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Yamareco

記録ID: 7481058
全員に公開
ハイキング
富士・御坂

長者ヶ岳・天子ヶ岳(田貫湖より周回)

2024年12月01日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 静岡県
 - 拍手
GPS
06:05
距離
13.7km
登り
936m
下り
937m

コースタイム

日帰り
山行
5:53
休憩
0:12
合計
6:05
距離 13.7km 登り 936m 下り 937m
6:11
106
田貫湖畔駐車場
7:57
8:08
42
8:50
8:51
205
12:16
田貫湖畔駐車場
06:11 田貫湖畔広場駐車場(北岸)
06:21 長者ヶ岳登山口
06:31 田貫湖キャンプ場分岐
07:49 富士山展望地 06:56
07:05 休暇村分岐 07:08
07:57 長者ヶ岳 08:08
08:30 上佐野分岐
08:50 天子ヶ岳 08:51
08:55 富士見台 09:01
09:51 林道終点 09:57
10:36 天子ヶ岳登山口(2) 10:43
11:29 天子ヶ岳登山口(1)
11:56 休暇村富士 12:01
12:16 田貫湖畔広場駐車場
天候 快晴、出発時駐車場1℃
過去天気図(気象庁) 2024年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
■往路:都内−首都高速−<東京IC>−東名高速−<御殿場JCT>−新東名高速−<新富士IC>−国道139号−<西富士ゴルフクラブ>−県道414号−<田貫湖入口>−田貫湖畔広場駐車場(北岸)
(都内−東名高速−田貫湖畔駐車場:175km)

■復路:田貫湖畔広場駐車場−<田貫湖入口>−県道414号−<猪の頭下>−国道139号−<河口湖IC>−中央高速−<大月JCT>−中央高速−<高井戸>−首都高速−都内
(田貫湖畔駐車場−中央高速−都内:165km)

■駐車場:田貫湖北岸、バンガロー管理棟前の広場駐車場に駐めました。当初、田貫湖北東駐車場に駐めるつもりでしたが、車道が先に伸びていたため、少し走ってみました。車道の終点には駐車場があり、明かりが点いた綺麗なトイレもありました。車中泊は禁止されているようです。とくに駐車場の表記はありませんが、全て舗装され白線で区割りされていたので空きスペースに駐めました。田貫湖周辺の駐車場はすべて無料のようです。
目の前にはドッカ〜ンと大きな富士山があり、明け方近くになると一升瓶やビール瓶に三脚を抱えたカメラ親父で駐車場はあふれます。長い路駐も始まりますので、確実に駐めるには暗い時間帯に入場する必要があります。長者ヶ岳登山口は、来た車道を10分ぐらい戻ったところにあります。
(マップコード:312 052 162*46)
コース状況/
危険箇所等
■田貫湖畔広場駐車場−長者ヶ岳
駐車場より長者ヶ岳登山口まで車道を10分ほど戻ります。神社の先の展望台を過ぎると、車道は二俣に分かれているので、右手の山側の車道を行くと登山口があります。
登山道はよく整備されており、急登にはステップがありますが、イマイチ歩幅と合わないためかステップ横に踏み跡があります。
登山道は概ね尾根筋を登って行くので危険箇所はありませんが、尾根道なので両サイドが急峻に落ちている箇所もあります。石につまずいて転げ落ちないように...
途中、展望の良い場所には3箇所ほどテーブルやベンチが設置されています。長者ヶ岳の山頂にもテーブルやベンチが設置されており、そこそこのスペースはありますが、人気のエリアだけにハイカーが集中すると狭く感じるかも...

■長者ヶ岳−天子ヶ岳
長者ヶ岳からは、しばらくフラットな登山道ですが、一旦天子ヶ岳への鞍部に下り天子ヶ岳山頂に登り返します。鞍部からは山梨県の上佐野への下山道がありますが、覗いてみると落ち葉が積もっていてあまり歩かれていない感じです。天子ヶ岳の山頂は展望はありません。広い山頂で標柱のようなものは見当たりませんでした。天子ヶ岳山頂と書かれた板が地面に置かれていました。富士見台と書かれた標記があったので行ってみると、富士山がきれいに見えていました。

■天子ヶ岳−田貫湖北東駐車場
天子ヶ岳から下り始めると、急坂の連続です。途中にロープが掛かっているところもありました。今回、天子ヶ岳の下りで初めてストックを伸ばしました。天子ヶ岳を下り始めて10分ほど、背中の携帯から大きな音で緊急速報が鳴り響きました。「すわ富士山が爆発したか...」と慌てて大岩の陰に逃げ込み携帯を引っ張り出しました。「震度6強」地震速報でした。よくメールを読んでみると、富士宮市の「これは訓練です」の文字...前もって案内もなかったし、目の前に大きな富士山があるので焦ります。急坂と地震速報に参ったのか、ほとんど写真も撮らずに登山口まで下りてきました。
車の外はちょうど0℃です。今年も鍋の季節がやってきました。アッツアツの炭水化物で目を覚まします。
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車の外はちょうど0℃です。今年も鍋の季節がやってきました。アッツアツの炭水化物で目を覚まします。
駐車場はカメラ親父の車で溢れかえっています。この駐車場は車道の終点なので、戻る方向に路駐が始まっています。
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駐車場はカメラ親父の車で溢れかえっています。この駐車場は車道の終点なので、戻る方向に路駐が始まっています。
だいぶ明るくなったので、ここに車を置いて登山口まで車道を歩きます。となりのカメラ親父は目的の写真が撮れたのか早くも帰りました。
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だいぶ明るくなったので、ここに車を置いて登山口まで車道を歩きます。となりのカメラ親父は目的の写真が撮れたのか早くも帰りました。
駐車場と登山口のあいだにある長者山田貫神社です。登山の安全祈願をして登山口に向かいます。
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駐車場と登山口のあいだにある長者山田貫神社です。登山の安全祈願をして登山口に向かいます。
登山口は車道のすぐ脇にありました。駐車場から10分はかからない距離です。
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登山口は車道のすぐ脇にありました。駐車場から10分はかからない距離です。
登山道を上り始めると山頂らしくないピークがあり三角点がありました。こんな場所ではほとんど見過ごすでしょう。
基準点名:田貫湖 等級:四等三角点 標高:728.55m
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登山道を上り始めると山頂らしくないピークがあり三角点がありました。こんな場所ではほとんど見過ごすでしょう。
基準点名:田貫湖 等級:四等三角点 標高:728.55m
登山口からではなく、田貫湖の休暇村から直接登ってくるルートもあるようです。
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登山口からではなく、田貫湖の休暇村から直接登ってくるルートもあるようです。
富士山側の樹木が切り倒され、テーブルやベンチがあります。
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富士山側の樹木が切り倒され、テーブルやベンチがあります。
チョットアップに...
駐車場から1時間ほど、レイヤー調整をして行動食を詰め込みます。
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チョットアップに...
駐車場から1時間ほど、レイヤー調整をして行動食を詰め込みます。
8時チョット前、長者ヶ岳の山頂です。テーブルやベンチはありますが誰もいません。
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8時チョット前、長者ヶ岳の山頂です。テーブルやベンチはありますが誰もいません。
田貫湖だからタヌキ?
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田貫湖だからタヌキ?
基準点名:熊平 等級:三等三角点 標高:1335.66m
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基準点名:熊平 等級:三等三角点 標高:1335.66m
富士山側は木が伐採されて、展望が開けるようになっています。
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富士山側は木が伐採されて、展望が開けるようになっています。
山梨県の山頂標は、富士山をバックに建っていました。
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山梨県の山頂標は、富士山をバックに建っていました。
こちらは南アルプスの展望です。左が聖岳で右が赤石岳だと思います。手前の黒い三角は笊ヶ岳かな...
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こちらは南アルプスの展望です。左が聖岳で右が赤石岳だと思います。手前の黒い三角は笊ヶ岳かな...
アップにしてみると、赤石岳と小赤石岳です。
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アップにしてみると、赤石岳と小赤石岳です。
長者ヶ岳の山頂全景です。誰もいないと広く見えますが、ときにハイカーで溢れるようです。
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長者ヶ岳の山頂全景です。誰もいないと広く見えますが、ときにハイカーで溢れるようです。
長者ヶ岳から天子ヶ岳との鞍部に下ってきました。右側に見えているのが長者ヶ岳です。この鞍部から山梨県側に下山できるようですが、落ち葉で踏み跡薄そうです。
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長者ヶ岳から天子ヶ岳との鞍部に下ってきました。右側に見えているのが長者ヶ岳です。この鞍部から山梨県側に下山できるようですが、落ち葉で踏み跡薄そうです。
天子ヶ岳に登ってきました。山頂を表す表記はこれ以外に見つかりませんでした。
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天子ヶ岳に登ってきました。山頂を表す表記はこれ以外に見つかりませんでした。
富士見台の標記があったので行ってみると、ここに天子ヶ岳(山頂?)の標識がありました。
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富士見台の標記があったので行ってみると、ここに天子ヶ岳(山頂?)の標識がありました。
長者ヶ岳で見たときより雪が多いように思います、大沢崩れが大迫力です。
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長者ヶ岳で見たときより雪が多いように思います、大沢崩れが大迫力です。
山頂稜線から大沢崩れを覗いたことがありますが、火山灰と溶岩が交互に積み重なっています。崩れを防ぐことはできないでしょう。
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山頂稜線から大沢崩れを覗いたことがありますが、火山灰と溶岩が交互に積み重なっています。崩れを防ぐことはできないでしょう。
山頂に戻り祠に下山の無事を祈願します。天子ヶ岳の下山は、急坂の連続でストックを伸ばしましたが、カメラを出す余裕はありませんでした。
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山頂に戻り祠に下山の無事を祈願します。天子ヶ岳の下山は、急坂の連続でストックを伸ばしましたが、カメラを出す余裕はありませんでした。
天子ヶ岳登山口「2」まで降りてきました。すぐ下は車道です。ここから車道を歩いて田貫湖まで戻ります。
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天子ヶ岳登山口「2」まで降りてきました。すぐ下は車道です。ここから車道を歩いて田貫湖まで戻ります。
車道で見上げた長寿ヶ岳かな、天子ヶ岳かも知れません。この辺りの山は際立った特徴が無いので、山座の同定が難しいです。
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車道で見上げた長寿ヶ岳かな、天子ヶ岳かも知れません。この辺りの山は際立った特徴が無いので、山座の同定が難しいです。
ここが天子ヶ岳登山口「1」かな。メインの車道は左ですが、登山口「2」へは右にはいります。
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ここが天子ヶ岳登山口「1」かな。メインの車道は左ですが、登山口「2」へは右にはいります。
右の方向には割れた標識があります。
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右の方向には割れた標識があります。
車道を歩いて「天子の森」を過ぎ、「休暇村」から眺めた富士山です。あまりにも近いので大沢崩れが痛々しいですが、今でも御中道は通れるのかな。
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車道を歩いて「天子の森」を過ぎ、「休暇村」から眺めた富士山です。あまりにも近いので大沢崩れが痛々しいですが、今でも御中道は通れるのかな。
田貫湖畔広場まで戻ってきました。ここの駐車場に車を止めています。朝溢れていたカメラ親父はいなくなりましたが、観光客が増えています。はやく駐車場を空けてあげよう。お疲れ〜...
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田貫湖畔広場まで戻ってきました。ここの駐車場に車を止めています。朝溢れていたカメラ親父はいなくなりましたが、観光客が増えています。はやく駐車場を空けてあげよう。お疲れ〜...

感想

10月に南アルプスの上河内岳に登った後、仕事もいつになく忙しかったが、家の改装の問題や、車の購入時に追加した機能が備わっていなかったりして、山に行く時間がなかなか捻出できなかった。

我が家も既に35年が経った。子育ても終わったので、リホームというよりリノベーションが必要な状況だが、家の中のものをすべて退避させて家族で数ヶ月もホテル住まいなどとてもできない。
不動産販売は、全面リフォーム済みやリノベーション済みとの住み替えを薦めてくれる。その費用と言えば、郊外に行けば一軒家が建つほど。
もうチョット仕事を続けたいので、今と同じ程度の通勤時間だと、やはり住居は都内になってしまう。

最近、オフィスの近くで大規模開発が行われ、小さな家やアパートが壊されタワマンが建った。45階建て100屐2LDKにサービスルームが付いて12億円なんて誰が住むのだろう。中国人の投資家向けかな?1棟に1,200戸、完売したようだが、港区は仕事の場所であっても、とても住む場所ではないな。

見積もり金額に唖然とし、出費ばかりが嵩む現状に、優先順序がまとまらなくなってきたので、気分転換に近くの山を歩いてきた。
信州や越後の山は冠雪したようだが、冬道具のアイゼンやピッケルは倉庫に眠ったままだ。山友くんを変えたら、冬タイヤが合わない。慌ててスタッドレスタイヤを注文したが、ホイールやインセットを夏タイヤに合わせると時期的にすぐには手に入らない。

まあ、遠出をしなくも近くには未踏の山がたくさんある。箱根山系とか御坂山地とか...少し遊んだ程度で、ほとんど登っていない。
ハイキングには良さそうな長者ヶ岳と天子ヶ岳を歩いてきた。
人気の山域というイメージはあるが、紅葉が終わったせいかスライドしたハイカーは多くなかった。

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ハイキング 東海 [日帰り]
天子山塊と田貫湖、白糸の滝。
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
2/5

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