檜洞丸〜大室山〜加入道山（西丹沢自然教室より）

2016年01月16日(土) [日帰り]

• GPS: 08:26
• 距離: 19.9km
• 登り: 1,993m
• 下り: 1,992m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:35
• 休憩: 0:50
• 合計: 8:25

6:41 神奈川県立西丹沢自然教室
6:47 6:51 ツツジ新道入口
7:23 7:24 ゴーラ沢出合
7:57 8:02 展望台
8:59 9:04 檜洞丸
9:38 9:41 大笄
10:45 11:01 犬越路
12:03 12:04 大室山・犬越路分岐
12:09 12:09 大室山
12:15 12:26 大室山・犬越路分岐
13:01 13:01 前大室
13:13 13:13 加入道山
13:28 13:30 白石峠
14:01 14:03 白石滝（大理石の滝）
14:47 14:47 用木沢出合
15:06 神奈川県立西丹沢自然教室

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

西丹沢自然教室駐車場。
下山時には道路向かいのスペースもかなり埋まっていましたが、みんな無料の駐車場に止められたようです。

その他周辺情報

[風呂] 中川温泉ぶなの湯　\700/2H

写真

1/16 6:40

西丹沢自然教室

1/16 6:44

キャンプ場の向こうに大室山が

1/16 7:10

朝日を浴びる権現山、畦ヶ丸山。ここからだとマイナーな権現山のほうが目立つ

1/16 7:16

しばらく東沢右岸の巻き道

1/16 7:21

ゴーラ沢出合。飛び石を伝って左岸に徒渉

1/16 7:57

展望園地。その名の割りにはスッキリ見えない

1/16 8:32

北側にはこの後通る檜洞丸〜大室山の主稜線が

1/16 8:41

ここまで登れば富士山もすっきりと

1/16 8:45

稜線近くまで来てやっと日が当たってきた

1/16 8:52

丹沢っぽい気持ちよい稜線

1/16 9:01

檜洞丸より丹沢主脈の蛭ヶ岳〜丹沢山〜塔ノ岳

1/16 9:01

ブナの点在する明るい檜洞丸山頂

1/16 9:09

富士山と南アルプス。道志の御正体山も結構目立つ

1/16 9:09

富士山、南ア、八ヶ岳、奥秩父の山々

1/16 9:09

大室山の奥には八ヶ岳、金峰山、大菩薩嶺、甲武信ヶ岳、雲取山等々

1/16 9:14

大室山へ。展望の良い尾根歩き

1/16 9:34

富士山と愛鷹山、箱根の山々

1/16 9:48

犬越路はすぐそこに見えるが思ったより時間がかかる

1/16 10:02

滑り止めを付けるほどではないが油断すると転ぶ

1/16 10:43

やっと犬越路避難小屋が見えてきた

1/16 11:49

犬越路から大室山の登り。再び明るい稜線

1/16 11:56

木道が出てきたということは山頂も近いか

1/16 12:03

大室山分岐。ベンチもあり山頂より休憩に向いている

1/16 12:08

大室山山頂。面白みがないので早々に退散

1/16 12:39

加入道山の向こうに三つ峠山、白根三山

1/16 12:45

大室山〜加入道山間も気分の良い尾根

1/16 13:14

加入道山。建て替え中だった避難小屋は来週より使用できるらしい

1/16 13:28

白石峠。地理院地図上はこの先の小ピークだが、現在はここに峠道がある

1/16 13:46

涸れ沢のつらい下りが続く。これで東海自然歩道？

1/16 14:30

何回か徒渉を繰り返しつつ白石沢を下る

1/16 14:38

林道終点。後は舗装道

1/16 14:51

立派なキャンプ場が建ち並ぶ車道を戻る

撮影機器：

サイバーショット DSC-RX100 SONY

感想

miaomiao

例年ならこの時期は山スキーのことしか頭にないのですが、今年はまだ雪が十分とは言い難く、来週の寒波に期待して山スキーはもう1週待つことにしました。
ということで先週に続いて体力向上を兼ねての普通の登山。場所はまだ行ったことのない西丹沢です。
檜洞丸〜大室山〜加入道山〜畦ヶ丸というメジャーな4山を日帰りで周回する人もいるようですが、いかに体力向上といっても私には大変そうなので、畦ヶ丸は割愛して残りの3山を周回することにしました。

まずは西丹沢自然教室よりツツジ新道を通って檜洞丸へ。西斜面のため稜線（石棚山稜分岐）に出るまで日は当たりませんが、幸いまったく寒くはなく、むしろ登りにはちょうどいいくらいでした。道も整備されていて歩きやすかったです。

石棚山稜分岐から檜洞丸まではブナの点在する緩やかな尾根で、丹沢っぽく木道が延びています。明るくて展望もよく、今日のコースではこの区間がもっとも楽しめました。

檜洞丸から犬越路へは細い尾根の下り道。
勾配の緩やかなところは日が当たり、景観もよいので快適に歩けるのですが、傾斜がきついところは陰になるためうっすらと雪が残り、慎重に下りる必要がありました。軽アイゼンなど滑り止めは必要ありませんが、油断すると滑ります（というか油断したつもりはなくても二度ほど滑って尻餅をつきました）。ところどころある木道も急勾配で、霜で真っ白だったため下りるのにちょっと緊張しました。
今日のように檜洞丸→犬越路へ下る場合、富士山など素晴らしい景色を正面に見ながら歩けるのはいいのですが、歩きやすさの点では、反対ルートで犬越路から登り、歩きやすいツツジ新道を下ったほうがだいぶ楽なように感じます。

犬越路から大室山にかけては日の当たる明るい尾根。標高差500mほど登り返すことになりますが、個人的には犬越路までの下りよりも気分的に楽でした。
ただ、檜洞丸周辺に比べ展望はそれほどよくはありません。おまけに富士山も雲がかかってきて昼過ぎには完全に隠れてしまいました。まぁ散々見てきたのでいいのですが。

大室山は眺める分にはボリュームがあって立派なのですが、山頂は展望がなくて面白みに欠け、早々に退散しました。一帯はブナ林が広がっているので、新緑の時期なんかはいいのかもしれません。

犬越路分岐で昼休憩後、加入道山へ。相変わらず展望はききませんが、ブナの点在する明るい尾根で、整備もされていて気分良く歩くことができます。
加入道避難小屋は3月末まで建て替え工事予定だったようですが、すっかりできあがっており、来週23日から使用可能になるようです（まだ立ち入り禁止でしたが）。

加入道山からは白石峠を通ってそのまま下山。畦ヶ丸山まで足を延ばす人もいるようですが、私の足では真っ暗になってしまいそうなのでやめておきます。
白石峠からの下り道は東海自然歩道ということでそれなりに整備された道を期待していたのですが、石がごろごろする急勾配の涸れ沢の中の道でした。膝の悪い私はこの手の道は大苦手です。幸い今日はしっかりテーピングをしてきているので膝が痛くなることはありませんでしたが、それでも涸れ沢を出て巻き道になるまで辟易しました。

最後は舗装路を2.5kmほど。川沿いに立派なコテージやキャンプ場が建ち並んでいてちょっとビックリしました。せっかくの河原も真っさらに整地されていましたが、そういえば2年前に水難事故があったのもここでしたか。