ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 7588058
全員に公開
ハイキング
奥多摩・高尾

【多摩100山】大岳山から恐怖のサルギ尾根へ

2024年12月13日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:40
距離
11.3km
登り
1,179m
下り
1,098m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:28
休憩
0:44
合計
6:12
距離 11.3km 登り 1,179m 下り 1,098m
9:13
9:14
3
9:17
9:17
12
9:29
9:32
7
9:38
9:41
80
11:01
11:04
30
11:34
11:34
1
11:36
11:36
13
11:49
12:05
11
12:16
12:16
9
12:25
12:25
23
12:48
12:48
6
12:55
12:55
7
13:02
13:03
4
13:06
13:22
31
13:52
13:55
49
14:44
14:44
35
15:20
ゴール地点
天候 曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
コース状況/
危険箇所等
◼︎サルギ尾根
展望台から養沢神社までの下りは結構キツめ
落ち葉も積もっておりスリップに注意
払沢の滝バス停からスタート
2024年12月13日 09:06撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
12/13 9:06
払沢の滝バス停からスタート
やすらぎの里
2024年12月13日 09:12撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
12/13 9:12
やすらぎの里
こんなところに立派な滝が
2024年12月13日 09:13撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
12/13 9:13
こんなところに立派な滝が
白倉バス停。向かいには一時期話題になった角屋商店。今は休業中のようだ
2024年12月13日 09:28撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
12/13 9:28
白倉バス停。向かいには一時期話題になった角屋商店。今は休業中のようだ
バス停裏の路地へ
2024年12月13日 09:32撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
12/13 9:32
バス停裏の路地へ
2024年12月13日 09:33撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
12/13 9:33
取り付き
2024年12月13日 09:39撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
12/13 9:39
取り付き
登り始めは...そこまできつくない
2024年12月13日 09:41撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
12/13 9:41
登り始めは...そこまできつくない
一旦林道へ。登りが結構キツかった
2024年12月13日 09:48撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
12/13 9:48
一旦林道へ。登りが結構キツかった
整備はしっかり施されてる
2024年12月13日 09:54撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
12/13 9:54
整備はしっかり施されてる
笹の道。登り一辺倒...
2024年12月13日 10:03撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
12/13 10:03
笹の道。登り一辺倒...
ちょっと肩っぽいところへ
2024年12月13日 10:11撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
12/13 10:11
ちょっと肩っぽいところへ
眺望スポット
2024年12月13日 10:26撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
12/13 10:26
眺望スポット
落ち葉もふえてきた
2024年12月13日 10:32撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
12/13 10:32
落ち葉もふえてきた
なかなかの急登...
2024年12月13日 10:53撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
12/13 10:53
なかなかの急登...
馬頭刈尾根との分岐点。大岳山までもうすぐ
2024年12月13日 11:02撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
12/13 11:02
馬頭刈尾根との分岐点。大岳山までもうすぐ
なだらかな道
2024年12月13日 11:08撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
12/13 11:08
なだらかな道
ここでまた分岐。←は御前山。→は大岳山
2024年12月13日 11:18撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
12/13 11:18
ここでまた分岐。←は御前山。→は大岳山
←は直登コース。→へ行く
2024年12月13日 11:21撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
12/13 11:21
←は直登コース。→へ行く
こわ
2024年12月13日 11:24撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
12/13 11:24
こわ
山荘跡
2024年12月13日 11:29撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
12/13 11:29
山荘跡
山頂へ
2024年12月13日 11:49撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2
12/13 11:49
山頂へ
御前山と三頭山
2024年12月13日 12:03撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
12/13 12:03
御前山と三頭山
芥場峠。このままサルギ尾根へ進む
2024年12月13日 12:51撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
12/13 12:51
芥場峠。このままサルギ尾根へ進む
道はしっかり整備されている
2024年12月13日 12:55撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
12/13 12:55
道はしっかり整備されている
上高岩山
2024年12月13日 13:02撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
12/13 13:02
上高岩山
立派な展望台
2024年12月13日 13:06撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
12/13 13:06
立派な展望台
2024年12月13日 13:06撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
12/13 13:06
2024年12月13日 13:14撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
12/13 13:14
恐怖の下り坂。ここから地獄
2024年12月13日 13:19撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
12/13 13:19
恐怖の下り坂。ここから地獄
まっすぐかと思ったがここで左に折れる
2024年12月13日 13:29撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
12/13 13:29
まっすぐかと思ったがここで左に折れる
長い急登は一旦おわり...しぬかとおもた
2024年12月13日 13:39撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
12/13 13:39
長い急登は一旦おわり...しぬかとおもた
最後のピークへ
2024年12月13日 13:52撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
12/13 13:52
最後のピークへ
馬頭刈尾根
2024年12月13日 13:53撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
12/13 13:53
馬頭刈尾根
険しそう...
2024年12月13日 14:10撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
12/13 14:10
険しそう...
ん?生活の跡?
2024年12月13日 14:29撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
12/13 14:29
ん?生活の跡?
やっと普通の坂になった
2024年12月13日 14:47撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
12/13 14:47
やっと普通の坂になった
麓へ。生きて帰ってこれた
2024年12月13日 15:17撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
12/13 15:17
麓へ。生きて帰ってこれた

感想

寒波がやってきた。

朝の気温は氷点下に近く、登山へ向けて家のドアを開けると刺すような冷たさが身体を覆い尽くす。冬の登山はこの一歩が大変だ。


今日は、大岳山を登る。
何度も登ってる山だが、初めてのルートを使う。

白倉バス停から白倉尾根を登って大岳山に登り、芥場峠からサルギ尾根を下って養沢をゴールとするルートである。

時間と体力に余裕があれば、養沢から金比羅尾根に合流してそのまま武蔵五日市駅まで歩くつもりであった。(結果、時間も体力も気力もなかった)


【白倉バス停~大岳山】
取り付きのある白倉バス停は、武蔵五日市駅から小岩(または上養沢)行きのバス乗ると辿り着く。
しかし今回はあえて、払沢の滝行きのバスに乗り、払沢の滝バス停から歩いて白倉バス停へ歩いて行くことにした。

距離はあるが二十分ほどで着く。
バス停前には商店があるが休業中のようだ。

バス停裏の階段を登り、しばらく民家の区画を歩いて行く。
家が見えなくなるところで、取り付きが見えてくる。

登り始めは、そこまで急登ではなく、歩きやすい道が続く。

途中からは傾斜も上がり、足に負担を感じてくる。このコースは途中までピークがないため登り一辺倒だ。

取り付きから一時間半ほどで白倉分岐に着く。馬頭刈尾根からの合流地点(標高1,060m)で、大岳山までは近い。

すぐ先にも分岐があり、大岳山へ直登するルートと、大岳山荘へ巻いていくルートとがある。
前者はかなり険しいルートであると思われたので、今回は後者を選んだ。しかしここも道幅が狭く結構危なめである。

ヘリポートの傍を通って大岳山荘へ。
山荘は相変わらず廃墟となっていて、崩れないための補強が施されている。
もう復活することはないのだろうか。

大岳山荘付近のベンチで少し休憩したあと、山頂へ。

山頂まで着くと天気は良くなっていて、富士山もハッキリと見られるようになる。


【大岳山~養沢神社】
大岳山から芥場峠まではおなじみのコースであるため割愛。ここまでは登山客と何回かすれ違った。

芥場峠分岐からサルギ尾根は始まる。

序盤は平坦な道が続き、ゆるやかな坂を下っていく。上高岩山という小さなピークを経て、展望台が出現する。
立派な鉄筋で出来ており、眺望も良好。


そしてここから地獄は始まる。

展望台の傍から養沢神社へ続く道へ下り始めると、背筋が凍る。突如として現れるのは恐怖の下り坂。

傾斜がエゲツない。これは正規ルートでは無く崖ではないのか?と疑いたくなる程である。

他にルートが無いとわかり絶望しつつも、恐る恐る下る。木の根っこが段差を形成しているならいいが、生憎傾斜のある土が多い上に落ち葉も多く滑りやすい。
このため、気を掴みながら小刻みに足を動かさなくてはならない。

これが登りであれば踏ん張りが効くため体力のある限り問題はない。

滑らないための相当な技術が必要になる。
なるべく足底の表面積をすべて使うことを意識して下っていく。身体はもちろん前のめりになってはいけない。トレッキングポールも身体に沿った形にする。

激急登ゾーンが終わり、一旦はなだらかな道が続くも今度は険しい登り返しが出現する。

聳え立つのは高岩山。

山頂はこれといって眺望があるわけでもない。
ここからの下りもまた険しい。

このように、険しい下りと控えめな下りが交互に続いていくのだ。
傾斜が緩くなると安心するも、また恐怖の下りが襲ってくる。人の心を弄ぶのがこのサルギ尾根なのだ。

そんな恐ろしい尾根だが、ところどころで開けた場所があり、北には御岳山が見られ、御嶽神社も顔を覗かせている。南には馬頭刈尾根が間近で見られる。という感じで眺望は割と良い。

標高800m付近になると激急登ゾーンも減ってくるが、ヤセ尾根に岩場という険しい道がある。ここもヒヤヒヤポイントだ。

標高600m付近まで下ると、植林帯になり落ち葉で滑る心配もなくなる。
基本的に急坂は続くが、傾斜の角度は良心的に感じる。しかし長い間この坂が続くので、登りで行くとそれはそれでハードなのだろう。

標高400mあたりでようやく麓が見え始める。しかし麓まで急坂は終わらず、それどころか傾斜がいきなりキツくなる。これが奥多摩クオリティ。

芥場峠から下り始めて二時間半、ようやく養沢の麓へ着く。


ハードな尾根とは聞いていたが、想像以上であった。なぜここが三大急登として上がらないのだろうか?
奥多摩の山域自体、険しい尾根が多いが、サルギ尾根は指折りに険しい尾根であることが実感できた。下では二度と使うことはないだろう。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:74人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 奥多摩・高尾 [日帰り]
千足〜大岳山〜白倉
利用交通機関:
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5
ハイキング 奥多摩・高尾 [日帰り]
大岳山(サルギ尾根ー馬頭刈尾根ー大岳沢)
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら