早戸大滝の源流と白馬尾根の魔法のロープ探索、瀬戸沢左岸尾根〜栂立尾根で周回
- GPS
- 10:18
- 距離
- 24.1km
- 登り
- 2,676m
- 下り
- 2,680m
コースタイム
- 山行
- 9:07
- 休憩
- 1:11
- 合計
- 10:18
天候 | 晴れ後曇り、夕方晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
5時過ぎに出発した際にはこのゲートは開いていましたが、土砂崩れの為にその先のゲートは閉まっていました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<早戸川林道〜瀬戸沢左岸尾根〜早戸大滝上〜大滝沢〜早戸川乗越〜白馬尾根下口> 左手(右岸)に瀬戸沢が合流するのが見えたら黄色いリボンに注意して下さい(写真1)。早戸川への下る道です。このリボンを見過ごして暫く進むと早戸川に下り始めます。行き過ぎなので引き返して黄色いリボンを探しましょう。 早戸川に着いたら対岸にリボン等の目印が有るので、渡ってから目印に沿って登ります。尾根沿いの道で踏み跡もしっかりしています。 登山道の印では無い赤いリボンも多いので、迷わされないように尾根をキープして下さい。 そのまま尾根沿いに登ると瀬戸沢ノ頭に行きますから、1100mを過ぎたら右へのトラバース道に進みます。踏み跡が少し不明瞭なので見過ごさないように。 早戸大滝と瀬戸沢ノ頭を結ぶ道でぶつかったら暫くそれを下ります。途中から大滝沢に下る道が左手(南方面)にあるので、それをたどって大滝沢に下ります。早戸大滝の落ち口近くに下りるので、後は大滝沢沿いに遡上します。いくつか支沢が合流してきますが、一番大きな本流沿いに登れば早戸川乗越の近くに出ます。 後は蛭ヶ岳への道を辿り、鬼が岩手前から白馬尾根に下ります。ちなみに最後の水が沢に流れていた所の標高は1355mで、一般道に出た地点の標高は1466mでした。 90mも下れば水が有る事になります。 <白馬尾根下口〜白馬尾根〜早戸大滝下〜瀬戸沢ノ頭〜本間ノ頭> 白馬尾根を暫く下ると見晴の良い草原に出ます。暫く草原を進むと道は樹林帯にまた入りますが、その手前で右(東北東の方向)に下ります。出だしは明瞭な尾根ではなく、踏み跡も不明瞭で分り難いです。途中から尾根が明瞭になってきますが、そこからそれて沢に下る個所も分り難いです。正解の個所だと2番目の魔法のロープがあり、ほぼ下の沢までロープで下れます。初めてこのルートを歩きましたが、2つの魔法のロープを見つけられたのはかなり幸運でした。未踏でこのルートを下るのはかなり難しいと思いました。逆回りで登りだと、沢から最初の魔法のロープが見えるので、このルートは登りで使うのがお勧めです。 早戸大滝から先は途中で瀬戸沢左岸尾根に合流し、瀬戸沢の東北東尾根になって瀬戸沢ノ頭に至ります。頂上直下で道は左右に分かれます。前回は積雪期だったのでどちらの道も通らず強引に直登しましたが、右だとかなり巻かないと鹿柵に阻まれて一般道には出れませんでした。瀬戸沢ノ頭の頂上を踏みたいので無ければ、左の方がショートカットの様です。 <本間ノ頭〜栂立分岐点〜栂立尾根〜早戸川林道> 本間ノ頭の北西尾根を下ると、途中でロープで尾根道が遮られ、登山道は尾根からそれて左に下りますが、栂立尾根はロープをまたいでこのままこ尾根を進みます。出だしは非常に踏み跡も明瞭で、尾根も広くて歩き易いです。赤テープも頻繁にあり実線の一般道の様です。しかし栂立ノ頭の手前から尾根が細くなり、赤テープも少なくなります。これ以降は頻繁に鹿柵を脚立で越えなくてはならず時間もかかります。栂立ノ頭から尾根をそのまま下ると間違いなので注意が必要です。ここは尾根ならそれてシカ柵沿いに北東に下ります。 タロベエ峰から栂立尾根ルートをそれて北北西の尾根を下ると早戸川橋へショートカットできます。途中に東電の鉄塔が有るので、巡視用の踏み跡が有ります。 |
写真
装備
個人装備 |
軽アイゼン(1)
ストック(2)
ヘッドランプ(1)
GPS
熊鈴
笛
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感想
前から気になっていた早戸大滝の源流への遡上と、白馬尾根から魔法のロープで早戸大滝下に下るルートを歩いてきました。早戸大滝までは雷平経由だと何度も歩いているので、丹沢写真館さんのサイトに載っている瀬戸沢左岸尾根をつかった周回ルートです。暫く早戸川近辺を歩いていなかったので、最近の状況が知りたくって検索してみると、nenetaさんの以下のレコが有りました。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-776751.html
これによるとゲートが開かずに本間橋まで車で入れなそうでした。そこで早戸川橋の手前に車を止め、栂立尾根で周回することにしました。実際にゲートは開いていなかったので助かりました。
nenetaさん、ありがとうございます。
早戸川橋の手前に3台分くらいの駐車スペースが有ったので、そこに前日の22時15分頃に車を止めて寝たのですが、車の騒音と人の話し声で直ぐに起こされました。2,3台の車と若者達で、マフラーを改造しているのか爆音を鳴らしていました。注意して喧嘩になれば多勢に無勢と思い、がまんして寝ようとしましたが無理でした。結局全員が引き上げて時計を見ると2時30分でした。4時10分にアラームをセットしていたので、眠れないまま悶々とし、いつのまにかうとうとした時にアラームで起こされました。。。
ちょっとボーとしながら食事を取ってから、予定より4分遅れでスタートしました。この日の早朝は快晴、魚止橋に着くころは明るくなり始めていました。寝不足ですがすっかり目が覚めました。前回の山行が11月28日だったので、ちょうど一か月ぶりで体力に不安が有りました。瀬戸沢左岸尾根への取り付きを間違ったりで、一時は予定より24分遅れで貫徹が怪しくなりました。でも早戸大滝の上部の大滝沢を遡上していると気分がルンルンしてきて、稜線の一般道には予定より20分ほど早く着けました。
ここまで誰にも会いませんでしたが、流石に一般道は人が沢山歩いていました。
僕は歩く時はTシャツだけなので夏と変わりませんが、他の人は全員冬の衣装を着ていました。多分Tシャツだけの僕は奇妙な目で見られていたかもしれません。youtaroさんとか、僕のヤマレコの知り合いはこの時期でも半そでシャツだけの人が多いので、もし皆を誘って半そで軍団で歩いたら、きっと周りの人の反応は面白いだろうと思いました。
白馬尾根からはまたバリルートで誰にも会いませんでした。白馬尾根から魔法のロープでまた早戸大滝に下ったのですが、まさにバリルートで何度も迷いました。膝が悪いのでストックを125僂砲靴篤佑ながら下ったのですが、魔法のロープを持つのに長いストックは邪魔でした。膝が悪くなければストックはしまった方が良いと思います。早戸大滝から又登り返して朝方登ってきた瀬戸沢左岸尾根に合流し、そのまま瀬戸沢ノ頭を目指したのですが、1時間もかからなかったのに驚きました。前回は雪道だったせいもあるのでしょうが2時間かかりました。前回の瀬戸沢ノ頭〜塩水橋のショートカット道と組み合わせると、早戸大滝の下から塩水橋まで2〜3時間で行けそうです。
瀬戸沢ノ頭から本間ノ頭の間は、流石に一般道でまた数名の登山者とすれ違いましたが、そこから先はまた誰にも会いませんでした。栂立尾根の前半は凄く快適な道で、思わず走ってしまいました。この区間も膝を保護するためにストックを125僂砲靴篤佑ながら下ったのですが、ストックをしまって走ればかなり短時間で下れると思います。トレランの大会に使用できそうな尾根でした。しかし後半は鹿柵を6度以上は脚立で越えなければならなかったのでストックが邪魔でした。この区間も膝が悪くなければ最初からストックをしまった方が楽だったと思います。後半で道を何度か間違えましたが、とっても楽しい尾根だったのでまた歩きたいと思います。
コメント
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Futaro さん、こんにちは
まだ編集中とのことですが、これから入山してしまうのでコメントします。
いつもながらのバリ探索ですね。
しかもそこそこのロングですが、
今回は計画完遂でしょうか。
今年もたいへんお世話になりました。
来年も、丹沢24や鉱山跡探索コラボ、よろしくお願いいたします。
shigetoshiさん、 こんばんは。
家族で ユースホステル に来てるので、途中ですが アップしました。 林道の情報が ほかの人の 役に立つと 思ったので。
予想より 道に迷いましたが、なんとか 計画を完遂出来ました。来年もまた変わったルートを一緒に探索しましょう。
こんばんは、Futaroさん。おそらく太礼ノ頭でお会いしております。当方、太礼ノ頭の丸太でのんびりしていたところをお声をかけていただきましたchi-suke(ちーすけ)と申します♪「どこかでお会いしましたか?」とお声をかけていただきましたが、ぱっと過去のレコを拝見させていただいてFutaroさんの歩き方がすごすぎて、まずお会いできないでしょ!と思わず笑ってしまいました( *´艸`)今回もログを見て、出会えたのが奇跡だと思いました✨とても気さくにお声がけいただき、こんなすごい方だったのか!とレコを拝見して驚く限りです(≧◇≦)✨マネはできないですが非常に面白い歩きをされていてとても楽しくレコを拝見させていただきました。歩く山域が近いので、もしかするともしかすると、またどこかのお山の登山口やら駐車場でお会いすることがあるかもしれませんね!!♪
chi-suke さん、こんばんは。
あの時は急に声をかけて申し訳ありませんでした。本当にどこかで会った気がしたのですから。。。最近はバリルートがメインであまり人に会わないので、会ったとしたらかなり前だと思いましたが
レコのタイトルをざっと見た感じでは確かに同じ山域をかなり歩いていますね。ヨガとスキーは僕も趣味でやっていますし、また会うかもしれませんね。その時はまた「どこかでお会いしましたか?」と声をかけますね
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