朝もやの中に立つ男体山から戦場ヶ原へ

2015年10月21日(水) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 19.4km
• 登り: 1,225m
• 下り: 1,114m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:00
• 休憩: 1:10
• 合計: 8:10

6:30 スタート地点
7:40 六合目
9:30 10:20 男体山頂上・奥宮
11:40 11:50 志津乗り越し
12:10 太郎山分岐・林道分岐
13:20 R120光徳入口
13:40 13:50 小田代橋
14:40 ゴール地点赤沼バス停

天候

快晴なれど、男体山頂上からは中禅寺湖は雲海の下でした。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

いつものように関越沼田IC〜R120.二荒山神社前に駐車。

コース状況／危険箇所等

志津乗り越しからR120の光徳入り口までは、単調な落葉松林の中の林道歩きですので、そのつもりで。

その他周辺情報

平日でも秋の日光の道路の混雑は想像以上でした。いろは坂へ向う道路は渋滞ひどく。帰りも沼田へ戻りました。又赤沼〜二荒山神社前の東武バスもかなり混雑しました。とにかく一日のスタートは早い方が良いでしょう。

写真

10/21 6:22

ここからスタートです

10/21 6:23

二荒山神社の先に男体山、山全体が神様なんですな。

10/21 6:28

参拝を済ませてから受付で氏名を記入、ありがたく500円を納めさせて頂きます。

10/21 6:29

この鳥居の先が登山道になっています。

10/21 6:30

お〜まさに日本的美

10/21 6:30

でもって、鳥居を潜ればこんな感じです。

10/21 6:35

一合目（もって帰りたいぐらいかっこいい石です）

10/21 6:39

足慣らし的な道を歩きます。

10/21 6:57

三合目で舗装路に出ます。

10/21 6:59

こんな感じで暫くまったり歩き

10/21 7:13

この鳥居から再び登山道に入ります

10/21 7:25

だんだん登っていく感じです

10/21 7:28

五合目に着ましたが、ここでは休まず6合目まで行きます。

10/21 7:45

六合目で休憩、この辺りまでは中禅寺湖も良く見えました。

10/21 7:53

岩が増えてきました。

10/21 8:00

天気はいいぞ〜

10/21 8:06

七合目

10/21 8:19

鳥居を潜って

10/21 8:28

八合目瀧尾神社社務所に到着

10/21 8:28

八合目礼拝

10/21 8:30

この鎖で登らせて頂きました。登ってからは岩ノ下を潜って右へ、登山道へ出ます。

10/21 8:40

森林限界を超えてから道もなだらかになります。頂上は近くなったかな？

10/21 8:44

登山道というよりは土砂崩れの跡のような・・・

10/21 8:48

よりフラットになりました。

10/21 8:53

九合目木段登り。

10/21 9:00

抜けました〜　赤い世界です。

10/21 9:04

奥白根山もくっきり

10/21 9:05

アップ

10/21 9:11

ここでは撮るでしょ。

10/21 9:24

お〜まさに火山。

10/21 9:27

奥宮が見えてきました。

10/21 9:28

奥宮は金属で葺いてあります・・・（銅葺きとはちょっと違うかな）

10/21 9:29

二荒山大神の像の前で。

10/21 9:32

半鐘を鳴らして神を称えます。（1点4点は火災警報・・・なんてね）

10/21 9:33

なんか普通の山とは違う雰囲気ありますね。

10/21 9:36

いい気分で太刀持ち。

10/21 9:39

三角点は裏のほうに有りました。

10/21 9:41

太郎山〜大真名子山（奥に小真名子山）〜女峰山

10/21 9:41

太郎山

10/21 9:41

女峰山

10/21 9:41

大真名子山・・・奥が小真名子山なんですな

10/21 9:44

麓は広大な落葉松林です、丁度黄葉の時期。

10/21 9:47

すぐそこに燧ケ岳でしょうか

10/21 9:49

奥白根の右手に見えるのは武尊山でしょうか？

10/21 9:50

こんな感じでした。

10/21 9:57

10/21 9:58

山頂振り返り

10/21 10:10

雲海は感動ですが中禅寺湖が見たかった〜

10/21 10:16

志津乗り越しへ向います

10/21 10:26

女峰山に向って霧が動いてきます

10/21 10:32

こんな道を下り始めます

10/21 10:36

太郎君と

10/21 11:36

志津宮まで下りて来ました。

10/21 11:36

10/21 11:36

10/21 11:39

10/21 11:44

道路に出ました。

10/21 11:45

乗り越しへ到着（女峰山への分岐）

10/21 11:53

長い林道歩きの始まりです

10/21 11:57

秋の山道歩きは気持ち良いけど、とにかく長い〜。

10/21 12:16

太郎山分岐まで来ました。そろそろ飽きてきたよ〜

10/21 12:46

宇都宮大学の学有林の中を歩きながら、落葉松の匂いに包まれています。

10/21 13:18

やっと出ましたR120。

10/21 13:31

秋色に染まった戦場ヶ原に入ります。

10/21 13:36

さっき登って来た男体山が見えます。

10/21 13:41

川を渡って分岐を赤沼方面に

10/21 13:43

小田代橋を渡ります。

10/21 13:44

まだ林の中です、原っぱはまだか〜という気分。

10/21 13:47

今日は子供たちの遠足の渦に巻き込まれました。（交わす挨拶にも疲れました）

10/21 14:09

湯川の水は豊富で清冽。

10/21 14:10

この後、狭い木道は子供たちで一杯になりました。

10/21 14:15

やっと雲が切れてくれました。

10/21 14:16

秋の日の乾いた草原の風は汗ばむようでした。

10/21 14:17

10/21 14:18

戦場ヶ原を闊歩するキッズ軍団です。

10/21 14:22

10/21 14:24

男体山アップ

10/21 14:29

10/21 14:29

10/21 14:47

赤沼のバス停前です

10/21 15:32

二荒山神社に戻ってきました。

10/21 15:33

境内のもみじがあまりにきれいなので。

撮影機器：

EX-ZR1100 CASIO COMPUTER CO.,LTD.

感想

simagawara

前回、奥白根へ登る途中の金精山から、朝もやの中で静かに佇む男体山を見た事から今回の登山となりました。又先日、男体山の裏林道で戦場ヶ原へ出れば一日楽しめるよ、という情報をもらったので、早速。
二荒山神社前の駐車場は朝6時で半分空いていました（平日なのでかな）ので、ここから石段を登って境内へ。社務所で受付して入場料500円、本殿で拝礼していよいよご神体へ登ります。
登山道は足慣らしの為なのか2合目まではゆっくり登り始め、三合目で一旦舗装路に、四合目で再び登山道に入り樹林の中を上がります。大石のある六合目では眼下に中禅寺湖が広がるはずでしたが、本日はもやで見えず（但し上空は青空で頂上での見晴らしは期待）。この辺りからゴロゴの石を縫うような登りになり、男体山登山が大変というのはこの事かと実感します。（修行の山ですからこのくらいは欲しいでしょう）。八合目にある御堂では釣り下がった大きな輪の鎖で登ってから、石を潜って登山道へ、再びゴロゴロ登り。これが終わる頃粘土で滑りやすい道になりますが、涼しい木陰の道を歩く心地よさにほっとします。
樹林を抜けるといきなり展望が開け、見える見える奥白根山・・・朝の光に輝いてるよ〜。残念ながら中禅寺湖はうす〜くレースのカーテン状態（結局この日の下界はもやの中でした）
火山礫の道を爽やかに登り続けると、登山道は噴火口の名残のような太古の息吹の跡を見せながら上がって行きます。広い頂上の正面には奥宮と神像が、左手の先には祠が静かに佇んでおり（3人程の登山者が寛いでいましたが、私は失礼）右に向うと半鐘とその先には岩の上に巨大な剣が青空にくっきりと（これはでかい、想像できない大きさ・・・）
三角点付近の広場で眺望を楽しみながらお握り休憩します。峰が2つ有るのは燧ケ岳でしょうか、その右手には会津駒ケ岳が見えてもいいのかな？奥白根の右手方向に有るのは武尊山かな？
残念ながら天気が良ければ見えるといわれた富士山は見えませんでした。
最初は女峰山を見ながらダイナミックな崩壊の谷を横目に下るうちに、今度は太郎山を見るようになり樹林に突入すると、暫くで志津宮へ到着。暫く笹薮の中を歩くと林道へ出て、乗り越し到着（広くて道が良いのにびっくり・・・但し一般車は通行止めのようです）。
ここからはR120へ出るまでひたすら舗装路を歩きます（約一時間はいつものウォーキングタイムですが、とにかく何も無いので寂しいです、自然に浸るには良いですが宇都宮大学学有林の辺りで気持ちが萎えそうになりました。
りぽD 飲んで元気出して歩く内に光徳牧場分岐を経てR120に出ましたが、ぶわ〜っ、なんだ〜この車の賑やかさは、今日は平日でしょう？山からいきなり人里へ出た熊の気持ちです。
戦場ヶ原に入るや否や子供たちのラッシュというか群れというか、すごいタイミングに当たってしましました、すれ違いもちょっと無理というような場所もありましたし（時間帯も悪かったのかな〜と思いつつ）
但し赤く焼けた草原から望む男体山はすっきりどっしりの存在感ありでした。

赤沼からは東武バスで二荒山神社前まで戻りましたが、秋の観光シーズンのせいか、このバスやたらに混みます。ここでも乗るの〜？というような所で観光客が乗り込みます、運転手さん全く気に留めず、日光はこんなもんじゃい〜と動じる事無し、さすが。私といえば下ります、下りますと大変な騒ぎをしてバスを下りました。（でも歩くより楽でした、料金520円也）

今日は生憎、登山中（2〜3合目だと思うんですが）に買って3回目の手袋を無くしたのは痛かったけど（赤と黒のです）、天下に名高い男体山に天気の良い日に登れたのは良い思い出になりました、日頃の行いが良かったかな？
これで群馬県から袈裟丸山〜皇海山〜奥白根山〜男体山と繋がりました。