ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 750497
全員に公開
ハイキング
甲信越

絶景の蝶ヶ岳・・・でも色々とアクシデントが

2015年10月24日(土) ~ 2015年10月25日(日)
 - 拍手
todora5502 その他1人
GPS
32:00
距離
14.0km
登り
1,507m
下り
1,501m

コースタイム

1日目
山行
7:30
休憩
0:50
合計
8:20
6:50
20
駐車場
7:10
30
7:40
70
8:50
210
12:20
13:00
60
14:00
40
14:40
10
14:50
15:00
10
2日目
山行
4:00
休憩
0:00
合計
4:00
7:30
130
9:40
60
10:40
30
11:10
20
11:30
駐車場
天候 24日(土)晴れ 尾根は暴風並の強風 夜 雪(少し)
25日(日)晴れ やっぱり尾根は強風
過去天気図(気象庁) 2015年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
安曇野IC〜三股駐車場
コース状況/
危険箇所等
・ほりでーゆ四季の郷から先の林道は細い上にくねっているので対向車が分かりづら い。対向車が来たらすれ違える場所を確認しながらゆっくりと走行した方がよい。
・「ゴジラみたいな木」から「まめうち平」までは階段が結構整備されている。
・「まめうち平」から先が少しずつ登りが急になり、一度軽く下って蝶沢の先の倒木 がアーチ状になっている所を過ぎると次第に急登になってくる。
・水が登山道に沿って暫く流れている場所があり、ぬれた靴底で石の上に乗ると滑り やすい。(特に下山時)
・樹林帯を黙々と登るが、この季節は木々の葉が落ちていて天気がよければ木立の間 から常念岳が時々見える。
・24日の晩、少し降雪があり、それが登山道で凍っていて滑りやすかった。(下山  時。山頂から最終ベンチの下100mぐらいまでの間 すべってちょっと滑落しまし  た。)
その他周辺情報 トイレは駐車場と登山指導所の2か所。あとはヒュッテまで無し。
「ほりでーゆ四季の郷」の日帰り入浴割引券を蝶ヶ岳ヒュッテでもらえます。
また、ヒュッテに宿泊すると、蝶ヶ岳から撮影した風景の、絵はがきにもなる美しい来年の卓上カレンダーが一人一人にいただけました。(この時期だけ?たぶんシーズン終了だからで、売れ残っていたのかな。)
予約できる山小屋
蝶ヶ岳ヒュッテ
三股駐車場(70台ほど入れます) 朝6時半に到着したときには3分の2ほどうまっていました。
2015年10月24日 06:35撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/24 6:35
三股駐車場(70台ほど入れます) 朝6時半に到着したときには3分の2ほどうまっていました。
登山口まで約800m歩きます
2015年10月24日 06:52撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
10/24 6:52
登山口まで約800m歩きます
標高1500m付近です この辺りは紅葉のピークでした
2015年10月24日 07:01撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
4
10/24 7:01
標高1500m付近です この辺りは紅葉のピークでした
登山指導所 計画書をポストに入れます
2015年10月24日 07:05撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
10/24 7:05
登山指導所 計画書をポストに入れます
登山口から50mほどで常念岳への登山道との分岐があります
2015年10月24日 07:10撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
10/24 7:10
登山口から50mほどで常念岳への登山道との分岐があります
吊り橋を渡ります
2015年10月24日 07:19撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
10/24 7:19
吊り橋を渡ります
落ち葉を踏みしめながら登っていくと・・・
2015年10月24日 07:35撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
10/24 7:35
落ち葉を踏みしめながら登っていくと・・・
「ゴジラみたいな木」に到着(登山口から1劼曚匹任)
2015年10月24日 07:39撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
1
10/24 7:39
「ゴジラみたいな木」に到着(登山口から1劼曚匹任)
木立の隙間から常念岳が見えてきました
2015年10月24日 07:59撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
10/24 7:59
木立の隙間から常念岳が見えてきました
常念岳です
2015年10月24日 08:26撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
1
10/24 8:26
常念岳です
まめうち平に到着
2015年10月24日 09:07撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
10/24 9:07
まめうち平に到着
蝶槍(?)と常念岳が見えてきました
2015年10月24日 09:58撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
1
10/24 9:58
蝶槍(?)と常念岳が見えてきました
蝶沢にやってきました
2015年10月24日 10:00撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
10/24 10:00
蝶沢にやってきました
この倒木のアーチから先、だんだんと登りがきつくなります
2015年10月24日 10:01撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
10/24 10:01
この倒木のアーチから先、だんだんと登りがきつくなります
最終ベンチ あと900mと思うけれど長い・・・
2015年10月24日 11:37撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
1
10/24 11:37
最終ベンチ あと900mと思うけれど長い・・・
稜線が近づいてきたぁ・・・
2015年10月24日 11:37撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
1
10/24 11:37
稜線が近づいてきたぁ・・・
大滝山登山道との分岐 ここまで来るともう少し
2015年10月24日 12:05撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
10/24 12:05
大滝山登山道との分岐 ここまで来るともう少し
蝶槍と常念岳の間に大天井岳も見えてきた
2015年10月24日 12:12撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
2
10/24 12:12
蝶槍と常念岳の間に大天井岳も見えてきた
いよいよ山頂の稜線!ハイマツの向こうに槍ケ岳の穂先が見えた!!
2015年10月24日 12:15撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
2
10/24 12:15
いよいよ山頂の稜線!ハイマツの向こうに槍ケ岳の穂先が見えた!!
きたぁ〜!稜線に上がると穂高の山々が出迎えてくれた!!
2015年10月24日 12:17撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
1
10/24 12:17
きたぁ〜!稜線に上がると穂高の山々が出迎えてくれた!!
風はかなり強いけれど、なんという恵まれた天気。
2015年10月24日 12:18撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
3
10/24 12:18
風はかなり強いけれど、なんという恵まれた天気。
蝶ヶ岳ヒュッテにむかいます
2015年10月24日 12:19撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
2
10/24 12:19
蝶ヶ岳ヒュッテにむかいます
ヒュッテに荷物を置いて蝶槍にむかいます
2015年10月24日 13:03撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
2
10/24 13:03
ヒュッテに荷物を置いて蝶槍にむかいます
稜線は暴風並の風。体が持って行かれそうです。でも眺めは最高。
2015年10月24日 13:55撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
2
10/24 13:55
稜線は暴風並の風。体が持って行かれそうです。でも眺めは最高。
山頂はテント場の上
2015年10月24日 14:37撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
1
10/24 14:37
山頂はテント場の上
山頂の表示
2015年10月24日 14:52撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
2
10/24 14:52
山頂の表示
山頂からの眺め
2015年10月24日 14:44撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
3
10/24 14:44
山頂からの眺め
夕方雲が出始め光芒がさしていました
2015年10月24日 16:03撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
5
10/24 16:03
夕方雲が出始め光芒がさしていました
陽が沈みわずかに空が焼けました
2015年10月24日 17:00撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
3
10/24 17:00
陽が沈みわずかに空が焼けました
穂高の星空
2015年10月25日 03:28撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
5
10/25 3:28
穂高の星空
日の出前 金星と木星のコラボ
2015年10月25日 05:23撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
5
10/25 5:23
日の出前 金星と木星のコラボ
東の空が赤くなってきました
2015年10月25日 05:30撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
2
10/25 5:30
東の空が赤くなってきました
富士山も見えました
2015年10月25日 05:31撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
3
10/25 5:31
富士山も見えました
夜明けの穂高連峰
2015年10月25日 06:05撮影 by  NIKON D810, NIKON CORPORATION
6
10/25 6:05
夜明けの穂高連峰
夕べ降った雪が登山道に少し積もり凍っていました
2015年10月25日 07:39撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
10/25 7:39
夕べ降った雪が登山道に少し積もり凍っていました
霜柱
2015年10月25日 08:06撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/25 8:06
霜柱
かなり降りてくるとカラマツ林が葉を落としていました
2015年10月25日 10:35撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
10/25 10:35
かなり降りてくるとカラマツ林が葉を落としていました
登山口に戻ってきました
2015年10月25日 11:13撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
10/25 11:13
登山口に戻ってきました
陽の光に紅葉が輝いています
2015年10月25日 11:21撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
10/25 11:21
陽の光に紅葉が輝いています
駐車場近辺が紅葉の盛りでした
2015年10月25日 11:24撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/25 11:24
駐車場近辺が紅葉の盛りでした
駐車場に到着
2015年10月25日 11:30撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/25 11:30
駐車場に到着

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ
共同装備
レジャーシート 地図(地形図) コンパス 計画書 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 ツェルト

感想

前回の平標山と仙ノ倉山に妻が行けなかったので、紅葉を見に行きたいというので、色々考えたあげく、夏に西岳から眺めた常念岳と蝶ヶ岳方面へ出かけることにした。土・日曜日を使って一泊なので無理をせず、蝶ヶ岳で一泊して降りてくることにした。
 車で三俣の駐車場へ向かう。が、なんとなく道が違うような気がしながらも、奥へ奥へと進む。道にはたくさんの猿があちらこちらに出ていた。
 駐車場に着くと、そこには「常念岳一の沢登山口」という表示。そこで初めて谷津を一本間違えたことに気づき引き返す。
 予定より30分遅れの6時30分に三俣の駐車場に到着。駐車場は3分の2程度うまっていた。
 登り初めて「まめうち平」まではいい調子。「このところ2週間に一度程度山行きをしているから体が楽なんだな。」などと思いながら登る。
 樹林帯の中をひたすら登るが、高度が増すに連れて紅葉が終わり葉を落とした木立の間から常念岳が見える。景色が見えるのと見えないのとでは精神的に大きな違いがある。
 まめうち平を過ぎ、蝶沢へ出たあたりから登りがきつくなってくる。さっきまでの余裕はどこかへ飛んで行ってしまった。最終ベンチを過ぎ、尾根に近づくと、降りてくる人たちから、「槍や穂高がよく見えるよ。素晴らしいよ。」と声をかけられる。「もうすぐ!」という声に励まされ登り詰めていくと、ハイマツの上から、ヒュッテの赤い屋根の左に槍ヶ岳の穂先がのぞいている。「おおっ!槍が見える!」とテンションが上がりスピードをあげて尾根に出ると、そこには穂高連峰の山々が綺麗に姿を見せて出迎えてくれていた。
 しばし見とれて、疲れも忘れる。
 ヒュッテで宿泊手続きを済ませ、蝶槍を目指す。とにかく風が暴風なみに強い。気を抜くと体を持って行かれそうだ。ハイマツの陰に座り込み、風を避けながら昼食をとった。
 蝶槍からの帰りにはたと気がついた。「蝶ヶ岳山頂にはまだ到達していなかった・・・」ヒュッテに戻りそのまま山頂へむかう。とにかく風が強い。でも、パノラマは素晴らしい。
 夕方、穂高連峰の空が焼けるのを期待していたが、日の入り近くになってから厚い雲が出てしまい、わずかに焼けただけだった。
 夜、さらに風は強まり、時折雪が窓をたたく音。ヒュッテが飛ばされてしまうのではないかと思うような風。テン泊の人たちはどうしているのだろうか。それに、気温も下がり、月の入り後、午前3時に星空を撮影に外に出たときは−4℃だった。風で三脚があおられ使えないので、何枚か撮影して退散。
 朝5時には東の空が焼け始めたので撮影に出たが、風は相も変わらずだった。三脚の使用はあきらめて手持ちで撮影。とにかく、指先が痛い。カメラを操作するときだけ手袋を外すのだが、体温がすぐに奪われ、指先の感覚がなくなってしまう。
 それでも空は綺麗に焼け、穂高は真っ赤に染まりはしなかったものの、朝陽を浴びて綺麗に輝いていた。
 蝶ヶ岳ヒュッテは11月3日の泊まりを最後に今シーズンの営業を終了するとのこと。シーズンの最後にここへ来られて本当によかった。
 下山は、最終ベンチの先まで夕べの雪が凍っている場所があり滑りやすかった。慎重に足を運んでいたつもりだったが、足を取られて、登山道から転げ落ちてしまった。幸い、木に引っかかり1mほどの滑落ですみ、膝をちょっとすりむいただけですんだが、場所が場所だったらとゾッとする。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:939人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 甲信越 [2日]
蝶ケ岳〜蝶槍往復
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
積雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
蝶ヶ岳(三股往復)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [日帰り]
常念岳−蝶ヶ岳(三股登山口)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら