大弛峠・甲武信ヶ岳・西沢渓谷 〜きびしいバスの制限時間!
![情報量の目安: A](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_A2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- 06:19
- 距離
- 17.7km
- 登り
- 1,074m
- 下り
- 2,331m
コースタイム
- 山行
- 5:35
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 6:19
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:西沢渓谷 15:40発塩山駅行き (西沢渓谷発 14:40塩山、15:10山梨市、15:40塩山、16:25山梨市(最終)) |
写真
感想
■はじめに
行きは塩山駅からの大弛峠行きバス・帰りは西沢渓谷発のバスを利用したルートです。塩山発の第一便7:30発でも大弛峠着が午前9時ごろと遅く、西沢渓谷発の最終便は16:25発山梨市駅行きという制約があります。この場合、コースタイムは10:30(北奥千丈・木賊・徳ちゃん経由)ですので、グロスで7割くらいのスピードを要求されます。
さらに、最終の1本前15:40発の塩山行きに乗れると、塩山駅でホリデー快速ビューやまなしに乗車することができます。特急券が不要ですし、とても快適ですのでこれを目標にセットします。この場合は約6割(63%)のスピードが必要となります。
■高尾駅で1分接続
当初、自宅からだと塩山駅に7:30に到着できないと思っていましたが、高尾駅で1分の乗り換え時間で到着できることがわかりました(yahooの検索では表示されませんでした)。
中央線各駅停車の高尾到着は2〜3分遅れましたが、松本行き普通電車は接続待ちをしてくれたので無事に乗ることができました。
■塩山駅で同じ高校の友人
塩山駅では、高校の同じクラスの友人と同じバスでした。行き先の山は違いましたが、バスのなかでいろいろ話ができてよかったです。
このときに、甲武信小屋の方への差し入れを預かり、友人の代わりに私が持って行くことになりました。無事に小屋に届けることができましたが、そのお駄賃として、コーヒーをごちそうになりました。暖かい小屋で暖かい飲み物をいただき、元気がでました。
■ルートの状況
北奥千丈、国師、両門の頭、甲武信ヶ岳など、展望は限られます。基本的に樹林帯の中となります。小さなアップダウンが多数ありますので「忍耐力」が必要です。
倒木はありますが、踏み跡は明瞭です。赤テープもところどころにあります。
急斜面や岩・根っこが多く、走れる区間はあまりないような気がしました。下りが多いわりには所要時間を短縮できませんでした。
西沢渓谷の遊歩道は走ることもできますが、無理して15:10発に乗車する必要もなかったし、紅葉もそれなりにきれいだったので、歩いています。
■富士見〜水師〜分岐のコースタイム
東梓〜富士見と、富士見〜水師〜分岐間のコースタイムですが、以前にhirokさん、yamabeeryuさんがそれぞれのレコで配分がおかしいのではないかと指摘していました。(東梓〜富士見のCTは70分、富士見〜分岐のCTは90分)
今回の私のネット所要時間はお二人とほぼ同じくらいでした。この辺りはほとんど走っていないので、感覚的に同じです。
そこで、誠に勝手ながら、走らないでこの区間を踏破したyamaheroさんのネット所要時間も考慮して配分を試算(4人のCT比の平均値を平準化するよう按分)してみました。その結果、東梓〜富士見のCTは70→95分(東梓〜両門55分、両門〜富士見40分)、富士見〜水師〜分岐のCTは90→65分といったところでしょうか。
なお、私は、この区間について、事前に前記のお3方の所要時間から再計算したCTで計画を立てて行ったので慌てることなく行けました。hirokさん、yamaheroさん、yamabeeryuさん、に感謝いたします。
■紅葉などの状況
木賊の稜線の一部で霧氷が見られました。
西沢渓谷の紅葉は終わりかけとなっていましたが、それでもきれいでした。
■おわりに
途中からガスで展望がききませんでしたが、もともと展望の少ないルートですので、気になりませんでした。
しかし、バスの時間が気になって、休憩があまりとれず(甲武信小屋の15分が最大)、始終せかせかした山歩きとなってしまいました。予定どおり1本前のバスで、ホリデー快速ビューやまなしで帰宅できたものの、再びチャレンジすることはないなぁと思いました。
sat4さん、こんにちは。
9時スタートだと気が急きますよね。
しかし、当たり前ですが、大弛峠の標高は高いので、あまり
見たことがないようなグラフになっていますね。
北奥千丈岳、この辺りで一番好きなピークです。まだ朝の
時間で晴れていてよかったです。
そして、忍耐力が必要な区間、同感です。
私は逆方向で歩きましたが、国師ヶ岳までの登りが長く感じた
こと。。。今でも思い出します
奥秩父主脈の中で、気持ち的に一番厳しい区間だと思っています。
youtaroさん、こんばんは。
後半は時間の貯金があったので、北奥千丈でもう少しゆっくりしたら良かったかなぁと思いました。
峠からちょっと歩くだけであの素晴らしい展望ですから、ちょっとした散歩で行くのも良さそうなんで、再訪してみようと思います。
しかし、中盤の展望のない樹林帯は我慢を強いられます。
国師のタルまで結構下ったので、逆方向だと、あの登り返しはめげるでしょうね。
高いところからスタートし、あまり登っていないので、体力的には余力があったのですが。
sat4さん、こんばんは。
やっぱり、トレランの心得のある方は違いますね。
1本前のバスに間に合いましたか。
私など、徳ちゃん新道がゆるくなったあたりから、焦っちゃって
連続小走りで最終16:25に15分前に何とか到着でした。
その時、大弛峠を一緒にスタートしたトレランの方は
やはり、16:25には居なかったですね。
もしかしたら、その前の前のバスかも。
あそこのヨモギ餅美味しいですね。
私も15分の余裕があったので買いましたよ。
yamaheroさん、こんばんは。
yamaheroさんのレコ、タイムリミット甲武信ヶ岳13:30とか、参考にさせていただきました。ありがとうございました。
1本前ですが、ビューやまなしに乗るためにがんばりました。
しかし、本当にトレランをやっている方なら、さらに前のバスかも。
戸渡も徳ちゃんも、結構急で、思うように時短できませんでした。
よもぎ餅。吸い込まれるようにお店に行って、買ってしまいました。
おいしかった。あんこの入っていない丸い形のものおいしかったです。
sat4さん、こんばんは。1時間半後に追っかけていたmnakanoです。
コースタイムの件、おっしゃるとおりです!
自分は東梓でバテバテで、その後のタイムを見ながら、明るいうちに下山できるものか、不安に思いましたが、甲武信で挽回したのを不思議に思っていました。
そういうことだったんですね!
でもバスには乗り遅れました
mnakanoさん、こんばんは。
実は「大弛峠〜金峰山〜穴山駅」は候補として考えたことがあるのですが、
「ロードが長いよなぁ」と逡巡していました。
しかし、穴山駅から西沢渓谷まで歩くなんて、全くもって考えが及びませんでした。
瑞牆、金峰と登った後に、忍耐力の必要な樹林帯のアップダウンですから。
凄すぎです。
コースタイム。事前に知らないと驚きますよね。
富士見から水師はすぐ近くに見えるのにあの所要時間とは。
sat4さん、こんばんは
63%で計画ですか。
どんどんチャレンジングになってきてますね。
でもホリデービュー山梨は快適なので、気持ちはよく理解できます。
東梓〜富士見〜分岐の検証ありがとうございます。
私の場合は帰りは自転車だったので焦る必要はあまりなかったのですが、
富士見に着き、時計を見た時には愕然としたものでした。
これだけメジャーになった山と高原地図で、こんなに配分がおかしいのは、
いかがなものかと思いますが。
もう霧氷の季節なのですね。
季節の進行が早いです。
hirokさん、こんばんは。
ちゃんと検証してきました。
事前に修正CTで計画をたてたので、計画通りに歩けました。
富士見から水師。近くに見えますもんね。
ビューやまなし快適です。
しかし、せかせか歩き。楽しくないですね。
まあ、この区間は仕方がありません。
ガスで展望がなくて幸いだったかもしれません。
霧氷がついているところが1箇所だけありました。
季節が進むのは早いものです。
超・超・超〜遅コメです。
拙者のバス・ぎりぎり・セーフ
拙者は最初から終バス以外は眼中にありませんでしたが、15:40塩山行きだとビューやまなしに乗れるのですね。
それは魅力的だ・・・って、ちゃんと下るのが先決なのですが。
高尾駅での1分差の乗換は、緊張しますよね。
拙者も同じでして、駅探で調べたら、新宿回りだったら7時半までに塩山に到着するとの結果だったのですが、高尾で1分乗換???
高尾駅に中央線電車がいた時はほっと安心しました。
やはりそうですよね。
昭文社地図のCT、ちょっと・・・ですよね。
拙者はそれに惑わされ、一旦は諦めかけ、そして不死鳥のように甦りました。
その後の本コース取りのレコを拝見していると、中には雁坂嶺から下られてた例(tsuiさんだったかな?)もあってびっくりぽんです。
そうではなくても、終バスの前、いや2本前が多くて・・・。
終バス発車の2分前到着の拙者はニアピン賞だ!と自慢できるのでは?と、開き直れそうです
yamabeeryuさん、こんばんは。
今回のルートほど、ヤマレコのみなさんのレコを参考にした山行きはなかったですね。
事前に地図のコースタイムも修正したうえで計画をたてられたので、
慌てることなく、行くことができました。
バスの時間が気になって、あまり落ち着きませんでしたが。
それよりも緊張したのは、高尾駅の1分接続でした。
ヤマレコで高尾1分接続のレコを探して、だいたい間に合っているようだったのですが、乗り継げないと予約したバスに乗れないわけで、どきどきはらはらでした。
tsuiさんの雁坂峠経由のレコも見ましたが、驚きですね。
このルート、再び行くことはありませんが、他の人のこのルートのレコ見るのは楽しいです。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する