真っ暗闇で遭難寸前!? 鶴巻温泉駅〜大山〜三峰山


- GPS
- 11:03
- 距離
- 22.1km
- 登り
- 2,177m
- 下り
- 1,892m
コースタイム
- 山行
- 9:50
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 10:52
距離 22.2km
最大標高差 1235m
平均斜度 全体:1.1% 上り:15.8% 下り:15.3%
獲得標高 上り:1790m 下り:1521m
平均速度 2.0km/h
天候 | 曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2016年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:神奈川中央交通バス・土山峠BS→小田急線・本厚木駅 土山峠BS時刻表(厚20 本厚木駅行) 15:56 16:56 17:56 18時台無し 煤ヶ谷BS時刻表(厚20 本厚木駅行) 16:04 17:04 18:04 煤ヶ谷BS時刻表(厚19 本厚木駅行) 19:14 |
コース状況/ 危険箇所等 |
三峰山付近に道幅が狭い地点や崩落場所があるが、 手摺・ロープ等で安全確保されている為、危険箇所は見当たらない。 鶴巻温泉駅前に公衆トイレ有り。 大山阿夫利神社下社付近の公衆トイレは石段の下に有り。 土山峠BSに登山ポスト有り。 |
その他周辺情報 | 鶴巻温泉 弘法の里湯 https://www.city.hadano.kanagawa.jp/kanko/kobo.html |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
計画書
ヘッドランプ
筆記用具
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
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感想
■今回の目的
丹沢・大山は人気の山なので、人の少ない平日に登っておきたかった。
バスやケーブルカーを使わず、駅から歩いて大山まで登っていきます。
鎖場に慣れる目的で、三峰山まで縦走します。
帰りに温泉に入りたいなら、逆ルートの方が好都合だと思います。
実際にゲートル(スパッツ)を初めて使ってみましたが、
思わぬ失敗からヘッドランプも本格的に使用する事態に…
■今回のルート
三峰山周辺は鎖場・ハシゴ場が連続してバラエティに富んだコース。
鎖場初心者の私でも通過できる難易度で
もう一度、今度は逆ルートで登ってみたい場所です。
ただし当然ですが、滑りやすい箇所や高度感がある場所もあります。
滑落や転倒事故には十分注意して下さい。
■雑感
スタート直後の吾妻山で既に思っていたのですが、
奥多摩や奥武蔵の山より遥かにたくさんの鳥の鳴き声が聞こえてきます。
三峰山からはキツツキが樹木を叩く音がずっと聞こえ、
尾根には肉食動物のものと思われるフンが頻繁に落ちていて、
動物が豊富に生息している印象を受けました。
■教訓
ほぼコースタイム通りに行程を消化していきましたが、
計画時点で日没に対する認識が甘すぎました。
三ッ峠山の時に、日没直前の時間帯にもっと歩けたかなと
思っていたので、ギリギリまで予定を組んでみたのですが
16:00の時点で、目に見えてかなり暗くなり、
16:30の時点で、ルートを見分けることが難しくなりました。
17:00からは、ヘッドランプ無しではほぼ進めません。
ちょうど前日にモンベル パワーヘッドランプが届いていたので、
「どうせ使わないだろうけど予備で持っていこう」と
ザックに入れておいたのが幸いしました。
一応、ホームセンターで購入した980円のヘッドランプも所持していましたが
登山用ではないので、これだけではきっと立ち往生していたことでしょう。
ヘッドランプの重要さを痛感しました。
周りがどんどん暗くなるので、下山を急いでいたのですが
焦ってルートロストしてしまい、パニックに陥りかけました。
下に登山道らしきものが見えている気がしたのですが、
地図とGPSを確認して鉄則どおりに登って引き返す判断をして
そのお陰で無事にルートに戻ることができました。
闇雲に進んでいたら、道迷いから深刻な事態に陥っていたかもしれません。
ルートを間違ったら、どんな時でも引き返す。
少しの冷静さでセオリーを守ったお陰で無事に下山することができました。
わずか30分間ですが、真っ暗闇の中をヘッドランプの光を頼りに歩きました。
自分の不注意・認識の甘さが招いた不手際ですが、
夜間行動の貴重な経験を積めたと思います。
昼間と違って、すぐにルートを見失ってしまいます。
冷静に登山道の手がかりや踏み跡を探しながら進む体験ができました。
急いで登山口付近まで下ってきていたので平坦な場所が多く
ルートを探すことも比較的容易で、夜間でも下山することができましたが
途中に急峻な場所があったりすると、恐ろしくて進めないでしょうね…
幹線道路が見えてきたときには本当に安堵しました。
漆黒に包まれた山道は刺激的ですが、危険すぎます…
暗闇でコースロストしたときは、遭難するかと思いましたが
スマホのGPSで位置を確認したことが、体勢を立て直す要因になりました。
・時間に余裕を持った計画を立て、無理せずエスケープルートへ。
・整備された低山でもヘッドランプは必ず所持すること。
・道を間違えたと思ったら、どんな時でも絶対に引き返す。
同じ過ちを繰り返さないように、この3つの鉄則を胸に刻んでおきます。
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