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Yamareco

記録ID: 79497
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ハイキング
八幡平・岩手山・秋田駒

秋田駒ケ岳〜小さな紅葉の始まり〜

2010年09月24日(金) [日帰り]
 - 拍手
GPS
05:20
距離
11.2km
登り
966m
下り
965m

コースタイム

10:00 国見温泉駐車場
10:10 登山口
10:55 横長根丁字路
11:30 男岳分岐、ムーミン谷へ
12:08 男岳へ
12:25 男岳馬ノ背分岐
12:50 男岳頂上
     (お昼休憩)
13:10 阿弥陀池へ出
13:20 阿弥陀池
13:38 男女岳頂上
13:45 下山
13:55 浄土平周辺の木道散策
14:30 阿弥陀池小屋、横岳へ
14:25 横岳頂上 大焼砂へ
14:50 大焼砂分岐
15:10 横長根分岐
15:35 国見温泉駐車場
天候 曇りときどき晴れ
過去天気図(気象庁) 2010年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国見温泉登山口
コース状況/
危険箇所等
登山ポストは登山口の案内板の横にあり。
トイレは登山者用駐車場の脇にあり。
熊出没注意び看板が登山口トイレにもあり。

登山道は歩きやすく整備されている。
横長根から大焼砂、ムーミン谷への道は展望を楽しめる。
ムーミン谷から男岳へ登る道は岩場で急登なので足場を確かめながらゆっくりと登ること。落石注意。
 
阿弥陀池小屋から浄土平の湿原に下りる途中、熊の親子の出没警告看板(7月)があり。
阿弥陀池小屋裏の湿原の木道は水没していたり、散策路は笹藪が覆っていて前に進めない。段差もあり見えなくて転びそうになった。(>_<)

横岳頂上から大焼砂に下りる途中熊のウンチあり。古いものらしいが。。
国見温泉登山口
硫黄のにおいが立ち込めています。
2010年09月24日 22:37撮影
9/24 22:37
国見温泉登山口
硫黄のにおいが立ち込めています。
小さな紅葉その1
イワカガミの葉が一枚だけ紅葉していました。
2010年09月24日 22:38撮影
9/24 22:38
小さな紅葉その1
イワカガミの葉が一枚だけ紅葉していました。
ナナカマドの実
2010年09月24日 22:38撮影
9/24 22:38
ナナカマドの実
ツバメオモトの青い実
マイヅルソウの赤い実
2010年09月24日 22:38撮影
9/24 22:38
ツバメオモトの青い実
マイヅルソウの赤い実
ツルリンドウの花から赤い実に変化中
2010年09月24日 22:49撮影
9/24 22:49
ツルリンドウの花から赤い実に変化中
横長根を抜けてムーミン谷へ。
オヤマソバが繁盛中の斜面。
2010年09月24日 22:39撮影
9/24 22:39
横長根を抜けてムーミン谷へ。
オヤマソバが繁盛中の斜面。
コマクサが残っていた。
ズームアップこれが限界。
2010年09月24日 22:57撮影
9/24 22:57
コマクサが残っていた。
ズームアップこれが限界。
ムーミン谷はリンドウが盛り。
2010年09月24日 22:39撮影
9/24 22:39
ムーミン谷はリンドウが盛り。
エゾオヤマリンドウアップ
群生しているとその色が更に引き立つ。
2010年09月24日 22:39撮影
9/24 22:39
エゾオヤマリンドウアップ
群生しているとその色が更に引き立つ。
池塘に映る大焼砂の稜線くっきり。
2010年09月24日 22:39撮影
9/24 22:39
池塘に映る大焼砂の稜線くっきり。
ウゴアザミにしては葉っぱが違う?
ミネアザミ(北海道・青森自生)のような?
2010年09月24日 22:40撮影
9/24 22:40
ウゴアザミにしては葉っぱが違う?
ミネアザミ(北海道・青森自生)のような?
小さな紅葉その2
チングルマの紅葉
2010年09月24日 22:40撮影
9/24 22:40
小さな紅葉その2
チングルマの紅葉
小さな紅葉その3
ミネカエデが紅葉しつつ。。。
2010年09月24日 22:40撮影
9/24 22:40
小さな紅葉その3
ミネカエデが紅葉しつつ。。。
男岳への急登の途中
振り返り女岳とムーミン谷を写!
2010年09月24日 22:40撮影
9/24 22:40
男岳への急登の途中
振り返り女岳とムーミン谷を写!
男岳に向かう途中
斜面は紅葉に向かう。
2010年09月24日 22:41撮影
9/24 22:41
男岳に向かう途中
斜面は紅葉に向かう。
男岳の頂上を目指して。
斜面は絨たんのようだ。
これが紅葉すればもっときれいだろうな。
2010年09月24日 22:41撮影
9/24 22:41
男岳の頂上を目指して。
斜面は絨たんのようだ。
これが紅葉すればもっときれいだろうな。
男岳頂上。
お宮に拝礼。
山旅安全祈願。
2010年09月24日 22:41撮影
9/24 22:41
男岳頂上。
お宮に拝礼。
山旅安全祈願。
小さな紅葉その4
ナナカマドと周辺の低木が紅葉になりつつ。
2010年09月24日 22:41撮影
9/24 22:41
小さな紅葉その4
ナナカマドと周辺の低木が紅葉になりつつ。
再び男岳の斜面
ここが一番きれいかな。
2010年09月24日 22:41撮影
9/24 22:41
再び男岳の斜面
ここが一番きれいかな。
小さな紅葉その5
ミヤマダイコンソウの葉っぱが赤くなりつつ。
2010年09月24日 22:41撮影
9/24 22:41
小さな紅葉その5
ミヤマダイコンソウの葉っぱが赤くなりつつ。
男女岳の頂上から浄土平と阿弥陀池を写!
2010年09月24日 22:41撮影
9/24 22:41
男女岳の頂上から浄土平と阿弥陀池を写!
チングルマがまだ残っているんですね〜
2010年09月24日 22:41撮影
9/24 22:41
チングルマがまだ残っているんですね〜
ミヤマリンドウが
チングルマの葉っぱの中に顔を出す。
2010年09月24日 22:42撮影
9/24 22:42
ミヤマリンドウが
チングルマの葉っぱの中に顔を出す。
小さな紅葉その6
イワイチョウの黄葉。
2010年09月24日 22:42撮影
9/24 22:42
小さな紅葉その6
イワイチョウの黄葉。
誰もいなくなった阿弥陀池
ガスが立ち込める。静寂。。。
2010年09月24日 22:42撮影
9/24 22:42
誰もいなくなった阿弥陀池
ガスが立ち込める。静寂。。。
焼森方面。遠くに乳頭山。
2010年09月24日 22:42撮影
9/24 22:42
焼森方面。遠くに乳頭山。
小さな紅葉その7
横岳に向かう途中の尾根にて。
2010年09月24日 22:42撮影
9/24 22:42
小さな紅葉その7
横岳に向かう途中の尾根にて。
再び焼森方面の山の斜面アップ
2010年09月24日 22:42撮影
9/24 22:42
再び焼森方面の山の斜面アップ
ガンコウランとコケモモ
2010年09月24日 22:42撮影
9/24 22:42
ガンコウランとコケモモ
大焼砂に残っていたコマクサ!
2010年09月24日 22:42撮影
9/24 22:42
大焼砂に残っていたコマクサ!
オヤマソバ大繁盛。
2010年09月24日 22:43撮影
9/24 22:43
オヤマソバ大繁盛。
タカネスミレが残っていた!!感激。
2010年09月24日 22:43撮影
9/24 22:43
タカネスミレが残っていた!!感激。
女岳越しに田沢湖。
2010年09月24日 22:43撮影
9/24 22:43
女岳越しに田沢湖。
トリカブト
リンドウとともに惹きつけられる。
2010年09月24日 22:43撮影
9/24 22:43
トリカブト
リンドウとともに惹きつけられる。
小さな紅葉その8
ハウチワカエデの紅葉
2010年09月24日 22:43撮影
9/24 22:43
小さな紅葉その8
ハウチワカエデの紅葉

感想

前日の秋分の日の長雨の後、
晴れを期待してやっと行きたかった秋田駒に思い切って行ってみた。
花の季節に訪れようと思っていたのが
猛暑のためなかなか行く気力が起こらず、
涼しくなって急に寒くなってきて紅葉が始まる。。。この日になってしまった。
昨年の今頃、ツアーで秋田駒を訪れて紅葉がきれいだったのを覚えている。 
今年も同じ紅葉を見られるだろうか。。。と思いながら
朝早く出かけようと思っていたのに朝寝坊!
着いたのは10時。(予定では9時には着いていたはずなのに。)

盛岡では岩手山が雲の中で眺望は期待できなさそうだな〜と思いながら
国見温泉に向かう。秋田駒上空には晴れ間が見える。

駐車場にはすでに10台ほどの車が。
遅れじと早々と準備しストレッチは車道を登りながら登山口に向かう。
ブナの樹林帯を登り切ると横長根の丁字路に出る。
ここから左に秋田駒の山々を見ながら展望の良い道を登る。
大焼砂の分岐点から小岳、女岳方面にトラバースしムーミン谷に入る。
ここの展望は素晴らしく、CMや映画のロケでも使えそうなほど素敵な場所だ。
静か。。。。人の声が響くけどどこから来るのかわからない。
お花畑はもう夏の花は殆どなくリンドウやヤマハハコ、アキノキリンソウなど秋の花が残るのみ。
できれば7月〜8月に来たかったな。。。また来年!
女岳の斜面から蒸気が上っているがまだ地面下では活動中なのかな?

静寂のムーミン谷を歩いていると馬ノ背から騒がしく人の声が響く。
エゾニュウのかれた林を通り抜け、急こう配の男岳に向かう。
ぜえぜえ息を切らしながら登りつめるとムーミン谷にガスがかかり始める。
それとともに喧噪が阿弥陀池から響く。
人の多さにこちら(ムーミン谷方面)とあちら(阿弥陀池方面)とのギャップがありすぎる!?
高校生の集団が阿弥陀池周辺、馬ノ背、男岳に点々と散らばっていて
女子高生の多さに圧倒され、挨拶しながら見つめられてこちらが恥ずかしくなる?
遠足ではなくて登山だそうだ。しかし、女子が多い、どこの高校だろう?
男岳頂上に着いたころは辺り一面ガスが覆い、時折晴れるが殆ど展望なし。
色づき始めた斜面の紅葉を眺めながら阿弥陀池に下り男女岳に向かう。
階段を登って駒ケ岳頂上に着くとやはり展望なく…残念。
阿弥陀池と浄土平湿原を望み、高校生たちが一塊りになって八合目に向かうのを確認。
そろそろ帰りの時間です。阿弥陀池に下りると2、3パーティのみ。
阿弥陀池小屋裏の湿原に下りて木道散策路をぐるっと回って横岳に向かおうと思ったら
木道が水没しかかり、地面に直接下りて渡渉し(よからぬ行為です)
散策路に行くと段差に足を取られて転びそうになった。
その先も笹藪が道を塞ぐように覆っていたので断念。
再び阿弥陀池小屋に戻り横岳に向かう。
し〜んと静まり返った阿弥陀池。誰もいない。静寂過ぎて怖いくらいだ。
横岳に向かう尾根に出ると焼森その先の乳頭山が見える。でもすぐにガスに隠れてしまった。岩手山は終始見えず雲の中。
前にも後ろにも誰もいなくて歩く速度は自然に早くなり半ばトレイルラン状態。
横岳展望に出ると4、5人がいてほっと安心。
そこから大焼砂に下りる途中、熊の黒くなったウンチがあった。
また前にも後ろにも人が見えず熊鈴を思いっきり鳴らしながら駆け足状態。
大焼砂でまだ残っていたコマクサ、タカネスミレに出会えて感激。
下にはムーミン谷、女岳、その向こうに田沢湖。うーん、画になるこの景色。
帰りの時間が気になるので再びトレイルラン状態で下山。
途中何人か追い抜きながら駐車場に出たのが15時半。
駐車場には私ともう一台の車が残るのみだった。
もう一台の車はおばさまたち3人組で、行きの横長根、ムーミン谷、男岳頂上、帰りの樹林帯などですれ違った方たち。
明るくて元気で楽しいナイスミドルな女性たち。私も彼女たちを目指そう!
「これから2時間かけて仙台に帰るのね〜。気をつけて〜。」と檄をもらい(笑)
国見温泉に入りたい、湧水もほしいという誘惑を振り払いいざ帰路へ!

帰りの高速道で見た夕映えはものすごく綺麗な朱色であった。
陽が沈んだ、と思うと急にぱあ〜っと空一面が朱鷺色になり、オレンジ色になり
山際はさらに濃いダークオレンジな色に染まっていた。
久しぶりに見た綺麗な夕映え。写真に撮れなくて残念。
夕映えを見ると、ふるさとの海や山を思い出しちょっぴりせつなくなった。(/_;)
今日は秋田駒の色づき始める様子、眺望、谷を覆ってくるガスの様子、喧騒と静けさ。。。いろんな表情も見られて味わい深い一日だった。

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コメント

meikenさん、こんばんは
紅葉の走りですね、きれいな写真雰囲気でています。こちらも、紅葉を追って高山から低山へと移っていく1カ月になりそうです。国見温泉入れなかったのは残念。緑のお湯なかなか入る機会ないですよね。私も岩手遠征すると帰りの東北道で夕陽を見るのが好きですよ。
2010/9/25 20:07
こんばんは。kiyoshiさん。
私自身の山のシーズンももう終わりに近づきつつ
気がつけば行きたい山の半分も行っていないことに気がつき
この際、思い切って県外遠征も試みています。

旅の疲れは温泉で癒したいものの
温泉入ると帰ってこれなくなりそうで敢えて我慢です。(笑)

夏の猛暑で紅葉が遅れているような気がしますが
最近の冷え込みで一気に加速するでしょうね。
次は岩手山目指すつもりです。ガンバ
2010/9/25 21:56
あざみ・・・
こんにちは、meikenさん

秋田駒の紅葉、遅れていますが、昨年が早めだった事を考えると、遅すぎるほどではないかな、と思ってます。

11番のアザミですが、私も見るたびに?でした。
で、ミネアザミをネットで調べると、良く似た個体と
全く違う個体の写真があり、随分悩んでいます。
岩手山にミネアザミがあるようなので、ミネアザミとしても良いのかな・・・と思っているところです。

明日のお天気が心配です
2010/9/26 17:35
こんにちは。mitugasiwaさん。
コメントありがとうございます
ミネアザミだとすれば、花の植生分布図が変わるのかな?

日曜日は岩手山登りました。
険しい山ですね〜長くて急登が多くてしんどかったです
花もあんまりなくて紅葉もまだまだでした。
でも八合目からの一変する様は見事です。
いい山ですね〜。

記録は今月容量ぎりぎりなので来月アップします。
2010/9/27 10:16
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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