白銀の谷川岳を見に白毛門へ
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- GPS
- 05:30
- 距離
- 5.9km
- 登り
- 1,047m
- 下り
- 1,052m
コースタイム
天候 | 晴れのち快晴(雲が皆無) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
白毛門登山口駐車場 *当日朝は積雪10cm程の雪原でした |
コース状況/ 危険箇所等 |
※12月下旬としては超異常な暖冬下 本日は降雪直後で軟雪でした 積雪は登山口で10cm程、山頂部で100cm程(吹き溜まり) ※松ノ木沢ノ頭直下、山頂直下に急な箇所あり(夏道と同じ) ※登山口から白毛門山頂までしっかりしたトレイルがありました 自分が白毛門に到着時、トレイルは白毛門まででした この先のラッセルはかなりのアルバイトと思います |
その他周辺情報 | 谷川温泉 湯テルメ谷川(料金:\550) *川沿いの露天風呂と3つの源泉 http://www12.wind.ne.jp/tanigawa-onsen/yuterume.htm |
写真
感想
白銀の谷川岳東面の絶景を見に、白毛門へ行ってきました。
今年は異常な暖冬で、年の瀬のこの時期ですら天神平スキー場も
オープンできない状況にあります。
18、19日と短い期間の冬型で、本州の脊梁にはそこそこの降雪が
ありました。群馬北部の山間部も、ところにより10〜20cmの積雪
だったようです。
明けて20日は、移動性高気圧が本邦のど真ん中に到来してきます。
この絶好の好天を逃す手はなく、意気込んで出かけました。
「少ない積雪と移動性高気圧」
願わくば朝陽でピンク色に染まる谷川岳をまた見てみたい、と。
ところが20日の朝5時前、土合の谷から見上げる空には、黒い雲と
想定外に吹き抜ける風がありました。
「天候回復が遅れている?」
モルゲンロートは無理と判断して、夜が明けてから行動開始に
変更しました。
7時過ぎに歩き始め。
薄い雲に覆われていた空も、次第に雲が消えていき、更に山に
纏わり付いていた雲も1、2時間で消えていきました。
その後、大空から雲が消滅して、蒼と白銀と無風、無音の空間に
なりました。
全方位の大展望、言葉では表せない世界がありました。
雪山の素晴らしさ、楽しさを改めて感じた瞬間でした。
また山道は昨日までの降雪があったものの、立派なトレイルが
付いていて快適な雪道歩きができました。
積雪量、雪質の適当(適切)さ、皆様(30〜40人?)のトレイル、
そして好天候、条件に恵まれた事がすべてでした。
異常気象でなければ豪雪地帯のこの山、この時期に、山頂に立つ
事はとても無理な山でした。こんな簡単に登れる山ではありません。
自力で登ったと思うのは大きな間違いです。雪山の素晴らしさと
怖さは表裏一体で、両方を知った上で万全な準備で望むべきと思い
ます。そう言う意味で、今回は危なっかしい登山でした。
ぼちぼち、本気で冬山の装備を考えねばと思います。
冬靴、12本アイゼン、ピッケル、ワカン、体力・・・・・
2度目になる購入、ためらいがありますが・・・・・
コメント
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全て自力で登ったわけじゃない
昨日(20日)は気温が上がるので、富士山は早々に見えなくなるか・・・と。拙宅で年賀状作りに没頭しながらも思っていましたが、白毛門からも見えたのですね
夏場にヘロヘロになって失神寸前で下ってきた尾根とは思えない別の世界を楽しませて頂きました。
半袖隊長こんにちは。
そうですね、天候よりも雪がクラストしていたら
松ノ木沢ノ頭前で下山と思って望みました。
降雪後なので、そうは無いと思いつつ・・・
(昔の人間なもので、雪山の一人登山は御法度
と言うのが身に染みています)
富士山は見事でした。
谷川で?たぶん自分でも記憶にない眺望でした。
ここで見たの初めてかな
白毛門の尾根登り、同感です。
ここの登りは、天下一品と思います
s4redsさん、こんにちは。
雪の白毛門、抜群のコンディションの時に登られましたね。
30〜40人規模のトレースですか。
人気ありますね。
それにしても、雪少ない。
普通、12月の白毛門といったら、ラッセル訓練の会場ですもんね。
頂上直下の壁は大丈夫でしたか、特に下り。
山再開した7年前ぐらい、復活トレーニングで4月に登って
下りの頂上直下の壁で滑落未遂を起こしているんですよ。
(ナメナメで上りも下りもノーアイゼンでした)
因縁の山なんです。もう積雪期に行くことは無いと思いますが。
それにしても、雪山景色は素晴らしい。
yamaheroさん、こんにちは。
これ以上の好条件がないと思われる中の山行でした。
大人気の白毛門ですね。
団体さん、20〜30名いらっしゃったと思います。
トレースは本当に感謝でした。
(でも松の木まで
頂上直下のあの場所ですね
私、夏道でもちょっと気を入れて通過しています。
今回はもう少し下から、チェーンスパイクを装備しました。
アイゼンに比べると固定感は、どーしようもなく弱いですね。
まあ、なんちゃってなので。
あの箇所は出っ歯が一瞬(一歩分)欲しくなりました。
そうですか、なるほどねえ〜
私、エスカレートしない雪山ハイキングはどうかな?
と思っています
s4redsさん、こんにちは。
白毛門からの白銀の谷川岳、何とも言葉では言い尽くせないくらいの迫力がありますね?
本格的な冬山は、私などの及ばない遠い世界ですが、くれぐれもお気を付け下さい。
19日(土)、20日(日)とも絶好の登山日和
年末に、締めの山行きを考えております。陽の短い季節であり、足元も不安なのでロングは考えていません。天気のいい日
toshishunさん、こんばんは。
雪のついた白毛門から白銀の谷川岳を望んだのは、遥か昔と
今回で2回目でした。
谷川岳の展望台として白毛門は有名ですが、白銀の世界だと
また格別のようです
晴天の2日間、お仕事でしたか
まあ、山は逃げないからと言うことで・・
締めの山行レコ、楽しみにしてますよ
私も陽だまりハイクが大好きですから
s4redsさん、お久しぶりでございます。きれいですね、でも山がギザギザ??でプロっぽい山なんでしょうね!コメントみても、なんか怖さを感じます、はい!
ここんとこ、何かと忙しくて、(たいそうなことしてるわけではないんですか・・・)いけてませんね〜山・・・お昼休みに新城のがんぽう山の途中の林道まで、どうですか、50分くらい歩いてますかね〜3劼曚鼻ΑΑΔ匹鵑匹鸞腰が弱りそうで・・・
こっちも暖かいですけど、新城のあさは、さむい!!
itooさん、こんばんは。
御無沙汰してます!
「プロっぽい山」? そうですね?確かに恐い山かも知れません。
「谷川岳」世界で断トツ一番、遭難死が多い山です。
この連峰で、すでに800名以上の死者がいます。
別名「魔の山」「墓標の山」「人食い山」いずれも、ありがたくない
呼び名で呼ばれたりしました。
この山は本当に美しいのに、と思うのですが。
それでも近年、遭難は少ないようですが・・・
itooさん、最近元気が無いようで、どうしたかな?と思っていました。
お忙しいですか。
これ↑自分の事です
先週ご一緒させていただいたエリアの景観とは
うって変わった世界でビックリです
それでも異常な暖冬ではありますが、仰られています
ように雪山の素晴らしさを感じるとともに万全な準備
の必要性をレコを拝見する中で痛感します
それにしましても青空と白雪、とても美しいです
余韻に浸れるような美しい眺望の20日であったこと
なによりです。当方も下界の諸々のことで今もまだ
20日、昨日の余韻に浸っております
navecatさん、こんばんは。
先日はお世話になりました
今年の暖冬で、有りえないこの時期の白毛門になりました。
この様な景色は、早ければ11月の初旬に出現します。
美しい風景はラッキーですが、今年の天候がこんなにも
異常であることに不安を感じます。
さて、20日。いいことだらけで
いろいろと、おめでとさんでした
s4reds さん
はじめまして。(^-^)/
白毛門から望む谷川岳
素晴らしいですね!
特に積雪期は荘厳さが増すようで…
迫力ある景観の数々、
大変ありがとうございます。
sionさん、おはようございます。
はじめまして、コメントありがとうございます。
自分にとって谷川岳を含めて、白毛門には
特に思い入れがあります。
谷川岳東面の岩場を見たくなったら、まずは
白毛門ですね。
空と雪と岩、今回は本当にラッキーで
素晴らしい風景に恵まれました。
でも今シーズンの天候はあまりにもなので、
いかがなものかとも、思っています。
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