鳳凰三山縦走（夜叉神峠登山口〜広河原）

2015年10月24日(土) ~ 2015年10月25日(日)

• GPS: 32:18
• 距離: 17.3km
• 登り: 2,060m
• 下り: 1,908m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:49
• 休憩: 1:24
• 合計: 7:13

5:45 夜叉神峠登山口
6:50 6:58 夜叉神峠
8:12 8:19 杖立峠
9:01 9:06 火事場跡
9:45 10:00 苺平
10:17 10:28 辻山
10:58 11:33 南御室小屋（昼食）
12:45 12:48 砂払岳
12:58 薬師岳小屋

2日目

• 山行: 5:53
• 休憩: 1:25
• 合計: 7:18

6:40 薬師岳小屋
6:48 6:54 薬師岳
7:27 7:46 観音岳(鳳凰山）
8:02 8:10 鳳凰小屋分岐
8:45 8:50 アカヌケ沢の頭
8:57 9:00 地蔵ヶ岳
9:10 9:15 オベリスク
9:43 9:48 アカヌケ沢の頭
10:38 10:52 高嶺
11:36 11:56 白鳳峠（昼食）
13:45 0:00 白鳳峠入口
13:58 広河原インフォメーションセンター

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

往：夜叉神の森(夜叉神峠登山口）駐車場
復：広河原 バス⇒夜叉神峠登山口 14:30発 940円（協力金含む）

コース状況／危険箇所等

特に危険な箇所はなし。
白鳳峠直下からのガレ場歩きは浮石に注意。

その他周辺情報

日帰り入浴：天恵泉白根桃源天笑閣　600円

写真

夜明け前に夜叉神登山口駐車場へ到着。すでに数十台の車があり。

夜叉神峠登山口

夜叉神峠。白峰三山を望む。

杖立峠

杖立峠から苺平まで2時間30分？これは、辻山までですね。

火事場跡。

火事場跡から白峰三山を望む。

苺平。静かなシラビソの森の中。

苺平から辻山に向う登山路。

20分程で辻山。山頂は展望は無いが、すぐ近くに展望台あり。展望台から砂払岳、薬師岳を望む。

白峰三山。

南アルプスの山々。奈良田温泉辺りはガスの中。

辻山から南御室湖小屋への近道。

シラビソ林の中を下って行く。

苺平から南御室山小屋へ向う道と合流。おもしろい？役立つ看板。

快適な道を進んで行くと、

眼下に南御室小屋が。小屋前にて昼食。
水場の南アルプス天然水は美味しかった！

南御室小屋から砂払岳に向う。途中、振り向けば辻山が見える。

大岩を過ぎて暫く歩くと、

砂払岳山頂。宿泊地の薬師岳小屋まであと少し。

砂払岳からの展望。辻山の奥に富士山。

観音岳と眼下に薬師岳小屋。
。

薬師岳。

薬師岳小屋到着。今日はここで宿泊。

2日目 出発前に小屋の主と記念撮影。お世話になりました！

小屋から10分かからずに薬師岳山頂へ。

薬師岳山頂からの展望。白峰三山。

北岳をアップ。

南八ヶ岳から北八ヶ岳まで。

これから登る観音岳。

観音岳から地蔵岳に向う。途中観音岳方向を振り返る。

観音岳山頂。風は思ったより強くない。

仙丈ヶ岳。

赤抜沢の頭の向こうに甲斐駒ヶ岳。

鳳凰小屋分岐。

赤抜沢の頭（左）と地蔵岳。

赤抜沢の頭から地蔵岳を望む。オベリスクが凛々しい。

地蔵岳山頂の看板前で、登山者が写真撮影。
ここからオベリスクを目指す。

オベリスク頂上直下より頂上を眺める。
これより上は、我々には無理。

赤抜沢の頭に戻り、高嶺に向う。

高嶺。あの山を越えれば、後は広河原まで下りのみ。

高嶺山頂直下から地蔵岳を振り返る。

高嶺山頂。

遥か下には広河原が見える。

アサヨ峰と甲斐駒ヶ岳

白鳳峠到着。数人が休憩中。我々もここで昼食を摂る。

高嶺からは岩場混じりの急な道を降りる。

白鳳峠から広河原方向へ下山。ガレ場の向こうに、北岳大樺沢が。

白鳳峠から這松帯のガレ場を下り、シラビソの樹林帯に入る。

只管下り続ける。途中には梯子場もあり。

紅葉が見えてきた。大分標高が下がってきた証拠。

やっと白鳳峠入口まで下山。バスの時間が気になるので、更に広河原INFを目指す。

広河原INFゴール！！お疲れ様でした。

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ 軽アイゼン スパッツ

感想

maychan2

今回は相棒と一緒に、雪が積もる前の鳳凰三山縦走。
スタートは、夜叉神峠登山口駐車場。
夜明け前から多くの自家用車、乗合タクシーが見られる。
周りが明るくなり、ヘッドライトが必要とならない午前5時40分に出発。

樹林帯を抜けて、夜叉神峠に出た所で、白峰三山と対面。
雄大な景観に、相棒もうっとりする。
これから2日間は、北岳にずっと見守られながら登山することとなった。

更には、辻山、砂払岳、薬師岳、観音岳、赤抜沢の頭、地蔵岳、高嶺と、どの山のピークや稜線からも、
白峰三山、甲斐駒、仙丈ヶ岳を始めとした南アルプスの山々、
富士山とその周辺の山々、
大菩薩嶺、小金沢連嶺、丹沢、
金峰山を始めとした奥秩父の山々、
赤岳を中心に南八ヶ岳、蓼科山を左に北八ヶ岳、
更には、槍・穂や白馬の北アルプスまで、
雄大で荘厳は景色を十二分に堪能することが出来た。

薬師岳小屋は、結構宿泊客が多かった。
私にとっては十数年振りの山小屋泊となったが、早い時間に到着する事が出来たので、余裕を持って過ごす事ができた。また、食事も質素ながらに美味しくいただいた。十分に満足。

地蔵岳のオベリスクは、頂上までは無理であったが、その直下までは何とか登っていく事が出来た。岩場の下りが苦手な相棒は、登った頂上直下から下を見下ろし、その斜面を下る事に戦いていたが、ゆっくりとどうにか降りていった。
下から見上げただけのオベリスクと、頂上直下まで自分の足で登ったオベリスクとでは、後から同じ場所から見上げても違った景色に見えたに違いない。

下山は、赤抜沢の頭から高嶺を越えて広河原まで。
当初予定より、山小屋出発が1時間程遅かったので、広河原2時30分発のバスを目指して、足早に歩を進める。
高嶺からは、急な登山路を下り、白鳳峠を経由して、更にガレ場、シラビソの樹林帯を抜けて広河原まで下っていった。
急坂の連続で、結構足に疲れが溜まったが、なんとかバスの時間に間に合う事が出来た。

疲れたけれど、最高の天気と眺望で満足できる2日間でした。
ありがとう！！