快晴の雪山! 木曽駒ヶ岳
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- GPS
- 32:00
- 距離
- 7.9km
- 登り
- 1,414m
- 下り
- 1,423m
コースタイム
天候 | 一日目 快晴のち曇り 二日目 ガス 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
千畳敷八丁坂は雪崩が多発地帯です。 |
写真
感想
写真撮影と初めての雪上テント泊を目的に、中央アルプス千畳敷と木曽駒ヶ岳に行ってきました。
4月18日(金)仕事が終わって奈良のマンションに帰りシャワーを浴びてから車で名阪〜東名阪高速〜中央道を経由し駒ヶ根ICで下り、菅ノ台バスセンター横の駐車場に午前0時過ぎに到着、すでに10台ほどの車が停まっていた。
19日(土)しらび平行きの始発バスに乗り、ロープウェイも始発で千畳敷駅に8時過ぎに着いた。
他の登山客がアイゼンを装着したり、出発準備をしている間にカメラと三脚をもって外に出た。
ここ1週間メンテナンスの為ロープウェイが停止していた事と前日に雪が降って、新雪にトレースもなく天気も快晴の為絶景である、良い日に来ることが出来た。
1時間ほど撮影を楽しんだあとアイゼンを装着し、乗越浄土を目指して千畳敷を登り始める。しかし・・・・、ザックが重いです。少し登っただけで汗が噴き出てきた。一眼レフとコンデジ、三脚、缶ビールなどが根源だ。一度休憩で座り込むと容易に立てない、何度も休憩を取りながら、立ち止まっては撮影をしながらなんとか2時間以上かけて八丁坂を登り切り、稜線の乗越浄土まで来た。
このころから晴れ→曇りへ、ザックを宝剣山荘の脇にデポして身軽になり、首からカメラバックを下げ、ストックをもって中岳〜木曽駒ヶ岳山頂をゆっくりとピストンする、山頂では近くにいらっしゃった方に記念写真を撮っていただいた。
3時過ぎには乗越浄土まで戻ってきた、天気も良くないのでやる事もなく、少し早いが宝剣山荘近くの雪上にオールウェザーシートを敷いてテントを設営し中で休む、天気が良ければ夜は星の撮影をしたかったがそんな状況ではない、昼食がまだだったので夕食も兼ねて苦労して担ぎ上げたビールを飲みながら魚肉ソーセージや柿の種、おにぎりなどを食べてそそくさと寝袋に潜り込んだ、午後8時頃から風が吹き始め、徐々に強くなる、テントのポールが折れないかと心配だ、結局朝まで風は止まず、横になって眼はつぶっているが一睡もできなかった、周りは明るくなり風は止まないがテントを撤収し下山することに決めた、温度計を見るとテントの中でマイナス5℃だった、靴とアイゼン以外の荷物をザックに詰め込み靴下にカイロを張って凍り付くような靴に足を入れてアイゼンを装着する、すべてテントの中での作業だ、手足は冷たくて感覚がなくなる寸前である、意を決してテントの外に出て、風でテントやフライシートなどを飛ばされない様に注意しながらクシャクシャの状態でザックに詰め込んだ、何とか出発できる準備が出来たが目の前はホワイトアウトで方向がわからない、ガスが切れた瞬間に方向を確認し八丁坂の下りに取りかかる、稜線をから少し下りると少し視界がよくなり風も弱まる、急斜面の下りで荷物も重いのでピッケルをシッカリと突き、体重を少し山側に傾けながらジグザグに下りていく、靴中のカイロも効いているようで足先の感覚もある、少し気持ちにも余裕が出てきた。2組のパーティとすれ違ったが昨日と比べ物にならないくらい登山者は少ない、9時頃ホテル千畳敷と同じ建物のロープウェイ千畳敷駅に着き、体を温め朝食を摂りトイレもませてからロープウェイで下山しました。
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