北岳

2010年09月18日(土) [日帰り]

• GPS: 09:20
• 距離: 9.9km
• 登り: 1,720m
• 下り: 1,720m

コースタイム

5:50広河原‐7:45二俣7:50‐(左俣コース)‐9:40八本歯コル9:45‐11:00北岳山頂11:30‐12:00肩ノ小屋12:10‐(白根御池コース)‐13:45白根御池小屋13:50‐15:10広河原

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

(行き)
横浜　1:00発　第三京浜・中央道経由
芦安市営駐車場　3:30着(第5駐車場)
乗り合いタクシーにて　広河原　5:45着
(帰り)
広河原　15:50ごろ出発乗合タクシー　
芦安市営駐車場16:30ごろ着
芦安　17:00ごろ発　〜中央道事故渋滞〜
自宅　20:50ごろ着

コース状況／危険箇所等

全般的に登山道がわかりやすくマーキングしてありわかりやすい。特に危険な箇所もなく、比較的歩きやすいと思いました。
(広河原〜二俣):沢を何度か渡る。水量が若干あるところもあり多少ぬれる程度
(二俣〜八本歯コル):木の梯子の連続　特に危険はないがしんどい
(八本歯コル〜山頂):空気薄いww
(山頂〜肩の小屋):歩きやすい稜線の道
(肩の小屋〜白根御池小屋):2,3箇所急なくだりがある程度
(白根御池小屋〜広河原):森林帯の中　途中から急なくだりが続く

写真

朝焼けの北岳

バットレスが大きく見えます

二俣からの山頂方面　いい天気

二俣

二俣から八本歯コルの間にまだ雪が残ってます

下からぞくぞく上がってくる人が

何の実?

早くもガスが上がってきました。時間との勝負?

八本歯コル

八本歯コルから間ノ岳方面　ガスの切れ目から素晴らしい眺め

山頂・・・なにも見えません

三角点

山頂からの展望www

肩の小屋のテン場

肩の小屋は人がいっぱい

草スベリをみあげて

御池のテン場　色とりどりのテントが・・・楽しそうです

白根御池小屋　きれいな小屋です

吊り橋到着

広河原センター前に乗合タクシーが。人数集まり次第出発

撮影機器：

water beat KDDI-SH

感想

gossi

初めての南アルプス。自分には少し早いかなとも思いましたが、思い切ってがんばってみました。
いろいろ辛かったですが、登頂も果たし(展望は全くありませんでしたが)無事帰ってくることができました。道行く登山者との交流がとても楽しく、改めて山行の楽しさを感じることができました。

<自宅〜広河原>
3時間の仮眠後、自宅を1時に出発。時間が時間だけに道路はすいていて芦安市営駐車場に3時半に到着。すでに第一〜第三駐車場は満車で少し下った第五駐車場に。後で聞いた話では前日までにいっぱいになっていたとのことで、日帰りの人は第五以下になったようです。
4時ごろから乗合タクシーの呼び込みがあり、4時すぎに駐車場発。夜叉峠のゲート前で40分ぐらい休憩(仮眠)し、5時20分ぐらいにゲートがあいた。少し早いらしい。
広河原には1番乗りで到着(先頭のタクシーでした)

<広河原〜二俣>
朝焼けの北岳を仰ぎ見ながら、吊橋をあわただしくわたる。吊橋の上からの写真は手振れがひどくて取れませんでしたww
広河原山荘から二俣までは沢沿いの登山道で、何度か沢を渡ったり、今週の降雨の影響か登山道にも水が出てるところ多数。危なくはなく気持ちい登山道でした。
崩壊地近くで道を間違えそうに。崩壊の影響で登山道がつけかわったみたいだと、同じく登りの方が教えてくれました。しばらくその人とお話しながら二俣まで。途中二人そろって登山道から外れて歩いていたのは愛嬌で。
二俣まではほぼ予定通りの時間で到着。

<二俣〜八本歯コル>
下を見れば登山者がぞろぞろと。結構人多いんだと改めて南アルプスにいることを実感。
ここまでで追い抜くひとはほぼ抜いてしまい、先行く人はいるものの、ほぼ周りに人がいなくなってしまい、いよいよ自分との戦い?
途中から木の階段(はしご?)の連続に。そろそろ空気が薄くなってきているのか息が上がるのがはやい。ひとりで「きついなー」と心が折れかかりそうなころ後ろから単独の女性が。「かっこ悪いところみせられん」と気合を入れ直す。短い間でしたがおたがい(私だけ?)きついところを励ましあい楽しいひと時でした。
おかげで八本歯コルを抜けた間ノ岳方面の絶景は格別でした。

<八本歯コル〜山頂>
コルまででがんばりすぎたのか、空気が薄いせいか、足がまったく前に進まなくなってしまう。5歩歩いては休憩の連続。前を見れば策ほどの女性はもうずいぶん先へ。自分のへたれ加減に嘆きつつ、さらに本格的にガスが出だしてなきそうになりながら、歩をすすめる。いよいよ頭までいたくなってきたころ、前から先ほどの女性が「山頂行ってきましたー」って速すぎ!　これまたいいタイミングで気合入れなおされ、どうにかこうにか山頂へ。彼女がいなかったらここまでいけたかどうか怪しいモノですがww感謝です。

<山頂>
思ったより広い山頂で20人くらいすでに先客が。展望は・・・何も見えません。ここが塔ノ岳だといわれても気がつきませんww
まあ、「おまえにはまだ早いわ。修行して出直してこいや」と山の神様が言ってるのかも。
あと・・・やっぱラーメン食いたい。道具そろえよう。

<山頂〜肩ノ小屋>
くだりは進めば進むほど楽になってきて、肩ノ小屋あたりではすっかり元気に。
気を抜きすぎて、右足を「ぐにぃ」といってしまいました。
このあありは稜線が美しい歩きやすい道で、上ってくる人も多く、行きかう人たちに「がんばってください」と。

<肩ノ小屋〜白根御池小屋>
足が痛いので無理せずゆっくりと。こちら側ののぼりはほんとに人が多い。う〜ん、個人的には階段や急坂が少ないこっちがくだりのほうがあるきやすいかな。まあ、それは好き好きで。

<白根御池小屋〜広河原>
まだまだ上ってきます。このひとたちは小屋どまりなんでしょうかね。いつかはゆっくり泊まりで来てみたいです。
途中、小さい男の子が(6歳くらい?うちのこと同じくらいか?)元気に上ってきました。今日は「お池でとまりまーす」と元気に答えてくれました。あしたは山頂いくのかな?
15時のバスには間に合わないかと思っていたころ、後ろからすごい勢いで追い抜いていったカップルが。忍者かと思いましたwwwくだりのテクニックも大事だね。
そんなこんなでなんとか無事?に下山できました。

<広河原〜芦安駐車場>
乗合タクシーは行ったばかりで人数がそろうまで運転手さんと雑談。冷たいお茶もらいましたww