朝霧高原から毛無山・雨ヶ岳

2015年12月05日(土) [日帰り]

• GPS: 07:30
• 距離: 20.3km
• 登り: 1,390m
• 下り: 1,410m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:40
• 休憩: 0:49
• 合計: 7:29

9:25 道の駅朝霧高原
10:22 10:24 麓 トイレ
10:29 10:29 毛無山駐車場
11:38 11:40 毛無山五合目
12:52 13:16 毛無山（天子山地）
13:34 13:34 毛無山
13:38 13:38 大見岳
14:06 14:07 タカデッキ
14:31 14:40 雨ヶ岳
15:24 15:33 端足峠
16:27 16:29 根原の吊橋
16:53 16:53 道の駅朝霧高原
16:54 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

道の駅朝霧高原を利用

その他周辺情報

あさぎり温泉 風の湯（富士宮市上井出:17時以降600円）

写真

12/5 9:25

道の駅朝霧高原を起点に、天子山塊の毛無山から雨ヶ岳を周回します。

12/5 9:30

まずは毛無山を眺めながら麓登山口を目指して国道139号を南下します。後で考えたら、東海自然歩道を直進すればよかったのですが・・・。

12/5 10:04

富士山に見とれて行き過ぎてしまい、引き返して東京農大富士農場の北側の道を進みます。

12/5 10:29

ようやく麓登山口に行き着きました。

12/5 10:31

車止めを越えて先に進むと、右手に鎮座するのは麓宮。

12/5 10:33

周辺は富士金山（麓金山）の精錬所跡。戦国時代に開発され、江戸時代まで採掘された後、近代に再び鉱脈が発見された金山はすでに廃坑となっていますが、金鉱石の破砕機の残骸が往時を物語ります。

12/5 10:49

堰堤を越えて先に進むと、地蔵峠ルートを左手に見送り、急登が始まります。一合目の先で、ロープが張られた岩場を越えて二合目を通過し、

12/5 11:02

不動の滝見晴台に達し、木立の合間から二段に分かれて断崖を落ちる不動の滝を眺めます。

12/5 11:08

さらに急登が続きます。

12/5 11:40

五合目。「マツダランプ」の琺瑯看板が郷愁を誘います。

12/5 11:56

まだまだ急登が続きます。

12/5 12:05

七合目。この先でいったん傾斜が緩みますが、

12/5 12:14

再び急登となります。

12/5 12:30

大岩に突き当たると右手から登り、

12/5 12:34

岩頭に進み出ると、富士山展望台の名に恥じない絶景が広がります。

12/5 12:43

九合目を経て、県境尾根の上に出たところが地蔵峠への分岐点で、急登も一段落。

12/5 12:45

すぐ先の大岩には「北アルプス展望台」という標示板が立てられています。果たしてここから北アルプスが見えるものなのかよく分かりませんが、南アルプスの全望と、甲府盆地を取り巻く八ヶ岳、奥秩父の山並みが見通せ、

12/5 12:44

中でも、雪化粧した赤石岳と荒川三山、

12/5 12:45

白峰三山の雄姿が目を引きます。

12/5 12:55

緩やかに登ると、一等三角点が置かれた毛無山の頂上に到着します。

12/5 12:58

東側が切り開かれて、富士山の雄大な姿と対面します。ゆったりと広げた裾野は足下の朝霧高原から彼方の駿河湾へと続いています。

12/5 13:00

朝霧高原越しに望む富士山。

12/5 13:15

大沢崩れが迫力ある陰影を見せます。ひと息つきながら、この先の行程を思案中。

12/5 13:25

麓登山口へのピストンも考えたのですが、行けるところまで行ってみようと雨ヶ岳への縦走へ。富士山を眺めながら草付きの斜面を進むと、

12/5 13:33

この岩場の上が、毛無山の最高点のようです。

12/5 13:38

さらに進むと大見岳に差し掛かり、

12/5 13:42

樹林帯の下りに転じます。

12/5 13:49

タカデッキに続く笹原の鞍部を進むと、右手に富士山、

12/5 13:59

左手には南アルプスの山々。

12/5 14:06

登り返すとタカデッキの平坦な頂上を通過します。

12/5 14:20

この先は下り基調の道となります。

12/5 14:25

木立の合間に雨ヶ岳の姿が見えてくると、

12/5 14:33

樹林帯を抜け出て笹原の斜面を登り返し、雨ヶ岳の頂上に到着します。笹原が刈り払われ、ダケカンバがアクセントを添える頂上は、

12/5 14:36

富士山の絶好の展望台で、端正な山容に見入りながらひと息つきます。

12/5 14:50

富士山を眺めながら笹原の斜面を下り、

12/5 14:56

本栖湖と竜ヶ岳を見下ろしながら、笹原の急斜面を下ります。

12/5 15:25

長い下り坂を経て、いつの間にか竜ヶ岳を仰ぐようになると、端足峠に達します。

12/5 15:26

富士山を眺めると尾根道に別れを告げ、

12/5 15:46

杉・檜の植林をジグザグを切りながら下ります。

12/5 15:57

やがて天子山塊の山裾を巡る東海自然歩道に合流し、植林帯を抜け出て、

12/5 16:06

今まで辿ってきた稜線を仰ぎ見ながら、A沢貯水池の堤防に沿って進みます。

12/5 16:18

根原の吊橋のたもとでは、

12/5 16:17

火消しリスさんが、カスタマイズされたまといを持ってご満悦のようです。

12/5 16:22

名残の紅葉に呼応するかのように、富士山がほんのりと赤みを帯びてきました。

12/5 16:26

刻々と傾く日差しを浴びて、夕映えする富士山を眺めながら進みます。

12/5 16:26

赤富士ドーン。

12/5 16:36

東海自然歩道の本線と別れて根原迂回路へ。しだいに周囲が薄暗くなる中、足を急ぎます。

12/5 16:54

街頭に照らされた富士山に出迎えられて、道の駅朝霧高原に戻り着きました。

撮影機器：

PowerShot S120 CANON

iPhone 5s Apple

感想

anappleaday

毛無山から雨ヶ岳への縦走を企むも、出発時間が遅かったうえ、麓登山口への道が大回りになってしまい逡巡することもありましたが、行けるところまで行ってみることに。毛無山から雨ヶ岳への道が思っていたよりも快適で、何とか暗くなる前に戻り着くことができただけでなく、刻々と表情を変える富士山を眺めることができたのは収穫でした。