船形連峰 厳冬期船形山(旗坂除雪終了点からピストン)本領発揮の船形山


- GPS
- 07:03
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 1,056m
- 下り
- 1,056m
コースタイム
- 山行
- 6:45
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 7:03
天候 | 雪 上部はガス&爆風(MAX20m位) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年02月の天気図 |
アクセス |
■アクセス R457→県道147→旗坂野営場手前200m除雪終了点 ■駐車場 除雪終了点に3台~5台程。 6:30頃着のタイミングで除雪中でした。ありがとうございます。m(_ _)m |
コース状況/ 危険箇所等 |
■登山ポスト なし。YAMAPで提出。 ■ルート状況(2025/2/24時点) 装備:冬靴、スノーシュー、12本アイゼン、ハードシェル(中綿あり)、ポール、ピッケル、冬用グローブ、スノーショベル。 12本アイゼン、ピッケルとスノーショベルは使用せず。 升沢小屋は1階は積雪の為使用不可。2階の冬季用入口から入ります。 序盤から25番辺りまではトレースあり。以降はトレース無しの為ルーファイしながら進む。20番台は脛~膝下程度。10番台になると積雪増してきて膝下~膝上のラッセル。特に15番~8番の升沢小屋までは雪がなかなか深くペース上がらず。個人的には12番~8番までのトラバースが谷方向に流されやすく難しいが今回はなんとか番号拾いながら升沢小屋まで進めました。升沢小屋からは直登尾根を進みます。小屋直後の沢はしっかり埋まっており直ぐに尾根に乗る事が出来ます。直登尾根も序盤は膝程度のラッセル。雪崩を警戒しなるべく尾根沿いを進む。森林限界越えるとある程度締まるかと思っていたがそれ程でもなく脛辺りまで沈みました。上部はガスorホワイトアウトで僅かに残る植生と地図を頼りに稜線に合流。西風なので稜線に乗ると10m~20mの爆風。稜線の石楠花やハイマツの踏み抜きはありませんでした。厳冬期は積雪量やトレース有無でペースが大きく変わりますし上部は天候によってはホワイトアウトになりやすいのでお気を付けて下さい。 |
その他周辺情報 | ■温泉 台ヶ森温泉 山野川旅館 \650 |
写真
感想
寒波襲来の三連休の最終日は厳冬期船形山へ。難しい天気になるだろうと予想しつつも船形山愛するフナガターな方々は入っているだろうと思いトレースを拝借しようと歩き出す。序盤こそトレースをありがたく使用させて頂きたが直ぐにトレース消失。20番台からルーファイしながらブナ林を登る。雪も次第に深くなり脛~膝下が10番台に入ると膝下~膝上のラッセルが始まる。三光の宮を過ぎて眺望得られるポイントでも山頂は拝めず。ラッセルは続くが升沢小屋までは頑張ろうと思い進みます。いつもは谷方向に流されるトラバースは今回はなんとか番号を拾いながらのラッセルが出来てかなり消耗しながやっと升沢小屋。まずは除雪だなと思っていたがすっかり埋ま手おり始めて2階の冬季入口から小屋へ。しっかり休憩して外へ出ると青空がテンションを上げてくれました。山頂へのスイッチを入れ直登尾根へ取り付き。沢はしっかり埋まっており安全に渡れます。尾根も以前としてもっふもふのふっかふか。森林限界あたりでガス帯に突入。わずかに残る植生と地図を頼りに登り詰めるがたまにホワイトアウト。登りか降りかは分かるが左右どちらに進んでいるのかが分からない。なんとか稜線に出ると西からの爆風。石楠花・ハイマツの踏み抜きが無く助かった。風に煽られながら進むと仕上がったお菓子の家の海老の尻尾の山頂がお出迎え。この環境でも無事登頂させてもらえたことに感謝し下山開始。ホワイトアウトの下山は登りよりも大変で位置確認はこまめに。前回も同じような環境だったので教訓を生かしながら無事にガス帯を抜ける。直登尾根を楽しく降りながら升沢小屋へ帰還。以降は只管トレースを辿ってヘトヘトになりながらも無事下山。厳冬期の本領発揮の船形山で長く深いラッセルや上部のホワイトアウトなどなかなか経験出来ない環境でしたが無事に歩き通す事が来ました。ありがとうございます。
次回の船形連峰は去年途中でルート変更した丸松保沢尾根のリベンジかな!
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6584881.html
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