バリルートで行者還岳
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- GPS
- 06:47
- 距離
- 7.4km
- 登り
- 927m
- 下り
- 925m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
バリルートで登る行者還岳。初めてのルートである。ヨッコさんが以前ショウタンさんにつれられて行ったルートのGPSを頼りに布引谷と小坪谷の合流点にかかる吊橋から取り付く。小坪谷に向かい直ぐ尾根の急登になる。2年まえは谷沿いの道から行者還岳に登ったが。
道なき山を這い上がり、1時間程で旧関電巡視路に出る。かって関電の送電鉄塔があったが、土台とともに撤去されている。しばらく旧巡視路を進み、山腹を巻く道になる。ここから先は道は崩壊して(現在大川口で通行禁止になっている)通行困難。山側にピンクのテープあり、尾根に取り付き這い上がる。
この上左手、大きな岩稜帯が経ち塞ぐ、武やん果敢にも立ち向かい直登、軟弱な我は右手の樹林帯を巻いて登り、上部で合流。しばらく登るとまた更に大きな岩稜帯。右は危険そうで左に巻く。岩を登って行くと赤いテープ、もの好きが来ていた。赤いテープに従い岩の割れ目を這い上がる。
鉄山の雰囲気の樹林帯を登り切ると、岩稜の細い尾根。左右に切れ落ちており慎重に通過する。
行者還岳に近づくとシャクナゲのジャングル帯が待ち受けている。うまく抜けないと捕まってしまう。最初、尾根右、途中から尾根左にとり頂上に飛び出した。もう一方の3名はシャクナゲのジャングル帯に捕まり上がってこない。左の尾根を下り救出の声で誘導。ようやく全員がそろって昼食休憩。鉄山より苦しい登りだとは皆の感想。
帰りは七曜、大普賢岳を展望しながら行者還避難小屋を通り、弥山方面に向かう。クサタチバナ群生地尾根の標高1486mから小坪谷に向かい、尾根を下る。紅葉は最高状態でとても美しい尾根だ。
下るに伴いたくさんの枝尾根が出現、その都度磁石GPSで判断して行く。間違ったルートで登り返しがくるのではとハラハラさせられる。
身軽なヨッコさんがあちこち偵察してくれる。ブルトウザーのような武ちゃんがドンドン下ってしまう。大声でルート変更を呼びかける。
そんなこんなで、ようやく谷川に着いた時にはホッとしたものだ。谷川を渡る。1ヶ月も雨が降っていないが結構水量がある。他の季節なら渡れるかどうか、直ぐ下が小坪谷の流れだ。一旦河原に降り、道を確かめるとあの山腹を行くと旧道に100mほどだ。這い上がると間もなく古いテープが出てきて、従うと旧道に出た。これでようやく安心した。ほどなく今朝の吊橋を渡りゴール。
コメント
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◎ いやあ〜それにしても素晴らしい紅葉&ルートですね! 小坪谷&布引き谷の合流点の吊橋は気に成ってました。 誰か行かないかな〜と思って2年待ちました。 有り難うございます! ^0^ 来年の奇麗な紅葉&ルートを楽しみたいと思います!
◎ いろりの皆様は元気一杯で凄いですね! それで私は助かってますが、、。
◎ silverboytneさんは以前に近くの山で山野草だけみたいな事をおっしゃってましたが何の何の色な事も良くご存知だし元気過ぎですね! 水のおかげ!? お疲れ様でした! m(_ _)m
mypaceさん
おはようございます。
小坪谷は以前に、行者還小屋近くの大川口から下り、ひどいガレ谷に迷いこんで難儀し、下にたどり着いた事があります。
大川口の立派な標識を見て、下ってみたいと思ったんですよ。
今回の下りはテープも一切ない真っさら、何度も尾根を変えながら下り、川に着いた時はホッとしました。高低差があまり無いところで良かったです。
まあ、単独と大勢では迷いかけた時の心臓への負担は全然違いますけど。
ここの尾根は広く、ジャングルもなく、また滝もなく、とても気持ち良いところです。少し尾根が多いですが。
紅葉の季節が一番良いようです。
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