鳳凰山 (青木鉱泉〜ドンドコ沢〜鳳凰三山〜中道〜青木鉱泉)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 17.2km
- 登り
- 2,449m
- 下り
- 2,460m
コースタイム
天候 | (初日) 曇り、(2日目) 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
以前からチャンスを窺いながらも、天候不順により複数回断念した鳳凰山についに行くことにした。
元々はソロテン泊で行くつもりだったが、会社の同僚が一緒に行きたいとのことで、荷物も軽くなるので2人で行くことになった。
【初日】
比較的遅めに青木鉱泉に着いたが、本格的登山シーズンは終了していたためか、駐車場はまだまだ余裕。
準備を整え、まずはドンドコ沢登山道を鳳凰小屋を目指して出発。
ドンドコ沢登山道は途中に滝があり、楽しみながら登れるとのことであるが、なかなかの急登であり、結構しんどい。
それでも、いつもの単独行ではなく、2人で登ると意外と時間がたつのも早く、南精進ノ滝への分岐に到着。迷わず南精進ノ滝の方向に行くことにした。
途中にちょっとした鎖(ロープ)場もあるが、意外とすぐに展望場に到着した。
南精進ノ滝は水量も多く、落差もあり、見応えのある滝であった。
そのまま本道に戻り、次に出てくる鳳凰ノ滝はパスし、白糸の滝はちょっと眺めただけで先に進み、五色ノ滝に到着。
ここで小休憩を取った後で鳳凰小屋まで一気に登った。
鳳凰小屋ではテントを設営。久しぶりなので段取りに手間取りながらもなんとか設営できて、一安心。大きな荷物を置いて、地蔵岳に向かうこととした。
地蔵岳に向かう時には濃く発生したガスの中を登って行った。
この道は白砂で非常に歩きにくく、登りで疲れた足にくる。
それでも、正面にオベリスクが見えてくると、もうひと頑張り。
なんとか地蔵岳の標識のある場所(賽ノ河原?)に到着。
お地蔵さんが数多く安置されているのを見たりしながらも、オベリスクを頭部に抱いた地蔵岳の眺めを楽しんだ。
地蔵岳を離れ、アカヌケノ頭を通り、鳳凰小屋分岐まで歩く。
本来であれば、甲斐駒ケ岳や白根三山などの素晴らしい眺めが見えるはずなのに、全く見えず、残念!
鳳凰小屋まで下り、初日の登山は終了。
疲れとお酒で18時すぎには就寝したが、やはり寒さで時々目を覚ましながらの就眠となった。
【2日目】
2日目はテントを叩く雨の音で目を覚ました。
通り雨を期待したが、雨脚はどんどん強くなっていき、雨の登山を覚悟した。
朝食を食べ、雨で重くなったテントを畳み、残る観音岳と薬師岳を目指して出発。
昨日降りてきた道を登り、稜線に出ると風が強く寒い!
気合いを振り絞りながらまずは観音岳を目指して進む。
この日も雨とガスで南アルプスの山々は全く見えず。
ひたすら頂上を目指す登山となった。
景色の見えない観音岳と薬師岳に登頂し、鳳凰三山を制覇。
あとは中道登山道を青木鉱泉まで降りるだけ。
ただし、標高差が1700mもあり、4時間以上の下山を覚悟して下りはじめた。
やはり、長い。
しかも雨のせいで滑るところも多く、なかなか気が抜けない。
途中で道を間違えてしまうハプニングも(ピンクのリボンに従っただけなのに・・・)
それでもなんとか中道登山道入口まで下りてきて、残すは青木鉱泉までの道のり。
この道のりは紅葉を楽しみながらの歩きとなり、癒された。
予想以上の時間をかけて、青木鉱泉に到着。
青木鉱泉のお風呂で汗を流し、すっきりした気持ちで帰途についた。
楽しみにしていた北岳や甲斐駒の姿を見ることができず、残念だったが、久しぶりのテント泊を楽しめた。
今度は別ルートを使って、ちゃんと晴れた日に登ろう。
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