ロープウェイで子熊も見た奥穂〜ジャン直登〜西穂(新穂高から日帰り)
- GPS
- --:--
- 距離
- 15.8km
- 登り
- 2,506m
- 下り
- 1,430m
コースタイム
※途中、渋滞・休憩時間含む
天候 | 晴れのち少しガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
※始めにおことわりです。タイトルの子熊の写真は急の出来事だったので、撮れませんでした。 ■道路・駐車状況: ・新穂高温泉の登山者用無料駐車場を利用しましたが、無料駐車場が空いていない場合は登山口近くに有料駐車場があります。 ■ コース状況・危険個所: ・白出沢ルートは石とザレでとても登りにくいルートです。 途中、いくつかの沢が分かれるため、間違わないように注意しましょう。 (私は間違えて迷子になりかけました。) ・奥穂から先、西穂までは上級者ルートです。鎖無しで垂直の岩場を登下降する箇所が随所にあります。 ・奥穂から西穂独標までは両手を使いながら進む必要があります。 ■周辺状況: 周辺に温泉がたくさんありますので、温泉を楽しむのも良いかと思います。 ■装備・ウェア: 今回の装備のご紹介です。 頭 ヘルメット トップ 化繊の半袖Tシャツ、薄手のソフトシェル ボトム サポートタイツ(CW-X)、7分丈のストレッチパンツ 手 素手、トレッキングポール(トレッキングポールはほとんど使わず、単なる重り状態でした。) シューズ トレランシューズ(ゴアテックス) ザック SHRIKE MID(ザックの中身はレインウェア、防寒具、非常食、予備の水、レスキューシートなど) 水 ハイドレーションに水2リットル準備(途中給水したので、2リットルでは足りませんでした。) |
写真
感想
夏山も終わりに近付いているので、達成感のあるルートを検討。
槍、剱と登ったので、人気の山の奥穂に決定。
せっかくだから奥穂〜西穂ルートを楽しみたいので、新穂高からの日帰りをしました。
土曜日と日曜日のどちらで行くか迷った末、天気の良さそうな土曜日に決定。
金曜日に健康診断に行って、バリウム飲んだまま午後半休とって新穂高温泉へ。
山行中、このバリウムがどうなってしまうのかずっと気になっていました。
ヘッドライト点けて、天の川きらめく満点の星空の下スタート。
調子良く登って行きましたが、途中、誤った沢に迷い込んでしまい時間と体力を無駄に消費。
注意しているつもりですが、昼間なら見えるルートマークもヘッドライトでは見落としがちです。
奥穂〜西穂(特に西穂周辺)は登山者がとても多く、いたるところで鎖場待ちの渋滞が発生していました。
登山者も様々でコンティニュアスでロープで結ばれたガイド登山、若い女性の単独行(3人ほどすれ違いました)、中学生か高校生くらいの単独行の少年(2人ほどすれ違いました)と幅広い層のエキスパート登山者がいました。
さすがに馬ノ背、ジャンダルム辺りはほとんど登山者がいなかったため、どちらも一人占めできました。
ただ、風速10〜15mと風が強い予報だったため、朝のうちは稜線で風がビュービュー吹いていました。
このコースは一般登山道最難関クラスといわれるだけあって、すっぱり切れ落ちた崖を鎖無しで登下降する箇所が随所にあり、集中して通る必要があるなと思いました。
西穂高を過ぎてからは登山者が増えてきて、西穂独標の先は歩きやすく、小さな子供を連れた家族連れも見かけられました。途中、中学生か高校生くらいの単独の少年が私の後をついてきて、しばらく一緒に歩きました。その少年とルートの相談をしながら歩いたりしましたが、終始はにかんでいてとても純粋な感じがしました。私のほうも童心に帰るというか、ちょっと文学チックな感覚で楽しい時間を過ごせました。
西穂高から新穂高温泉まで、できれば自分の足で下りたかったのですが、千石尾根が通行禁止になっていてロープウェイで下りました。
この千石尾根はくまさんが出ると聞いていたのですが、ロープウェイの添乗員が「この辺はたまにですがきつね、テン、熊を見ることができま〜す」といった直後にロープウェイの下に小熊がいました。
小熊もロープウェイから見るとかわいらしいのですが、もし自分が下山中に熊にあったらと思うとぞっとします。
Araさん、こんにちは。
奥穂〜西穂縦走、お疲れさまです。それも日帰りでスケジュールを
組むとは、さすがですね。
穂高はそろそろ秋の気配でしょうか。10月には、もう一度奥穂に入
りたく計画しておりますが、雪もちらほらなんですかね〜。
ちょっと心配です。
あ!熊の話ですが、Araさんの行かれた新穂高温泉〜穂高山荘までの
間でも熊に遭遇する可能性は大なんですよね?
それと秋・冬といえば、外岩のシーズンですね。今年はアルパイン
の特訓予定です。
新穂高からのルートも同じ山域なので熊はいるのでしょうね。
今回は早出でその日の最初の登山者だとおもうので、熊に遭わないか気にしながら登りました。
これが結構気疲れするんですよね。
アルパインの特訓とのことですが、楽しそうな特訓で羨ましいですね。
もし、冬山に登られるようなら、気象に注意して安全登山を楽しんで下さい。
北アルプスのど真ん中!良いですね。
一般ルートの最難関と言われてますよね!
いつかは行ってみたいと思いますが。。。
いってーーみたいな、よそ(夢)の国 ってとこですかね。
Araさんは妙義など色々行かれてますが、テクニックが一番必要なコースなんでしょうかね!?
また距離メータを見て短い簡単と錯覚を起こしそうですが、
高度差、登山路の安定度などなど厳しいのは解っているんで・・・ほんと何時行ってみたいですね。
お疲れさまでした。
Ulmatsuさん、こんばんは。
一般登山道最難関クラスは幾つかありますが、一般的には表妙義が上と言う意見がおおいように思います。
私が登った感想としては危険度は表妙義が上、体力は奥穂〜西穂が上だと感じました。表妙義は岩が脆くて、ボルダリングで言うと摩擦力で登るスメア系の感じがしました。
いずれにしても面白いのは断然奥穂〜西穂です。年に一度は行きたいなと思いました。
このコース日帰りには相当体力がいります。
幾つかの山頂で周りの方と話して新穂高から上がってきたというと山頂中驚きの声が上がりました。このコース日帰り出来る人はたくさんいますが、結構体力のいるコースです。
今度は泊まりで楽しみたいです。
あ、でも泊まりなら、槍からの穂高縦走をしたいですね。
Araさん、こんばんは。
穂高縦走お疲れ様でした。
こちらの日帰り凄いですね。
出発時間も!
この時間ですと重太郎橋の所は分かりずらい
かもしれませんね。
これからもお気をつけていい山行して下さい
kankotoさん、おはようございます。
重太郎橋から先、暗い時間帯は迷いながらの山行となってしまいました。
樹林帯の中などはヘッドライトでも迷いにくいのですが、オープンスペースは明るくなってからという教訓を得ました。
kankotoさんはこれからしばらく晴れたらアルプスとのことですので、山行記録楽しみにしています。
あと、丹沢のトレランも楽しそうですね。
私も冬は丹沢のトレランかスピードハイクのロングを計画していますので、参考にさせていただきます。
奥穂お疲れ様です。
私も来週辺り行こうと思っています。
鉱泉沢、荷継沢は道迷いの名所ですね。
でも、かなり高度を上げてから動けなくことも多いらしく、短時間で戻って良かったですね。
鉱石沢は山地図に一応水場のマークが付いていますが、どんな感じでしたか?
MATSUさん、こんばんは。
水場ですが、暗くてはっきり覚えていませんが、鉱泉沢、荷継沢は枯れていて給水出来なかったような気がします。
最後の給水ポイントは重太郎橋だったと思うのですが、ここも安全に補給できるかはっきり覚えていません。
お役に立てなくてすいません。
その他の情報としてはこのコース、MATSUさんが日記に書かれていたトレランシューズは苦手な部類のコースに入ります。
白出沢ルートは浮き石ゴロゴロで捻挫に注意、ザレザレで靴に細かい石が入らない対策(ゲーターなど)が必要です。
でも、登った後は最高なのでお気を付けて楽しんできてください。
Araさん、こんばんは。
もう本当に凄いの一言!
山頂の人達が驚くのは必然ですよ!!!
私達はジャンダルム、Araさんのレコで
楽しませて頂きます!
manabu
コメントありがとうございます。
今年の夏山も終わってしまうので、最期にガッツリ登りたいと思ってこのルートにしました。
結果、とても楽しい満足な山行になりました。
秋山はどこに行こうかなぁと考えながら楽しんでいます。
Araさん こんばんは
いや〜ビックリしちゃって何てコメを入れてよいのか分かりません。
こんなに凄い所ではエアー登山も出来ませんよ。(笑)
無事の御帰還をお祝いさせて頂きます。
心配性の おばさんより
sumikoさん、こんばんは。
私もこのコース楽しくて楽しくてゾクゾクしました。
山行中ずーっと目が輝いていたと思います。
単独行で家族がいる身なので、これからも集中力を切らさずに注意して山登りしていきたいと思います。
ご心配いただき、ありがとうございます。
manabuさんとの次の山行記録楽しみにしています。
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