初八ヶ岳、何とか登れた赤岳


- GPS
- 07:45
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 1,194m
- 下り
- 1,190m
コースタイム
南沢コースを選択しました。沢沿いの道を歩きますが、原生林の中は日当たりが悪く、何度か沢を渡りながら進みます。一瞬赤岳が見えますが、すぐ見えなくなります。1時間強で沢に水が涸れたところに出ると、正面には硫黄岳から赤岳にかけての稜線が見れます。
6:40行者小屋6:55
小屋の周囲は広く、無料の水もあります。ベンチも多数あります。ここから阿弥陀岳方面へ向かい,文三郎尾根を進みます。20分ほど樹林帯の中を登ると金網の階段が現れ、高度を上げて行くと行者小屋がだんだん小さくなり、稜線までは鎖場も登場します。尾根に到着後、石が転がる急坂を登り、最後の岩場をクリアすると頂上です。途中から展望も開けていきます。
8:20赤岳頂上8:35
頂上は、南と北に分かれています。360度の大パノラマ状態です。ここには赤岳頂上小屋があり、ベンチとテーブルもあります。小屋から硫黄岳に向かって稜線を一気に下ると鎖もあり、急なザレ場が続きます。
9:10赤岳天望荘9:25
赤岳展望荘から、地蔵仏までは平坦です。
9:40地蔵尾根
地蔵尾根の下りは、鎖場あり、はしごあり、岩場あり、の急坂の連続です。
10:35行人小屋
行人小屋で、再度休憩しました。ベンチでドリップコーヒーを沸かし、行人小屋名物の、おでんを頼んで昼食タイムとしました。ピークハントをした後なので充実感があり、最高のブレイクタイムでした。ここから、赤岳鉱泉までは、ほぼ平坦路です。とても歩きやすいですね。
11:15赤岳鉱泉
沢を木の橋で何度も渡り、下ります。かなり長く感じます。
12:40美濃戸山荘前
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
道はよく整備されておりました。しかし、金属階段や金属はしご、そして、結構スリリングな岩場や急斜面もありますので注意が必要だと思いました。 |
写真
感想
仕事が夏休みで、山登りを始める前から憧れだった。八ヶ岳に登ることにしました。以前、一人で登るのは、とても不安だったので、山登りのスペシャリストの友人と来る予定でしたが、その日が大雨だったので来ることが出来ませんでした。今回は、ソロ登山ということで、事前にガイドブックやヤマレコで下調べはしていたのですが、美濃戸の悪路や時間的に無理なく日帰りが可能なのかという不安をかかえての、すべてが見切り発車だったので、かなりの不安がありましたが、美濃戸からの道も何とか無事に通過できたし、時間的にもかなり余裕で、結果的には楽しい初八ヶ岳でした。雑誌の中の写真で見る風景が、そこにはありました。もう少し天気が良ければ最高でしたね。赤岳の頂上で思ったより、時間がかなり余っていたので、休憩していた方に硫黄岳まで時間を聞いたところ、親切に地図まで出して時間を算定してくれたのですが、体力的にも不安だったので当初の予定とおり今日のところは、赤岳のみで下山することにしました。
八ヶ岳に自分が登ることは、若い頃からの夢だったので満足しています。八ヶ岳の最高峰である赤岳への、登り道は何種類もありますが、日帰りが基本の私としては、今回のコースを選択しました。林道歩き、沢歩き、鎖場、はしご、岩場と、山歩きのすべての要素が詰まっており、初心者の私にとっては、かなりの冒険でした。このコースの魅力は、山小屋が多い、展望が素晴らしい、マイカーを利用しての周回コースが歩けるというところだと思います。これからも八ヶ岳を極めたいです。下山後は、乙事で、おいしいそばを食べて、道の駅「小淵沢」のなかにある延命の湯で汗を流しました。ここの露天風呂は温度が低くて、長湯出来るの最高です。この近くの店でチーズケーキとコーヒー豆を購入して、家へのみやげにして小淵沢インターチェンジから中央高速道路に乗り帰路につきました。
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