記録ID: 7940897
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
中央アルプス
20250323_木曽駒ケ岳-宝剣岳
2025年03月23日(日) [日帰り]


体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 03:28
- 距離
- 4.6km
- 登り
- 562m
- 下り
- 556m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 2:02
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 3:23
距離 4.6km
登り 562m
下り 556m
13:20
ゴール地点
てんくらでは登山指数Cで風速20m超の爆風らしいが、Windyや他の天気予報アプリではそこまでひどくないと想定して、千畳敷カール(木曽駒ケ岳~宝剣岳)に日帰り登山。予想通り、駐車場到着時には快晴で無風。当日券を買う列に並ばないようにオンラインチケットを購入して6時に到着したが、予想外のガラガラ。駐車場の2割程度しか埋まっていない。それでも、始発バスには乗れず臨時便0835発でしらび平へ。そのままの流れでロープウェイに乗り、終点の千畳敷へ。
到着0930頃、天候は快晴でマイナス2℃、多少の風が吹いている程度。
話では乗越浄土までの急登がキツいと聞いていたが、確かに急ではあるが距離は短いのでそれほど大変とは感じない(最近20kmの走り込み成果によるものと思われる)。
乗越浄土からほぼ全員が木曽駒ケ岳に向かっているが、天気が良いうちに混まないうちに宝剣岳へ。風は10m程度といったところで、てんくら大外れ。
事前情報ではトラバースが要注意ということであるが、雪が多く踏み跡もあるせいかそれほど危険には感じない(前回硫黄岳の山頂手前トラバースとほとんど同じ)山頂直下20mくらいの切り立つ壁面も、先行者のステップがあるのでそれをたどって苦労なく山頂に到着。やはり誰もいないので、眺望独占状態。
問題は下りの山頂直下の壁面。登りでは全く感じなかったが、下りは今までで一番恐怖を感じた。傾斜は60度くらいと思うが、雪が多いせいで足のステップが見えない(というか、斜面の中に蹴り込んでいるため上からは全く見えない)。ピッケル1本だけで雪も柔らかくて確実に固定することができないため、夏山のように両手でしっかり確保した状態で体を斜面から離して下を覗き込むというようなことができない。ワンミスで滑落(おそらく死亡)するのは確実で、初めて足が震えた。ピッケルを確実に雪に深く刺し、もう片方の手で雪にパンチして穴を掘って何とか手がかりらしき状態をつくり、1歩ずつ感覚を頼りにステップらしき場所を探して蹴り込んで足場をしっかり確保してから体重移動を行うといった、かなり慎重な方法で下山した。このような雪山急傾斜ではパイル2本は絶対必要と感じた。
その後、木曽駒ケ岳に向かうが、こちらは初心者コース。途中の中岳50m程度のアップダウンがあるが距離も短く、先ほどのような危険地帯もないので余裕をもって往復。多少雲が出てきたが、視界は良好で360°のパノラマを堪能できた。
ロープウェイ駅までの下りは、湿雪雪山ならではの爆速下りで足の負担もなく、1時間かからずに楽々下山。
到着0930頃、天候は快晴でマイナス2℃、多少の風が吹いている程度。
話では乗越浄土までの急登がキツいと聞いていたが、確かに急ではあるが距離は短いのでそれほど大変とは感じない(最近20kmの走り込み成果によるものと思われる)。
乗越浄土からほぼ全員が木曽駒ケ岳に向かっているが、天気が良いうちに混まないうちに宝剣岳へ。風は10m程度といったところで、てんくら大外れ。
事前情報ではトラバースが要注意ということであるが、雪が多く踏み跡もあるせいかそれほど危険には感じない(前回硫黄岳の山頂手前トラバースとほとんど同じ)山頂直下20mくらいの切り立つ壁面も、先行者のステップがあるのでそれをたどって苦労なく山頂に到着。やはり誰もいないので、眺望独占状態。
問題は下りの山頂直下の壁面。登りでは全く感じなかったが、下りは今までで一番恐怖を感じた。傾斜は60度くらいと思うが、雪が多いせいで足のステップが見えない(というか、斜面の中に蹴り込んでいるため上からは全く見えない)。ピッケル1本だけで雪も柔らかくて確実に固定することができないため、夏山のように両手でしっかり確保した状態で体を斜面から離して下を覗き込むというようなことができない。ワンミスで滑落(おそらく死亡)するのは確実で、初めて足が震えた。ピッケルを確実に雪に深く刺し、もう片方の手で雪にパンチして穴を掘って何とか手がかりらしき状態をつくり、1歩ずつ感覚を頼りにステップらしき場所を探して蹴り込んで足場をしっかり確保してから体重移動を行うといった、かなり慎重な方法で下山した。このような雪山急傾斜ではパイル2本は絶対必要と感じた。
その後、木曽駒ケ岳に向かうが、こちらは初心者コース。途中の中岳50m程度のアップダウンがあるが距離も短く、先ほどのような危険地帯もないので余裕をもって往復。多少雲が出てきたが、視界は良好で360°のパノラマを堪能できた。
ロープウェイ駅までの下りは、湿雪雪山ならではの爆速下りで足の負担もなく、1時間かからずに楽々下山。
過去天気図(気象庁) | 2025年03月の天気図 |
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利用交通機関:
自家用車
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