比叡山にて登り納め
- GPS
- 05:06
- 距離
- 19.1km
- 登り
- 1,414m
- 下り
- 1,418m
コースタイム
- 山行
- 4:54
- 休憩
- 0:13
- 合計
- 5:07
天候 | 夕方に雨に降られました(^_^;)。それまでは晴れと雲でした。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
辯天堂から東海自然歩道への道はいささかご注意を。ちなみに現行の道は地図の黒道から外れたところにあります。 |
写真
感想
仕事柄年末はいろいろあるのですが、今年も出張のあとからの大掃除で行けず、ようやくフリーになれそうなのが大晦日。でも前日飲み過ぎて(^^;)体調もいまいち。ゆっくり目に寝てから近場に行こうと考えていると、そういえば今年は比叡山に行っていないかと思い出しました。愛宕山には行ったのにな。ならと、出発することにしました。
修学院でバスを降りると目の前には比叡山が。この冷えた年末の空気は心地良い(^^)。もっとも、別のザックに用意をしていたのに急遽変更したので、ICOCAを忘れたのは痛い(^^;)。まあ今年最後の山行を楽しませていただきます(^^)。
雲母坂ルートは以前間違って下ってしまったルートですが、それ以降行っていないルートなので掘り下げてみることにしました。比叡山はもちろん山頂まで車道はあるわ天台宗の総本山である延暦寺はあるわで、登ったものの山頂感のない山(私の個人的感想です)の一つではありますが、ある意味この季節には安心安全に登ることができます。今日はもう一つ目的を持って登っていきました。
最初は意外と急登。登山口で一緒だったトレランのお二人連れにははるか離されてしまったことでしょう(^^;)。積もった落ち葉が滑りますが、とても気持ちのいい踏まれた道です。でもこれ踏んだのって、ハイカーさん以前に叡山に出入りした僧兵たちや、叡山越えで京都に攻め入った武将達もいるんじゃないのとか想像すると、ロマンあって面白い(^^)。まあ、私がジジイになったってことでしょうけど(笑)。
登りも一段落すると、今日はまずは山頂三角点を目指すことにします。しかし比叡山とて、倒木を処理するのは大変なのか、倒れままの杉が山頂に近づくと山ほど出てきます。針葉樹ですから薪にはなりにくいでしょうけど、使い道が難しいのでしょうね。
そして最後のアスファルト道を登り、まずはガーデンミュージアムに到着。冬季休業でした(^^;)。昔はめっちゃ怖いお化け屋敷でしたけど。いや、ほんまに怖かった。これのせいで、怖く感じる映画が一つもなくなっちゃいましたもん(笑)。
三角点への途中で雪をかぶった蓬莱山がちらり。おお、ええですやん(^^)!これからのホワイトシーズンが楽しみです!ベストはこれからやから焦らんでいいし。どうせ12月の雪はまだ軽いから、踏んでも雪が締まらなくてしんどいし。などと自分に言い訳したけど、やっぱり雪の中に行きたくなってもうたやーん(笑)。待っとれー!
山頂三角点は安定の何もない三角点でした(笑)。早々に去ります。このあと延暦寺境内を通行させていただきした。大晦日であったことを感じるたくさんの参拝者とすれ違いつつ、意外と外国人が少ないなと思いつつ、坂本ケーブル駅を目指します。実は今日の別の目的として、この先の辯天堂さんに向かうことがありましたので、そのまま向かいます。
実は辯天堂様のご住職とは知り合いなので、立ち寄らせていただこうというのが今日のもう一つの目的でした。しかしいざ辿り着いてみると、たまたまお勤めの時間だったのか大晦日だったからかわかりませんが、ちょうど護摩を焚いておられ、同行様がお堂内で一緒に拝んでいらっしゃいました。「どうぞ」と私なども堂内に招いていただきましたが、信仰の厚みが違い過ぎてとても進めない。離れて遥拝させていただきます。
そのうち終わりの気配を感じたので、振り返られる前にこの場を後にさせていただきます。我々は正月は休みですが、お寺は明日からも休みではないのですもんね。どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。
さて、辯天堂裏へ向かうものの、すっかり足が冷えてしまってうまく動かない(^^;)。実はこの辯天堂裏、東海自然歩道になっているので整備はされているんですけど、ちょっとややこしいのです。ヤマレコなどのルートとして黒道になっているところは今はルートではなくなっており、新しいお堂で道は塞がれています。辯天堂から下る階段が新ルートになっています。
それでもってこの迂回ルートが歩きやすいかと言えばそうでもない。最初に下ってから登るところが結構な登りルートになっています。ロープもありますが設置時期のわからないトラロープなので、体重をかけ過ぎないようにした方がいいかと。
水平道まで入ると、どんどん京都方面に向かうにつれ傾斜はフラットに。気持ちのいい道です。今日はそのまま白川方面に進みます。一人気持ちよく歩かせていただくこの幸せよ(^^)。石鳥居の合流地点には休憩されていた方々がいらっしゃったので、一本杉方面への踏み跡を確認だけすると、すぐ下山ルートに向かいました。
思えば今日は大晦日。バスで帰ると中心部で大渋滞にはまる可能性が高いか(^^;)。であれば一乗寺から叡電で帰ろうと、曼殊院ルートに向かいます。しかしこれがすこぶる歩きやすい(^^)。いやいや、山らしく無さすぎると思っていると、もう一つの未踏ルートが出現。だから山は次があるんですよね(^^;)。
ゲートまで下山。ゲートを開けようとするもなぜか閂が動かない。確認すると、南京錠でロックされてました。出てからわかりましたが、二輪車が入ってくるのを止めているとのこと。なるほど、道が良すぎますもんね。ついでにクマ情報もありました。直近は今年の8月8日。おるんかーい(^^;)。
下山後は意外と季節は感じない。駅でも特段の感じは何もない。でも数時間後の京都はえぐい人のはず。だからバスを避けたのですが、若い頃はむしろお祭り騒ぎを求めたのに(^^;)。今年もありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします!
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