天狗岳冬
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- GPS
- 27:03
- 距離
- 21.0km
- 登り
- 1,447m
- 下り
- 1,454m
コースタイム
- 山行
- 3:58
- 休憩
- 1:53
- 合計
- 5:51
- 山行
- 6:00
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 6:43
天候 | 初日曇り、二日目快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
愛知県小牧市より稲子湯まで約250キロ。 小牧市6時出発、11時ごろ稲子湯近くに到着。 夏は3時間程度で着いたが、今回は5時間。 中央道の渋滞と雪道で思ったより手間取った。 ●稲子湯経路 松原湖辺りで141号線を離れ、バス路線に沿って稲子湯に向かいます。 バス路線は途中で二つに分かれ、稲子湯には二通りの経路があります。 夏はどちらでも構いませんが、冬は必ず南側の「下道」を選んでください。 「下道」は除雪されますが「上道」はされません。 https://goo.gl/maps/KYNJrMQwWi92 これを知らずに「上道」を行った私達は思わぬ時間をとられました。 数日来の寒波と荒天により、倒木が道を塞いでいます。 仕方なく、二キロほど手前で車を降りて稲子湯まで歩きました。 さらに後日談があります。 下山後、車まで戻るとビックリ! 新たな倒木が帰路を遮っています。 前にも後ろにも倒木。 鋸もなく、手で倒木を何本も折って、やっと通り道を開きました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
稲子湯−本沢温泉 平坦または緩やかな上り坂 危険箇所なし 本沢温泉-夏沢峠 ワカン 夏沢峠-根石岳手前 ワカン 根石岳手前-天狗岳-中山峠 アイゼンピッケル 中山峠-しらびそ小屋 稜線近くがやや急坂だが、アイゼンワカン不要 しらびそ小屋-稲子湯 アイゼンワカン不要 |
ファイル |
GPSログ
(更新時刻:2016/02/03 10:40) |
写真
感想
●雪の本沢温泉
温泉猿に憧れて
長野地獄谷温泉のサルは温泉に入ります。
かなり気持ちよさそう^^
ワシは温泉サルになりたい!!
流石に地獄谷温泉は無理。
2016年1月、八ヶ岳中腹の本沢温泉に行きました。
標高2150M、日本最高所の露天風呂だそうです。
だだっ広い河原が真っ白な雪に覆われています。
温泉は河原底付近にあります。川岸の急斜面を下らなくてはなりません。
長靴では危険。登山靴で行くように言われました。
踏み外すと滑落してしまいます(^_^;)
河原にポツンと畳一枚ほどの露天湯。
辺りは真っ白。気温は氷点下。脱衣所はありません。
裸になるには滅茶苦茶に寒い。
ニホンザルに負ける訳には行きません!!
ヨシッと気合を入れて脱ぎます!!!
入ってしまえば極楽です(^^♪
白濁した硫黄臭の強いお湯。少しぬるめ。
ビールがどれほど美味いか!!
ここにはもう一つの温泉があります。 別棟の「石楠花の湯」。
夕方五時半過ぎ。既に真っ暗。雪が音もなく舞い落ちています。
屋内には自家発電の薄暗い照明があります。
泉質が外湯とは全く違います。 赤褐色。微かにサビたような臭いがします。
余りの湯気に写真が撮れません。
快楽温泉!!
●天狗岳登山
氷点下10度、身体が揺れる強風。
紺碧の空、白銀の山々。
標高2650mの頂は厳しく、しかし美しい世界でした。
温泉の翌日31日は雪山登山。
八ヶ岳連峰の一つ、東天狗岳を目指しました。
雪山登山は夏よりも遥かに難易度があがります。
私にこの技量はありません。
山師匠である二人に同行させてもらいました。
早朝、見事な快晴。7時過ぎに本沢温泉を出発。
遠くには硫黄岳の爆裂火口が見えます。
比較的暖かい朝・・・といっても標高二千メートルでは氷点下五度。
しばらく続いた荒天で登山者も少なかったようです。
経路には踏み跡もありません。
雪に埋もれた樹林帯を歩きます。
登山靴だけは歩けません。のめり込んでしまいます。
ワカンを足につけて、雪道を登ります。
それでも歩くたびに、30センチほどズッズッと沈み込み、体力を奪います。
一時間余りで夏沢峠に到着。ここからは傾斜が緩やかになり、稜線上を北に上がります。
更に一時間ほどして樹林帯を抜けると急に風が強くなります。まるで台風のよう。身体が揺れるほどです。
山頂間近には樹木は全くありません。雪すら強風に吹き飛ばされています。
わずかに残った雪は凍りつき、岩石のようにガチガチ。
アイゼンを履き、ピッケルで支えながら進みます。私は勿論初めて。
踏み下ろすたびにガリガリと不気味な音がします。師匠はゆっくりですが、安定した足取りで標高を稼ぎます。
オッカナビックリで彼に続きます。
根石岳を越えて、少し下り、登り返した場所が東天狗岳2,646mでした。
丸みをおびたなだらかな山頂です。
「東天狗岳」標識がポツンと一本。
風上に向かって「エビのシッポ」が伸びています。
過冷却の水蒸気が強風で運ばれ、ぶつかると同時に凍りつくのだそうです。
氷点下10度、しかも強風。サングラス横から寒風が入り、涙で視界が揺れます。
厳しい気候ですが、天気の女神はもてなしてくれました。
絶景!!
宇宙の暗黒が透けて見えるかの様な、不気味なほど蒼い空。
遠くには南アルプス、北アルプスが真白く連らなっています。
北には浅間山の微かな噴煙。
夏とは違う緊張感のある美しさです。
来てよかった!!
私も大好き!豊橋ですと、”成城石井”ですかね〜、売ってるところ
ありがとうございます(*^^*)
値段の割に美味いお酒ですね。
私も駅の成城石井で買いました。
長野のコンビニにも沢山ありました。
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