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Yamareco

記録ID: 80868
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波

日光白根山

2010年10月01日(金) ~ 2010年10月02日(土)
 - 拍手
GPS
35:50
距離
41.2km
登り
3,307m
下り
3,496m

コースタイム

10/1
9:59湯元温泉バス停-10:11登山口-11:48国境平-12:15五色山-12:39前白根山12:54-
13:13五色沼避難小屋13:23-14:06奥白根山-14:40弥陀ヶ池-14:55五色沼-15:20五色沼避難小屋

10/2
5:42五色沼避難小屋-6:19白根隠山-8:20錫ヶ岳-11:56宿堂坊山-13:47三俣山-
15:37シゲト山-17:10黒檜岳-19:52黒檜岳登山口-20:07千手ヶ浜-21:27竜頭の滝バス停
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2010年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
コース状況/
危険箇所等
コース状況はDIYさんの記録 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-77182.html を参考にさせていただきました。
間違えて中禅寺温泉行きのバスに乗っちゃいました。湯元温泉行きは数分後のバスでした。
間違えて中禅寺温泉行きのバスに乗っちゃいました。湯元温泉行きは数分後のバスでした。
白根山登山口
いい天気で気持ちよく歩けます、といいたいところですが湯元から国境平に向かうみちは時々すごい段差があってなかなかに歩きづらいです。でも、ひたすら登りなので標高は簡単に稼げます。
いい天気で気持ちよく歩けます、といいたいところですが湯元から国境平に向かうみちは時々すごい段差があってなかなかに歩きづらいです。でも、ひたすら登りなので標高は簡単に稼げます。
振り返って中禅寺湖のほうをみると男体山が半分隠れてます
振り返って中禅寺湖のほうをみると男体山が半分隠れてます
国境平の少し手前から温泉ヶ岳のほうをみてます
国境平の少し手前から温泉ヶ岳のほうをみてます
五色山から前白根山に向かって降りた辺りからの五色沼と奥白根山
五色山から前白根山に向かって降りた辺りからの五色沼と奥白根山
前白根山の山頂まであとちょっと
前白根山の山頂まであとちょっと
五色沼避難小屋に荷物を置いて、空身で奥白根山へ向かいました
五色沼避難小屋に荷物を置いて、空身で奥白根山へ向かいました
避難小屋のなかの様子
避難小屋のなかの様子
奥白根の山頂まであとちょっと。人が多そうです。
奥白根の山頂まであとちょっと。人が多そうです。
白根山神社の辺りには団体さんがいました。周りは真っ白で全然見えません。
白根山神社の辺りには団体さんがいました。周りは真っ白で全然見えません。
と思ったら、一瞬ガスがなくなり五色沼は見えたのですが
と思ったら、一瞬ガスがなくなり五色沼は見えたのですが
山頂付近ではまた一面真っ白です
山頂付近ではまた一面真っ白です
弥陀ヶ池のほうに降ります
弥陀ヶ池のほうに降ります
避難小屋まで戻ってきたところ
避難小屋まで戻ってきたところ
日没時刻頃に前白根山まで行ってみました。男体山の山頂がちょこんと見えてます
日没時刻頃に前白根山まで行ってみました。男体山の山頂がちょこんと見えてます
日没頃の静かな奥白根山
日没頃の静かな奥白根山
二日目の朝です。準備にもたついて予定から40分遅れです。この遅れで後で痛い目をみるのですが、この時はのんきなものです。
二日目の朝です。準備にもたついて予定から40分遅れです。この遅れで後で痛い目をみるのですが、この時はのんきなものです。
日の出時刻は過ぎてますが太陽はまだ雲のなかです。男体山と中禅寺湖もまだ静かそうです。
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日の出時刻は過ぎてますが太陽はまだ雲のなかです。男体山と中禅寺湖もまだ静かそうです。
白根隠山からの奥白根山
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白根隠山からの奥白根山
これから向かう錫ヶ岳がよく見えてます。左端には皇海山が見えそのずっと奥にうっすら富士山が見えました。遠くにちょっとだけ見えている山はなんだろうと思って帰ってから調べたら赤城山でした。
これから向かう錫ヶ岳がよく見えてます。左端には皇海山が見えそのずっと奥にうっすら富士山が見えました。遠くにちょっとだけ見えている山はなんだろうと思って帰ってから調べたら赤城山でした。
錫ヶ岳が目の前にみえてきました
錫ヶ岳が目の前にみえてきました
雲ひとつない晴天です
雲ひとつない晴天です
錫ヶ岳の山頂。ちょっと手前で白根隠山のほうに降りていく方とすれ違いました。この日に山で会った唯一の方です。
錫ヶ岳の山頂。ちょっと手前で白根隠山のほうに降りていく方とすれ違いました。この日に山で会った唯一の方です。
錫ヶ岳からは中禅寺湖のほうが開けていて男体山、大真名子山がよく見えました。
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錫ヶ岳からは中禅寺湖のほうが開けていて男体山、大真名子山がよく見えました。
錫ヶ岳から降りる箇所で、先の稜線西側で紅葉が始まっている様子が見えました。
錫ヶ岳から降りる箇所で、先の稜線西側で紅葉が始まっている様子が見えました。
錫ヶ岳の先にある2077m峰から振り返って奥白根山を眺めてます
錫ヶ岳の先にある2077m峰から振り返って奥白根山を眺めてます
2077m峰からの降り方を間違えました。降りているうちに中禅寺湖と男体山がよく見えすぎていたので間違っていることに気づきました。が、このあと登り返さずに無理やりに稜線に向かって歩いたので、しばらく笹原のなかでもがいていました。
2077m峰からの降り方を間違えました。降りているうちに中禅寺湖と男体山がよく見えすぎていたので間違っていることに気づきました。が、このあと登り返さずに無理やりに稜線に向かって歩いたので、しばらく笹原のなかでもがいていました。
水場の位置を示す案内
水場の位置を示す案内
宿堂坊山に着きました。ぼちぼち燃料切れになり始めたので、ここを降るときに行動食を口にしながら歩きました。
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宿堂坊山に着きました。ぼちぼち燃料切れになり始めたので、ここを降るときに行動食を口にしながら歩きました。
宿堂坊山の山頂付近の様子
宿堂坊山の山頂付近の様子
宿堂坊山から降りた最初の鞍部のあたり。笹は腰くらいまで。そんなに大変という感じでは無かった気がします。
宿堂坊山から降りた最初の鞍部のあたり。笹は腰くらいまで。そんなに大変という感じでは無かった気がします。
三俣山の山頂で予定を確認すると、日没までに中禅寺湖に降りられるかどうかギリギリの時間でした。黒檜岳からは一般登山道なので、最悪途中で日が暮れてもなんとかなるかとは思いますが...
三俣山の山頂で予定を確認すると、日没までに中禅寺湖に降りられるかどうかギリギリの時間でした。黒檜岳からは一般登山道なので、最悪途中で日が暮れてもなんとかなるかとは思いますが...
三俣山とシゲト山のちょうど中間くらいの鞍部から南を眺めると庚申山から中倉山への尾根が見えました。向こうの尾根を歩くのは怖そうです。
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三俣山とシゲト山のちょうど中間くらいの鞍部から南を眺めると庚申山から中倉山への尾根が見えました。向こうの尾根を歩くのは怖そうです。
シゲト山
ようやく黒檜岳に着きました。日没までに降りられないことは確実ですが、急げば暗くならないうちに降りられるだろうと思い、よく確認せずに先に進んだら、逆方向の南へ向かって(社山に至るルートを)歩いてしまいました。ようやく正しいルートに戻ったのが日没時刻頃です。
ようやく黒檜岳に着きました。日没までに降りられないことは確実ですが、急げば暗くならないうちに降りられるだろうと思い、よく確認せずに先に進んだら、逆方向の南へ向かって(社山に至るルートを)歩いてしまいました。ようやく正しいルートに戻ったのが日没時刻頃です。

感想

よしころんさんの山行記録を見て以来ずっと行ってみたかった奥日光を歩いてきました。余裕があったら千手ヶ原と小田代原も歩きたいなぁとのんきに思っていたのですが、日没までに下山出来ずにさらにもう一泊するはめになってしまいました。結果的には次の日に千手ヶ原と小田代原も歩けたので、まあ良かったです。
いや、良くないですよね...

初日は、普段の日帰りより6.5Kg重い荷物に少々不安を覚えつつ湯元から歩き始めました。登山道にはいってしばらくすると随分荒れた感じの路になり間違えたところを歩いているのではと少々不安になります。ですが、マークはあるし、しばらくすると道標もあったりして間違ってはいなかったようです。普段、奥多摩のキレイな路しか歩き慣れていない軟弱者なので奥日光って怖い〜と思ってしまいました。とはいえ、国境平まではひたすら登っていくのでおもしろいくらい簡単に標高が稼げます。時々、振り返って中禅寺湖や男体山を眺めたり、少しずつ色づき始めた木々を眺めたりして、それなりに楽しく歩いているうちに国境平につきました。この辺りで少々左膝に違和感が出てしまいました。いつもより荷が重いので、雑に歩いてしまうと左右に振られる分だけ余計な負担がかかってしまったような気がします。この後、丁寧に歩くようにしたら膝の違和感はなくなりました。
少々登って五色山に着くと、名前の通りの不思議な色をしている五色沼が目に入ってきます。山頂には外国の方々が休んでいました。その方に、あれが奥白根山、あれが避難小屋と教えてもらい、なるほど五色沼をぐるっとまわりこむように前白根、避難小屋と進んで奥白根に行くのかと、今頃になって理解します。
前白根山では単独男性の方と少々お話をしました。その方は全ての季節、白根山に通っているそうで、色々なことを教えて頂きました。で、私のことも聞かれたりしたのですが、あまり登山者に相応しく無い恰好をしている後ろめたさからつい防御線を張って「普段はほとんど日帰りなんですよ〜」と言ってしまいました。え〜と、ほとんども何も私は今回が初めてのお泊まり山行です。その場はそれだけのことだったのですが、悪いことは出来ないものでこの方とは帰りのバスでばったり再会してしまうのでした (^^;
その後、前白根から少し下りて避難小屋に荷物をおろして一休み。昼食のおにぎり1ヶを食べました。あとは空身で奥白根山にご挨拶してくるだけで初日の行動はお終いです。水とカメラ等だけぶら下げて奥白根山、弥陀ヶ池、五色沼と歩いて避難小屋に帰ってきました。平日でもさすが奥白根山を歩く人は大勢いました。が、避難小屋には誰も居らず今日は独り占めできるようです。夕食のほうとうを食べて着替えと寝床の準備を済ませるとやることもなくなり日没頃の前白根を見に行ってきました。たまに鹿が警戒音を発する以外の音はせずしんとしている前白根でしばしぼーっとしてきました。この後、次の日のルートの確認を簡単に済ませてひと寝入りしました。22時ちょっと前に目が覚めたので避難小屋の前から夜空を眺めて、またしばしぼーっとしてこの日は終わりました。

二日目は予定どおり4時に起きたのですが、朝食の準備やら片付けやらをもたもたしていて避難小屋を発ったときには予定の時刻を40分過ぎていました。それでも白根隠山、錫ヶ岳と、朝の日差しのなかを気分良く歩くことができて、一応当初の予定の時刻に到着しました。
錫ヶ岳から先は踏み跡も不明瞭になるようなのでどうかなぁと思っていました。実際に歩いてみると分かりにくいところが多々あったのですが、三俣山までずーっと五月蝿いくらいにマークが付いている状況でちょっとがっかりしてしまいました。ただ、マークが多すぎる箇所とそうでも無い箇所があるので、それだけを頼りに歩くことは無理ですし踏み跡が不明瞭な箇所は多々ありました。え〜と、マークが多すぎとか文句をつけてますが、振り返って考えるとこれが無かったら二日目は三俣山まで歩くのが精一杯だったように思えます。あと、この日は天候が良くてまわりの景色を見通すことが出来たのでかなり歩きやすい状況でした。
そんなこんなで三俣山に着いたのですが、宿堂坊山から三俣山はなんでそんなに降りてから登り返すのと愚痴のひとつも言いたくなるようなアップダウンでだいぶ疲れてしまいました(といいつつ三俣山への北斜面の雰囲気は嫌いじゃないですけど)。ですが時刻を確認すると日没までに下山できるかギリギリです。なので、とりあえず先を急ぎました。
黒檜岳に向かう稜線にはいると今までに比べて随分と歩きやすくなります。間違えそうなのはシゲト山周辺のピークで向きをかえる辺りくらいだと思います。で、しっかりシゲト山の辺りで間違った方に少し歩いて時間をロスしたりして、さらに黒檜岳から社山に向かう路をたどってしまったりしているうちに黒檜岳の山頂付近で日没となってしまいました。これ以降はライトを点けての行動となりました。黒檜岳から中禅寺湖への下山路は登山地図にも載っている登山道で、要所にはマークもついていたのでライトでの行動でも何とか降りてくることが出来ました。ですが、途中の小さな沢を渡る箇所が暫くわからず30分以上もかかってようやく進むことができるような有様でした。
振り返ってみると出発の遅れ40分がなければ日没前には降りることができたはずなのでそれも反省点です。が、今回はエスケープルートの調査も不十分だったし、黒檜岳から本来進むはずのみちと反対方向の社山に向かうみちを歩いてしまうような状況にしてしまった事自体、失敗でした。

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コメント

祝! 初お泊り山行 \(^o^)/
何はともわれ、無事の下山なによりです ^^v
お泊り、楽しいですよね〜
お天気にも恵まれて、気持ちのいい山歩きだったことでしょう〜♪

が、しかしパートナーと今回のルートと時間を見た途端、
思わず「ひぃぃ〜〜!(><)」って言っちゃいました。
もう想像するだけでクラクラしましたよぉ
あの避難小屋、中は覗いたことがないのですが、怖くはなかったですか?
他のものが寄りそっていそうで、とても一人では泊れそうもないデス。。。
やはりkoizさん、すごいです!!

結果、戦場ヶ原や小田代ヶ原も歩けてよかったですね♪
koizさんが行き損ねた 社山 行きたいです。(笑)
2010/10/8 7:55
いっしょに歩いてくれるひとも見つからないので...
こんなルートにしてみました ^^

社山へも行きたかったのですが、計画段階の見積りでさえ到着が日没
時刻頃になってしまうので諦めました。今から思うと、宿堂坊山の
東尾根を降りて西ノ湖に行き小田代ヶ原を歩く位が1泊の計画として
は無難なところでした。

避難小屋とかの怖い話の類は苦手なので、とりあえず考えないように
しました。あそこの避難小屋はネズミが出るということだったので、
怪しい物音は全てネズミだと思うことにしてました ^^;

奥日光、良かったのでまた歩いてみたいのですが泊まりじゃないと
難しいので来年かなぁ〜
2010/10/8 12:25
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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