大屋山(西上州、秋の展望台)
- GPS
- 04:53
- 距離
- 6.3km
- 登り
- 628m
- 下り
- 645m
コースタイム
天候 | 快晴 朝8:30の登山口の気温 12℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山ポストは道の駅オアシスなんもくにあります。トイレもここを利用しました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ルート全般にわたり落葉注意 落葉により道が隠れ、スリップし転倒や滑落の心配があります。 落葉の下の石で転び、トレッキングポールを曲げてしまいました。 民家裏の段々畑跡の道と鉄塔巡視路 民家裏で左折する段々畑跡の道は、今は、ほとんど歩かれていないようです。それに代わり鉄塔巡視路が、大屋山へのルートとして使われているようです。下山時もこのルートを利用する場合は、段々畑跡の石垣のところで道が分かれます。石垣の上が鉄塔巡視路で、下が昔からのルートとなります。 鉄塔巡視路から作業道まで 植林地を通る鉄塔巡視路の大屋山への分岐と明神宮からの作業道までの間が不明瞭でした。分岐から上に向かう道が正しいようですが、斜めの横道があり、惑わされました。一方で、下りでは、道の判断がつきました。 |
その他周辺情報 | 天然酵母パン もえぎ彩(もえぎいろ) 天然酵母を使った優しい味のパンです。 道の駅オアシスなんもくの約500m西にあります。 道の駅でもパンが買えました。 https://moegiiro.nanmokushoko.com/menu/ |
写真
感想
先週、登った毛無岩の登山口がある道場から見上げた大屋山に惹かれ、登ってみることにしました。深田久弥著「山頂山麓」の「荒船山」で、深田さんは、十一月の半ばに荒船山からの下山でルートロスし、やっとの思いで、道場にたどり着きます。そして、道場で見たそそり立つ岩峰(大屋山?)と色とりどりの紅葉の風景に感激したことが書かれています。
大屋山の山頂は木々に囲まれ展望はよくありませんが、西峰からの眺めは素晴らしく、特に立岩が、岩の砦か欧州の古城のようでした。特に午前中は順光で、撮影するにはうってつけでしょう。展望台から見る紅葉は終盤で、落葉した木が目立っていました。一方で登山口近くのモミジは紅葉が始まったところでした。
さて、ガイドブックなどに記載されている民家の裏で左折し段々畑跡を通る道は、ほとんど使われていないようです。直進する鉄塔巡視路の方が目立っています。鉄塔巡視路は巡視のために定期的に使われ、整備され、歩きやすくなっているからでしょうか。鉄塔からは、次の鉄塔に向けて巡視路が続いています。明神宮に近づく辺りで登山道が分岐します。そこから大屋山へ向けて植林の中を登っていきますが、横道に迷い込まないようにと思いつつも、誘い込まれてしまいました。下りでは、人が歩いた跡が、分かったのですが。
作業道を横断した後の登山道は、落葉が道を隠しているため、もしかしたら、もともと道らしいものは無いのかもしれませんが、適当に登っていくと山頂に着きました。西峰から戻ってみると、山頂近くで、今日初めての登山者に会いました。その方は東京から自動車で来たそうで、西上州の山には、よく登っていると話していました。去年、12月の平日に登った小沢岳では、19人の団体が登ってきて、狭い山頂が満員になりました。この時期、西上州の山の山頂が満員になるとは思いませんでした。今日も、静かな西上州の山を楽しむことができました。
追記
大屋山西峰の展望台から毛無岩へ続く尾根が見えたので、このルートを歩いた人がいないか、ヤマレコで調べてみるとDIYさんの「西上州 大屋山北稜 から毛無岩
2016年11月18日(金) 」やblueistさんの「大屋山北稜〜毛無岩 道場集落より周回
2018年07月09日(月)」、キラ@kiraさんとtakemichiさんの「西上州 大屋山北西稜~北稜~毛無岩~イデミ~無名2峰~井戸沢2021年11月13日(土)」、kenichi-wさんの「黒滝山から毛無岩〜大屋山周回 2021年11月29日(月)」などがありました。また、古い本では、二木久夫著「西上州の岩山藪山」に昭和54年5月1日の毛無岩から大屋山への記録がありました。何れにせよ、地形図には道場から北陵を登るルート示されていますが、大屋山の北陵が険悪で、素人は足を踏み入れない方がよいことがわかりました。
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