ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 7624533
全員に公開
雪山ハイキング
大峰山脈

引き続き靴を試しに八経ヶ岳のつもりが頂仙岳が限界

2024年12月25日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
11:52
距離
16.5km
登り
1,454m
下り
1,454m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:34
休憩
1:16
合計
11:50
距離 16.5km 登り 1,454m 下り 1,454m
6:49
72
8:01
8:03
31
8:34
8:35
70
9:45
45
10:30
10
10:40
13
10:53
11:00
50
11:50
86
13:16
13:19
17
13:36
41
14:17
14:18
22
14:40
6
14:46
15:33
12
15:45
15:49
60
16:49
17:00
32
17:32
67
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
靴の試しなので長い距離で雪の状態薄い所から深い所まで試したく川合道を選択。
いつも置かせてもらう天川村役場駐車場は相変わらずトイレもきれい。
ただ、基本的に役場の駐車場であり、特にウィークデイは役場に勤めてる人と用がある人の利用が基本。
注意書きにも濃くはっきりと白線が書かれてるスペースには駐めるなと書いてあるので、登山者が使えるのはトイレ横など白線が薄いほんの少数の部分なので注意。
コース状況/
危険箇所等
雪は思ったほど多くなく、林道までは薄くそれ以降頂仙岳の巻き道あたりでも膝下。
ただ、少ないながらも雪は降り続けてるようでトレースは跡は分かるもののその上を雪が覆い隠しており、カナビキ尾根より先は入る人が限られるようで浅いながらずっとラッセルだし場所によってトレース痕さえ消えてしまってるところがあるのでルーファイ力とラッセル力は必須。
日中が一番短い時期なのでちょうど明るくなったあたりでいつもの村役場駐車場到着。
ここのスペースは結構狭く区切られてるので邪魔にならないよう真っ直ぐ入れるのに何度か切り返す。
2024年12月25日 06:48撮影 by  iPhone 12, Apple
12/25 6:48
日中が一番短い時期なのでちょうど明るくなったあたりでいつもの村役場駐車場到着。
ここのスペースは結構狭く区切られてるので邪魔にならないよう真っ直ぐ入れるのに何度か切り返す。
上の方がガスっててもまだ低いこの辺りでは稲村ガ岳がきれいに見えることも多い送電鉄塔。
2024年12月25日 07:27撮影 by  iPhone 12, Apple
12/25 7:27
上の方がガスっててもまだ低いこの辺りでは稲村ガ岳がきれいに見えることも多い送電鉄塔。
まだ尾根が細いこともあり、ほかの人たちはまだアイゼンが多いようだけど、今回12本を持って来ずチェーンアイゼンだけだったのでイマイチ頼りなく、さっさとスノーシュー履くことに。
2024年12月25日 08:58撮影 by  iPhone 12, Apple
12/25 8:58
まだ尾根が細いこともあり、ほかの人たちはまだアイゼンが多いようだけど、今回12本を持って来ずチェーンアイゼンだけだったのでイマイチ頼りなく、さっさとスノーシュー履くことに。
栃尾辻に着く頃には陽も上がって霧氷が綺麗だけど、この日は天気も良く気温も思いのほか上がってすぐべったりした感じに。
2024年12月25日 09:45撮影 by  iPhone 12, Apple
12/25 9:45
栃尾辻に着く頃には陽も上がって霧氷が綺麗だけど、この日は天気も良く気温も思いのほか上がってすぐべったりした感じに。
薄雲はあるものの低い所にガスが無く山の上まですっきり。
この季節稲村ガ岳がこんなにきれいに見える日なんてあまりないのでは。
ここを通るのはほぼ雪の季節だけなのでなおさら稲村ガ岳のてっぺんがガスの中っていう光景しか記憶に無い。
いつも通りここでまず一食目。
2024年12月25日 10:19撮影 by  iPhone 12, Apple
12/25 10:19
薄雲はあるものの低い所にガスが無く山の上まですっきり。
この季節稲村ガ岳がこんなにきれいに見える日なんてあまりないのでは。
ここを通るのはほぼ雪の季節だけなのでなおさら稲村ガ岳のてっぺんがガスの中っていう光景しか記憶に無い。
いつも通りここでまず一食目。
天女の舞から天女の頂を向こう側に下りるあたりで引き返して来たりカナビキ尾根から来られた方と何人かすれ違ったが、皆さん一様にカナビキ尾根分岐から先の斜面のトレースの少なさ見て断念されたよう。
確かにこの日は自分もよく知らなかった頃やったことあるけどド直登の踏み跡しかなく、それを見て諦めるのも分かる気がするし、自分も五日前の氷ノ山の激ラッセルの疲れが抜けきらず直登は避けたいので夏道にかすかに残るトレース痕を探りながら道を開く。
2024年12月25日 10:57撮影 by  iPhone 12, Apple
12/25 10:57
天女の舞から天女の頂を向こう側に下りるあたりで引き返して来たりカナビキ尾根から来られた方と何人かすれ違ったが、皆さん一様にカナビキ尾根分岐から先の斜面のトレースの少なさ見て断念されたよう。
確かにこの日は自分もよく知らなかった頃やったことあるけどド直登の踏み跡しかなく、それを見て諦めるのも分かる気がするし、自分も五日前の氷ノ山の激ラッセルの疲れが抜けきらず直登は避けたいので夏道にかすかに残るトレース痕を探りながら道を開く。
この日ただ一人先を行かれてたのは強い方で、夏道がある所もガシガシ直登。
そんなところだけは夏道掘り進んでなんとか付いて行くと頂仙岳の巻きに入った所で唐突に行き止まり。
ここ迄間違いはなかったと思うけどよく見ると次のピンテが少し上にあり、雪がちょっと緩く崩れるので上れず戻ったよう。
実は少し前から足跡が逆になってて不思議に思ってたけどどこで逸れたか気が付かず。
この強い人が上れなかったなら自分も無理だなと、巻くつもりで戻る。
2024年12月25日 11:59撮影 by  iPhone 12, Apple
1
12/25 11:59
この日ただ一人先を行かれてたのは強い方で、夏道がある所もガシガシ直登。
そんなところだけは夏道掘り進んでなんとか付いて行くと頂仙岳の巻きに入った所で唐突に行き止まり。
ここ迄間違いはなかったと思うけどよく見ると次のピンテが少し上にあり、雪がちょっと緩く崩れるので上れず戻ったよう。
実は少し前から足跡が逆になってて不思議に思ってたけどどこで逸れたか気が付かず。
この強い人が上れなかったなら自分も無理だなと、巻くつもりで戻る。
巻き道入ってすぐ位まで戻った所に尾根に直登していく踏み跡発見。
ずっとトレース痕を見て間違いなく夏道辿ってると思ってたから気が付かなかったか。
でもそのまま直登していっても頂仙岳山頂から向こう側は楽ではないので自分は途中から逸れて斜面をトラバースして巻き道に巻き戻ってみる。
2024年12月25日 12:08撮影 by  iPhone 12, Apple
12/25 12:08
巻き道入ってすぐ位まで戻った所に尾根に直登していく踏み跡発見。
ずっとトレース痕を見て間違いなく夏道辿ってると思ってたから気が付かなかったか。
でもそのまま直登していっても頂仙岳山頂から向こう側は楽ではないので自分は途中から逸れて斜面をトラバースして巻き道に巻き戻ってみる。
なんかすごい傾斜を湿雪が崩れずもってくれたおかげで何とか巻き道まで巻下りてきて合流。
こんなところが出てくるとこれはとても八経までは無理だなと思う。
2024年12月25日 12:20撮影 by  iPhone 12, Apple
12/25 12:20
なんかすごい傾斜を湿雪が崩れずもってくれたおかげで何とか巻き道まで巻下りてきて合流。
こんなところが出てくるとこれはとても八経までは無理だなと思う。
頂仙岳を越えてくるあたりで先にトレース発見。
先を行く人はもうここも越えて行ってる。
自分ももう少し先に進むことは出来るが、いずれにしても八経ヶ岳までは全く無理なのでなんか区切りの良い所にしたくてここからこのトレース使わせてもらって頂仙岳に登って帰ることに。
でも先を行く人が帰ってきたときに自分の無茶な巻き道に引きずり込まないよう、途中からトレースに合流するよう少し横から上ることに。
2024年12月25日 12:49撮影 by  iPhone 12, Apple
12/25 12:49
頂仙岳を越えてくるあたりで先にトレース発見。
先を行く人はもうここも越えて行ってる。
自分ももう少し先に進むことは出来るが、いずれにしても八経ヶ岳までは全く無理なのでなんか区切りの良い所にしたくてここからこのトレース使わせてもらって頂仙岳に登って帰ることに。
でも先を行く人が帰ってきたときに自分の無茶な巻き道に引きずり込まないよう、途中からトレースに合流するよう少し横から上ることに。
足が引っ掛かりまくって上げられない倒木とか、石楠花の間とか、なんかすごい所にトレースが。
確かに頂仙岳って川合側から上る道は簡単だけど八経側は倒木や石楠花の間を縫うように通って夏でもぐちゃぐちゃな所だったなと思いだす。
2024年12月25日 13:13撮影 by  iPhone 12, Apple
12/25 13:13
足が引っ掛かりまくって上げられない倒木とか、石楠花の間とか、なんかすごい所にトレースが。
確かに頂仙岳って川合側から上る道は簡単だけど八経側は倒木や石楠花の間を縫うように通って夏でもぐちゃぐちゃな所だったなと思いだす。
この辺通ってもたいていは巻き道通って山頂はパスしてしまうので何年かぶりの頂仙岳。
もうここで帰るのでしばらくはほとんど自分たちのトレース辿る下り基調で天女の頂への上りまではちょっと楽できるはずと思うとホッとする。
2024年12月25日 13:17撮影 by  iPhone 12, Apple
12/25 13:17
この辺通ってもたいていは巻き道通って山頂はパスしてしまうので何年かぶりの頂仙岳。
もうここで帰るのでしばらくはほとんど自分たちのトレース辿る下り基調で天女の頂への上りまではちょっと楽できるはずと思うとホッとする。
このコースの帰りにはたいてい天女の羽衣で飯にするのでその手前の結構きつい天女の頂への上りはちょっと腹減ったままで力入らず上ることになる。
2024年12月25日 14:40撮影 by  iPhone 12, Apple
12/25 14:40
このコースの帰りにはたいてい天女の羽衣で飯にするのでその手前の結構きつい天女の頂への上りはちょっと腹減ったままで力入らず上ることになる。
午前中に引き続きまだ山頂までくっきり見えてる稲村ガ岳を前に行きしなと同じ場所で飯。
このコースの帰りはここからまだ長いので、この辺りで食べておくのがちょうどいいと思ってる。
2024年12月25日 15:03撮影 by  iPhone 12, Apple
12/25 15:03
午前中に引き続きまだ山頂までくっきり見えてる稲村ガ岳を前に行きしなと同じ場所で飯。
このコースの帰りはここからまだ長いので、この辺りで食べておくのがちょうどいいと思ってる。
この間ナイトハイクで来た時気が付いた天女の羽衣への尾根道、オオビヌキ坂と巻き道のフトンド横手との分岐のオオビヌキ坂側を閉ざすように張られたロープ。
でも積雪期は天女の羽衣は人気のある場所だし、トラバース道のフトンド横手より広い尾根芯のオオビヌキ坂の方が安心という面もあると思うんだが、なんで積雪期も張られたままなのか不明。
このあと栃尾辻で先行していた方が追い付いてこられたのでトレース追わせてもらったお礼を言ってどこまで行けたか聞いたら日裏山までとのこと。
相当強い方とお見受けしたが、やはりこの日の状況で一人では厳しすぎたよう。
自分も頂仙岳で引き返して正解だったと思えた。
2024年12月25日 15:37撮影 by  iPhone 12, Apple
12/25 15:37
この間ナイトハイクで来た時気が付いた天女の羽衣への尾根道、オオビヌキ坂と巻き道のフトンド横手との分岐のオオビヌキ坂側を閉ざすように張られたロープ。
でも積雪期は天女の羽衣は人気のある場所だし、トラバース道のフトンド横手より広い尾根芯のオオビヌキ坂の方が安心という面もあると思うんだが、なんで積雪期も張られたままなのか不明。
このあと栃尾辻で先行していた方が追い付いてこられたのでトレース追わせてもらったお礼を言ってどこまで行けたか聞いたら日裏山までとのこと。
相当強い方とお見受けしたが、やはりこの日の状況で一人では厳しすぎたよう。
自分も頂仙岳で引き返して正解だったと思えた。
周りが金色に染まるこの時間に陽の当たる尾根道歩いてるのが好き。
2024年12月25日 16:37撮影 by  iPhone 12, Apple
12/25 16:37
周りが金色に染まるこの時間に陽の当たる尾根道歩いてるのが好き。
稲村ガ岳が少し焼けてる。
雪の川合道でここまでずっと稲村ガ岳が見えてるなんてあまり記憶に無い。
2024年12月25日 16:48撮影 by  iPhone 12, Apple
12/25 16:48
稲村ガ岳が少し焼けてる。
雪の川合道でここまでずっと稲村ガ岳が見えてるなんてあまり記憶に無い。
多くの人は12本歯で歩いてるようだったけど、自分は靴に合わせてこれも新調したスノーシューも使いたくてここまでずっと履いたまま下りてきて、林道から最後の山道に入る所でチェーンアイゼンに履き替え、へッ電も着ける。
しかしもうぬかるんで緩んだ雪がアイゼンの下で団子になってしまってかえって怖かった。
やはりここはスノーシューと被って重くなってもチェーンアイゼンより12本歯を持ってくるべきだったか。
2024年12月25日 16:59撮影 by  iPhone 12, Apple
1
12/25 16:59
多くの人は12本歯で歩いてるようだったけど、自分は靴に合わせてこれも新調したスノーシューも使いたくてここまでずっと履いたまま下りてきて、林道から最後の山道に入る所でチェーンアイゼンに履き替え、へッ電も着ける。
しかしもうぬかるんで緩んだ雪がアイゼンの下で団子になってしまってかえって怖かった。
やはりここはスノーシューと被って重くなってもチェーンアイゼンより12本歯を持ってくるべきだったか。
もう真っ暗になった駐車場にヨレヨレになりながらなんとか帰着。
この時間だとまだ何台も車駐まってて役場の電気もあちこち点いてた。
2024年12月25日 18:39撮影 by  iPhone 12, Apple
1
12/25 18:39
もう真っ暗になった駐車場にヨレヨレになりながらなんとか帰着。
この時間だとまだ何台も車駐まってて役場の電気もあちこち点いてた。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター ネックウォーマー 毛帽子 ザック アイゼン スノーシュー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒(保温性) 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

感想

先週新しい靴での初めてのラッセルが想定外の激ラッセルになってしまい、足の裏が膨らんだように痛くなってしまったのを受けてまたソックスを替えて試してみたく、長い距離歩けるよう今年は雪が多いと聞く大峰は川合道を歩くことに。
ここは結構長いので一応八経ヶ岳目標だけど雪の状態によって柔軟に途中退却ありということで。
行ってみれば聞いてたほど多いわけではないけど、少しずつ降り続いてるようで前に入った人の踏み跡が消されてしまって土日など人が多い時でないと数人、下手すると一人か二人でラッセルを続けることになり、まだ少し重い雪と相まって八経ヶ岳まではなかなか難しそう。
かくいう自分は前週氷ノ山での激ラッセルの疲れが取れ切ってないのかそれとも例によって3時間ウトウトしただけで来たせいか、出だしからえらく腿が重くて調子が出ない。
痛かった足裏に関しては昔重登山靴時代は普通だったソックス2枚履きにしたのが奏功したのか、それとも前回から入れてる足裏サポートが凸凹出てて少し硬くも感じるインソールに慣れたのか今回は痛むことはなく、逆にソックス2枚にした分暑いくらいだったので、次回はまた1枚に戻して試してみることに。
そんなこと考えながら上がらない足にスノーシューでゆっくり歩いていくと天女の舞越えてからカナビキ尾根分岐までの間に先を行ってた方やカナビキ尾根から上ってこられた方達3名とすれ違う。
聞けば分岐から先ナメリ坂には一応踏み跡はあっておそらく1名が入られてるようだが、きつそうで引き返してきたとのこと。
行ってみると確かにあの結構な坂に夏道入らずド直登の踏み跡が一本。
そりゃこれ見たらみんな引き返すはずだわと、昔まだこの辺りに詳しくなかった頃の自分も同じことやったの思い出してしまった。
けど今回はもうそんな若くないしこの日は足も重いしでこの強そうな方の跡を完全に追っていったら即つぶれそうなので、ちょっとラッセルにはなるけどこちらは夏道に。
この後ももう一つ小さいピークに夏の巻き道あるのに直登しておられたのも夏道で巻いて追っていくが、頂仙岳の巻きトラバースに入った所でちょっと前からなんか踏み跡がこちら向きだなと不思議に思ってたら唐突にトレース終了。
自分もトレース痕などからこれが夏道間違いなしと思って追ってきたし、そもそもその方とすれ違ってもいないのでびっくり。
よく見るとその地点から次のテープが唐突に結構な傾斜の上の方にあり、やわらかい雪で上ろうとしても無理だったよう。
この強い人が上れなかったなら自分も無理と決めてUターン。
しばらく戻った所で頂仙岳への尾根道に上っていく踏み跡発見。
自分はトレース痕ばかり目で追ってこれで夏道間違いないこともはっきりしてたので気が付かなかったか。
とりあえずそれを追って上っていったらどうも尾根まで上がって頂仙岳に登るようだったので、こちらはその元気はないので少し上った所から先ほどのトレース終了点を上から巻いてまた夏道に下りるよう相当な傾斜に踏み込む。
だいぶ沈んだけど少し湿った雪がなんとか踏ん張ってくれて巻き成功。
そしてそのまま頂仙岳の巻き道を回りきると先にすでに尾根を直登して下りてきた出来立ての踏み跡が。
しかし自分はもうこの先行っても時間的にも体力的にもたいして進めないし、どうせ撤退するならどこかピーク踏みたいというのもあるのでそこから頂仙岳に登って帰ることに。
でも例の終了点を巻くのに付けてきた踏み跡が結構無茶なものだったので、先を行く方が戻る時にそちらに気が付いて踏み込まないよう、頂仙岳の巻き道を巻き切らずに少し手前から先行の方の踏み跡に少し上で合流するよう傾斜を上る。
この南側から頂仙岳に登る尾根は夏来ても岩の間の倒木や石楠花で通りにくい道で、先行の方の踏み跡もそこに付いてるものの下りはともかくスノーシューでの上りは引っかかりまくってスノーシュー手で引っ張り上げたりで大変だったがなんとか登り上げ、北側への下りは逆にスノーシューが楽しい広めの尾根を快適に下り、あとは歩いてきた先行の方と自分の踏み跡に乗ってのんびりと。
いつも天女の舞で食べることにしてるので二食目もそこでと思ってもう腹が減ってきて力入らず天女の頂への上り返しはきつかったが、二食目で熱いカップラーメンなどゆっくり食べて少し元気回復してまた歩いてたら栃尾辻で戻ってこられた先行の方に追いつかれる。
ラッセル追わせてもらったお礼を言ってどこまで行けたか尋ねたら日裏山までとのこと。
やはりこの状況に一人で踏み込むような強い方でもあれからさほど進めなかったかと、自分はあそこで引き返して正解だったと思えた。
逆に自分が直登した所も帰りは夏道に付けてくれた踏み跡辿って楽出来ましたとお礼まで言ってもらえてホッとし、ここで一休みしますというのでお別れ。
この後もまだ長い川合への道を夕日に照らされ、最後はへッ電で休んでいた先行の方にも追い抜かれながらいつものようにヨレヨレになってまだ役場の窓に灯が残る駐車場にたどり着きました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:51人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 大峰山脈 [日帰り]
天川村川合から栃尾辻を経て天女の舞まで
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら