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Yamareco

記録ID: 7669820
全員に公開
雪山ハイキング
蔵王・面白山・船形山

蔵王連峰 馬ノ神岳/水引入道/屏風岳(南蔵王野営場から周回)試練の屏風

2025年01月05日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:41
距離
15.5km
登り
1,384m
下り
1,384m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:57
休憩
0:44
合計
9:41
距離 15.5km 登り 1,384m 下り 1,384m
4:47
210
スタート地点
8:17
8:29
45
9:14
9:22
12
9:34
49
10:23
10:24
22
10:46
10:51
10
11:01
11:17
20
11:37
11:38
16
11:54
112
14:28
ゴール地点
天候 晴れのち曇りのちガス(稜線はホワイトアウトに強風)
過去天気図(気象庁) 2025年01月の天気図
アクセス
■アクセス
仙台市⇔南蔵王野営場

■駐車場
南蔵王野営場
https://hanayama.niye.go.jp/yaei/
TEL:0224-24-8126
現在冬季閉鎖期間中(11/1〜4/10)ですが駐車可能か電話で確認し了承を得ました。ロータリーは除雪が入るので管理棟側に少し上がった所に停めました。ありがとうございます。m(_ _)m
南蔵王への冬季登山は白石スキー場からがメインですが8:00〜17:00のみ駐車場とゲレンデの登山利用が可能です。それ以外の時間はNGとのこと。林道方面へ歩く場合も同様です。
コース状況/
危険箇所等

■登山ポスト
Compassにて提出。

■ルート状況(0225/1/5時点)
2024/12/29は南蔵王野営場から馬ノ神岳をピストンしました。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7633200.html

装備:冬靴、スノーシュー、12本アイゼン、ハードシェル(中綿あり)、ピッケル、バラクラバ、冬用グローブ、ゴーグル
馬ノ神岳まではスノーシューとストック、以降は片手にピッケル。
屏風の壁の降りだけは12本アイゼンに換装。スノーシューでもOKだと思います。
ヤマレコで手書きルート作成。

登りは林道〜馬ノ神岳〜水引入道〜屛風岳
野営場から林道に出たら林道を突っ切って馬ノ神岳への冬季ルートへ入る。序盤はまだ多少の藪ありますが概ね良好。尾根を目指してひと登りすると藪もすっかり埋まります。雪は12/29より増えた様子。比較的なだらかに登り続けるとやがて馬ノ神岳へと続く尾根に合流します。この尾根もだいぶ積雪増えてきました。P1400を越えると馬の鬣が目の前に。鬣の雪はかなり深いです。ピーク手前の急登は前回は右側をそのまま登りましたが今回はより緩やかな左を巻きながら登りました。ピークを越えて少し歩くと馬ノ神岳山頂になります。山頂から少し降るとコル。ここから水引入道の壁は新雪激ラッセルです。深いと腿付近まで。急登なのでたまに四輪駆動で登ります。水引入道から屏風方面も少し降りコル付近も場所によっては深いです。屏風の壁はスノーシューの刃とピッケルを効かせながら登ります。晴れていると高度感ありますがガスッていると良く分からず。登り切って縦走路の分岐に着くとスノーモンスターがお出迎え。今回はホワイトアウトでしたので縦走路は迷宮でした。樹氷の中はまだ石楠花の踏み抜きが多く途中から樹氷と雪庇の間を歩きました。10m〜15m程雪庇から距離を取って、樹氷の際を歩きます。位置確認しながら屏風岳登頂。分岐から屏風岳は視界があればすぐですが今回はかなり時間が掛かりました。状況によってはかなり厳しいルートになります。
降りは水引入道〜ジャンボリールート
屏風から水引入道へは登り返しがあります。水引入道からは冬尾根を降りました。藪もだいぶ埋まっており歩き易かったです。尾根沿いに降ると夏道に合流します。たまにあるトレースを辿りながら、ピンテを見つけながら、位置確認しながら概ね夏道沿いに歩き林道に合流。林道を白石スキー場を逆方向へ歩き南蔵王野営場へ。
その他周辺情報
■温泉
神の湯 \400(12/29,1/3,1/5 週3で通う)
シャンプー・石鹸類なし
12/29日に馬ノ神岳を歩いたが再び南蔵王へ!南蔵王野営場から5時前に歩き出す。駐車させて頂きありがとうございます!今回はYAMAPPERのたかかさんと一緒。
2025年01月05日 04:50撮影 by  Pixel 8a, Google
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12/29日に馬ノ神岳を歩いたが再び南蔵王へ!南蔵王野営場から5時前に歩き出す。駐車させて頂きありがとうございます!今回はYAMAPPERのたかかさんと一緒。
南蔵王野営場を歩き林道に出ました。まずは馬ノ神岳へ向います!林道突っ切ってここからクライムオン!
2025年01月05日 05:25撮影 by  Pixel 8a, Google
1/5 5:25
南蔵王野営場を歩き林道に出ました。まずは馬ノ神岳へ向います!林道突っ切ってここからクライムオン!
序盤はやや藪あり、地図見ながら歩き緩やかな尾根に乗ると藪も埋まり快適トレイルとなる。
2025年01月05日 05:52撮影 by  Pixel 8a, Google
1/5 5:52
序盤はやや藪あり、地図見ながら歩き緩やかな尾根に乗ると藪も埋まり快適トレイルとなる。
良い感じに地平線が焼けてきました。踝から少し上位まで沈みます。29日のトレースはすっかり消えている。
2025年01月05日 06:25撮影 by  Pixel 8a, Google
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1/5 6:25
良い感じに地平線が焼けてきました。踝から少し上位まで沈みます。29日のトレースはすっかり消えている。
徐々に積雪増していきます。朝陽がチラッと顔を出しました。
2025年01月05日 06:53撮影 by  Pixel 8a, Google
1/5 6:53
徐々に積雪増していきます。朝陽がチラッと顔を出しました。
今日も良い朝陽をありがとう。上空の雲も焼けて赤が綺麗。
2025年01月05日 06:54撮影 by  Pixel 8a, Google
1/5 6:54
今日も良い朝陽をありがとう。上空の雲も焼けて赤が綺麗。
雪面も真っ赤に焼けています!
2025年01月05日 06:54撮影 by  Pixel 8a, Google
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雪面も真っ赤に焼けています!
じんわり暖かくなる!もう少しで馬ノ神岳への稜線にのります。
2025年01月05日 06:57撮影 by  Pixel 8a, Google
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じんわり暖かくなる!もう少しで馬ノ神岳への稜線にのります。
馬ノ神岳への稜線に乗りました。ここからまずはP1400を目指します。積雪量は12/29から更に増えています。
2025年01月05日 07:20撮影 by  Pixel 8a, Google
1/5 7:20
馬ノ神岳への稜線に乗りました。ここからまずはP1400を目指します。積雪量は12/29から更に増えています。
振り返ると輝く日本海。一旦雲に隠れた太陽が再び姿を現す。
2025年01月05日 07:32撮影 by  Pixel 8a, Google
1/5 7:32
振り返ると輝く日本海。一旦雲に隠れた太陽が再び姿を現す。
右から馬ノ神岳、水引入道、不忘山。
2025年01月05日 07:39撮影 by  Pixel 8a, Google
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右から馬ノ神岳、水引入道、不忘山。
1週間振りの馬の鬣。奥には真っ白に輝く南蔵王連峰。屏風岳から北側の稜線。
2025年01月05日 07:42撮影 by  Pixel 8a, Google
1/5 7:42
1週間振りの馬の鬣。奥には真っ白に輝く南蔵王連峰。屏風岳から北側の稜線。
後白髪山から屏風岳への稜線へと続く尾根。ここもいつか歩いてみたい!
2025年01月05日 07:42撮影 by  Pixel 8a, Google
1/5 7:42
後白髪山から屏風岳への稜線へと続く尾根。ここもいつか歩いてみたい!
馬の鬣を登る良い写真を撮って頂きました!
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馬の鬣を登る良い写真を撮って頂きました!
大地に降り注ぐ天使の梯子。
2025年01月05日 07:46撮影 by  Pixel 8a, Google
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大地に降り注ぐ天使の梯子。
鬣の上部はふっかふか!!
2025年01月05日 07:54撮影 by  Pixel 8a, Google
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鬣の上部はふっかふか!!
たかかさんラッセルお願いします!リッジは右は傾斜が強いので緩い左から巻きます。
2025年01月05日 07:56撮影 by  Pixel 8a, Google
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たかかさんラッセルお願いします!リッジは右は傾斜が強いので緩い左から巻きます。
最大傾斜部を越えて振り返る馬の鬣。
2025年01月05日 07:58撮影 by  Pixel 8a, Google
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最大傾斜部を越えて振り返る馬の鬣。
良い感じに仕上がってますよ〜。もっふもふ。
2025年01月05日 08:07撮影 by  Pixel 8a, Google
1/5 8:07
良い感じに仕上がってますよ〜。もっふもふ。
振り返るとガスが上がってきていた。太陽頑張れ!
2025年01月05日 08:07撮影 by  Pixel 8a, Google
1/5 8:07
振り返るとガスが上がってきていた。太陽頑張れ!
12/29振りの馬ノ神岳登頂!後烏帽子岳と刈田岳をバックに。刈田岳にはガスが掛かり始めました。
2025年01月05日 08:19撮影 by  Pixel 8a, Google
1/5 8:19
12/29振りの馬ノ神岳登頂!後烏帽子岳と刈田岳をバックに。刈田岳にはガスが掛かり始めました。
先週見られなかった水引入道と不忘山。屏風岳へのルートは上部はガスだな〜。風もなく穏やかでした。大休止です。
2025年01月05日 08:19撮影 by  Pixel 8a, Google
1/5 8:19
先週見られなかった水引入道と不忘山。屏風岳へのルートは上部はガスだな〜。風もなく穏やかでした。大休止です。
さて、水引入道へ向けて歩き出します!
2025年01月05日 08:30撮影 by  Pixel 8a, Google
1/5 8:30
さて、水引入道へ向けて歩き出します!
真っ白な兎がいました!作られたばかりの兎のトレース。奥には屏風の壁が見えるはず。
2025年01月05日 08:38撮影 by  Pixel 8a, Google
1/5 8:38
真っ白な兎がいました!作られたばかりの兎のトレース。奥には屏風の壁が見えるはず。
馬ノ神岳から一旦降って大きく登り返します!
2025年01月05日 08:38撮影 by  Pixel 8a, Google
1/5 8:38
馬ノ神岳から一旦降って大きく登り返します!
鞍部付近から見上げる水引入道。もっふもふのラッセルです!
2025年01月05日 08:44撮影 by  Pixel 8a, Google
1/5 8:44
鞍部付近から見上げる水引入道。もっふもふのラッセルです!
水引の壁は難所です。腿くらいの激ラッセル!
2025年01月05日 09:01撮影 by  Pixel 8a, Google
1/5 9:01
水引の壁は難所です。腿くらいの激ラッセル!
次第に風が強くなり舞う雪煙。
2025年01月05日 09:09撮影 by  Pixel 8a, Google
1/5 9:09
次第に風が強くなり舞う雪煙。
向かいには不忘山!東尾根も仕上がっています。
2025年01月05日 09:17撮影 by  Pixel 8a, Google
1/5 9:17
向かいには不忘山!東尾根も仕上がっています。
後烏帽子からろうづめ平あたり。
2025年01月05日 09:17撮影 by  Pixel 8a, Google
1/5 9:17
後烏帽子からろうづめ平あたり。
冬季水引入道登頂!そして屏風の壁は真っ白〜。稜線はガッスガスですが屏風岳へ向けていざ!
2025年01月05日 09:17撮影 by  Pixel 8a, Google
1/5 9:17
冬季水引入道登頂!そして屏風の壁は真っ白〜。稜線はガッスガスですが屏風岳へ向けていざ!
去年の1/20に水引/屏風/不忘を周回したが積雪量やコンディションが全く違う。
2025年01月05日 09:21撮影 by  Pixel 8a, Google
1/5 9:21
去年の1/20に水引/屏風/不忘を周回したが積雪量やコンディションが全く違う。
水引入道〜屏風の壁間も所により深いです。
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水引入道〜屏風の壁間も所により深いです。
気合を入れていよいよ屏風の壁へ取り付きます。
2025年01月05日 09:45撮影 by  Pixel 8a, Google
1/5 9:45
気合を入れていよいよ屏風の壁へ取り付きます。
写真撮る余裕なし!壁を越えたらスノーモンスターのお出迎え!やはり南蔵王の樹氷はスケールが違います。
2025年01月05日 10:20撮影 by  Pixel 8a, Google
1/5 10:20
写真撮る余裕なし!壁を越えたらスノーモンスターのお出迎え!やはり南蔵王の樹氷はスケールが違います。
ホワイトアウトで縦走路の分岐から屛風岳へ向けて彷徨い歩きます。
2025年01月05日 10:44撮影 by  Pixel 8a, Google
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1/5 10:44
ホワイトアウトで縦走路の分岐から屛風岳へ向けて彷徨い歩きます。
都度位置確認しながらやっと屏風岳。初めは樹氷の中を歩いたが石楠花の踏み抜きが多く途中から樹氷を雪庇の際を歩きました。
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都度位置確認しながらやっと屏風岳。初めは樹氷の中を歩いたが石楠花の踏み抜きが多く途中から樹氷を雪庇の際を歩きました。
わがんねーけど多分標柱!!笑
2025年01月05日 10:48撮影 by  Pixel 8a, Google
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1/5 10:48
わがんねーけど多分標柱!!笑
分岐から屏風岳までが長かった!たかかさんと証拠写真撮ったら退散!長居は無用。
2025年01月05日 10:48撮影 by  Pixel 8a, Google
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1/5 10:48
分岐から屏風岳までが長かった!たかかさんと証拠写真撮ったら退散!長居は無用。
壁の降りはアイゼンで。換装中に樹氷踏み抜き1m沈む。
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壁の降りはアイゼンで。換装中に樹氷踏み抜き1m沈む。
壁を楽しく下降中のたかかさん。
2025年01月05日 11:23撮影 by  Pixel 8a, Google
1/5 11:23
壁を楽しく下降中のたかかさん。
水引入道登り返し!下山は馬ノ神岳へは行かずジャンボリールート方面へ。
2025年01月05日 11:52撮影 by  Pixel 8a, Google
1/5 11:52
水引入道登り返し!下山は馬ノ神岳へは行かずジャンボリールート方面へ。
水引入道付近も藪が埋まっており歩き易くなっています。冬季のあの尾根を歩いて降ります。尾根沿いに降ると夏道に合流。
2025年01月05日 11:59撮影 by  Pixel 8a, Google
1/5 11:59
水引入道付近も藪が埋まっており歩き易くなっています。冬季のあの尾根を歩いて降ります。尾根沿いに降ると夏道に合流。
やっとこさ風の当たらない所で休憩。馬ノ神岳山頂辺りまでガスが下がってきました。右からの尾根が上がって来たルート。馬ノ神岳と水引入道の間に出る尾根もあるんですね〜。ニヤリ。
2025年01月05日 12:07撮影 by  Pixel 8a, Google
1/5 12:07
やっとこさ風の当たらない所で休憩。馬ノ神岳山頂辺りまでガスが下がってきました。右からの尾根が上がって来たルート。馬ノ神岳と水引入道の間に出る尾根もあるんですね〜。ニヤリ。
水引入道もガスに飲まれていく。
2025年01月05日 12:07撮影 by  Pixel 8a, Google
1/5 12:07
水引入道もガスに飲まれていく。
降りも兎を見掛けたが撮れず…。ジャンボリールートを降って林道に合流。
2025年01月05日 13:46撮影 by  Pixel 8a, Google
1/5 13:46
降りも兎を見掛けたが撮れず…。ジャンボリールートを降って林道に合流。
先週同様ここから南蔵王野営場へ向けて戻ります。
2025年01月05日 13:52撮影 by  Pixel 8a, Google
1/5 13:52
先週同様ここから南蔵王野営場へ向けて戻ります。
戻る途中振り返ると稜線が見える…。不忘山、水引入道、馬ノ神岳と真っ白な南屏風〜屏風岳の稜線。水引入道〜屏風岳はなかなかの試練でしたが無事に周回完歩し下山!ありがとうございます。
2025年01月05日 14:23撮影 by  Pixel 8a, Google
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1/5 14:23
戻る途中振り返ると稜線が見える…。不忘山、水引入道、馬ノ神岳と真っ白な南屏風〜屏風岳の稜線。水引入道〜屏風岳はなかなかの試練でしたが無事に周回完歩し下山!ありがとうございます。
撮影機器:

感想

年末年始の連休中に三度蔵王連峰へ!最後の締めはYAMAPPERのたかかさんと厳冬期屏風岳!12/29に登った馬ノ神岳と水引入道を経由し屏風の壁を登って屏風岳へのルート。降りは南屛風、不忘、東尾根経由した周回か水引入道からジャンボリールートの周回かピストンを状況に応じての計画。今回も南蔵王野営場の駐車場の利用。前回に続き駐車させて頂きありがとうございます。林道に突き当たったらそのまま直進し馬ノ神岳への冬季ルートへ。序盤は位置確認しながら少し藪掻き分けるがひと登りすれば尾根に出てすっかり藪も埋まっている快適なトレイルが始まる。背後に登る朝陽を眺めながら緩やかに登ると馬ノ神岳への尾根と合流。P1400が近づくと視界が開けて来て東側には太陽が輝く太平洋、西側には先週よりも立派に育った馬の鬣、後烏帽子、水引入道、不忘山やこの時点では刈田岳方面も見えていた。馬の鬣はもふもふで深いラッセルを楽しみながら登る。登り詰めて少し進むと馬ノ神岳山頂。前回は周辺の山すらガスで見えなかったが南蔵王主稜線以外の山々は眺められることが出来た!この時はまだ風も穏やかで気持ち良く休憩。ここからは未踏の水引入道の壁へ。コルまで降りたら壁へ取り付き。雪はかなり深く膝から腿の激ラッセルかつ急登の為、最後の方は四輪駆動で登り詰めた。水引入道に着くころには徐々に天気は降り坂で風が強く屏風方面は壁の上部はスッポリガスの中…。時間はまずまず早かったので二人で相談し予定通り屏風岳へ。少し降った後は徐々に登りへ。序盤の登りはラッセルもあり、壁はアイゼンとピッケルを効かせながら登る。晴れだと高度感があるがガスがと高度感なし。吹きおろしの風が突きつける中暫く登って漸くスノーモンスターとご対面。南蔵王のスノーモンスターはやっぱりスケールが違うなぁとしみじみ。辺りはすっかりホワイトアウトで樹氷写真がうまく撮れない。樹氷原を屛風岳方面へ進むとホワイトアウトだったり石楠花の踏み抜きだったりでなかなか進まず迷走。途中で樹氷を雪庇の方に出て樹氷の際を進み位置確認しながら屏風岳登頂。こりゃ長居はマズイねと写真を撮ったら折り返し。帰りは樹氷原に入らず際を歩いて分岐へ戻る。樹氷原を歩いてたらヤバかったかも…。壁の降りは念の為アイゼンに換装。膝まで沈んだのでそのままスノーシューでも良かったとも思ったが安全に楽しく降れたので良し。再びスノーシューに換装し水引入道を登り返してジャンボリールート方面へ。冬季尾根を歩いて風の当たらない所でやっと休憩で気持ちと体が落ち着けることが出来た。あとは夏道沿いを適当に歩き林道へ出たら南蔵王野営場へ帰還。途中振り返ったら稜線のガスが取れており下山あるある。水引入道〜屏風岳間はなかなか厳しかったですがたかかさんと二人でしたのでなんとか歩き切れました。トラブルもなく時間も想定より早く歩けて無事に周回出来て良かった。厳冬期の南蔵王は手を抜いてくれません。今回は稜線の天気がいまいちでしたが次回は晴れの縦走路を歩いてみたい。ありがとうございます!!

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