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Yamareco

記録ID: 7642522
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

厳冬期 南ア農鳥岳

2024年12月29日(日) ~ 2024年12月31日(火)
情報量の目安: A
都道府県 山梨県 静岡県
 - 拍手
chee2005 その他1人
GPS
18:21
距離
20.8km
登り
2,563m
下り
2,554m

コースタイム

1日目
山行
4:39
休憩
0:09
合計
4:48
距離 7.0km 登り 1,121m 下り 279m
2日目
山行
9:54
休憩
0:23
合計
10:17
距離 7.7km 登り 1,348m 下り 1,334m
5:00
342
10:42
10:43
92
12:15
12:36
37
13:13
13:14
123
3日目
山行
2:52
休憩
0:04
合計
2:56
距離 6.2km 登り 95m 下り 942m
6:44
102
8:26
8:27
26
9:11
26
9:37
3
9:40
ゴール地点
天候 12/29晴れ→小雪
12/30晴れ→薄曇り
12/31曇り
過去天気図(気象庁) 2024年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
◇奈良田-大門沢小屋…林道は無雪、登山道に入ると深い落ち葉ラッセルの箇所多く、標高1300m辺りから徐々に積雪増える

◇大門沢小屋-標高2400m付近…前日のトレースあり

◇標高2400m付近-大門沢下降点…ワカンで膝程度のラッセル、稜線近くは積雪少ない

◇大門沢下降点~山頂…所により膝程度のラッセル、山頂稜線は岩と雪のミックス

◇大門沢小屋…お手洗い使用可、水場あり

前日2400m付近まで行かれた方のトレースと、当日ご一緒した方との交代ラッセルのおかげでなんとか山頂に届くことができました。ありがとうございました。
日の出と共に朝焼けの雲の下の林道歩き、大きなザックでかなり背が高くなっている(笑)
2024年12月29日 07:12撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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12/29 7:12
日の出と共に朝焼けの雲の下の林道歩き、大きなザックでかなり背が高くなっている(笑)
吊り橋を渡ったら登山道
2024年12月29日 08:07撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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12/29 8:07
吊り橋を渡ったら登山道
落ち葉ラッセルから徐々に雪の道へ。雪のついた丸太橋を渡るのが怖くてここでアイゼンを履いた
2024年12月29日 11:08撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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12/29 11:08
落ち葉ラッセルから徐々に雪の道へ。雪のついた丸太橋を渡るのが怖くてここでアイゼンを履いた
小屋直下の橋、ロープは当てにできず腰が引けている私
2024年12月29日 11:34撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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12/29 11:34
小屋直下の橋、ロープは当てにできず腰が引けている私
辿り着いた大門沢小屋、もう少し上でテント泊とも考えていたのだが、この日1番乗りということもあってあっさり冬季小屋泊に変更
2024年12月29日 11:48撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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12/29 11:48
辿り着いた大門沢小屋、もう少し上でテント泊とも考えていたのだが、この日1番乗りということもあってあっさり冬季小屋泊に変更
お手洗いも使えます、だいぶワイルドですが(笑)
2024年12月29日 13:27撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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12/29 13:27
お手洗いも使えます、だいぶワイルドですが(笑)
年末山行のこの日はあらかじめ詰めてきた鶏団子鍋を
2024年12月29日 12:31撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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12/29 12:31
年末山行のこの日はあらかじめ詰めてきた鶏団子鍋を
グツグツ煮込みながら早々に乾杯♪
2024年12月29日 13:02撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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12/29 13:02
グツグツ煮込みながら早々に乾杯♪
小屋前から眺める夕暮れの富士山
2024年12月29日 16:28撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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12/29 16:28
小屋前から眺める夕暮れの富士山
翌朝は日の出前に歩き出す、ふり返る黎明の空と
2024年12月30日 06:17撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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12/30 6:17
翌朝は日の出前に歩き出す、ふり返る黎明の空と
富士山のシルエット
2024年12月30日 06:20撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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12/30 6:20
富士山のシルエット
樹林帯で迎える真っ赤な日の出
2024年12月30日 07:01撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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12/30 7:01
樹林帯で迎える真っ赤な日の出
オレンジの雪をゆけば
2024年12月30日 07:02撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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12/30 7:02
オレンジの雪をゆけば
やがて樹間にダイヤモンド富士
2024年12月30日 07:21撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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12/30 7:21
やがて樹間にダイヤモンド富士
2400m辺りで前日のトレースに惑わされ少々ロス、復帰して始まるラッセル
2024年12月30日 09:16撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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12/30 9:16
2400m辺りで前日のトレースに惑わされ少々ロス、復帰して始まるラッセル
雪は深いがサラサラ、今のところ風もない
2024年12月30日 09:23撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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12/30 9:23
雪は深いがサラサラ、今のところ風もない
励まし続けてくれる富士山
2024年12月30日 09:25撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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12/30 9:25
励まし続けてくれる富士山
ラッセルで上がる雪の大斜面
2024年12月30日 10:06撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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12/30 10:06
ラッセルで上がる雪の大斜面
稜線が近づけは風衝地帯のため雪は少なくなる
2024年12月30日 10:37撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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12/30 10:37
稜線が近づけは風衝地帯のため雪は少なくなる
ようやく見えてきたのは
2024年12月30日 10:42撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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12/30 10:42
ようやく見えてきたのは
大門沢下降点の鐘と向こうに富士山、前日には真っ白だったらしいが黄色の支柱が見えている。今日はおそらく気温は高め。
2024年12月30日 10:45撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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12/30 10:45
大門沢下降点の鐘と向こうに富士山、前日には真っ白だったらしいが黄色の支柱が見えている。今日はおそらく気温は高め。
それでも稜線上はさすがに風が強く寒い、ゴーグルとピッケルを装着して進む
2024年12月30日 11:16撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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12/30 11:16
それでも稜線上はさすがに風が強く寒い、ゴーグルとピッケルを装着して進む
どうやって行こうかな♪と考えるのも楽しいノントレース
2024年12月30日 11:20撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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12/30 11:20
どうやって行こうかな♪と考えるのも楽しいノントレース
時折突風が吹いて雪煙が舞い上がるが歩けないほどではない
2024年12月30日 11:22撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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12/30 11:22
時折突風が吹いて雪煙が舞い上がるが歩けないほどではない
ふり返る下降点と白峰南嶺
2024年12月30日 11:43撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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12/30 11:43
ふり返る下降点と白峰南嶺
さらに上がり
2024年12月30日 11:43撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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12/30 11:43
さらに上がり
なかなか見えてこない農鳥の頂を目指す
2024年12月30日 11:45撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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12/30 11:45
なかなか見えてこない農鳥の頂を目指す
岩と雪の稜線を慎重にゆけば
2024年12月30日 11:57撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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12/30 11:57
岩と雪の稜線を慎重にゆけば
ようやくの農鳥岳山頂、向こうに白峰三山の間ノ岳と北岳、そして
2024年12月30日 12:16撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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12/30 12:16
ようやくの農鳥岳山頂、向こうに白峰三山の間ノ岳と北岳、そして
目の前には富士山、No.1.2.3の揃い踏み
2024年12月30日 12:17撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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12/30 12:17
目の前には富士山、No.1.2.3の揃い踏み
遠く中央アルプス、西農鳥がすぐそこに見えているがもうお昼も過ぎているし今日はここまでだ
2024年12月30日 12:29撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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12/30 12:29
遠く中央アルプス、西農鳥がすぐそこに見えているがもうお昼も過ぎているし今日はここまでだ
その先は間ノ岳、北岳
2024年12月30日 12:29撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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12/30 12:29
その先は間ノ岳、北岳
北岳の向こうには八ヶ岳
2024年12月30日 12:30撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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12/30 12:30
北岳の向こうには八ヶ岳
夏には緑と岩の美しい稜線、今は白く寒く、そして厳しい
2024年12月30日 12:30撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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12/30 12:30
夏には緑と岩の美しい稜線、今は白く寒く、そして厳しい
名残惜しいが帰ろうか、来た稜線と白峰南嶺、向こうには塩見岳、南ア南部の山々
2024年12月30日 12:03撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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12/30 12:03
名残惜しいが帰ろうか、来た稜線と白峰南嶺、向こうには塩見岳、南ア南部の山々
ふり返る農鳥岳、西農鳥、間ノ岳、チラリ北岳
2024年12月30日 12:45撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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12/30 12:45
ふり返る農鳥岳、西農鳥、間ノ岳、チラリ北岳
思い出の仙塩尾根からの塩見、荒川や赤石も
2024年12月30日 12:47撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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12/30 12:47
思い出の仙塩尾根からの塩見、荒川や赤石も
しんどかった上りも、帰りは楽しいモフモフ
2024年12月30日 12:58撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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12/30 12:58
しんどかった上りも、帰りは楽しいモフモフ
下山の日はまた恐る恐る橋を渡り、落ち葉をラッセルして無事に帰還
2024年12月31日 07:11撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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12/31 7:11
下山の日はまた恐る恐る橋を渡り、落ち葉をラッセルして無事に帰還
2024も無事に登り納めました♪凍って縮まなくなったストックはご愛嬌
2024年12月30日 12:15撮影 by  ILCE-7M3, SONY
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12/30 12:15
2024も無事に登り納めました♪凍って縮まなくなったストックはご愛嬌

装備

個人装備
テント、アイゼン、ピッケル、ストック、ワカン、雪山テント泊装備

感想

連休は、遠くなかなか行けない南アルプスへ♪

雪の状況もさることながら厳冬期の3000m越えの寒さと強風予報に不安いっぱい。完全なる防寒体制で整えたザックが腰に肩に食い込む。

小屋より上でのテント泊を想定していたのだが、快適そうな冬季小屋に到着した瞬間にあっさり小屋泊に変更、生姜の効いた鶏団子鍋で早々に乾杯をした♪

2日目は富士山に背を押されひたすらの急登をゆく。交代でラッセルするモフモフサラサラの雪。目の前に大門沢下降点の黄色い鐘が現れた時には本当に嬉しかった。寒さと風次第ではここまでかと考えていたが、幸いにも頂を目指すことができそうだ、装備を整えて向かう。

ようやくの山頂では若干雲が増えたもののNo.1.2.3富士山、北岳、間ノ岳のお出迎え、思い出深い仙塩尾根や南ア南部の山々をハッキリと眺められた上、お日様は温かく風を凌いでゆっくりと休憩することができた。

その日のうちに下山もできそうだったが、贅沢にもう一泊、山に抱かれ年の瀬を過ごす。

2024も各地の山々を無事歩くことができました。お会いした皆様、楽しい時間をありがとうございました。新年もますます安全登山で参ります(^^)

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コメント

cheeさん、今日は。
今年もよろしくお願いします。
素晴らしい2024年〆の山行でした。
No.3&4の丸太橋怖っ!落ちたら即the endですね!
No.38のモフモフはぜひぜひ滑走したい斜面ですね!
それにしても2泊3日で農鳥岳ですか!?
さすがとしか言い様がありません。
hareより
2025/1/2 14:55
いいねいいね
1
hareharawaiさんおめでとうございます♪こちらこそ今年もよろしくお願いします(^^)

ハイ、あの雪のついた丸太橋を厳冬期の重荷で渡るのは本当に怖かったです。無事に小屋についた夜も、登頂し無事小屋に戻った夜も、シュラフに潜って目を閉じるとまたあの橋を渡って帰らなきゃと考えてしまってなかなか寝付けませんでした(笑)

久しぶりの南アルプス、大きく見える富士山が美しかったです◎

雪の多い今季、晴れの日が待ち遠しいですね!
2025/1/3 5:06
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