記録ID: 769157
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無雪期ピークハント/縦走
奥秩父
和名倉山(二瀬ルート)
2015年11月23日(月) [日帰り]
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- GPS
- --:--
- 距離
- 15.6km
- 登り
- 1,606m
- 下り
- 1,621m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:15
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 7:55
11:10
15分
二瀬分岐(二瀬・山頂・仙波方面)
11:25
11:35
60分
北ノタル
12:35
12:40
5分
造林小屋跡地
12:45
25分
森林軌道跡
13:10
13:20
65分
旧反射板跡の展望地
14:25
秩父湖吊橋(和名倉山分岐)
天候 | 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
埼大山寮〜反射板跡地 埼大山寮の脇の狭い山道を進んで吊り橋を渡った先が和名倉山登山口です。 反射板跡地まではひたすらの登りで標高を稼ぎます。 稜線に出るまでは変わり映えのない暗い植林地帯です。 稜線に出てからは自然林が増えてきますが、展望は一切利きません。 また、稜線から反射板跡地までの区間は作業用のテープが多く混在しているので、テープよりも踏み跡を確かめながら進んだ方がいいです。 帰りは急過ぎず丁度いい傾斜で加速を付けながら下れました。 反射板跡地〜造林小屋跡 平坦で歩きやすいです。 登山道の中央に倒木や一ヶ所ロープがありますが、危険箇所はなく正規ルートで合っています。 造林小屋後〜北のタル スズタケよりも前に一ヶ所わかりづらい箇所がありました。 かつての難所スズタケのヤブは綺麗に刈り取られ、通行に支障はなく安全地帯です。 後半に狭い箇所とトラバース道があるが、特に危険性はありませんでした。 北のタルは上空だけ開けた草地の広いスペースです。 北のタル〜和名倉山 ここからの登山道は明瞭と感じました。 北八ヶ岳を彷彿とさせる苔ゾーンが神秘的です。 二瀬分岐以降は上空が開けてきます。 再度樹林帯の登山道に進入し程なくすると、まるで稜線の通過点のような雰囲気であっけなく和名倉山に到着です。 秩父山岳連盟が道標を分岐など主要地点に多数設置して下さったおかげで非常に助かりました。 間違いなく大幅にわかりやすくなりました。 しかし、まだ熊倉山単体以上のルートファインディング技術は必要と感じます。 (熊倉山は3、4年前に一度登っただけですが、) また、反射板跡地〜造林小屋跡の平坦箇所を除けば全体的に単調に登りが続くので、アップダウンのある近くの雲取山(三峰ルート)のほうが体力面では上と感じました。 |
その他周辺情報 | 帰路にある大滝温泉優湯館に行きました。 |
写真
自宅から40分で埼大山寮前に到着するはずが、方向音痴な私はなぜか二瀬ダムで曲がったあと登山口を右ではなく左と勘違いしてしまい暗闇の中無駄に約30分の時間とガソリンのロスをしてしまいます。
途中急遽雲取山への変更も視野に入れました。
途中急遽雲取山への変更も視野に入れました。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
軍手
予備手袋
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
コンパス
ヘッドランプ
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
Tシャツ
地図(地形図)
保険証
ザックカバー
グローブ
防寒着
着替え
|
---|
感想
和名倉山は整備されるまでは酉谷山、矢岳と並び足を踏み入れることは極めて難しい山と考えていました。
しかし、昨年秩父山岳連盟の方々が道標を設置したりと整備してくださったお陰で、今年に入ってから現在の自分でも登れる可能性があると考えるようになりました。
春から情報を集めながら計画をしていたもののなかなか行く機会が訪れず、今秋も甲武信ヶ岳と雲取山が山行候補に挙がった時点で一度は今年のリストから外しました。
しかし、今が今シーズン最後のチャンスであり、これを逃すと来年の4月頃までは訪問できないだろうと考え、登ることを決意しました。
和名倉山二瀬ルートというとよく行程が長いだけで展望がなく地味でつまらない山だという見解も見られたが、実際に登ってみると、確かに展望のある山ではないが、個人的には山頂近くまで行けば雲取山、甲武信ヶ岳とは一味違う奥深さを感じることができました。
今シーズン中に行けてよかったです。
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訪問者数:1359人
こんばんは。
和名倉山登頂お疲れ様でした。
自分も近い将来訪問したいなーと思っていた山でした。
勿論、同じ二瀬ルートの破線ルートで・・・と思っていたら、秩父山岳連盟の方々が色々と整備して下さったのですね。
良い情報を与えて頂きありがとうございます。
駐車場は秩父湖入口のパーキングを考えておりましたが、埼大山寮の横の駐車スペースに車をデポできたのですね。
tididiさんのレコは、内容の纏まりも良く、非常にわかりやすく作られています。
ブロガー魂が込められている気がします。
自分ももっと文才があれば・・・いいものが造れたのかなぁ〜と嘆いています。(笑)
それにしても、和名倉山破線ルート単独踏破素晴らしいと思います。
OhMy_Naruoさん
こんばんは。
自分が今回ほぼ問題なく和名倉山を登れたのは間違いなく秩父山岳連盟の方々が整備して下さったお陰です。
本当にありがたいです。
整備される以前はこのかつての遭難多発地帯は自分には無理だと考えていました。
反射板跡地までの長い急坂の樹林帯がメンタル的にも一番堪えました。
でも我慢する価値はある山だと思います。
埼大山寮の横の駐車スペースは他の方のレコやブログで知ったのですが、まず邪魔になることはないと思います。
と勝手に駐車しているので無責任なことは言えないのですが、
自分も他の方のレコを事前情報として参考にするので、なるべく次に登られる方の参考になるようなレコを心掛けています。
でもOhMyさんのブログがあったから今の自分がいます。
ルートはまだ訪問者が少なくまだ全体的にやや不明瞭なため破線ルートだが、難所として身構えるほどではなくなりつつあると感じました。
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