記録ID: 7947239
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雪山ハイキング
甲信越
残雪の飯士山 ❅ 鋸尾根から岩原スキー場へ
2025年03月27日(木) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 07:30
- 距離
- 7.5km
- 登り
- 862m
- 下り
- 678m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:51
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 7:29
距離 7.5km
登り 862m
下り 678m
5:20
8分
スタート地点
12:51
ゴール地点
天候 | 晴れ(午前中の稜線は風強め) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
冬季の8:00〜17:00の間に出入りするときは500円 それ以外は無料 |
コース状況/ 危険箇所等 |
残雪状況 全行程アイゼン。ピッケルも必要です。今回はワカンなどは使いませんでした。 鋸尾根は最初の谷地形のところや標高の低いところのほうが雪が多く、核心部である上部の岩やトラロープのついた斜度のある場所や細尾根は、雪がなく夏道がしっかり出ているところが多かった。 稜線上の雪はかなり雪融けが進んでいて、雪庇が崩壊したり、夏道が出るか出ないかくらいに雪が後退していて中途半端で歩きにくい。局所的に発達した雪庇の残骸がルート上に立ちはだかって見通しが効かずにどう進んだらいいか悩む場所もあった。 南峰付近から北峰あたりは雪はまだ多いが所々クラックが裂けてヤブが出始めている。北峰への登りは少し斜度あり。その斜面の東側はクラックが入り始めてました。 南峰からゲレンデに降りる尾根は鋸尾根に比べて雪付きが良く岩などないけど、割れたりしている場所も多いので注意。ゲレンデに近づくにつれ雪の細尾根になり、それが最終的には登山道にだけ雪が1.5mくらいのった一本橋のようになり、ゲレンデ直前でボコッと1mくらい途切れてました。さらにその先は今にもなくなりそうな足場の残雪でした。数日で状況は変わると思います。 |
その他周辺情報 | 山の湯 500円 シャワーがなくカランだけなのでちょっと面倒。だけど泉質は最高です。 |
写真
826ピーク付近は雪が多い。このあと大きな雪庇を迂回してたら支尾根に引き込まれてルートミス。細い雪尾根が出てきて、慎重にクライムダウンしたのち地図を確認したら間違ってた。戻る。でも、道を間違ったおかげで雪庇の向こう側の様子が分かった。
雪が切れて身長くらいのギャップが出てきた。引き返してかなり下の谷を歩くべきか観察するけど、雪があちこち割れてるし、あまり良さそうではない。この柔らかそうな雪壁をクライムダウンするしかない。
ピックをしっかり差し込み、アイゼンを蹴り込んで、東側の藪に向かってクライムダウン。雪が柔らかいので大崩れしないことを願いつつ。一応雪は締まっているので蹴り込んだらしっかり入る。でも、くっつきやすい雪質なのか抜こうと思っても今度は靴が抜けない。靴をグギグギ動かして抜くので時間がかかる。2mもない壁だけど、どうしようか考えるのも合わせてそれなりに時間かかった。
撮影機器:
感想
岩原スキー場は、大人になってスキーを再開した時のホームゲレンデだった。そのゲレンデのある山の名前が飯士山と知ってから、ずっと行きたいと思っていた。関越から見る山の形も特徴的でかっこいいし。でも、リフトを使ってゲレンデからだとお手軽すぎるなー、とタイミングを逃していた。
つい先日、鋸尾根から周回のレコを見つけてやる気が一気にアップ。スキー場の営業期間中なら越後湯沢駅までの無料シャトルバスも使えるのでこのタイミングで決行した。
核心と思っていた場所には雪がなくて難易度がかなり下がっていたと思う。一方でゲレンデへ降りる尾根は、雪が切れ始めて少し嫌な状態になりかけていたので要注意だった。夏道の上にだけ残雪が1.5mくらいの高さに乗っかってる感じ。斜面の両側の雪はなくなっていて、雪が崩れたらかなりやばい。落ちても藪が立ってるから底まで滑り落ちることはないだろうと進んだけど、かなり綱渡り的だった。
今回は久しぶりのソロだったので、下山後もしばらく気分が高揚したままでした。コンパクトな中にも広い雪庇の尾根歩き、岩場あり、急登ありで歩いてて楽しかった。積雪状態を変えて何度か通ってみたいと思わせてくれる魅力的な山です。
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