高水三山 低山の楽しい稜線縦走歩きの後に川沿いの遊歩道を楽しむ

2024年12月20日(金) [日帰り]

• GPS: 04:28
• 距離: 12.2km
• 登り: 829m
• 下り: 828m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:43
• 休憩: 0:40
• 合計: 4:23

距離 12.2km 登り 829m 下り 828m

9:14 青梅柚木苑地
9:21 9:21 軍畑駅前
9:31 9:32 平溝橋
9:40 9:40 高水山登山口
9:48 9:48 高水山参道二合目
9:53 9:54 高源寺参道三合目
9:58 9:59 高源寺参道四合目
10:12 10:14 高源寺参道六合目
10:14 10:14 高水山参道六合目
10:20 10:20 高水山参道七合目
10:26 10:27 高水山参道八合目
10:31 10:31 分岐（高水山・上成木・軍畑駅）
10:40 10:48 常福院
10:53 10:53 高水山
11:19 11:49 岩茸石山
11:56 11:56 馬ぼとけ峠
12:04 12:04 馬仏山
12:23 12:23 惣岳山
13:12 13:12 沢井駅
13:18 13:18 楓橋
13:33 13:33 御岳渓谷遊歩道入口
13:43 青梅柚木苑地

天候

晴れのち薄曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

青梅袖木苑地駐車場
吉野街道沿い。
綺麗なトイレが併設された広い駐車場。ただし、区画整理された駐車スペースは15台程度。
ここを起点に、軍畑駅から高水三山を縦走してきて沢井駅に降り、多摩川沿いの遊歩道を経由して戻って来て全行程で約12キロ。

コース状況／危険箇所等

駐車場から3キロ近く舗装された車道を歩く。
登山道に入ってからは最初は急坂の道で、やがてなだらかな道に変わる。
常福院から先は惣岳山まで稜線歩きになる。
三山の山頂直前は、急坂が多い。惣岳山から先は長い下り坂。
沢井駅方向への分岐を過ぎてからわずかで舗装された車道に出て、駐車場までは3キロ近い。
沢井駅を過ぎて多摩川に下りて、御岳渓谷遊歩道を歩く。
全行程12キロの中で、登山道は6キロ程度で5キロ車道、1キロが遊歩道を歩くことになる。

その他周辺情報

つるつる温泉
青梅側、吉野街道からショートカットで行ける長大なトンネルが開通して、大変便利になりました。
大人3時間まで960円。大きな内風呂と、ヒノキの小さな露天風呂が二つあります。
アルカリ性温泉として有名で、肌がつるつるします。
かけ湯をして少し洗ってから入るとすごくつるつるしますが、その後で身体を完全に洗ってから入るとつるつる度が落ちる気がします。個人の感想です。

写真

12/20 9:13

青梅袖木苑地駐車場の様子。周囲に区画整理された駐車スペース。左に大変綺麗な水洗トイレ。

12/20 9:14

駐車場を出て直ぐに交差点。横断して軍畑駅方向へ。

12/20 9:17

朝の多摩川の様子

12/20 9:21

軍畑駅。駅の外に公衆トイレ。

12/20 9:22

踏切を渡ります。

12/20 9:31

長い車道歩きの後で、案内標識に沿って左に入っていきます。

12/20 9:40

高水山登山道入口

12/20 9:42

高源寺の妙見堂。立派なお堂

12/20 9:50

舗装道路から離れて本格的な登山道に入ります。
ここまで3キロ近く車道横を歩き、長かった。

12/20 10:03

石ゴロゴロの登山道

12/20 10:20

なだらかな登山道

12/20 10:38

高水山の額がかかった山門。常福院。

12/20 10:38

常福院

12/20 10:43

紅葉と常福院

12/20 10:39

見事な龍の浮き彫り

12/20 10:39

開運守護の剣

12/20 10:40

常福院の裏には公衆トイレが有ります。

12/20 10:46

常福院の裏から縦走路に上がりました。

12/20 10:46

横浜のランドマークタワー方向

12/20 10:48

紅葉越しにチラッと大岳山

12/20 10:48

稜線の登山道

12/20 10:49

稜線から一番良く見えた時の左は大岳山、右は御岳山。

12/20 10:52

高水山山頂標識、759メートル。

12/20 10:52

高水山山頂広場の様子。広いですが、展望がありません。

12/20 10:53

高水山山頂付近の祠

12/20 10:54

霜柱が発達しています。

12/20 11:04

雪が残る岩茸石山への道

12/20 11:11

岩茸石山への最後の急な岩場の登り。

12/20 11:19

岩茸石山山頂標識、793メートル。

12/20 11:31

岩茸石山は三等三角点

12/20 11:18

岩茸石山山頂の広場は眺めも良く休憩適地です。
中間地点でもあり、昼食に好適地。

12/20 11:24

岩茸石山から望む左から本仁田山、奥に雲取山、川苔山、蕎麦粒山。

12/20 11:24

雲取山アップ。左の肩は小雲取山。白く見えて雪がだいぶ積もっていそう。

12/20 11:25

川苔山アップ。

12/20 11:26

岩茸石山から望む右から女峰山、男体山、真ん中の白いのが日光白根山、左は燧ヶ岳。

12/20 11:25

日光方面アップ。左は日光白根山でその左は皇海山、右は男体山とその右に女峰山。

12/20 11:29

岩茸石山から望む関東平野越しの筑波山

12/20 11:30

岩茸石山から望む東京の高層ビル群で、左にスカイツリーが望めます。

12/20 11:50

岩茸石山からの急坂の下り

12/20 11:58

稜線歩き

12/20 12:07

一番右が高水山、一番左が岩茸石山

12/20 12:15

岩茸石山アップ

12/20 12:08

これから行く惣岳山

12/20 12:10

東京の高層ビル群

12/20 12:17

惣岳山への最後の険しい登り

12/20 12:23

惣岳山山頂標識、756メートル。

12/20 12:22

惣岳山山頂の社

12/20 12:29

紅葉が残っています。

12/20 12:51

沢井駅方向と御岳駅方向への分岐。左へ下りて行きます。

12/20 12:56

沢井駅からの登山口入口を振り返る。

12/20 12:58

沢井駅へ舗装された道を下ります。紅葉と落ち葉。

12/20 12:59

紅葉と赤い落ち葉だらけ

12/20 13:13

沢井駅。おしゃれですね。

12/20 13:14

澤乃井の小澤酒造の貯蔵タンク

12/20 13:16

沢井駅下の街道沿いに小澤酒造。東京を代表する造り酒屋です。1702年創業。

12/20 13:17

小澤酒造のお店かと。豆腐を使った料理のようです。

12/20 13:18

cafe雫

12/20 13:18

有名なままごと屋。予約が必要です。

12/20 13:18

ままごと屋の様子。多摩川が望めます。

12/20 13:19

沢井駅から下りて来て、多摩川に出た場所

12/20 13:20

多摩川沿いの遊歩道

12/20 13:21

遊歩道から見られる景色

12/20 13:28

遊歩道横の紅葉

12/20 13:29

多摩川の水が澄んでいます。エメラルドグリーン。

12/20 13:30

多摩川沿いの紅葉

12/20 13:33

御岳渓谷遊歩道の入口に出ました。

12/20 13:40

軍畑大橋から、多摩川越しに左奥に御岳山ケーブル駅方向を望む。

12/20 13:43

駐車場に戻りました。利用可能時間は、朝7時からです。

撮影機器：

iPhone 13 Pro Max Apple

感想

hirocroc

高水三山は、最高峰の岩茸石山が793メートルなので、涼しくなる季節に登ろうと考えていました。12月下旬近くになってチャンスが訪れて、あまり汗をかかなくて登ることができました。

標高700メートル台の低山ながら、稜線に沿ってなだらかな縦走路があり楽しめました。

展望も得られ、常福院の上の縦走路からは大岳山と御岳山が一緒に眺められる場所が有り、岩茸石山山頂では本仁田山から雲取山、川苔山、蕎麦粒山にかけて、日光白根山や男体山、筑波山、東京の高層ビル群まで眺めることができて、樹林帯の多い低山のため期待していなかっただけに驚きました。

この日は、山で10人の方とすれ違いました。私は反時計回りをしましたが、時計回りの方も同数程度いて、特にどちらから回る方が多いという印象はありませんでした。軍畑には無料の駐車場があり、私は周回して戻りましたが、JR青梅線を利用して歩く距離を短縮することもできますので、交通手段に合わせた計画を立てるとよいと思います。電車利用の場合は、軍畑駅から登り御嶽駅へ降りるか、その反対回りにして青梅線利用になります。

山を下りて沢井駅を過ぎてから多摩川沿いの渓谷遊歩道を歩きましたが、エメラルドグリーンの川面の上に紅葉が映えて綺麗で、楽しい逍遥ができました。観光客の方や犬を連れた方が通行していましたが、満足度が高いルートだと思います。隣駅の御嶽駅周辺も色々な観光施設が有りますから、沢井駅周辺と合わせて観光に訪れるのもいいですね。このコースでもルートの分岐で沢井駅方向に降りずに御嶽駅方向に下りて、そこから御岳渓谷遊歩道に入るのもありだったのかもしれません。

沢井駅下の街道沿いに有名な造り酒屋の小澤酒造があります。水が良いことから酒造りの好適地の沢井に1702年に創業しています。ままごと屋や豆らく、cafe雫、櫛かんざし美術館などの施設を経営していて、工場見学と利酒もできるようです。澤乃井は、辛口の大変美味しい日本酒で、よく飲んでいます。

https://www.sawanoi-sake.com/

ちなみに高水三山は東京都の水源林になっていますが、多摩地区が明治時代の1893年に神奈川県から東京府に移管された訳と関係しています。
移管以前の東京府は上水路の7割が神奈川県管理でしたが、1886年のコレラ大流行を契機に水源地を持つ必要があると考えられて、多摩地区が神奈川県から移管された経緯があります。奥多摩の山中にいると至るところに東京都水道局の看板がかかっていますものね。

https://tokyo-metro.note.jp/n/n3483e02be8e4