りや片側の切れ落ちた高度感のある尾根道。初心者同士での登山は推奨できない。
その他周辺情報 お亀の湯 900円/1人
曽爾高原から長尾峠を越えて1時間弱の車道歩き。
2024年11月12日 08:38撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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11/12 8:38
曽爾高原から長尾峠を越えて1時間弱の車道歩き。
今から登る古光山。
2024年11月12日 09:04撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
11/12 9:04
今から登る古光山。
みつえ高原牧場からは「ヴェェェェェェ〜」牛の鳴き声が聞こえてくる。
2024年11月12日 09:17撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
11/12 9:17
みつえ高原牧場からは「ヴェェェェェェ〜」牛の鳴き声が聞こえてくる。
大峠にある登山口。ソーラーパネルの並ぶ横を登って行く。
2024年11月12日 09:26撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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11/12 9:26
大峠にある登山口。ソーラーパネルの並ぶ横を登って行く。
足元のグズグズ崩れていくものすごい急登に四苦八苦しながら南峰を目指す。
2024年11月12日 09:35撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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11/12 9:35
足元のグズグズ崩れていくものすごい急登に四苦八苦しながら南峰を目指す。
大峠から45分ほどで南峰へ到着。ってこっちの方が標高は高いらしいが。
2024年11月12日 10:17撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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11/12 10:17
大峠から45分ほどで南峰へ到着。ってこっちの方が標高は高いらしいが。
手前から古光山、後古光山、亀山、俱留尊山。
2024年11月12日 10:15撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
11/12 10:15
手前から古光山、後古光山、亀山、俱留尊山。
屏風岩方面から兜岳、鎧岳方面。膨大な溶結凝灰岩の層が巨大な山塊を成している。
2024年11月12日 10:15撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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11/12 10:15
屏風岩方面から兜岳、鎧岳方面。膨大な溶結凝灰岩の層が巨大な山塊を成している。
高度感のある尾根に岩場の上り下りが続く古光山の縦走路。
2024年11月12日 10:28撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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11/12 10:28
高度感のある尾根に岩場の上り下りが続く古光山の縦走路。
10:50、古光山(953m)登頂。
2024年11月12日 10:54撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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11/12 10:54
10:50、古光山(953m)登頂。
紅葉が美しい。
2024年11月12日 10:58撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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11/12 10:58
紅葉が美しい。
さあここからフカタワまで激下りやでー。
2024年11月12日 10:58撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
11/12 10:58
さあここからフカタワまで激下りやでー。
聞きしに勝る険路。なんだこの無茶苦茶な急坂は!?
2024年11月12日 11:36撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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11/12 11:36
聞きしに勝る険路。なんだこの無茶苦茶な急坂は!?
やっとのことでフカタワまで降りて来る。手元の地図には山頂からフカタワまでCT20分とあるが、絶対ムリですこんなとこ!!
2024年11月12日 11:47撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
11/12 11:47
やっとのことでフカタワまで降りて来る。手元の地図には山頂からフカタワまでCT20分とあるが、絶対ムリですこんなとこ!!
同じくらい急な登りを経て後古光山へ。
2024年11月12日 11:55撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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11/12 11:55
同じくらい急な登りを経て後古光山へ。
12:10、後古光山到着。
2024年11月12日 12:10撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
11/12 12:10
12:10、後古光山到着。
めっさツルツル滑る木製階段。とはいえ後古光山から長尾峠までは比較的難易度は下がる。
2024年11月12日 12:18撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
11/12 12:18
めっさツルツル滑る木製階段。とはいえ後古光山から長尾峠までは比較的難易度は下がる。
長尾峠の車道が見えて来た。
2024年11月12日 12:53撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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11/12 12:53
長尾峠の車道が見えて来た。
曾爾高原へ向かう。
2024年11月12日 13:06撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
11/12 13:06
曾爾高原へ向かう。
お亀池が見えた。
2024年11月12日 13:14撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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11/12 13:14
お亀池が見えた。
亀山への急階段を登る。
2024年11月12日 13:20撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
11/12 13:20
亀山への急階段を登る。
さっき歩いてきた古光山。う〜ん険しそう。
2024年11月12日 13:23撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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11/12 13:23
さっき歩いてきた古光山。う〜ん険しそう。
亀山の岩場。古光山の縦走路に比べれば大したことない。
2024年11月12日 13:31撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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11/12 13:31
亀山の岩場。古光山の縦走路に比べれば大したことない。
ススキ越しのお亀池。
2024年11月12日 13:40撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
11/12 13:40
ススキ越しのお亀池。
撮影機器:

感想

曾爾高原の南に聳える秀峰、古光山(こごやま)に行ってきた。
俱留尊山や鎧兜からもよく見える印象的な山容で、いつかは登ってみたいと以前から思っていた。今年の10月に行こうとしたのだが、その日は予報に反して朝から雨が止まず、あきらめて帰ってきたのだった。登り終えた今思えば、よくぞあの時に雨の後に登山強行しなかったもんである。あの縦走路は雨の後はとても歩けない。

堺から約1時間半かけて曽爾村へ。平日の朝の8時でも曽爾高原の駐車場は大賑わいである。
8時半に駐車場を出発、まずは長尾峠を越えて1時間弱の車道歩き。前方や右手に古光山を見上げながら大峠へ向かう。
「ヴェェェェェェェェ〜」と牛の鳴き声が聞こえてくるみつえ高原牧場を過ぎて9:25に大峠の登山口に到着。登山開始。
まずはソーラーパネルの敷き詰められた斜面の横を登って行く。初っ端からとんでもない急登。しかも足元がグズグズ崩れる柔らかい土の道。初手からめっさ難儀する。
急登に次ぐ急登で大変ではあるが、標高が上がってくると木々の間からマッターホルン的な高見山の秀麗な姿が振り返れるようになりそれは眼福ではある。
大峠から45分ほどで古光山南峰(960m)に到着。ってこっちの方が標高上なんかい。なんでこっちが山頂ではないのか。
南峰から古光山までは片側が切れ落ちた高度感のある尾根道。時折岩登りなんかもあってまあまあ難易度高い。

10:50、古光山(953m)登頂。手元の地図には大峠から50分とあるが、どんな健脚者が50分で登れるんだ。トレランのタイムじゃないのか。
ここからはかなりの急な下りらしい。脇差スタイルにしていたストックをきちんとしまい、山頂を後にする。
古光山からフカタワへ下る道は、なるほどなかなかの激下りだ。急な下り坂をフィックスロープや木に掴まって降りていく。しばらく下ると傾斜がやや緩やかになり、このままフカタワへ着くのかと思いきや甘かった。激下りはここからが真骨頂なのだ。
冗談かと思うような急な斜面を左右に付けられたダブルロープを頼りにえっちらおっちら降りていく。木の根の1mくらいある段差を無理やり降りようとして尖った枝に尻を引っかけてズボンを破きそうになったり、大岩を下ろうとして全くスタンスもホールドもなく困り果てたりしながらガンガン高度を下げていく。
山頂から50分ほどかかってようやくフカタワへ到着。ちなみに手元の地図に記載されたコースタイムは20分。行けるかぁぁぁぁ!!
フカタワから後古光山までの登り返しがこれまたハード。ダイハード。
垂直の岩場には上から何本もロープが垂れ下がっていて、ひょっとしたらこのどれかはハズレのロープになっていて捕まったら死ぬんじゃとか思いながらよじ登って行く。それでも下りよりは登りの方が技術的には易しいので先ほどの激下りに比べたらまださほど苦労せず後古光山に到着。とはいえこの縦走路、正直かなり難易度高いぞ。前回来た時、雨の後に無理に登らんで本当に良かった。多分途中で進退極まって詰むぞコレ。

後古光山から長尾峠までは、地元の中学校の遠足コースにもなっているらしく、それまでとは段違いに難易度が下がる。ここからはストックを出しても大丈夫。
ちょっとツルツル滑るが木製階段や、杭・クサリなどが整備されていて歩きやすいことこの上なし。
途中ススキが茂りすぎて若干ヤブ漕ぎを強いられる箇所もあるが、長尾峠までサクサクと順調に下りてこられる。そのまま駐車場へ戻っても良かったのだが、せっかくなので亀山あたりまでは行ってみることにする。
あまり人が入っていないのか長尾峠から亀山へのルートはやや荒れている。とはいえ今まで歩いてきた道に比べれば全然歩きやすいが。
亀山の南の尾根に合流すると目の前にお亀池と広大な曽爾高原のススキ原、その向こうには二本ボソが聳えている。そして今まで1人しか登山者と会わなかったのにハイカーや観光客がいっぱいいる。
亀山へは一瞬ウヘアとなる急登の階段だが、ハアハア言いながら登り切った山頂からは苦労して登った古光山、後古光山がその峻険な雄姿を見せてくれた。ああ、あんなとこ歩いてきたのか。キ〇〇〇ですわ。

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