北岳 バットレス第四尾根(大渋滞でゆっくりと…)
- GPS
- 29:34
- 距離
- 15.6km
- 登り
- 2,528m
- 下り
- 2,973m
コースタイム
広河原8:40〜11:00白根御池小屋(先発組と合流)
御池小屋12:40〜bガリー大滝下まで偵察〜16:00御池小屋 幕営泊
9月19日
御池小屋4:17〜5:30バットレス沢出合〜6:00 bガリー大滝下(2時間以上待ち)〜横断バンド〜cガリー〜取付〜16:30第一コル(すべてのピッチで1時間以上待ち・ビバーク決断) 1ピッチ懸垂下降〜ピラミッドフェースの頭のテラス 泊
9月20日
5:30白い岩のフェース〜9:30終了点〜10:00北岳山頂〜肩の小屋〜(草すべり)〜白根御池(テント撤収)〜16:00広河原
天候 | 9/18 晴れ後曇り 9/19 晴れ 9/20 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
9/18 白根御池小屋 幕営料 500円/1人 9/19 bガリー大滝下は落石が多いので注意。大滝上部のビレイポイントでのロープの流れが原因では。 横断バンドからcガリーを少しつめると左の岩に4の赤ペンキが見えます。 9/20 帰路、芦安第5駐車場近くの市営日帰温泉に寄りました。(湯料550円・18:00まで) |
写真
感想
9月18日
広河原より白根御池小屋を目指し1人で出発。小屋にて先行組2名と合流。ゆっくり昼食を摂り午後から偵察に。バットレス沢より踏み跡をつめbガリー大滝下まで登り引き返す。
御池小屋前テーブルで明日に備えビールで乾杯。
9月19日
いよいよ4尾根目指しスタート。バットレス沢出合付近で夜が明け昨日通った踏み跡を快適に大滝下まで、、、が、そこには数十人の順番待ちの人々が。結局2時間以上待ち リードkikori、セカンド○さん、ラスト○さん(今回はすべてのピッチをこの順番で登りました)でスタート。横断バンドをトラバースしcガリーを少しつめるとまたまた4尾根取付に上がるピッチで渋滞。1時間以上の待ち・登攀 を繰り返し白い岩のフェースを超え第1コルに上がったのはすでに15:00過ぎてました。このままではこの先の核心部の通過が暗くなってしまうので、1つ下の広いテラスでビバークする決断をしました。懸垂で1ピッチ下り、テラスでツエルトを張り月明かりの景色を楽しみながら、(乾杯はなしで)ウトウト。
9月20日
明るくなってきたのでスタート。第1コル〜第2コル〜マッチ箱ピーク〜(懸垂)〜マッチ箱のコル〜枯れ木テラス〜ハイ松帯〜終了点まで、トップでかつすばらしい眺望を楽しみながら快適に登りました。
山頂で甲斐駒・鳳凰等の眺望に癒され、肩の小屋で少しゆっくり休憩し、御池小屋目指し下山。御池小屋のテントを撤収し広河原へ。乗合タクシーで芦安駐車場に戻り、温泉でノンアルコールビールで乾杯。そしてまた渋滞の中央道でゆっくりゆっくり家路につきました。
当初計画も肩の小屋で泊まる余裕のある日程と、好天が予想されてましたので、ビバークは正解だったと思います。おかけで憧れの第4尾根の核心部をすばらしい眺望のなか快適にリードできました。
kikoriさん、こんにちは。
バットレス、お疲れさまでした。
そうですか、そんなにひどい渋滞で
3連休だから仕方がないにしても、悪天候ではないのにビバークとは大変でしたね。
ツエルトは吊ったのですか?
でも天候は良かったようで
今週は天気、ダメそうですね。
Akanekoさん、おはよう。
連休で好天、&人気のルート 渋滞はやむを得ないのかもしれません。実際、全国各地のパーティが取り付いてました。
ビバーク地点は広めのテラスで、ツエルトの片側を残置ハーケン・もう一方を枯木に引っ掛け潜り込みまあまあ快適に過ごせました。
おかけで翌朝核心部をトップで通過でき眺望も楽しめました。
いよいよ秋シーズンですね
北岳の渋滞、同じ渦中にいたというのことで親近感です。
僕らのパーティーはbガリー大滝で1時間半、バットレス取付きで1時間、ピッチの切れ目ごとに30分程度で、山頂に出たのは7時ごろでした。(~_~;)
どこかの件の山岳会の講習メンバーが前に居たようですが、この時期(しかも土日)に、あの人数でというのは、ちょっとでしたね。
それは、まぁ良いとしても、後続PTに先を譲る余裕があっても良かったかなと思いました。
同じ経歴、同じ趣向とお見受けしました。
時々覗かせていただきます(^^)/
kawamasaさん こんばんは。
最後は暗がりの中での登攀になったのでは?大変お疲れ様でした。
今回、我々は出発が遅かったので、早々とビバークを覚悟しました。
同行の者はピッチごとの待ちに「TDLのアトラクション待ちのよう」と表現していました。
kawamasaさんの山行記録、時々興味深く拝見しています!!
下部岩壁帯で直ぐ後に登攀して、先に行かせて頂いたパーティです。ビバークは大変でしたね。
我々もマッチ箱の懸垂下降まではどうにか薄明かりがありましたが、その後は真っ暗闇に中、ヘッドライトでの登攀となりとても恐い思いをいました。
終了が20時、北岳が20:40、白根御池23:10ととても大変でした。
翌朝6時に出発し、21時福岡着とハードな山行でした。
keikeiさん こんばんは。
暗闇のなかでの登攀とは、、、さらに、なんと翌日は福岡までとは、、、大変お疲れ様でした。
我々は早々にあきらめ、ビバークすることにしました。天候に恵まれ まあまあ快適?でしたよ。そういえばツエルトの中でコールの響を、「頑張ってるなぁ」 との思いで聞いていました。
kikoriさんの山行記録を見てびっくり!
5月の北穂高岳東陵も同じ時間帯で通っています。ゴジラの背での待ち時間にまたもや並んでいるみたいです。
本当に不思議です。また、どこかで会うかも知れませんね。
keikeiさん なんと、なんと、驚きです!
北穂の東稜も好天に恵まれ良かったですネ。
今、思えばゴジラの背の待ちなんて なんてことなく感じます。
さて、次は何処のルートで、、、
お互い、よい山行を!!
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