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Yamareco

記録ID: 7633200
全員に公開
雪山ハイキング
蔵王・面白山・船形山

蔵王連峰 馬ノ神岳(南蔵王野営場からピストン)新雪ラッセル

2024年12月29日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:04
距離
11.6km
登り
932m
下り
933m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:03
休憩
0:02
合計
5:05
距離 11.6km 登り 932m 下り 933m
6:55
186
スタート地点
10:01
10:03
117
12:00
ゴール地点
天候 朝は晴れのち雪
過去天気図(気象庁) 2024年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車

■アクセス
仙台市⇔南蔵王野営場

■駐車場
南蔵王野営場
https://hanayama.niye.go.jp/yaei/
TEL:0224-24-8126
現在冬季閉鎖期間中(11/1〜4/10)ですが馬ノ神岳登山の為、駐車可能か電話で確認して了承を得て駐車させて頂きました。ロータリーは除雪が入るとのことでロータリーから少し上がった所(管理棟脇)に停めて欲しいとのことでしたのでその場所に停めました。承諾頂きありがとうございます。m(_ _)m
南蔵王への登山は白石スキー場からがメインですが8:00〜17:00のみ駐車場とゲレンデの登山利用が可能です。それ以外の時間はNGとのこと。こちらも電話で確認済。
コース状況/
危険箇所等

■登山ポスト
南蔵王野営場には登山ポストなし。
今回はCompassにて提出。

■ルート状況(2024/12/29時点)
装備:冬靴、スノーシュー、12本アイゼン、ハードシェル、ピッケル、バラクラバ
12本アイゼン、ピッケルは使用せず。駐車場から少し歩いてからスノーシュー。
ヤマレコで手書きルート作成し歩きました。
(予定では馬ノ神岳/水引入道/屛風岳/不忘山の周回設定)
南蔵王野営場からはロード歩き。野営場から白石スキー場〜えぼしスキー場間の林道へ出るルートはいくつかあります。登りは管理棟から真っすぐ林道へ抜けるルートを選択。林道までは距離約2km、標高で200m位上げます。林道へぶつかったら馬ノ神岳への尾根へ向けて林道を突っ切って進みました。序盤は多少藪はありますが概ね良好。少し標高を上げるとブナ林の広い緩やかな尾根に出てそこからは藪も埋まり歩き易いルートが続きます。尾根は広いので時々ルート確認しながら進みました。次第に傾斜が増してくると馬ノ神岳への尾根にぶつかります。本尾根に乗り暫く進むとP1409です。所により枝藪があります。P1409を越えると馬ノ神岳へ向けた登りのルートが見えるようになります。最後は距離は短いが急傾斜です。登り切って少し進むと馬ノ神岳のピークです。今回は周回計画でしたがガッスガスでしたのでピストンに変更。トレースを辿って下山しました。

その他周辺情報
■温泉
遠刈田温泉 神の湯 \400
シャンプー、コンディショナー、石鹸類ありませんが温泉は良いです。
南蔵王野営場で準備中、日の出を迎える。今日は積雪期限定の馬ノ神岳へここからクライムオン!
2024年12月29日 06:54撮影 by  Pixel 8a, Google
12/29 6:54
南蔵王野営場で準備中、日の出を迎える。今日は積雪期限定の馬ノ神岳へここからクライムオン!
管理棟からの朝陽を眺めながらスタート。
2024年12月29日 06:59撮影 by  Pixel 8a, Google
12/29 6:59
管理棟からの朝陽を眺めながらスタート。
テクテク歩き始めると右の馬ノ神岳と左の水引入道がモルゲン!期待に胸膨らませたがバッチリ見えたのは早朝のみでした〜。
2024年12月29日 07:01撮影 by  Pixel 8a, Google
12/29 7:01
テクテク歩き始めると右の馬ノ神岳と左の水引入道がモルゲン!期待に胸膨らませたがバッチリ見えたのは早朝のみでした〜。
じんわり背中に熱を感じながら。
2024年12月29日 07:03撮影 by  Pixel 8a, Google
12/29 7:03
じんわり背中に熱を感じながら。
林道を歩きながら朝陽を振り返る。凍てつく空気が徐々に和らぎます。
2024年12月29日 07:09撮影 by  Pixel 8a, Google
12/29 7:09
林道を歩きながら朝陽を振り返る。凍てつく空気が徐々に和らぎます。
ツボ足スタートでしたが雪が深くなってきたのでスノーシューに換装。
2024年12月29日 07:16撮影 by  Pixel 8a, Google
12/29 7:16
ツボ足スタートでしたが雪が深くなってきたのでスノーシューに換装。
白石スキー場からえぼしスキー場まで繋がる林道に出ました。馬ノ神岳は積雪期限定ルートを辿るので林道を突っ切って林に突入します。
2024年12月29日 07:38撮影 by  Pixel 8a, Google
12/29 7:38
白石スキー場からえぼしスキー場まで繋がる林道に出ました。馬ノ神岳は積雪期限定ルートを辿るので林道を突っ切って林に突入します。
序盤は若干藪っぽいですが少し登るとなだらかだ雪原に出ます。
2024年12月29日 07:53撮影 by  Pixel 8a, Google
12/29 7:53
序盤は若干藪っぽいですが少し登るとなだらかだ雪原に出ます。
馬ノ神岳ルート用なのかマーキングも見掛けたり。緩やかな尾根を登って行きます。
2024年12月29日 07:59撮影 by  Pixel 8a, Google
12/29 7:59
馬ノ神岳ルート用なのかマーキングも見掛けたり。緩やかな尾根を登って行きます。
代り映えしませんがブナ林も徐々に太くなります。藪も埋まっており快適に標高を上げていきます。
2024年12月29日 08:11撮影 by  Pixel 8a, Google
12/29 8:11
代り映えしませんがブナ林も徐々に太くなります。藪も埋まっており快適に標高を上げていきます。
兎のトレースはちゃんと尾根を辿っています。
2024年12月29日 08:21撮影 by  Pixel 8a, Google
12/29 8:21
兎のトレースはちゃんと尾根を辿っています。
積雪70cm位かな。スノーシューで脛〜膝程度のラッセルが続きます。
2024年12月29日 08:36撮影 by  Pixel 8a, Google
12/29 8:36
積雪70cm位かな。スノーシューで脛〜膝程度のラッセルが続きます。
徐々に雪がチラついてきました。
2024年12月29日 08:45撮影 by  Pixel 8a, Google
12/29 8:45
徐々に雪がチラついてきました。
支尾根から馬ノ神岳への尾根に乗ったあたり。
2024年12月29日 08:59撮影 by  Pixel 8a, Google
12/29 8:59
支尾根から馬ノ神岳への尾根に乗ったあたり。
ここから少し傾斜は増していきます。
2024年12月29日 09:16撮影 by  Pixel 8a, Google
12/29 9:16
ここから少し傾斜は増していきます。
P1409です。場所によっては枝藪があります。
2024年12月29日 09:23撮影 by  Pixel 8a, Google
12/29 9:23
P1409です。場所によっては枝藪があります。
馬の鬣がこれか〜!だいぶ雪が降ってきましたが視界があって良かった!
2024年12月29日 09:30撮影 by  Pixel 8a, Google
1
12/29 9:30
馬の鬣がこれか〜!だいぶ雪が降ってきましたが視界があって良かった!
ここから所により雪庇があります。この時期でこの積雪量は平年より多いのではないか?先のピーク直下はだいぶ急に見えます。
2024年12月29日 09:33撮影 by  Pixel 8a, Google
12/29 9:33
ここから所により雪庇があります。この時期でこの積雪量は平年より多いのではないか?先のピーク直下はだいぶ急に見えます。
所により新雪膝ラッセルの場所もあります。
2024年12月29日 09:43撮影 by  Pixel 8a, Google
12/29 9:43
所により新雪膝ラッセルの場所もあります。
急傾斜部は距離も短いのですぐでした。あそこが馬ノ神岳のピークかな。
2024年12月29日 09:50撮影 by  Pixel 8a, Google
12/29 9:50
急傾斜部は距離も短いのですぐでした。あそこが馬ノ神岳のピークかな。
そして馬ノ神岳初登頂!屏風岳どころか水引入道もガスで見えず…。この時期この環境でここまで来られただけでも大満足なのでピストンに切り替えます。
2024年12月29日 10:02撮影 by  Pixel 8a, Google
12/29 10:02
そして馬ノ神岳初登頂!屏風岳どころか水引入道もガスで見えず…。この時期この環境でここまで来られただけでも大満足なのでピストンに切り替えます。
念の為、現在地確認。ヤマレコでのルート作成ではここから水引入道、屛風岳、不忘山経由の周回設定なのでまだまだ序盤になっています…。
念の為、現在地確認。ヤマレコでのルート作成ではここから水引入道、屛風岳、不忘山経由の周回設定なのでまだまだ序盤になっています…。
だいぶ雪が強くなってきました。一番急傾斜部を見下ろしているはずなのにフラットに見える不思議。
2024年12月29日 10:04撮影 by  Pixel 8a, Google
12/29 10:04
だいぶ雪が強くなってきました。一番急傾斜部を見下ろしているはずなのにフラットに見える不思議。
雪庇はお気を付けて〜。
2024年12月29日 10:05撮影 by  Pixel 8a, Google
12/29 10:05
雪庇はお気を付けて〜。
降ってきたルートを振り返る。だいぶ雪が強くなってきました。
2024年12月29日 10:10撮影 by  Pixel 8a, Google
12/29 10:10
降ってきたルートを振り返る。だいぶ雪が強くなってきました。
付けたばかりのトレースがだいぶ埋まって来ています。
2024年12月29日 10:15撮影 by  Pixel 8a, Google
12/29 10:15
付けたばかりのトレースがだいぶ埋まって来ています。
鬣を見納め。今季また来られるかな!?
2024年12月29日 10:18撮影 by  Pixel 8a, Google
12/29 10:18
鬣を見納め。今季また来られるかな!?
新雪もふもふです!
2024年12月29日 10:24撮影 by  Pixel 8a, Google
12/29 10:24
新雪もふもふです!
自分のトーレスを追いながらサクサク降る。
2024年12月29日 10:31撮影 by  Pixel 8a, Google
12/29 10:31
自分のトーレスを追いながらサクサク降る。
ブナ林の素晴らしいルート!
2024年12月29日 10:43撮影 by  Pixel 8a, Google
12/29 10:43
ブナ林の素晴らしいルート!
林道にぶつかりました。ここから馬ノ神岳へのルートに出入りしました。
2024年12月29日 11:12撮影 by  Pixel 8a, Google
12/29 11:12
林道にぶつかりました。ここから馬ノ神岳へのルートに出入りしました。
野営場方面に向かわず林道を白石スキー場方面にhachi散歩。去年の1月に水引入道/屛風岳/不忘山周回しましたが現時点でその時に積雪量を上回っています。
2024年12月29日 11:17撮影 by  Pixel 8a, Google
12/29 11:17
野営場方面に向かわず林道を白石スキー場方面にhachi散歩。去年の1月に水引入道/屛風岳/不忘山周回しましたが現時点でその時に積雪量を上回っています。
林道にもだいぶ雪が積もっています。
2024年12月29日 11:20撮影 by  Pixel 8a, Google
12/29 11:20
林道にもだいぶ雪が積もっています。
ここから馬ノ神岳へのルートもあります。途中までEL1,050mまでは林道みたいですがそこから先は積雪ルートのようです。
2024年12月29日 11:21撮影 by  Pixel 8a, Google
12/29 11:21
ここから馬ノ神岳へのルートもあります。途中までEL1,050mまでは林道みたいですがそこから先は積雪ルートのようです。
神嶺林道というのですね。ここから南蔵王野営場方面へ入ります。
2024年12月29日 11:26撮影 by  Pixel 8a, Google
12/29 11:26
神嶺林道というのですね。ここから南蔵王野営場方面へ入ります。
ノントレースの林道…めっちゃ長い。
2024年12月29日 11:41撮影 by  Pixel 8a, Google
12/29 11:41
ノントレースの林道…めっちゃ長い。
田代橋まで来ると管理棟はもうすぐ。
2024年12月29日 11:50撮影 by  Pixel 8a, Google
12/29 11:50
田代橋まで来ると管理棟はもうすぐ。
無事下山しました!もちろん車は私のみ。積雪期限定の馬ノ神岳とても良いルートでした!今度は是非周回でトライしたい。ありがとうございます。
2024年12月29日 12:00撮影 by  Pixel 8a, Google
1
12/29 12:00
無事下山しました!もちろん車は私のみ。積雪期限定の馬ノ神岳とても良いルートでした!今度は是非周回でトライしたい。ありがとうございます。
撮影機器:

感想

去年積雪期に水引入道/屏風岳/不忘山の周回、刈田岳〜屏風岳の周回ルートで見えた馬ノ神岳が気になっていました。積雪期に歩けるルートで更に興味が増す。1月か2月の晴れのタイミングで歩ければと思っていたが今年は12月から充分な積雪がありもしやもう歩けるかな?と思って偵察がてらに登って来ました。予定は周回だったが天気予報が悪く風も強いので行けるところまで。登山口の白石スキー場は制限があり(詳細は不明だが規制は行政と相談して、と言っていたので何かトラブルがあったのでしょう…)他に登山目的で車を停められる所が無いか探していたら南蔵王野営場が見つかり電話すると了承を得られたので無事に停める事が出来ました。ありがとうございます。標高200m程下がり距離も増えるが時間に関係なくスタート出来るのは本当にありがたいです。
野営場を抜けて林道に出ると積雪は充分ありました。序盤は若干藪の箇所もありますが概ね良好。明瞭な尾根に乗るまでは地図を確認しながら進みます。15分も歩けば広い尾根に出てブナ林が広がる。標高を上げるにつれてブナも徐々に太くなり積雪もどんどん増えて来て踝〜膝程度のラッセルが続きました。取り付きの尾根を進むとやがて馬ノ神岳に続く本尾根にぶつかります。ここから更に積雪が増して所によっては膝ラッセル。尾根上は枝藪がある箇所もあります。P1409を越えるを馬ノ神岳への登りが目の前に。これが馬の鬣ね〜。上部は結構急に見えます。ここからは一気に標高を上げて急傾斜部(距離は短い)を登り切って少し進むと馬ノ神岳のピーク。本来なら目の前に屏風の壁と水引入道のピークが見えるはずなのだがガッスガスでピークは風雪が強め。先に進むのはちょっとリスクだなと思い偵察はここまで。降りは自分の付けたトレースを辿って楽ちんで下山。天気は良く無かったけど無事馬ノ神岳へ登る事が出来ました。今度は晴れた日に水引入道、屏風岳、不忘山を絡めた周回が出来ればと思います。ありがとうございます。

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