十石山
- GPS
- 05:41
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 1,194m
- 下り
- 1,192m
コースタイム
天候 | 下部は晴 山頂周辺は曇&爆風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
チェーンを巻けば問題なし |
写真
感想
岩菅山の翌日は1回休みで自宅の大掃除などをして過ごす。山ではたっぷり降ったはずだ。
その次の日は乗鞍方面が何とか晴れそう。風は強そうだが十石山を目指すことに。
晴れるのを期待して少し遅めの6時すぎに白骨温泉へ。温泉街手前のヘアピンカーブは私のクルマでは登れる気がせず手前の洞門からチェーンを巻いた。行ってみたら凍結してツルツルだったので正解だったと思う。
温泉街の駐車場へ行くと、ちょうどわかんを担いだ2人組が出発しようとしていた。
私も少し遅れて出発。林道を歩いているうちに2人は追い越せた。
いつもの登山口は予想どおり前日らしきトレースが既に消えている。新雪は20cmくらいはありそう。最初のトラバースには新雪がたっぷり積もり、ぱっと見ではどこに登山道があるのかわからない。
しょっぱなからこんなに雪がある十石山は初めてだ。わかんじゃ大変だろうと思いつつ急登を登っていく。トレースは何とか判別できるレベルで助かった。
かなり登ってから振り返ったが後続の2人は見える気配がないのでやはり相当苦労したのではないかと思う。
湯沢ノ平で小休止し、ここからは高度を上げないように気をつけながら1835Pを巻く。トレースを外れるとズボズボ埋まるが'帰りを考えて辛抱する。東尾根に取り付いたら僅かに根跡が残るトレースを使いながらどんどん登っていく。
森林限界を越えたら予想どおり風が強くなってきた。晴れる予報だったがガスは取れそうにない。ここまで来たら行くしかないので登っていくがスマホが低温シャットダウンしてしまった。今の機種に買い替えてからは初めてだ。強風の中で何とか復活させたが再起動時に時計が狂っていることに気付かなかった。
雪は爆風で固くクラストしていてもうラッセルはない。GPSを頼りに方向を間違えず、爆風を我慢すれば登頂はできる。シャットダウンが怖いので山頂と思われる場所で写真を1枚撮ったら即引き返す。山頂付近はハイマツが出ていていつものドロップポイントがわからない。どうしようかと思っていたら一瞬だけ視界が回復して、すぐそばにある避難小屋がチラっと見えた。おかげでルートを正確に把握することができた。ハイマツ帯の端でシールを剥がして滑走開始。ちょっと滑ってクラスト地帯を抜ければ、爆風はおさまり視界も回復して、その先には延々と激ぱうが待っている。
新雪が深いので下りラッセルを避けるためトレースをなるべく外さないように降りるが後続が来る気配はない。登りでルート工作したので湯沢ノ平はシールなしで無事通過。1835Pを巻いた先の広場の手前でようやくわかんのトレースが出てきた。湯沢ノ平か1853Pで撤退したのだろう。下部は陽当たりの良い斜面で雪が腐ってしまうことが多いが今日は新雪が残っていた。
夏道の分岐点から先は例のトラバースだがもう問題はない。林道はわかんのトレースが増えていたので他にも後続がいたようだ。温泉街まで戻ると駐車場にいた登山者らしき車は全て消えていた。後続は全員敗退したということか。1年の初日からなかなか大変だったが満足感も大きい。今年もいい1年になってほしいものだ。
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