乾徳山
- GPS
- 04:27
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 1,225m
- 下り
- 1,231m
コースタイム
- 山行
- 3:44
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 4:27
天候 | 曇り時々晴れ→晴れ! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
●コース全体 ・駐車スペースより雪が付いています(前日に10cmほど降雪したようです) ・アイゼンは使用しませんでした(汚れるのがイヤで、なしで頑張りましましたが、扇平より上の下りでは使った方がラクだと思います) ・komemameは行きは扇平の少し先から、下りは上の方の林道を跨ぐところまで使用 ・出会った登山者は2名のみ ●駐車スペース〜扇平 駐車スペースから200mほど進むと林道は道満尾根方面と分岐し、 ここからさらに500〜600mほど林道を歩くと乾徳山登山口へと至ります。 登山口から沢沿いを進み、標高1120m付近で林道を横断。 高低差およそ60mほど登ると銀晶水と呼ばれる水場が現れます。 銀晶水を過ぎると登山道は沢筋から尾根筋へと変わり単調な登りとなります。 途中でもう一度林道を跨ぎます。 標高1530m付近で傾斜が緩み始めると今度は錦晶水という名前の水場が現れます。 この辺りからは国師ヶ原と呼ばれる平坦地となり、ほどなく水ノタル分岐へと至ります。 水ノタル分岐で乾徳山方面と東からの道満尾根方面からのルート、 西からの高原ヒュッテ方面からのルートと合わせます。 ここから低木帯の登山道を高低差200mほど登ると徐々に展望が開け扇平へ至ります。 ●扇平〜乾徳山 扇平から進路を西に変え、手洗石を過ぎると再び樹林帯の中へ入ります。 髭剃岩を通過すると岩稜帯となり、西側が切れ落ちた岩場を通過します。 その後、岩の間に架けられたハシゴを下りしばらく進むと、 カミナリ岩と呼ばれるクサリ場が現れ、二連のクサリが取り付けられています。 岩は積雪が溶融凍結していて滑りやすいので注意が必要でした。 このクサリ場をクリアすると雨乞岩、胎内と名付けられた岩の前を通り過ぎ、 最後に高さ20mほどの鳳岩(おおとりいわ)のクサリ場を越えると乾徳山山頂に到着です。 鳳岩も一部凍結しているところがありました。 迂回路はハシゴが完全に雪に埋まって凍結していたため下るのに少し難儀しました。 |
写真
感想
今週末は日曜日午後に仕事があり、山に行くなら土曜日だけど予報はイマイチ。
こんな天気だと行きたい山もなかなか決まらず…、
とりあえず目覚ましをかけ、起きてからあれこれ考えようと眠りに就きますが、
敢え無く撃沈。朝9時までグッスリ。
さて、日曜日。
遅くても14時半頃には都内に戻っておく必要があり、
山で過ごせる時間が有るような無いような中途半端な感じ。
せっかく3時過ぎに起きたのに、ちょっと仕事に手をつけたり、
ダラダラと行き先を検討していると、いつの間にか時間が経ち、
家を出るのが5時半過ぎになってしまった。。。
結局、行き先は無雪期に赴くのはちょっと…と思っていた乾徳山に。
この時間からだと時間的には結構ギリギリになりそう。
でも、ゆるやかなハイキングよりも、制約があるような、
そんなシチュエーションの方が性に合っているような気がしないでもない。
貧乏性だな…。
中央道に入ると大月〜甲府昭和間でチェーン規制。
ありゃ、一般道は除雪が入ってなければアプローチ敗退の可能性もあるかもよ、
と先に進んでいると甲府方面は解除された模様。
140号線から乾徳山登山口方面に入るところでタイミング良く除雪車に遭遇。
乾徳山登山口のバス停までは除雪完了。ラッキー。
ここから先は勢いをつけて駆け上がり、駐車スペースに到着しました。
歩き出しは7時半過ぎ。
遅くとも12時半には下山しないとだから残された時間は5時間。
10時半〜11時を折り返しに設定して先を急ぎます。
前日の降雪で駐車スペースから真っ白。
清々しい気持ちで歩を進めますが、
すぐに”乾徳山・黒金山 6時間”と書かれた標識が立っています。
「え〜、6時間もかかんの?」とおののきますが、
ここまで来て引き返す訳にもいかず、見なかったことにして先に進みます。
おそらく黒金山までが6時間だったのかと。
雪化粧が施された静かな森の中を黙々と標高を上げていきます。
上に行くに従い、時折太陽の光が樹氷を照らし始め晴れそうな予感が満々。
ビューポイントに出たと同時に青空が広がりドーンと富士山が見えた時はアガったな。
凍ったクサリ場も無事クリア。少しイヤらしかったけど。
山頂からは富士山と甲府盆地、南アがよく見えました。
15分ほど眺望を楽しんで下山開始。
帰りは天気が回復して気温が上がり、木についた雪がハラハラと舞い落ちる中の下山。
ちょうど12時のチャイムが聞こえると同時に到着しました。
下山時には日が当たるところは雪が融け始めていたので、
この日は、つかの間の真っ白い世界だったのかもしれません。
最近、金曜日になると遊びたい欲・夜更かし欲・飲みたい欲が出てきてしまって、
その欲に抗えず、たいてい土曜日は起きられない。
しかも準備もしないで寝てしまうから、めんどうくささが倍増して、
目覚ましが鳴ってもスイッチオフして、また夢の中へ・・・
まぁ、天気がよろしくないというのも気分が乗らないひとつでもある。
あぁ、週末が3日あればいいのにな、、、と、
どうにもならないことをうだうだ考える、今日この頃です。
さぁ、というわけで、、
どうあがいても2日間しかない週末、日曜日くらいシャキッといきましょう。
この日はdanyamaが夕方から仕事ということだったけど、
なんとか強行で山に出かけることにしました。
時間的に山頂までいけたらラッキーくらいに思っていましたが、
この乾徳山への道、なんだかとっても雰囲気がよくって、
気持ちが良くて、ぜったい山頂までいきたい気持ちになりました。
このまま途中で引き返すなんて、もったいない。
土曜日にだらだらしてしまったのを取り返したいというのもあったかもしれません。
とにかくたっぷりの雪の中をもくもくとあるきます。
やや曇っていたけれど、だんだんと天気が良くなりそうな感じ。
するといきなり視界がひらけ、広々とした扇平に到着。
そこから先、だんだんと岩場っぽいところが出はじめます。
でも、雪に覆われていたためそこまで岩場感なく進めました。
と思ったら、最後の最後でどーんとそそり立つ?岩。
クサリは付いていましたが、凹凸がほとんどない岩だったので、
アイゼンつけてても引っかかるところがないし、
クサリも凍っていて握る手袋が微妙に滑るし、ちょっと怖かったです。
かなり上体と腹筋の力が必要とされました。
なんとかクリアしたら、そこはすぐに山頂。
わーい、これた、これた!だらだら返上です♪
あまり歩いてはいませんが、達成感かなりありました。
この日は、時間的に山頂にあまりいることもできず、
早々に下山を開始、お昼ちょうどに駐車場到着。
お昼ご飯も、お風呂も、トイレも我慢して、
そっこー家路につきました。
家に帰るなり、danyamaは仕事に出かけて行ったので、
山の後片付けは私の役目。
ウェアの洗濯をして乾燥機かけているあいだに、
靴を洗い、アイゼンを洗い、ゲイターを洗い、そして自分もお風呂に入り。
お風呂から出てから、わんこの歯磨き、爪切り、髭切りをして。
そして乾いた洗濯物をたたみ…息つく暇もなくわんことお散歩へ。
なんだかとても朝から山に行ってきたとは思えないほど、
よく働き、よく動き、テキパキと用事を済ませました。
夜は、久しぶりに弟が遊びにきたので3人で近所の焼き鳥屋さんへ。
1日の〆に、おいしい時間を過ごして完了。
なんだかとても得したような、充実した一日となりました。
おしまい。
お山に関係ないコメントでごめんなさい。
でもkomemameさんの感想を読んで私まで「なんだかとても得したような」気分になったので思わず。。
明日は祭日!
うちは相棒が祭日はお休みではないのでお山はなしですが、
komemameさんのような充実した1日にしたいなぁ
でも感想の初めの方の土曜日のように過ごすのもいいなぁ、とわたくしの
中の悪魔がささやいております
あぁ困った。
というか、変てこコメですみませ〜ん
kamehibaさん
こんばんは。
あしたお休みなもんで、すっかり飲み飲みグダグダのkomemameです。
山に関係ないコメントうれしいです〜!
kamehibaさん家は、結局今晩はどう過ごされているのでしょう???
最近、毎日のようにdanyamaがお酒をぶら下げて帰ってくるので、
酒量が増えてたいへんです
とくにこの時期お酒が美味しくて〜 とまりませんっ。
って、、ほんと山に関係ないお話になってしまいましたね。
明日は天気が良さそうですが、、山は、、、あぅ、どうしようかな。。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する