塩見岳(鳥倉)
- GPS
- 08:46
- 距離
- 28.2km
- 登り
- 2,867m
- 下り
- 2,896m
コースタイム
- 山行
- 7:27
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 8:46
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
頂上直下は岩場ですが、特に危険な場所はありません。疲れているので安全に! |
写真
感想
標高差は少ないのですが、三伏峠から結構長い林の中はイマイチです。それでも頂上付近の素晴らしい山容、眺めはそれを忘れさせてくれます。
ブログ
塩見岳(2011年9月16日日帰り)鳥倉林道豊口登山口ルート
http://mhan.blog52.fc2.com/blog-entry-319.html
南アルプスの貴婦人と言われる塩見岳、昨年は三峰川林道の通行止めにより断念、その三峰川林道はまだまだ通行止めのようで、塩見岳に行くには塩川小屋から行くか鳥倉林道から行くかしかない。どのコースもコースタイム13時間以上できついコースです。
塩見岳のアルバムをアップ
塩見岳写真
まだ先週の妙高山の筋肉痛が抜けず(荷が重かったのが原因か?)ちょっと心配しながらも、3時に起床し朝食を食べて3時45分頃にアパート出発。
伊那から高速に乗り聖岳のときと同じ松川ICで下道に。
まだまだ真っ暗。
大鹿村から鳥倉林道に入り、だんだん薄明るくなってきて駐車場に到着したときはもう明るくなっていた。既に沢山の車があって、登山準備中の人も数名。
アパートから約85km、ちょうど1時間半くらいでした。
05:40 登山者カードをポストにいれ出発
最初は延々と舗装された林道歩きです。
涼しいし、眺めも良くて快適ですが、長い!
06:01 豊口山登山口到着。
ここからいよいよ登山道です。
急登になりますが、あまり長くは有りません。
非常に快調で、急いで登っても息が切れません。
ずっと林の中で眺めは有りません。
06:34 豊口山のコル
尾根に出たので木々の間から中央アルプスが見えました。
伊那谷に雲海がかかりその向こうに見えています。
その後は尾根の北斜面をトラバースするように進みます。
何箇所かこんな感じのルンゼをトラバース。晴れていれば問題有りませんが、雨が降ってたりしたら危ないかも。
全体的に歩きやすい道です。
途中に水場あり。
07:10 塩川ルートとの分岐着。なんと、地滑りのため通行止めとなっている。
そっちのコースを選ばなくてよかった!
そこからちょっと登ると朝日が当たる!もうすぐ三伏小屋だな!
07:26〜35 三伏峠小屋着
小屋の前のベンチで休憩。日本一高い峠って、何が基準なのかわかりませんがまずは記念撮影。
ここからは稜線になる訳ですが、ほとんどは林の中。
三伏山は眺めがよく東西南北の写真を撮り、あとは遥か彼方の塩見岳目指してまっしぐら。
30分くらいで本谷山を通過しますが塩見岳はまだまだ遠い。
登っても下ってしまい標高はいつまでたっても2600m付近のまま。
本格的な登りが始まるといよいよ塩見岳は近い。
09:05〜10 塩見新道分岐
ここでちょっとした栄養補給。
塩見新道はやはり歩かれた形跡がほとんどない。
なんとかしないと廃道になってしまうぞ!
そこからいよいよ稜線登りになる。所々岩場も出てくる。
09:17 塩見小屋
ちっちゃな小屋だけど、雰囲気がいい感じ!
塩見岳の迫力も素晴らしい!
小屋を越えると急に森林限界になり眺めも最高。
最初に前衛峰を右に回り込みながら越えて行きます。
結構な岩場なのでおばちゃん達は大丈夫なんでしょうか?
そこを越えると一旦下り、そして最後の岩稜登りです。
弱点を突いたなかなか面白いルートですね。
人が多いと落石に気をつけないと行けないと思います。
今回はほとんど人がいなかったので問題無しでした。
そこも越えるといよいよ頂上。
09:58〜10:30 塩見岳東峰
山頂は100m足らずの距離を隔てて西峰と東峰に分かれ、標高は西峰が3,047m、東峰が3,052mです。三角点(二等)は西峰に設置されているため、低い方の西峰の標高が塩見岳の標高とされているそうです。
雲海の向こうに富士山がしっかり見えています。
北は間ノ岳、北岳、甲斐駒、鋸、仙丈岳、西は中央アルプス、南は荒川岳、東に蝙蝠、富士山、素晴らしい眺めです。
のんびりおにぎりを食べながらゆっくり休みました。
そして下山へ。
三伏峠は遥か彼方!しかも下って登ってまた下って登ってが数回!きつかった。
11:50〜55 本谷山
途中で太ももがつってヤバいと思いましたが、なんとか持ちこたえた。
とりあえずここまでくれば何とかなりそう。
12:30〜40 三伏山
ここまでくればあとは本格的な登りはもう無い。
それに眺めもここまでなのでしっかり休んで景色を楽しむ。
疲れてきたので三伏峠小屋でも一服!
登りより下りの方が楽なはずなのに、疲れていた全然そんな気がしない。
でも、この登山道は道が良くて助かった。
13:05 水場
今回はハイドレーションのタンクは空にならなそう。
でも、山の水はしっかり体内に取り込む。
冷たくておいしい!
膝の痛みは出なかったけれど、ずっと歩いているからでしょう、足そのものが痛かった。
最後の豊口登山口までの急な下りは、はやく終わりたかったので半分くらい走って下った。
13:45〜50 豊口山登山口
漸く着いた!が、ここからがまた長い。
2.5kmも舗装路を歩かなくては行けない。
登山地図のコースタイム30分だが、この時間だけは短縮できない!(設定おかしいじゃん!)でも足を動かしていればいつかは着くもの。
14:17 駐車場
長い一日でした。
お風呂に入るため早速、鹿塩温泉を目指しました。が、一般立ち寄り湯は2時半までとのことで断られちゃいました。仕方ないのでどこか無いかな〜って思いながら車を走らせましたが松川町まで良さげなところは無し!で、松川町町営の清流荘というのがICの近くにあってそこでしっかり休んできました。(400円です)
そしてまたまた福島まで550km睡魔と戦いながら帰って参りました。福島着23:15頃でした。
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