日光白根山
- GPS
- 35:50
- 距離
- 41.2km
- 登り
- 3,307m
- 下り
- 3,496m
コースタイム
9:59湯元温泉バス停-10:11登山口-11:48国境平-12:15五色山-12:39前白根山12:54-
13:13五色沼避難小屋13:23-14:06奥白根山-14:40弥陀ヶ池-14:55五色沼-15:20五色沼避難小屋
10/2
5:42五色沼避難小屋-6:19白根隠山-8:20錫ヶ岳-11:56宿堂坊山-13:47三俣山-
15:37シゲト山-17:10黒檜岳-19:52黒檜岳登山口-20:07千手ヶ浜-21:27竜頭の滝バス停
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
コース状況はDIYさんの記録 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-77182.html を参考にさせていただきました。 |
写真
感想
よしころんさんの山行記録を見て以来ずっと行ってみたかった奥日光を歩いてきました。余裕があったら千手ヶ原と小田代原も歩きたいなぁとのんきに思っていたのですが、日没までに下山出来ずにさらにもう一泊するはめになってしまいました。結果的には次の日に千手ヶ原と小田代原も歩けたので、まあ良かったです。
いや、良くないですよね...
初日は、普段の日帰りより6.5Kg重い荷物に少々不安を覚えつつ湯元から歩き始めました。登山道にはいってしばらくすると随分荒れた感じの路になり間違えたところを歩いているのではと少々不安になります。ですが、マークはあるし、しばらくすると道標もあったりして間違ってはいなかったようです。普段、奥多摩のキレイな路しか歩き慣れていない軟弱者なので奥日光って怖い〜と思ってしまいました。とはいえ、国境平まではひたすら登っていくのでおもしろいくらい簡単に標高が稼げます。時々、振り返って中禅寺湖や男体山を眺めたり、少しずつ色づき始めた木々を眺めたりして、それなりに楽しく歩いているうちに国境平につきました。この辺りで少々左膝に違和感が出てしまいました。いつもより荷が重いので、雑に歩いてしまうと左右に振られる分だけ余計な負担がかかってしまったような気がします。この後、丁寧に歩くようにしたら膝の違和感はなくなりました。
少々登って五色山に着くと、名前の通りの不思議な色をしている五色沼が目に入ってきます。山頂には外国の方々が休んでいました。その方に、あれが奥白根山、あれが避難小屋と教えてもらい、なるほど五色沼をぐるっとまわりこむように前白根、避難小屋と進んで奥白根に行くのかと、今頃になって理解します。
前白根山では単独男性の方と少々お話をしました。その方は全ての季節、白根山に通っているそうで、色々なことを教えて頂きました。で、私のことも聞かれたりしたのですが、あまり登山者に相応しく無い恰好をしている後ろめたさからつい防御線を張って「普段はほとんど日帰りなんですよ〜」と言ってしまいました。え〜と、ほとんども何も私は今回が初めてのお泊まり山行です。その場はそれだけのことだったのですが、悪いことは出来ないものでこの方とは帰りのバスでばったり再会してしまうのでした (^^;
その後、前白根から少し下りて避難小屋に荷物をおろして一休み。昼食のおにぎり1ヶを食べました。あとは空身で奥白根山にご挨拶してくるだけで初日の行動はお終いです。水とカメラ等だけぶら下げて奥白根山、弥陀ヶ池、五色沼と歩いて避難小屋に帰ってきました。平日でもさすが奥白根山を歩く人は大勢いました。が、避難小屋には誰も居らず今日は独り占めできるようです。夕食のほうとうを食べて着替えと寝床の準備を済ませるとやることもなくなり日没頃の前白根を見に行ってきました。たまに鹿が警戒音を発する以外の音はせずしんとしている前白根でしばしぼーっとしてきました。この後、次の日のルートの確認を簡単に済ませてひと寝入りしました。22時ちょっと前に目が覚めたので避難小屋の前から夜空を眺めて、またしばしぼーっとしてこの日は終わりました。
二日目は予定どおり4時に起きたのですが、朝食の準備やら片付けやらをもたもたしていて避難小屋を発ったときには予定の時刻を40分過ぎていました。それでも白根隠山、錫ヶ岳と、朝の日差しのなかを気分良く歩くことができて、一応当初の予定の時刻に到着しました。
錫ヶ岳から先は踏み跡も不明瞭になるようなのでどうかなぁと思っていました。実際に歩いてみると分かりにくいところが多々あったのですが、三俣山までずーっと五月蝿いくらいにマークが付いている状況でちょっとがっかりしてしまいました。ただ、マークが多すぎる箇所とそうでも無い箇所があるので、それだけを頼りに歩くことは無理ですし踏み跡が不明瞭な箇所は多々ありました。え〜と、マークが多すぎとか文句をつけてますが、振り返って考えるとこれが無かったら二日目は三俣山まで歩くのが精一杯だったように思えます。あと、この日は天候が良くてまわりの景色を見通すことが出来たのでかなり歩きやすい状況でした。
そんなこんなで三俣山に着いたのですが、宿堂坊山から三俣山はなんでそんなに降りてから登り返すのと愚痴のひとつも言いたくなるようなアップダウンでだいぶ疲れてしまいました(といいつつ三俣山への北斜面の雰囲気は嫌いじゃないですけど)。ですが時刻を確認すると日没までに下山できるかギリギリです。なので、とりあえず先を急ぎました。
黒檜岳に向かう稜線にはいると今までに比べて随分と歩きやすくなります。間違えそうなのはシゲト山周辺のピークで向きをかえる辺りくらいだと思います。で、しっかりシゲト山の辺りで間違った方に少し歩いて時間をロスしたりして、さらに黒檜岳から社山に向かう路をたどってしまったりしているうちに黒檜岳の山頂付近で日没となってしまいました。これ以降はライトを点けての行動となりました。黒檜岳から中禅寺湖への下山路は登山地図にも載っている登山道で、要所にはマークもついていたのでライトでの行動でも何とか降りてくることが出来ました。ですが、途中の小さな沢を渡る箇所が暫くわからず30分以上もかかってようやく進むことができるような有様でした。
振り返ってみると出発の遅れ40分がなければ日没前には降りることができたはずなのでそれも反省点です。が、今回はエスケープルートの調査も不十分だったし、黒檜岳から本来進むはずのみちと反対方向の社山に向かうみちを歩いてしまうような状況にしてしまった事自体、失敗でした。
コメント
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何はともわれ、無事の下山なによりです ^^v
お泊り、楽しいですよね〜
お天気にも恵まれて、気持ちのいい山歩きだったことでしょう〜♪
が、しかしパートナーと今回のルートと時間を見た途端、
思わず「ひぃぃ〜〜!(><)」って言っちゃいました。
もう想像するだけでクラクラしましたよぉ
あの避難小屋、中は覗いたことがないのですが、怖くはなかったですか?
他のものが寄りそっていそうで、とても一人では泊れそうもないデス。。。
やはりkoizさん、すごいです!!
結果、戦場ヶ原や小田代ヶ原も歩けてよかったですね♪
koizさんが行き損ねた 社山 行きたいです。(笑)
こんなルートにしてみました ^^
社山へも行きたかったのですが、計画段階の見積りでさえ到着が日没
時刻頃になってしまうので諦めました。今から思うと、宿堂坊山の
東尾根を降りて西ノ湖に行き小田代ヶ原を歩く位が1泊の計画として
は無難なところでした。
避難小屋とかの怖い話の類は苦手なので、とりあえず考えないように
しました。あそこの避難小屋はネズミが出るということだったので、
怪しい物音は全てネズミだと思うことにしてました ^^;
奥日光、良かったのでまた歩いてみたいのですが泊まりじゃないと
難しいので来年かなぁ〜
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