白山展望の姥ヶ岳・すぐ近くの能郷白山

2015年11月01日(日) [日帰り]

• GPS: 06:35
• 距離: 13.0km
• 登り: 1,214m
• 下り: 1,209m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:45
• 休憩: 0:35
• 合計: 4:20

8:45 平家平駐車場
9:45 ミズバショウ群生地
11:05 11:40 姥ヶ岳
12:15 ミズバショウ群生地
13:05 平家平駐車場

【能郷白山】
13:50温見峠登山口
15:00能郷白山山頂
15:05権現社
15:10能郷白山山頂
16:05登山口
　　　歩行時間2時間15分

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

【姥ヶ岳】
大野市から国道157号線で温見峠に向かって約25km走り
左折して橋を渡り（雲川ダムの手前）林道を道なりに行きます
簡易舗装してありますが、道幅は狭いので、ご注意ください
平家平に10台程の駐車場があります

【能郷白山】
林道から国道158号線に戻り
道なりに温見峠を目指します
人気の山で、峠の路肩に沢山の車が駐車していました

コース状況／危険箇所等

【姥ヶ岳】
ミズバショウ群生地までは標識、登山道共に良く整備されています
その先は笹藪が茂り出し、残雪期に登る山の印象です
殆ど平坦道ですが、木の枝も張り出し、頭上も注意です
長く感じましたが、危険箇所はありません

【能郷白山】
登山口から、いきなり急坂が続きます
ちょうど登り始めが、下山する時間帯だったことから
擦れ違いには注意しました
標識、登山道はよく整備されていますが
急斜面での転倒、滑落にご注意ください

写真

11/1 7:33

国民宿舎前の紅葉が鮮やか♪

11/1 7:34

素敵な並木道もあって、散歩も楽しめます

11/1 7:35

スキー場が庭先のような宿舎なので、雪が降るとなかなか予約が取れなくなりそう

11/1 8:04

ダム湖の上の雲と山。雲が面白い形♪

11/1 8:47

平家平
広々とした台地のような場所。簡易舗装の林道の右奥に駐車場が見えます

11/1 8:48

駐車場は左の道を進んだところ

11/1 8:48

姥ヶ岳登山口標識
山頂までの距離は記されていません

11/1 8:48

ゲートの脇を通り抜けると

11/1 8:49

案内板

11/1 8:50

すぐ林道と別れ右側の登山道へ

11/1 8:55

雪の多さを思わせる曲がったブナの根元

11/1 9:22

青空と落ち葉が周りを一層明るい感じにしてくれます

11/1 9:35

避難小屋がありました

11/1 9:39

すっくと伸びたブナ林は影も優しげ

11/1 9:40

林道終点
ここまで何回も林道を横断しました

11/1 9:44

葉を落としたブナの幹が綺麗。四季を通してブナは目を楽しませてくれます(^^)/

11/1 9:50

雪化粧の白山が垣間見えました

11/1 9:54

姥ヶ岳山頂方面

11/1 10:08

熊にかじられたのでしょうか？皮がはがれています。俄かにクマ出没注意の看板が登山口に会ったことを思い出し、緊張(*_*;

11/1 10:56

笹藪が酷くなって来ました。顔に当たる葉をよけながら進みます。方々で折れ曲がる木の枝に頭をぶつけ、平坦ですが、結構難儀しました。

11/1 10:59

もうそろそろ山頂についても良い頃なのですが、ミズバショウ群生地から思ったより長距離。

11/1 11:06

平家岳山頂に到着(^^)v

11/1 11:06

遥かに御嶽が見え(^^)v

11/1 11:07

白山の眺望が素晴らしい山頂!(^^)!途中からの藪に山頂の眺望も半ば諦めていたのですが、大展望に感激!(^^)!

11/1 11:08

笹生川ダム湖

11/1 11:37

二等三角点
眺望の素晴らしい山頂なのに、途中からの藪が残念です。

11/1 12:15

ミズバショウ群生地
よく見ると、小さな緑の芽が沼のあちこちに出ていました。花の咲いた後のお化けのような葉を思い浮かべると、意外にも小さな芽！でもすでに来年への準備を着実に始めているのですね(^^)/

11/1 12:15

この場所までは登山道が良く整備されています。シーズンには訪れる人も多いのでしょう。

11/1 12:29

再び、心地良いブナ林

11/1 12:29

ベンチも本当に気持ち良さそう。新緑の季節も良いですが、こうして葉が落ちて、山頂方面が透けて見える今頃も明るく静かで気持ちの良い山歩き(^^♪

11/1 12:32

林道終点まで戻りました

11/1 13:03

駐車場分岐まで下山
予定より若干早いので、すぐ近くの能郷白山に登って帰ることにします

11/1 13:48

温見（ぬくみ）峠登山口

11/1 14:13

急坂はあっという間に高度を稼ぎます。降りてくる人が殆どの時間帯、除け違いも慎重になりました。

11/1 14:27

中間地点

11/1 14:30

根尾谷方面

11/1 14:35

幾重にも重なる尾根の向こうに雄々しく白山。能郷白山も白山大展望の山(^^)/

11/1 14:47

尾根の左側は急斜面

11/1 14:52

山頂方面ですが、どれくらい向こうだったのか記憶にありません

11/1 15:01

足下に温見峠

11/1 15:02

山頂に到着
こんな笹藪の中の山頂でしたっけ？権現社での眺望が良いので行ってみます。

11/1 15:05

権現社から見た遥かに続く山並み

11/1 15:05

権現社

11/1 15:06

三角点のある山頂方面

11/1 15:07

下山開始
三角点のある山頂の手前右に岐阜県側からの登山道分岐があります。今はどれくらいの人が歩くのでしょうか？廃道になるのではと心配です。

11/1 15:10

一等三角点なのです(^^)v確か一等三角点百名山ではなかったかと…

11/1 15:10

山頂標識は傾き、文字も擦れています。けれども、日本二百名山。それも奥深い山なので、温見峠登山口までのアクセスはなかなか大変で厄介な山かと思います。

11/1 15:12

権現社の左横に見えて居る尖峰が冠山ではないかと思います。思いがけず、二度目の登山が出来、感無量！

11/1 15:13

黄昏の中で、まだくっきり見えている白山

11/1 16:07

無事下山しました。これから帰途に着きます。思いがけず、天気に恵まれ、充実した山行が出来ました。有難うございました。

撮影機器：

TG-835 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

kyom4

昨日、平家岳の登山後、九頭竜のスキー場目の前の国民宿舎に宿泊し、
今日は一年越しの福井県の山旅の二日目。
宿舎前の美しい並木道の紅葉が、はっとする鮮やかさでした。
明け方は霧に覆われていた山々がダム湖の向こうに次第に姿を現し
今日の快晴の予感に気持ちも弾んできます。

国道158号線は、能郷白山に登る為には、
当時絶対通らなければならなかった道で、
忘れようにも忘れられない、非常に印象に深く刻まれた国道。
まさか、この国道を再び通る機会があるとは夢にも思いませんでしたが
知らなかった福井県と岐阜県の県境の奥深い山々に
こうしてまた訪れる事が出来て嬉しさも一塩。

温見峠に向かう途中で、左折して林道に入り
谷に沿った細い道を分け入ると、
平家平は緩やかに張り出した尾根にあります。
林道に幾度も交差しながら行く登山道は見事なブナ林の中にあり
一年中ブナの美しさを味わえる山ではないかと、
改めてブナを眺めながら心地良い緩斜面を歩きました。

ミズバショウ群生地から俄かに登山道の整備がされていない道に変わり
背丈の高い笹が覆いかぶさるように迫って来ますし
張り出した木の枝に頭をぶつけ、痛い事と言ったらありません。
平坦な、それでいて藪道が長く、なんだか気分が落ち込んで行きました。

平たい尾根の途中にあるような山頂でしたが、
刈り払いされた景色の中に、大きく白山が見えた時は感動しました。
それまでの不平不満は一気に忘れ、
素晴らしい山に出会えた喜びのみがしっかり記憶に刻みつけられました。
帰路、少し時間の余裕があったので再び能郷白山へ登る事に。
何年も前の記憶は曖昧で、こんなに急坂だったのかと改めてびっくり。
能郷白山からも白山が暮れゆく空の彼方に眺められました。
予定にない寄り道で、一寸強行軍になり、帰宅は遅くなりましたが
二つの山は素晴らしい、白山の大展望台です。