檜洞丸 悪天候ではもったいない犬越路までの道
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 1,295m
- 下り
- 1,288m
コースタイム
天候 | 曇り一時雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は特にありません |
写真
感想
またまた丹沢です。
今回は、まだ歩いたことがない檜洞丸〜犬越路を神ノ川ヒュッテからのスタートで歩くことになりました。
三連休の真ん中日曜日。
天気予報は曇り。
神ノ川ヒュッテの駐車場から山の方を見上げると、上の方はガスでどんより。
今日は展望は楽しめそうにありませんが…仕方ありません。
準備をして出発するとしばらくは林道歩き、その後道の横から登山道に入ります。
登山口の看板によると、どうやらかなりの直登コースらしい…。
約1劼瞭残に1時間を要するとのことでした。
登山口から林道の交差地点まで、たしかに荒れた急登が続きます。
その後林道を横切って進むと、少し傾斜が緩やかになり落ち葉の積もったブナ林の道になりました。
ここは落ち葉のせいか踏み跡が薄く、周りがガスで真っ白だったこともあり、迷いやすい道だと感じました。
実際、ピンクテープを頼りに進みましたが、次のテープが見つからず一度道をロストしかけてしまいました。
ガスで視界が悪い時や、夕暮れ時などは特に気を付けた方が良いです。
そんな道を気を付けて進み、「熊笹の峰まで600m」という看板が見えてホッと一安心。
ところが、この600mが体感的にものすごーく長く感じました。
ガスで先が見えないので「あそこが熊笹の峰かな?」と思っても何にもないし、偽ピークに何度も騙され、「あと600mって嘘でしょ!」とちょっとキレ気味になってきた所でようやく到着しました。
ここから檜洞丸までは快適な道。
所々ヤセ尾根もありますが、アップダウンもキツくなく、先程の直登に比べたら楽しい道でした。
見晴らしのよさそうな所も何カ所かあったので、天気の良い日に歩くと気持ちよさそうです。
晴れていれば、きっと西丹沢自然教室や富士山も見えたんだろうなぁ…残念!
檜洞丸は前に登ったので、今回は写真を撮るだけで休憩せず。
青ヶ岳山荘でトイレを借りて、犬越路を目指します。
前に檜洞丸に登った時は石棚山経由で下りたので、今回は鎖場もあるというこの道を楽しみにしていました。
まずは熊笹の峰まで来た道を戻り、いよいよ今回の核心部です。
鎖場は濡れていて滑るので気を付けて下りましたが、特に難しい箇所はありませんでした。
鎖場の難易度的には、表尾根の鎖場よりはちょっと大変かな?
この区間も、晴れていれば景色を楽しみながら歩けると思います。
そんなこんなで犬越路へ到着。
風が吹いていて寒いので、避難小屋の中で昼食を食べました。
今回は珍しく鍋ラーメン。
寒い日にアツアツのラーメンは最高ですね!
その後は、犬越路から神ノ川ヒュッテまでひたすら下り、近くの「いやしの湯」でほっこりして帰りました。
今回3回目の西丹沢。
もう紅葉も終盤で、天気も良くなくちょっと残念な感じでしたが、とりあえず未踏の檜洞丸〜犬越路を歩けたので良しとします。
檜洞丸〜犬越路の区間は景色もよさそうだし、鎖場も楽しかったので、天気の良い日にもう一度歩いてみたいですね。
まだ歩いたことがない檜洞丸〜犬越路が気になっていたので、今回挑戦することにしました。
どこをスタートにしようかな?
毎回西丹沢自然教室スタートでは飽きてしまうので、神ノ川ヒュッテからのスタートとすることにしました。
どこを歩こうかな?
スタート〜姫次〜蛭ヶ岳〜檜洞丸〜犬越路〜ゴール、スタート〜熊笹の峰(檜洞丸まで往復)〜犬越路〜大室山〜ゴールのどちらかを検討しましたが、日が短くなってきたので、今の時期は難しそう。kazuruさんがお疲れ気味であったこともあり、おとなしく最短ルートを選択しました。
神ノ川ヒュッテ手前から少し先に進んだ公衆トイレのあたりに何台か路上駐車されていて、そちらに誘導されてしまいましたが、少し引き返して5:30頃に神ノ川ヒュッテに到着。当然まだ暗いので、明るくなるまで仮眠します。
明るくなってきてから朝食をとっていると、お隣の車からソロの男性が出発していきました。ここからスタートする人は少ないのかな?今日は静かな山歩きとなりそう。私たちも準備を済ませて出発です。
しばらく林道を歩くと、右側に看板と少し荒れ気味の取り付きが見えてきます。その看板には「直登」と書いてあったこともあり、用心しながら登り始めました。
すぐに急登になります。寒くもなく暑くもなくの気温であったため、ゆっくり登っても結構汗をかいてしまいました。最初は荒れ気味だった道は次第に普通の道となり、ぐんぐんと標高を上げて進みます。
林道にぶつかって、横断してから少しのぼると、丹波天平のようなだだっ広いブナ林の広がる道となりました。ただでさえ人が歩いていないであろうことに加えてガスで真っ白だったこともあり、道がわかりにくい。ピンクテープが頻繁に付いておらず、一度別方向に進んでしまいました。
なんとな〜く「ここが道だろう」と思う落ち葉の上を慎重に進み、熊笹が多い茂ってきたあたりで「熊笹の峰まで600m」の標識が。あと少しと思って進むと、これがなかなか到着せず、kazuruさんがブーたれていました
熊笹の峰に到着すると風が強く、汗をかいた身体が冷えないうちに檜洞丸を目指します。これまでとは打って変わって歩きやすい道となり、風が弱まってきたのでちょうど良く、ルンルン気分で歩くことができました。でも、西丹沢自然教室からツツジ尾根で見えていたあたりを歩いているのかな?と、視界不良であることが残念でした。
かわいい鎖場や丹沢らしい階段を超えて、土嚢に囲まれた檜洞丸に到着。4週間前に来たばかりなのでスルーして、トイレを借りるために青ヶ岳山荘に向かいました。kazuruさんが用を足している間、青ヶ岳山荘の玄関にあるメニュー表を間近で眺めていると、玄関前の屋根の下の休憩は300円と書いてあるので、あわてて屋根の下から出ました。
ずいぶんとしっかりした経営方針だなぁと感じていると、山荘前のベンチで休憩していたご夫婦が「甘酒を買おう」とメニュー表を確認し、「甘酒が売っていない。それに、インスタントコーヒーで500円も取るってナニ?ぼったくりじゃないの!」とブツブツ文句を・・・。確かに、丹沢でこの料金は高いかもしれないけれど、ヘリ輸送ではなく歩荷だろうし、そもそも不満なら利用しなければいいのに・・・。
熊笹の峰まで戻って、今回の本番を迎えます。ツツジ新道よりも険しいということですが、ヤビツ峠より面白い鎖場があるし、石棚山稜よりはるかに歩きやすい。4週間前にツツジ新道の登りで道を譲っていただいた方と西丹沢自然教室のゴールがほぼ同時であったことを、身をもって理解することができました。
アップダウンを繰り返しながら標高を下げ、お腹がグーグー鳴ってきた頃に犬越路避難小屋に到着。いつもは悪天候に備えてパンを昼食にしていますが、今回は雨風を凌げることが確定していたので、久しぶりの鍋ラーメン。ついでにカフェオレを入れて、身体がポカポカ温まりました。
食事後、若干崩落気味の道を神ノ川ヒュッテ目指して下り、ゴールとなりました。
これで西丹沢自然教室からの周回のイメージを掴むことができました。日が長い時に挑戦してみようと思います。あとは、近いうちに蛭ヶ岳〜檜洞丸も歩いてみようかな。
コメント
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お邪魔致します。
神ノ川〜檜洞丸周回、先にやられてしまいました。 いつもより短いコースでkenboさんだとやはり少し物足りないのでしょうか?
(土嚢に囲まれた檜洞丸)
がっかり山頂ってありますが、こちらはこちらで、少しガッカリですよね〜。
でも道中はなかなか楽しそうでしたので、私も負けじと実現させたいと思います。
熊笹の峰までが急登で、ここを踏ん張ればあとは緩やかなアップダウンが小刻みに続く感じでした。難しい箇所は特になく、天気が良ければ歩いていて楽しいはずです。
最近は、もう少しガッツリと歩きたいなぁと思いつつ、日没時間を言い訳にしてユルユルが続いていて、身体が鈍りまくっています。今では奥秩父縦走はできません。
山行の感覚を忘れないように心掛けていますよ。
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