市房山縦走 西米良＞市房山＞鋸尾根＞二ツ岩＞キャンプ場

2015年12月26日(土) [日帰り]

• GPS: 08:36
• 距離: 17.1km
• 登り: 1,937m
• 下り: 1,631m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:34
• 休憩: 0:03
• 合計: 8:37

6:33 スタート地点
10:04 10:05 市房山
12:33 12:35 二つ岩
15:10 ゴール地点

天候

晴天

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

みなさまご存知の通り、市房山頂上から二ツ岩間は通行禁止区間です。それを承知の上で完全自己責任で行いました。鋸尾根は思った以上に危険だと思いましたが、慎重プラス時間をかければザイルなども必要と感じませんでした。

しかしそれ以上に厄介だと痛感したのが二ツ岩からの下山路です。標識も案内テープも少ないので、GPSログがないと迷いやすいと感じました。故に当初はこの山行を通行禁止区間が含まれるので公開するのをためらっていたのですが、やはり行かれる方は必ず行かれると思うので、二ツ岩から県道までのルートをしっかり示すためにも公開することにしました。

複数でかつGPSログを表示できる機器（私はiPhone6plusとFieldAccess2アプリを使っています）をお持ちの方にだけ推薦しますが、怪我があっても責任はとれませんので悪しからずお願いします。

写真

12/26 6:33

西米良登山口をスタート

12/26 6:42

網をくぐる��

12/26 6:53

なだらかな勾配で登りやすい

12/26 7:15

2合目です

12/26 7:19

朝焼けの市房山。右の奥に鋸尾根が見えています。

12/26 7:27

宮崎県西米良村中心部を捉えています

12/26 7:37

ネットは超えないで行くのが、最近のルートだと思います。
私は過去の記憶でネットを越えてブッシュの中を通りました。

12/26 7:38

それはこの位置から石堂山を見たかったからです。

12/26 7:49

林道をかすめてまっすぐに進みます

12/26 7:50

12/26 7:55

林道に出ました

12/26 7:56

林道を右に出ます

12/26 7:57

車道上から見る市房山

12/26 7:57

再び登山道へ入ります

12/26 7:59

12/26 8:12

再び林道に出合って、もう一度右に出ます

12/26 8:13

5合目登山口の駐車場です。トイレの脇から入ります。

12/26 8:13

12/26 8:17

5合目

12/26 8:21

林道に出ました。ここからの景色は素晴らしいと思います。

12/26 8:38

避難小屋としてリニューアルしていました。

12/26 8:39

もちろん鍵はかかっていませんでした

12/26 8:39

男女別のトイレがありました

12/26 8:45

ここからが登りの本番です

12/26 8:48

12/26 9:08

12/26 9:21

12/26 9:30

12/26 9:46

9.5合目で朝飯を！トマト1個で十分。

12/26 9:58

もうちょい

12/26 10:03

3時間30分で到着

12/26 10:04

水上村を捉えています。無事に降りたいものです。

12/26 10:12

チョークストーンは華麗にスルー

12/26 10:16

いよいよ通行禁止区間の尾根に向かいます。完全自己責任ですね。10年の市房山への想いを行動というカタチにする時が来た。

12/26 10:22

切れ落ちています。風が強く撮影中のコンテジが煽られて落下するという面白い経験をしました。

12/26 10:35

12/26 10:40

市房山を振り返ります

12/26 10:48

ササダケのトンネルの中は暖かい

12/26 10:56

ロープは完全には信用してはいけません。また積雪期はこのルートは大変危険だと思います。

12/26 11:02

山頂を立ってちょうど1時間。少しは慣れてきたところなので、さらに注意深く行こうと気を引き締めます。

12/26 11:14

優しいところもあります

12/26 11:16

美しいところもあります

12/26 11:21

ほう、あれが二ツ岩（夫婦岩）かぁ！

12/26 11:22

12/26 11:28

12/26 11:33

随分とほう、あれが二ツ岩（夫婦岩）に近づいてきました

12/26 11:35

かっこよかった

12/26 11:47

縦走路を振り返ります

12/26 11:53

思ったほど怖くありませんでした。馴れの問題なのかな？

12/26 11:57

11：57（市房山から1時間54分）この辺で足の貯金がなくなりました。
仕方ないのでペースダウンをして無事に行くことだけを願いました。

12/26 12:01

12/26 12:18

二ツ岩の最初の岩峰

12/26 12:24

12/26 12:24

二ツ岩の二番目の岩峰は右から巻いて進めました

12/26 12:32

プレートが見えて安心しました。市房山頂上から2時間30分かかりました。予想では2時間と考えていたので、余程おっかなびっくりで通ったのでしょうね。

12/26 12:33

二ツ岩のプレートです。時間が押しているのでノンストップでおります。

12/26 12:34

しかしご覧のように下山も簡単にはいきません。

12/26 12:38

12/26 12:42

全く気が抜けないですね〜

12/26 12:44

12/26 12:48

ノコギリを振り返ります

12/26 12:48

市房山です

12/26 12:52

見た目は快適な尾根

12/26 13:16

しかし道が見つけづらい

12/26 13:51

杉林になるとルートファインディングがもっと難しくなります。

12/26 13:55

このテープを右に行きましたが、まっすぐに降っても道がありそうでした。

12/26 14:00

大きな踏み跡は先ほどのナイロンテープの右側こにありました

12/26 14:11

簡易橋ですが、崩壊寸前です。

12/26 14:20

簡易橋を渡ると林道終点部近くに出ました

12/26 14:23

ここが林道終点部です。

12/26 14:28

後はキャンプ場へという案内板を頼りに安心して降りられます。

12/26 14:56

12/26 14:59

12/26 14:59

県道に出合いました。

12/26 15:11

家族が出迎えに来てくれてエンド。都合8時間37分でした。

撮影機器：

サイバーショット DSC-TX10 SONY

iPhone 6 Plus Apple

装備

個人装備

行動食 ハイドレーション ヘッドランプ GPS

感想

rangernakajo

単独行。8時間36分、距離17.13km、累積登り1,661m、累積下り1359m。登山歴10年でこの市房山は8回目の登山となりました。
市房山を知るといえば…やはり鋸尾根〜二ツ岩（夫婦岩）間の縦走です。登山ガイド本ではしっかりとルートの解説も地図も載っていましたが、2006年5月に私が初めて市房山の頂上に立った時は既に「立入禁止」の看板がありました。いつか解除されるだろうと軽く考えていましたが、鋸尾根上の崩落が止まらないという現実では願いも希望も叶わず、もはや実行は禁を犯してのみ初めて達成されるものと意を決し今回だけ「掟破り」を決意しました。