記録ID: 78501
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無雪期ピークハント/縦走
奥秩父
小川山
2010年09月19日(日) [日帰り]


- GPS
- 10:38
- 距離
- 24.0km
- 登り
- 1,826m
- 下り
- 1,824m
コースタイム
05:45 黒森集落
06:25 信州峠
07:00 石ッコツ
08:20 フシノソリ
08:40 萱ダワ
10:15 松ネッコ
12:10 小川山山頂
13:35 八丁平
14:05 大日岩
14:35 大日小屋
15:05 富士見平小屋
15:35 瑞牆山荘
16:20 黒森集落
06:25 信州峠
07:00 石ッコツ
08:20 フシノソリ
08:40 萱ダワ
10:15 松ネッコ
12:10 小川山山頂
13:35 八丁平
14:05 大日岩
14:35 大日小屋
15:05 富士見平小屋
15:35 瑞牆山荘
16:20 黒森集落
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【黒森集落〜信州峠】 舗装道路の登り。 【信州峠〜石ッコツ】 取り付きは笹原。その後県境に沿って土が盛られたような切り開きを登って いく感じです。石ッコツ手前は石がゴロゴロした尾根。 【石ッコツ〜フシノソリ】 石ッコツから暫く稜線を進むと大きな岩峰に突き当ります。ここから南に大きく 進路を変更しますが、岩峰からは急な下り。このルートで唯一の難所。 急な下りを終えると笹原を進みます。その後樹木の切り開かれた稜線を進みます。 この日はガスで見通しが悪かったですが、天気が良ければ南アルプス方面が見通 せるはずです。そのまま刈り払われた稜線を進んでしまいそうになりますが、 フジノソリ方面に向かってルートを東に取ります。このあたりが分かりづらかっ たですが、良く見ると赤テープがありますので見落とさないようにすれば問題は ありません。フシノソリまでは深い笹ヤブを進みます。フシノソリは南西方向は 切り開かれていますが、この日はガスで何も見えませんでした。 【フシノソリ〜萱ダワ】 稜線を外さないように歩いていけば問題はありません。 【萱ダワ〜松ネッコ】 樹木の覆い茂った狭い岩峰を登っていく感じです。拍子抜けするほど赤テープ、 赤ペンキ、リボンがありますので見落とさないようにすればルートは外しません。 時々岩峰がありますが、全て巻く事ができます。 【松ネッコ〜小川山】 針葉樹の原生林の中を進んでいく感じです。稜線は広くなっており、どこでも歩 けてしまいそうですが、稜線から下らないように注意が必要です。小川山直下 付近では石楠花のジャングルを漕がなければなりませんが、たいした距離では ありません。石楠花の中では方向を見失わないように注意が必要です。 【小川山〜八丁平】 信州峠から小川山までのルートに比べれば高速道路のようなものです。赤テープ も頻繁にありますのでルートは見失いません。途中2ヶ所ある岩峰からは金峰山、 瑞牆山の眺めが見事です。 【八丁平〜大日岩】 針葉樹林を抜けて登り続けると×印の書かれた岩に到達。そのまま直進すると ザレた急斜面に出ます。ザレた斜面を少し下ったところから再び大日岩方向に 向かって取り付くと大日岩の手前にある大きな岩峰の西側を巻くようにして大日 岩のてっぺんに出ます。 【大日岩〜瑞牆山荘】 良く踏まれた奥秩父縦走の主脈。登山者も多く、道を外すことはありません。 【瑞牆山〜黒森集落】 長い長い舗装道路。下山者の車が頻繁に降りてきますので注意が必要。 |
写真
撮影機器:
感想
信州峠から小川山を経由して大日岩に至るルートは山梨と長野の県境となる
稜線であるだけでなく、日本の分水嶺にもなっています。今日は瑞牆山をぐ
るっと廻るこのルートを歩いてみました。
信州峠から小川山までは一般登山道ではありませんが、踏跡は薄いものの、
踏跡は確かに存在します。県界を示す杭以外にも赤テープやリボンは頻繁に
設置されており、ちょっと拍子抜けしました。狭い痩せ尾根やカマボコの
ように広い稜線を繰り返しながらの小川山までのルートは思った以上に距離
があり、予定以上に時間がかかってしまいました。踏跡が薄いがゆえに立ち
止まってルートファインディングに費やす時間がかかった事が理由で、特に
危険な稜線という感じはしませんでした。
小川山から八丁平までは信州峠からのルートに比べればまるで高速道路のよう
に思えました。八丁平から大日岩への直登ルートはやや緊張する岩稜ですが、
大日岩からの眺めは見事でした。八丁平側から大日岩に登ってしまうと、どこ
から降りれば瑞牆山荘へ向かうルートに出られるのか迷ってしまいました。
このルートを使うと瑞牆山を360度あらゆる方向から見る事ができました。
特に北側から見る瑞牆山は初めてでした。とは言っても信州峠から小川山
までは完全なバリエーションルート。GPSを持っていたのでルートを外れそう
になった場合もすぐに気付く事ができましたが、GPSは電池が切れたら使い物
にはなりません。やはりしっかりとした地図読みができない場合には立ち入ら
ない方が良いかもしれません。
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コメント
この記録に関連する登山ルート
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teriさん
いかにもteriさんらしいですね
私は通常のルートのみ、、
信州峠から小川山、、こんなルート考えもしません
でしたよ、、。
Y-chan
teri さん
こんなルートもありですね。
過去の記録を拝見させていただきましたが、
おもしろいルートで山登りをされていますねえ。
次回も楽しみにています。
patagonian
Y-chanさん、patagonianさん、
このルートは今年の7月に広河原のアルペンプラザでバス待ちを
している時に読んだ「甲斐の山山」という本で知りました。
一つの山のいろいろな側面を見てみたい、しかも一回の山行で、
というワガママな私にはもってこいのルートでした。
一般ルートではありませんが、比較的歩きやすい稜線でした。
クマとの遭遇だけが心配でしたが。。。
teri
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