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Yamareco

記録ID: 7496967
全員に公開
ハイキング
房総・三浦

(養老渓谷駅)〜大福山〜(養老渓谷駅)

2024年11月16日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:57
距離
12.9km
登り
403m
下り
400m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:37
休憩
0:14
合計
4:51
距離 12.9km 登り 403m 下り 400m
8:25
13
8:38
22
渓谷橋
9:00
69
渓谷分岐
10:09
6
10:15
12
日高邸跡分岐
10:27
10:28
7
10:35
55
日高邸跡分岐
11:30
11:43
46
12:29
36
上総大久保駅分岐
13:05
11
宝衛橋
(養老渓谷駅駐車場に辿り着くまで)
 6月から起きている通行止めはカーナビが回避してくれるだろうという思い込みが大きなタイムロスになった。正しい迂回路の案内(2024/11/16現在)は以下リンクの通り。
 https://www.pref.chiba.lg.jp/doukan/koutsuukisei/documents/kengai.pdf

 ナビの表示では養老渓谷駅まで6分の所で通行止め。
 直前の分岐まで別ルートで回り迂回路の案内が無いか確認。
 再び先ほどの通行止め地点に戻るが「この先地元車のみ」とあったので、どこまで行けるのか様子見に入ると、間も無く完全通行止め。
 再度、直前分岐に戻って案内標識を確認すると、ナビは久留里方面を案内していたが、養老渓谷は別方向であると分かり、その確認をしている間も通る車は皆養老渓谷方面へと進んで行く、皆が行くならと安心して進んで行くと・・・
 今度は4差路で、ナビが示す養老渓谷方向は通行止め、誘導員の方がいらしたので、「養老渓谷駅には行けないのでしょうか?」と尋ねたところ、準備してあった手書きの地図を元に迂回路を説明してくれました(大きな迂回です)。
 「こういって、こういって、297号線に出るんだよ」との説明通り迷うことなく297号線に出たが、ナビは今抜けてきたばかりの方角である右手に入るように案内してくる。最初の信号は流石に「それじゃ戻っちゃうだろ」とナビに突っ込んで無視して先に進む、大分進んだところで再びナビが右に入る案内。流石にここまで来れば信用してもいいだろうと思ったら数多あるゴルフ場も過ぎて「先入優先」となった狭いトンネルを抜け、たら・・・・
 先ほどの誘導員さんが・・・4差路コンプリート!っじゃなくて!!
 パートナーと気の抜けた半分ため息の笑いしか出ませんでした。
 「あれれ、もどてきちゃったの?」と再び誘導員さんと会話。「297号線もっと先まで行かないと」と言われる割には目標となる交差点名など教えてはくれません。
 再び(圏央道:市原舞鶴IC付近で)297号線に出て約14Km先の「八声」交差点を右折、小湊鉄道と付かず離れず進みますが、ナビは相変わらず右方向に誘い込もうとします。そのすべてが「この先通行止め」との案内が出ていたのでナビにダマされること無く養老渓谷駅に到着しました。
 ロスタイム2時間、自宅から3時間半の旅でした。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
養老渓谷駅前駐車場(40台、前払い1日500円)
※支払は駅舎内に居る駅員さんに声を掛ける
 電車の切符もしくは駐車券で足湯(140円)が無料
※駅前道路を挟んだ向かい側にも同様の駐車場(50台)あり/支払い機あり
※養老渓谷駅への迂回路図(千葉県):24年6月の台風影響で復旧中
 https://www.pref.chiba.lg.jp/doukan/koutsuukisei/documents/kengai.pdf
コース状況/
危険箇所等
梅ヶ瀬渓谷:問題無し (ゴアテ・トレランシューズ)
 大分荒れていたそうですが、渡渉含む通過に問題無し。赤布が導いてくれます。
渓谷離れ大福山:問題無し
 養老渓谷駅(標高94m)から渓谷歩きは標高100m未満の緩やかなものでしたので、山頂までの標高差約200mの一気登りは大変そうに感じていましたが、気が付いたら登り切っていたという感じでした。
大福山からの下山:問題無し
 舗装路歩きですが傾斜が緩やかで膝への負担は軽微です。
その他周辺情報 養老渓谷駅前にお蕎麦屋さん「旭屋」 : 13時過ぎでしたが繁盛していました。
養老渓谷駅に足湯(140円) : 電車の切符や駐車場の領収書があればサービス
予定通り6時に到着するかと思えた15分前〜♪
通行止めの案内
予定通り6時に到着するかと思えた15分前〜♪
通行止めの案内
標識のあった分岐に戻ってナビの案内「久留里」ではなく「養老渓谷」へと向かう(9割方の車はそちらに向かっていました)
標識のあった分岐に戻ってナビの案内「久留里」ではなく「養老渓谷」へと向かう(9割方の車はそちらに向かっていました)
それでも通行止め。誘導員の方に用意してあった手書きの地図をいただき、国道297号線へ出る
それでも通行止め。誘導員の方に用意してあった手書きの地図をいただき、国道297号線へ出る
身支度を整え、養老渓谷駅から2時間遅れのスタート
身支度を整え、養老渓谷駅から2時間遅れのスタート
駅前の県道81号(清澄養老ライン)を右に進んで、梅ケ瀬渓谷へ向かう
駅前の県道81号(清澄養老ライン)を右に進んで、梅ケ瀬渓谷へ向かう
踏切を渡って右へ
踏切を渡って右へ
1本目を左で「宝衛橋」、往路は2本目を左で「渓谷橋」に進む
1本目を左で「宝衛橋」、往路は2本目を左で「渓谷橋」に進む
眼下に見えるのが宝衛橋
眼下に見えるのが宝衛橋
大福山へ向かう
トンネルを抜ける。
左右の歩道はヌルリと滑りやすいので車道を進む
トンネルを抜ける。
左右の歩道はヌルリと滑りやすいので車道を進む
右は大福山を抜けて行く舗装路
左は梅ケ瀬渓谷〜(立寄)日高邸跡〜大福山へ
計画通り梅ケ瀬渓谷へ向かう
右は大福山を抜けて行く舗装路
左は梅ケ瀬渓谷〜(立寄)日高邸跡〜大福山へ
計画通り梅ケ瀬渓谷へ向かう
今回の渓谷含むルートでは各所で露出した地層を見ることが出来ました。
今回の渓谷含むルートでは各所で露出した地層を見ることが出来ました。
ポツンと紅葉
梅ケ瀬渓谷ハイキングコース入渓10ヶ条その4
イノシシ、サル、ヘビ、ヤマビル注意
梅ケ瀬渓谷ハイキングコース入渓10ヶ条その4
イノシシ、サル、ヘビ、ヤマビル注意
切り通しを進む
物凄い地層の露出
物凄い地層の露出
渓谷の中を左右に渡りながら進む
渓谷の中を左右に渡りながら進む
時には一時的に登山道もミックス
時には一時的に登山道もミックス
自然の導管から流れ出た水が伝い落ちてゆく
自然の導管から流れ出た水が伝い落ちてゆく
滅多に見ない不思議な光景
滅多に見ない不思議な光景
タモリさんが好きそうな
柱状節理のサンドイッチ
タモリさんが好きそうな
柱状節理のサンドイッチ
ダイナミックな湾曲
ダイナミックな湾曲
緩やかな流れの中での水紋
緩やかな流れの中での水紋
怪しい洞窟の入口
怪しい洞窟の入口
反対側へ続いています
反対側へ続いています
「危険入るな」と書かれています
「危険入るな」と書かれています
洞窟の反対側は、更に怪しさマックス
洞窟の反対側は、更に怪しさマックス
自然の芸術を感じます
自然の芸術を感じます
左右の地形がつながる中を流れ落ちる水
左右の地形がつながる中を流れ落ちる水
似たような落差は各所にあるが「せせらぎの階段」と呼ばれているらしい
似たような落差は各所にあるが「せせらぎの階段」と呼ばれているらしい
芸術的な水紋
このトンネルは何のため?人工物?
このトンネルは何のため?人工物?
日高邸跡と大福山分岐
日高邸跡と大福山分岐
日高邸跡
分岐に戻ってここを登って大福山へ
分岐に戻ってここを登って大福山へ
分岐直後は狭いトラバース気味だったが、その先は歩き易い
分岐直後は狭いトラバース気味だったが、その先は歩き易い
林道(舗装路)に出て、白鳥神社へ
林道(舗装路)に出て、白鳥神社へ
白鳥神社登り口
ここを登って行く
ここを登って行く
85段の石段を上ると白鳥神社
85段の石段を上ると白鳥神社
杉の巨木
本日、最後までの安全登山を祈願
本日、最後までの安全登山を祈願
神社の裏の小高い丘の上が山頂
神社の裏の小高い丘の上が山頂
大福山山頂のプレート
大福山山頂のプレート
85段の石段を下る
85段の石段を下る
大福山展望台は立入禁止
大福山展望台は立入禁止
展望台入口脇のトイレ
展望台入口脇のトイレ
直ぐ下の駐車場にあるトイレと自販機
直ぐ下の駐車場にあるトイレと自販機
写真の下部と上部併せて50〜60台駐車可能?
写真の下部と上部併せて50〜60台駐車可能?
やや紅葉
計画していた上総大久保駅への分岐
計画していた上総大久保駅への分岐
残念ながら完全に通行止め
残念ながら完全に通行止め
水抜き穴から生えた、鹿の角の壁飾りのような木
水抜き穴から生えた、鹿の角の壁飾りのような木
渓谷分岐へと戻ってきました
渓谷分岐へと戻ってきました
紅葉アップ
左上「渓谷橋」、正面「宝衛橋」
左上「渓谷橋」、正面「宝衛橋」
帰路は宝衛橋を渡ります
帰路は宝衛橋を渡ります
緩やかな流れは養老川
緩やかな流れは養老川

装備

個人装備
長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ザック 行動食 非常食 飲料 計画書 ヘッドランプ 予備電池 常備薬 携帯 時計 タオル ストック カメラ ココヘリ 筆記用具 ファーストエイドキット ツェルト アプリ(山と高原地図・コンパス・GPS・ヤマレコ)

感想

養老渓谷駅を計画を2時間オーバーしてスタート
既に観光案内所が空いていたので立ち寄って情報収集。渓谷の状況や登山状況についての情報は持ち合わせていないようだ。上総大久保駅への下山路は少々荒れているので、月崎駅に降りた方が良いかもしれないとの情報を得る。
計画では、上総大久保駅に下山して1時間半待ちの12:29に乗車して戻るとしていたが、2時間遅れなので13時下山で2時間待ちの15:00乗車を覚悟。但し、元気があれば駅間を徒歩(1時間半)で戻ることとする。
踏切を渡って駅の反対側へ、集落を抜けて進み、トンネルを抜けると大福山に直接向かう舗装路と梅ヶ瀬渓谷へ向かう道へと別れ、計画通り渓谷へ。

(地層については詳しくありませんが雰囲気を伝えようと悪あがき)
渓谷内はもちろん各所に地層が剥き出しになっている。柱状節理が間に挟まれている地層は記録番組などでもあまり見かけないね〜と言いながら、不思議な景観にテンションが上がっている。駅をスタートしてから10分おきにヤマレコがアナウンスする標高は90m台のままなので、水の流れはゆったりとしている。所々の滝(というよりは十数センチの落差)もテーブルからこぼれ落ちるような静かな流れ。水は澄んでいて川床の砂には様々な形の水紋が形作られている。上流から流れてくる水量は多くないようだが、渓谷の両岸壁の地層の導管?から染み出た水が大粒の雨のように降り注ぎ流れに加わっている。その岸壁の地層は横に重なっていたり、大きく湾曲させられていたり、時には垂直に近いほど折れ曲がっている。所々に反対側の光が見える洞窟のようなものも自然の造形だろうか?
渓谷の中を右岸・左岸と何度か渡渉しながら進んだが、渡渉が全く気にならない程不思議な景色に夢中になった渓谷だった。

渓谷を離れて大福山に向かう前に「日高邸跡」に立寄り。2時間遅れスタートだったのでここはパスするところだろと心中思いながら、ここまで紅葉らしい紅葉に出会えていなかったので紅葉期待で日高邸跡へ向かったが、残念ながら得るものの無い往復となってしまった。

分岐に戻って大福山へ・・・出だしはやや狭いトラバース路だったが、その先の九十九折れで事件は起きた・・・まさかのヤマビル攻撃。パートナーが足を2か所やられて気が付く、自身も点検してみると両足のパンツの外側とシューズに近い足首、ともに布の上に吸い付いていただけだが、叩き落とす。パートナーの点検をすると手や首にまで・・・(首は未遂)手は、リムーバーで吸い出し消毒布とバンドエイドで処置。すれ違った方に「この先ヤマビル注意です」と伝えて先に進んだ。その先はヤマビルも見かけない歩き易い登山道になり、舗装された林道に出て、少し登って「白鳥神社」へ向かう、85段の石段を上ると杉の巨木に護られた拝殿があり、いまさらながら安全登山祈願。
拝殿の裏の小高い丘の上に「大福山山頂」プレート・・・ただそれだけ。

山頂で記念写真を撮影し、85段の石段を降りたところでパートナーから「ストックは?」・・・ああ〜撮影の時に立て掛けたような記憶が・・・空荷で43段を駆け上がりストックを回収。下りはやはり85段で・・・とほほ

下山は、先ほど林道に合流したポイントに戻り、林道を下る。
間も無く50〜60台は停められそうな駐車場。そういえば、親子三代と思われる家族が何も持たずに大福山を目指していました。
林道は軽快に進み、「1人だったらとっくに走っているよ」とパートナーに伝えたら「何故走る必要があるの?」と不思議がられました。
上総大久保駅への分岐点に付いたら、駅方向には「全面通行止め」の案内が・・・
「車は行けなくても徒歩なら行けるんじゃないの」という気持ちと「2時間遅れなのでこのまま養老渓谷駅へ下山しよう」という気持ちで後者が勝り、その旨を伝えたら・・・
「三角点ゲットしなくていいの?本当に?いいの?」と念・念・念押しされました。
パートナーにも「三角点狂い」と思われていたのだと悟った瞬間です。

当初計画の40分遅れで養老渓谷駅に到着し、帰りは迷うことなくアクアラインを越えました。

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