久地冠山 地獄谷~奥谷
- GPS
- 05:43
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 655m
- 下り
- 661m
コースタイム
- 山行
- 5:28
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 5:43
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
久地冠山から尻高山への縦走路は、倒木もあるが概ね明瞭。途中、宇賀方面と尻高山方面の分岐が何カ所かあり、案内板に注意して左に進む。 |
その他周辺情報 | 中国電力間野平水力発電所。大川橋南詰に、お食事・うどん こばやし。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
|
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感想
久地冠山572mの登山口がある間野平の上流に地獄谷があり、岡岷山(おか びんざん)の「都志見往来日記・同諸勝図」の久地村の図に太田川の険しい岩崖を縫う道が描かれている。岡岷山は駒ヶ滝からの帰路、間野平で下船し、冠山中腹の宇賀温泉に登って、地獄谷の上を横切る道から宇賀峡にくだっている。現在の地獄谷橋から見上げる地獄谷は、出合いはゴルジュとなって入渓はできないが、巻いて登ると、上流部は落石と倒木で荒れたルンゼが続いていた。左岸の岩尾根に続く踏み跡をたどり、途中から中電巡視路を利用して冠山北の500mピークに至り、そこからは道なき道を鞍部に降りて登り返し、久地冠山に登頂した。下りは、西峰川ルートもあるが、こちらは最近、篤志家の方が整備されて、滝には「一の滝」「二の滝」と案内板までついているようで、自分の好みではない。ひとつ南の奥谷川右俣は左岸の尾根に登山道がある*が、谷の上流には昔は寺木の集落があったという。明治の地図では、寺木からの道は、険しい中流部は避けて左岸尾根を降りている**。この集落跡と、さらに中流部の屈曲部にあるだろう滝を訪ねて、奥谷川をくだった。集落跡には、段々畑の石垣と取水設備が残されており、こんな谷の上流に暮らしがあったことが偲ばれた。下れるか心配していた谷沿いには、細い踏み跡が続いていた。中流域の屈曲部から始まった滝は、意外にも7mほどの滝をつらねる連瀑帯となって、林道のすぐ上まで続いていて驚かされた。多分、西峰川よりは良いのではないだろうか。間野平までの県道歩きは長かったが、晩秋の山里を眺めながら歩いた。
*(いわちゃんさんの記録)https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6925379.html
**(今昔マップ)https://ktgis.net/kjmapw/kjmapw.html?lat=34.524676&lng=132.399292&zoom=15&dataset=hiroshima&age=0&screen=2&scr1tile=k_cj4&scr2tile=k_cj4&scr3tile=k_cj4&scr4tile=k_cj4&mapOpacity=10&overGSItile=no&altitudeOpacity=2
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