ゴシュウ山・秋葉山(林道を使って周回)
- GPS
- 06:15
- 距離
- 7.1km
- 登り
- 864m
- 下り
- 861m
コースタイム
- 山行
- 4:24
- 休憩
- 1:51
- 合計
- 6:15
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
下仁田山歩きガイドでは馬居沢砂防ダムの所に3台、ぶどう橋の所に2台とありました。橋の所の駐車場は向かいの崖からの落石が心配でした。不動様のお堂の路肩にも駐車できそうです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
水道施設付近の登山口からコルの取り付き 右岸にかすかな踏み跡がありました。テープも所々あります。二俣に分かれた沢は右側を選択し、登っていくと開けた場所に出ます。ここから左側の尾根に登ります。尾根を進んで行くと、斜面につくられた作業道が現れます。これを進んで行くと道が無くなり岩がゴロゴロした沢に出ます。この辺りにコルの取り付きがあるようですが見逃しました。 コルの取り付きから林道 コルの取り付きを見逃した原因は、目立つピンクテープが沢の上部へと案内するように続いていたからです。このピンクテープをたどって、沢を詰めていくと右岸に林道の切通の上部が見えてきました。この切通に向けて急斜面をトラバースします。数種類のテープがあり、どれがトラバースしやすいのかわかりません。中間あたりを選んでトラバースしてみました。 林道 立派な林道が出来ていました。行き止まりなので、利用者は限られていると思います。 林道からゴシュウ山 鹿岳から続く尾根の切通手前にある林道のカーブに、尾根への取り付きがあります。始めは踏み跡がありますが、すぐになくなりました。適当に尾根に乗り、その後は落葉とザレの斜面を登っていきます。南斜面で乾燥しているためでしょうか、ザレは踏ん張りが利かない感じです。下りで尾根を間違わないようにするためでしょうか、小さな岩峰を東に巻き進行方向が変わる場所に、唯一テープがありました。西に巻くと支尾根を真っ直ぐに下ってしまいそうです。山頂部は傾斜がキツくなり、岩はもろく木の根をつかみながらの登りとなりました。 ゴシュウ山から秋葉山 ここからは踏み跡もテープもありますが、両側が切れ落ちた場所や細い尾根を歩くなど少し危険な場所もありました。 秋葉山から不動明王像の登山口 ここも、落葉とザレの斜面で、ゆっくり下ることになりました。(歳のせいかもしれませんが。)一カ所、コルから斜面を下り尾根になった場所で、そのまま尾根を下りそうになりました。道は、ここで向きを変えてコルの方向に下るように付けられていました。逆方向に進むようになるので、目の前から踏み跡がなくなったように感じました。 下仁田町からは登山道コース状況について、以下の3点が上げられていました。 ○不動明王像からの登山口は、川を渡った場所にあります。迷いやすいので十分ご注意ください。 ○水道施設付近の登山口からのルートは、踏跡不鮮明で迷いやすくなっています。 ○ヤマビル生息区域です。活動時期(5月〜10月)は十分な対策をお願いします。 ※注意紹介した山のすべてがツキノワグマの生息区域です。鈴等を携帯しご注意ください! |
写真
感想
先週、物語山に登った後、次はどの山にしようかと、「下仁田町山歩きガイド(下仁田町商工観光課)」を見ると、物語山のとなりに秋葉山(あきやさん)が紹介されていました。秋葉山の名前はメジャーだと思いますが、下仁田の秋葉山は結構マイナーな山だと思います。二木久夫著「西上州の岩山藪山」では、頂上は樹木に覆われて展望は駄目。その代わり、ちょっと下って又ちょっと登った所の岩のテラスがあって、素晴らしい展望台になっている。とあっりました。実際に登ってみると、山頂は木が刈り払われたのか展望がよく、岩のテラスは、急ぐあまり登り損ねてしまいましたが、こちらも展望が期待できそうです。
ヤマレコを見ると、結構、登られているようです。ガイドにも往復2時間40分とあり、気軽に登れそうな感じがしました。秋葉山とゴシュウ山(仏岩山)と合わせたルート設定が多く、ゴシュウ山へは秋葉山のコルから往復約1時間となっています。車の移動ルートをグーグルマップで確認するついでに、航空写真を見るとゴシュウ山の北東尾根まで林道が通じているのがわかりました。この林道を使えば、コルからの往復ではなく、周回できそうに思えました。
地形図をにらみ、林道の末端が見えたところで、尾根に移ってみようと考えていました。しかし、実際は斜面がキツく取り付けそうにありません。結局、沢を詰めて林道の末端と同じくらいの高さでトラバースしました。この辺りには何種類もテープがあり、歩いている人が何人もいるようです。若い頃は、ロープウェイが架かった山や林道が山頂近くまで通じている山は、登ろうと思いませんでしたが、今は、登れるなら手段は選ばなくなりました。
ゴシュウ山の登りは、踏み跡もテープもほとんど見られず、ルートファンディングを楽しみながら登りました。といっても、尾根通しに登ればいいだけなのですが、落葉とザレでは苦労しました。山頂部のもろい岩は頼りにならず、木の根をつかんでよじ登りました。ゴシュウ山の頂は、展望が利き、特に北西にそびえる物語山は、ゴツく盛り上がり、堂々とした山容でした。
ゴシュウ山と秋葉山は、人気の鹿岳や物語山に隠されたような位置にあります。
二つの山は1000mにとどかず、ゴシュウ山は940m、秋葉山は861mで地図上では、目にとまらない存在ですが、馬居沢の集落に入ると、秋葉山の堂々とした岩峰迫ってきます。次は、林道に車を駐め、林道の末端から沢に下り、そこから秋葉山のコルに登って、秋葉山からゴシュウ山へと今回の逆ルートをたどってみたいと思います。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する