【峡東作戦】小楢山・幕岩・妙見山・天狗山【丙55.4】
- GPS
- 08:46
- 距離
- 28.0km
- 登り
- 1,964m
- 下り
- 1,711m
コースタイム
- 山行
- 7:32
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 8:46
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
復路:JR山梨市駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
小楢山(母恋し道):落葉に隠れた岩に注意 差山・妙見山:手前は急登 妙見山〜鼓川温泉:急傾斜の下り 天狗山:道が非常に不明瞭。ピンクテープに頼らず尾根伝いに行くべきだが、小まめに現在位置と進むべき尾根を確認だ。というより迂闊に立ち入らない方が良いかも。 |
写真
感想
久し振りに山梨県へ。小楢山へのアプローチは東側からと西側からがあるが、バスの便が悪く、住宅地や畑の合間を通っていくのでコース取りをどうするか悩ましいところだ。とりあえず、バスが無くても何とかなる東側から歩き始め、ほったらかし温泉を目指して南下することとした。
【塩山駅〜小楢山】
日の出前とはいっても明るくなりつつある塩山駅に降り立つ。窪平の方に行くバスの始発は9時過ぎ(11月23日までは8時30分)だ。日の短いこの季節にバスよりも早くいける手段があれば活用しない手は無い。早速登山口へ向けて歩き出す。なお、早朝でもタクシーが駅前に詰めているので、体力を温存したい人は利用だろう。バスの場合、最寄と思われるバス停まで行くには、窪平まで行った後小一時間ほど待って乗り換える必要があり、時間のロスが大きい。もっとも登山口に駐車場があるので、車を使える人は車を活用だ。
フフの駐車場トイレで用を足し、害獣防護柵を開けて入山する。広い道がグネグネと続いていくが、下の方から轟音が聞こえるなと思ったら、重機を積んだトラックが緩々と登って行った。今も上の方で整備が続いているのだろうか。
途中で3人を抜いて母恋し道から山の中へ。父恋し道に比べると緩やかなようだが、確かに、ここ最近急登続きの山ばかり歩いてきた身にはやさしい道だ。ただ、岩が落葉に隠れているので、蹴躓かないよう注意を要する。
小楢峠から山頂へは近い。緩やかな坂を上っていけば富士山を正面に大菩薩から南アルプスまでの大展望が待っている。しかも、後ろを振り返れば、金峰山等の奥秩父や八ケ岳が控えている。
【小楢山〜幕岩〜大沢山〜妙見山〜鼓川温泉】
峠から山頂までのアプローチが楽だからか、巻き道はほとんど歩かれていないらしく、道はほぼ完全に落葉に埋もれている。尾根を暫く歩くと尾根上に大きい岩が現れる。大沢山と幕岩が非常に近いため、目の前のピークが大沢山と当初思い、幕岩の一つ二つ手前の岩に突入する。何だか木々が多くて難儀する岩だなあと思っていたが、その先に御本体が現れた。北側から登り詰めることを考えるが、冒険をせず道に復帰、その先に簡単に登れるところがあった。幕岩は小楢山頂よりも展望が良く、小楢山では木の枝越しだった奥秩父や八ケ岳もよく見える。
その後はアップダウンを繰り返しながら稜線歩き。展望は道中は概ね木々越しとなるが、差山を除く各山頂及び天狗岩、みだれ岩、見返りの岩から遮るもの無い展望を得られる。注意すべき箇所は、見返りの岩手前の岩場と妙見山以降の急斜面下り。最後に荒れ気味の藪の中を潜れば鼓川温泉だ。
【鼓川温泉〜天狗山〜ほったらかし温泉】
鼓川温泉で終えても良いのだが、今回の目的地はほったらかし温泉なので、もう一山。事前の計画段階から天狗山の情報をほとんど得られず、あまり歩かれていないであろうことは明らかであった。三重の防護柵を越えて森の中に入る。
特段、道標などは無い。目の前には踏み跡らしきものやピンクテープがあるが、林業か何かの作業用らしく、あまり当てにはならない。歩みは光を求めつつ慎重に進めなければならぬ。少なくとも方角と地形を確認しつつ行かなければ途方に暮れるだけだ。山頂に簡素な標識が3つもあって、ああ歩く人もいるんだなと安心したが、南側への下りはさらに道が不分明。最後は藪の斜面を強行突破して何とか下山する。
というわけで、天狗山は軽々に立ち入れるような山ではなかった。
さて、今年も残り1ヶ月、寒くなるほど外に出るのが億劫になる季節だが、もう少し歩いておきたいところがあるので、週末の好天を今暫く期待することとしよう。
〜おしまい〜
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