紅葉が始まったばかりの白山(↗砂防新道~↘観光新道)


- GPS
- 07:55
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 1,584m
- 下り
- 1,587m
コースタイム
-8:31~45室堂-9:19~30御前峰山頂-10:23~27大汝峰山頂-11:08~31室堂
-11:44黒ボコ岩-11:50蛇塚-11:57馬のたて髪-12:11~15殿ヶ池避難小屋
-12:43仙人窟-12:57別当出会分岐-13:40別当出会
天候 | 快晴(途中ガスも) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
別当出会まで入ることができた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは別当出会の休憩所の中に有。 道標はしっかりと設置されていて、見落とさない限りは道に迷う心配はなし。 観光新道の別当分岐から少し下ったところで、崩落箇所があり、注意が必要。 (直前で抜いた若者は、下に登山道があるにもかかわらず、この崩落箇所を 滑り降りてきた。崩落箇所をまた崩すような行為、かつ周りの人に迷惑をかける ような行為はやめて欲しい。) 下山後の温泉は、登山道から20分ほど下ったところにある『白山天望の湯』 に浸かった。650円だが、湯船からは白山を望む事ができ、お湯もスベスベで 気持ちのいいお湯でした。 |
写真
感想
前日の19時半に家を出発し、東名→名神→北陸道で福井北ICで降り、1時間
ほど走って市ノ瀬駐車場に到着する。すると、一般車両通行止めと思っていた別当
出会までの間が規制解除の表示があり、別当出会まで車を乗り入れる。全面舗装
されたきれいな駐車場には4台程止まっているだけでした。外に出ると、満点の星
が見える。早速お酒を飲んで23時過ぎに就寝する。
翌日、4時半頃に目を覚まし、朝食を摂って駐車場を出発する。別当出会の
センター前には2台のバスが既に到着していて、非常に多くの人が登る準備を始め
ている。休憩所の中にある登山届けポストに計画書を投函し、軽く身体をほぐして
出発する。吊橋を渡り、久しぶりの長時間歩行に向け、ゆっくりとしたペースで
歩き出す。30分も歩くと中飯場に到着する。いつもはペース的には通過する時間
ではあるが、汗ばんできたので上着を脱ぎ、行動食を摂って休憩する。ここから、
不動滝がよく見える。その先で、観光新道の尾根に日が当たり出し、その上を何度
もヘリコプターが荷揚げで往復していた。甚之助避難小屋は、今ある場所の少し
手前に新しく建て替えていた。観光新道にあった殿ヶ池避難小屋もそうだが、全体
的に古くなっていて、そろそろ建て替えの時期がきていると思う。ここからは別山
がよく見え、その横には、少し前に登った荒島岳も見る事ができる。休憩している
と、白山には80回以上登ったと言う元気のいいオジサンが登ってきて、隣で休憩
している御夫婦と談笑し、すぐにスタートしていった。この方とほぼ同じペースで
着いていく。ここからは少し急登になる。途中『延命水』という湧き水があった
が、かすかにしか流れていないので、ここをパスして進む。この辺りからは初夏は
きれいなお花畑がある所らしいが、今は全く見る事ができない。左側が切れ落ちた
所をトラバースする箇所もあり、10分程歩くと黒ボコ岩に到着する。休憩をして
いると、先程のオジサンも到着し、岩の上でポーズをした写真を撮っていただく。
この上が弥陀ヶ原で、やっと白山を望むことができる。ここでも写真を撮っていた
だき、ここからは建物が見えない白山室堂を目指す。木道を歩き、最後に急登を
登りきると、目の前に室堂ビジターセンターの建物が目に飛び込んでくる。思って
いたよりも古い建物だ。建物を通過し、北側のベンチで食事休憩を入れ、水分を
補給する。すごく冷たくて美味しい水だ。ここからは、御嶽山や南アルプス方面
を望む事ができる。これから山頂まで急登が続き、白山奥宮の奥が山頂になる。
ここからは、独立峰ゆえの360°の展望が楽しめる。ここからお池巡りに向う。
御前峰の山頂標識を越えて進むとガレ場の急な下りになる。油ヶ池、紺屋ヶ池を
越え、翠ヶ池に到着する。この池は、反対側に今にも溢れそうに見える。血ノ池を
越して、大汝峰分岐から大汝峰を目指す。ここからの登りは岩場のルートとなり、
疲れた身体には応える。山頂には石の壁に囲まれた大汝神社がある。ここまで来る
とほとんど人を見かけることはない。ここから引き返し、万年雪の残る千蛇ヶ池に
向う。この時期にも雪が残っているのは、山の斜面の北側のためか?室堂への近道
を通って室堂へ向う。御前峰への登山ルートに合流する手前のポイントが最も紅葉
が進んでいる所か?室堂で山バッチを購入し大休憩の後、観光新道から下山する。
コースタイム的には砂防新道より時間がかかるが、人の少なさ等を考えるとこちら
の方がスムーズに下れそうな気がする。基本的には尾根沿いのルートを下って行く
が、仙人窟から先は急な下りとなり、足元は石畳のため疲れた膝には厳しい下りと
なる。別当出会への分岐から少し下ったところで若い子を追い抜くが、その先に
ある崩壊地点で、下に登山道があるにもかかわらず、この崩落箇所を滑り降りて
きた。さっかく応急処置をした崩落箇所をまた崩すような行為、かつ周りの人に
迷惑をかけるような行為はやめて欲しいものだ。水平に移動したり、急に下ったり
を繰り返しているうちに別当出会に到着する。朝の人の賑わいはどこにいったのか
バスの運転手以外は見かけることはなかった。ここから駐車場まで400mをさらに
下り、車に乗り込んで下山する。時間があったので、帰り道から少しそれるだけで
行く事ができる越前大仏を見てから帰途に就く。
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