釈迦ヶ岳(庵座の谷ルート)〜中峠



- GPS
- 07:47
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 931m
- 下り
- 922m
コースタイム
天候 | 快晴、気温8℃(スタート)、5℃(最高点) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
庵座の谷ルートは中尾根ルートに比べ、利用者が少ないようです。踏み跡が落ち葉で見えないところもあり、落ち葉の下を慎重に踏んで確かめながら進まざる得ないところもありました。 庵座の滝を巻いた後、下って再び登りに転じるポイントで私はガレた谷がルートと見誤り、嫁はんに正規ルートを指示される局面もありました。この谷は上り詰めると行き止まりとなり、中尾根ルートに出合うためには崩れやすい斜面を登ることになります。以前のルートミスをまた犯しそうになりましたが、嫁はんのお蔭で事なきを得ました。 大陰から最高点までは、後半が急登となります。フィックスロープもあり、木の根っこや掴みやすい枝などもあるので、そこまで警戒することはありませんが、手を使う登りが苦手な方にはお勧めできません。 釈迦ヶ岳から羽鳥峰(はとみね)までは、快適な県境稜線のトレイルです。猫岳への登りが晴れていてもぬかるんでいましたが、雨上がりなどは要注意です。 羽鳥峰峠から中峠へは風化花崗岩のザレたルートが正解です。踏み後(地形図の破線)はすぐに途絶えました。丁度、後から来られた指導員と思しき方に教えていただきました。逆ルートは経験ありましたが、忘れていました。逆ルートの場合は、ピークから羽鳥峰が見えていますの、間違うことはないと思います。 この最初のピークまで来ると、後は踏み跡は明瞭です。但し、中峠までに、このピークを含め大まかには三つのピークを越えなければなりません。 中峠から朝明渓谷への下りは荒れており、また、この時期は落葉が積もってその下の状況が分からないので、慎重な行動が重要と思われます。個人的には根の平峠まで行って伊勢谷を下る方が安全だと思います。 |
その他周辺情報 | 朝明駐車場は500円、管理の方が集金に来られます。その方が、ナンバーを控え、行き先を聞いてくださいます。また、きれいな水洗トイレもありますので、女性の方は安心です。 |
写真
感想
今季、鈴鹿山系4座目となる釈迦ヶ岳です。
北部方面の石灰岩の多い山々と違い、花崗岩中心の山です。
今回は、庵座谷(あんざだに)ルートを選択しました。新しい中尾根ルートが出来て、庵座谷を選ぶハイカーが少なくなったのか?今回、鈍足の私たちが道をお譲りしたハイカーはゼロでした。唯一、お会いしたのは下山中のお二方のみでした。
庵座谷ルートは緩勾配と急勾配は比較的はっきりしたメリハリのあるルートです。中尾根ルートと比較すると、個人的な感想ですが・・・、ダラダラとした登りの後で、最高点へのきつい登りのある中尾根ルートより、庵座谷ルートが好きです。
今回、スタート時は気温8℃で、進むにつれ気温が下がってきて、庵座谷を詰めたあたりで5℃くらいになり、最高点への登りでは北風に曝されるので、体感気温は一気に下がりました。嫁はんはここでソフトシェルを羽織りましたが、私はずっとウールの山シャツで過ごしました。冬用のドライレイヤー(囚人服柄)の効果が大きいかと思います。
最高点への登りは上になるほど急で、手を使った登りが必要となりますが、嫁はんも音を上げることなく登り切りました。私も段差のある足上げにも痙攣を発症することなく、無事に登りきることが出来ました。
正午前後に釈迦ヶ岳山頂に着けば良いと計画していましたが、思いのほか早く着いたため、羽鳥峰峠から下山の計画を中峠まで足を延ばすことに変更しました。
私は逆方向から羽鳥峰峠へ下りたことはありましたが、今回のルートは初めてです。羽鳥峰峠から踏み跡を頼りに進むと数メートルで行き止まりです。戻って一つ上の踏み後を進みましたが、これも行き止まり。
再び戻って、ザレたルートを辿り始めたとき、人の声が聞こえました。「白いところを進むのが正解です。上まででると明確な道があります。」と教えてくださいました。遠くてよく見えませんでしたが、胸にIDカードのようなものを付けていらっしゃったので、指導員の方だったかも知れません。ありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。
確かにピークに辿り着くと、明確な良く踏み固められたルートが現れました。振り返ると羽鳥峰が丸見えです。前回、逆方向から来た時は羽鳥峰が見えたため間違えることなく歩けたのだと思います。簡単すぎて記憶に残っていなかったということでしょうか?
中峠まで行くのに、この最初のピークを含め、三つのピークを越える必要がありましたが、思ったより中峠まで距離があったという感想です。
中峠から林道への道は通るハイカーも少ないのか、今までと打って変わって踏み跡も薄く、下りでの利用は少々気を使いました。
もっと体力が残っていれば、根の平峠まで行った方が良かったと思いましたが、これはこれで楽しい山行でした。
今回も温泉は阿下喜温泉・あじさいの里を利用し、食事の後、東名阪道・大山田PAで車中後泊(20:15〜4:30)をして帰宅しました。
こんにちはー
羽鳥峰から大声で真っ直ぐ❗真っ直ぐ❗とお声をかけたのは私です。
有名なabukataさんだったんですね。
強い口調で大変失礼しました。(笑)
最高のお天気でした。
またどこかでお会いしそうですね。
yoshikun1さん、ありがとうございました!
レコ上でお礼を申し上げましたが、ご本人が名乗り出てくださるとは・・・光栄です!!
てっきり”指導員”の方かと思いました。
今回の羽鳥峰峠から中峠へのルートですが、以前にも他の方が進まれるのを見ていたり・・・
自分も反対方向から羽鳥峰峠へ下りた経験もあるのに・・・
学習能力に問題ありのようです。
嫁はんは「いつ来ても新鮮!」と申すほどの揮発性メモリーなのを、おちょくっている私ですが、自分の学習能力も当てにならないと思い知らされました。
これからもご指導よろしくお願い申し上げます。
abukata
abukataさん、初めまして
最高点を目指すハイカー〜ひょっとして私ども夫婦かもしれません。私どもも”ニッカーボッカー”の世代ですが、バンダナは最近巻かなくなりました。(笑)
20年ぶりの朝明、また訪れたいと思います。
masutyannさん、失礼いたしました。
お顔が見えないので良いかな?と掲載させていただきました。
私もバンダナは巻きませんが、鉢巻(汗取り)は必須アイテムです。
嫁はんに、韓国時代劇に出てくる”身分の低い人”と云って悦に入っています。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
abukata
abukataさん、今晩は
多分、駐車場でご挨拶させていただいてます
ニッカボッカの御夫婦が印象的でした
地元が北陸の我が家、天気が悪いと鈴鹿へたまにお邪魔します また、何処かの山でお逢いしましょう(^o^)
toshi0113さん、hiro0829さん、こんばんは!
知らぬこととは云え、失礼いたしました。
嫁はんはよく覚えておりました。
いつも同じような格好ですから、今度は声を掛けてくださいね!
いろいろな方のレコでのコメント拝見していました。
特にチャメさん、ビタロさんのが印象的でした。
実は本日(12/7)、福井県大野市へ仕事でお邪魔しておりまして・・・
薄っすらと雪化粧の荒島岳を撮影して帰ってきました。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
abukata
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