苗場山 霧氷の装いに初冬の足音を感じる
- GPS
- 04:55
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 1,043m
- 下り
- 1,171m
コースタイム
天候 | 曇りのち快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
田代ロープウェイ(秋の営業は11月8日まで) 復路 ドラゴンドラ(秋の営業は11月8日まで) 南愛知簿観光バス・白樺口発 越後湯沢下車 越後湯沢駅でロープウェイの割引券あり |
コース状況/ 危険箇所等 |
<ロープウェイ山頂駅〜神楽峰>ルートは明瞭だが、土が露出しており、滑り易い。 <神楽峰〜苗場山>稜線の明瞭なルート。 |
写真
感想
迷っていた。
苗場山まで新幹線を使ってまで行って
雪景色か霧氷が見れるだろうか。
東京近郊の丹沢へでも行こうかとも。
土曜日の午後、「てんきとくらす」の苗場山山頂の
気温を見て、心は決まった。
「てんくら」では日曜日の夜明までの苗場山山頂付近は
氷点下の気温と10m/s前後の風だ。
これは絶対霧氷が出来る条件が揃っている・・・
越後湯沢駅を出発したバスから見る谷川岳方面の山並みは逆光だが
白くなっているように見える。
期待が膨らむ。
田代ロープウェイ、リフトを乗り継ぎ、登高を始める。
ルートにはわずかに雪も残っている。
冷え込んだ空気に冬の気配を感じる。
もうすぐ雪の季節。
楽しみな季節がやってくる。
今日はその冬を感じたくて、霧氷を求めてここまでやってきた。
しかし見上げる空は曇り空。
でも大丈夫。
今日は午後からいい天気になるはずだ。
神楽峰を越えるとガスが急速に引いていく。
いいぞ〜!!
一気に晴れろ〜
と、いきなり苗場山の山容が視界に飛び込み、
その北側斜面が霧氷に覆われている。
見事に引き当てた瞬間に幸運を感じる。
霧氷の白と笹の緑、そして青空。
見事なコントラストだ。
山頂の湿原へと登り上げた。
そこに広がるのは、草紅葉と霧氷に覆われたオオシラビソとのコントラスト。
この景色を見たいと思っていた。
そして今、現実に目の前にある。
実はこの景色は1か月前に写真で見ていた。
「山と渓谷10月号」の紅葉特集に載っていたのを見て、
ぜひ見たいと思っていたのである。
今、あの写真と同じ景色を自分の目で見ている幸運と幸せ。
苗場山、百名山の名に相応しい光景を見せてくれました。
コメント
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正直苗場山いくなら紅葉の季節!と思っていたので、今年はもうムリと思っていました。
こんな雪と草紅葉と緑のコントラストが見られるならアリですね。
神楽ヶ峰はBCで行ったので身近な景色として眺めることができました。
素晴らしい景色をありがとうございました。
苗場山の山頂付近はほとんど紅葉も残っていなかったけど、
草紅葉というか枯れていたのかもしませんが、
その色合いと樹氷とがいい感じの色になってましたよ。
神楽ヶ峰、登っていていい感じの斜面だなぁ〜って
滑りを意識しながら周囲を見渡していましたよ
ここなら気持ちいい滑りが出来そうですね!!
苗場山にはさほど食指は動かないんですがいい景色ですね、来年行ってみようかな。それと、手元にあるBCガイドブックの最初に紹介されてる神楽ヶ峰。春はBC入門コースとか。こっちは今シーズンの計画に入ってます
私も最初は苗場山といえばなだらかな山と思っていましたので、
あまり興味がありませんでしたが、「山と渓谷」の写真を見て、
これは行かなくては・・・と機会を伺っていましたよ。
なによりもBCエリアというのが興味をひきますね。
◎ いやぁ〜素晴らしい茶色&白&青で完璧ですね! 中々条件が揃って且つ当日に休みが有って行けるのは難しい確率ではないでしょうか! 日頃の努力が実った瞬間ですね! ただ黙って見させて貰いました! ^0^y
◎ 苗場山はまだ未踏なので時期が分からず春スキーでどうなのか検討はしてましたが、こんなに奇麗な景色を見せられてはこの時期も有りですね!
◎ 嬉しい悲鳴で悩むレコを有り難うございました! 感動の景色を自然からプレゼントして貰って疲れて無いでしょうが、お疲れ様でした! m(_ _)m
ほんと見事なタイミングに出会えました。
気象条件と休日と晴天とがばっちり合いましたね。
チャンスを伺っていただけありました。
この辺りは豪雪地帯なので、BCスキーへの興味もあります。
そろそろ検討しなくては・・・
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